最終更新2021.10.15 2019.12.5
ふるさと納税制度は、2019年6月1日より大きく変わりました。
当ブログは昔はよかったアーカイブとしてお読みください。
リニュアル 2019.4.22
ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるヒントを考える当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
さて、2019年6月に地方税法改正が予定されています。
ふるさと納税は大きく変わります。
◆返礼率は3割以内とすること
◆返礼品は地場産品とすること
◆換金性の高い商品券や高額品は返礼品としないこと
この条件を満たさない自治体のふるさと納税は、地方税法における寄付行為の適用除外とします。
いくら納めても、所得税と住民税の一部が、寄付行為の対象外となってしまうわけです。
ご存知のとおり、総務省の強い指導で、高額返戻品はほぼ壊滅状態です。
ブリジストンのタイヤや電動自転車で大人気の福岡県久留米市もまた、2017年9月30日付けで、高額ふるさと納税高額返戻品を見直し、電動自転車を返礼品から除外しました。
しかし、どっこいタイヤは返礼品として残すようです。
何しろ久留米市は、ブリジストン発祥の地であり、地場産品といえなくもないからです。
ただし、将来的に見直しはあるかもしれません。
ふるさと納税高額返戻品ラストチャンスにタイヤを入手できる最後のチャンスかもしれません!
- 1 福岡県久留米市は、ゴムの町
- 2 福岡県久留米市のふるさと納税 タイヤ
- 2-1 タイヤの対象サイズやブランドの探し方
- 2-2 ふるさと納税で黒字になるのがポイント
- 2-3 タイヤには、ホイルバランスとホイルアライメントと廃タイヤ処分料が必要
- 2-4 タイヤ専門店の価格を標準とすれば、返戻率はもっと高まる
- 3 まとめ
1 福岡県久留米市は、ゴムの町
福岡県久留米市は、久留米ラーメンで名高い都市ですが、実はゴムの街ともいわれています。
ブリジストンとアサヒシューズ(2017年4月改称)という名高い企業の発祥の地です。
意外な歴史ですが、ブリジストンは、足袋の製造から起業し、日本足袋株式会社からタイヤ部門を切り離して、社長の石橋正二郎の名前から、タイヤ部門の会社を石橋=ブリッジ(橋)ストーン(石)としてスタートしたそうです。
その後のブリジストンの発展は、ご存知のとおりです。
また、娘に石橋安子さんがいます。この方は、日本の名首相といわれた鳩山一郎の息子である鳩山威一郎(元衆議院議長)と結婚します。
創業者である石橋正二郎には2人の娘しかいなかったので、相続の大半を石橋安子さんが受け継ぎます。
その資金で、民主党が設立され、鳩山由紀夫氏が、父の果たせなかった夢である内閣総理大臣になったことはあまりにも有名です。
また、兄弟である鳩山邦夫氏も自民党の重鎮としてご活躍されましたが、2016年にお亡くなりになりました。
日本の政治にも深く関わった人物を輩出した源流が、福岡県久留米市ということです。
2 福岡県久留米市のふるさと納税 タイヤ
久留米市はまさにブリジストンとともに発展した企業城下町といってもいいくらいです。
リスペクトしないわけにはいきません。
おそらく、感謝の気持ちをこめて、ブリジストンのタイヤをふるさと納税の返礼品にしているのだと思います
2-1 タイヤの対象サイズやブランドの探し方
ブリジストンのタイヤが、タイヤ幅、扁平率、リム徑でチョイスできます。
久留米市ふるさと納税特設サイトから、タイヤのサイトに行きます。
タイヤ幅、扁平率、リム徑を入力します。
サイズがチョイスできるのは、本当にすごいです。
どんな乗用車にも提供できるようにできています。
トヨタ アクアのタイヤを例に取ります。
タイヤ幅175、扁平率65、リム徑15インチです。
2017.9.30まで
2019.4月現在
久留米市の場合、10pt=20,000円の納税です。
レグノ70pt=140,000円のふるさと納税が必要でした。
ところが、2019年4月現在の同製品のポイントは、115Pです。
115P=230,000円のふるさと納税が必要となります。
返礼品はふるさと納税の3割以内となることから、大幅にふるさと納税額を引き上げたこととなります。
140,000円→230,000円とは、なんともきびしいです。
2-2 ふるさと納税で黒字になるのがポイント
ご存知の通り、ふるさと納税の納税額は、複雑です。
恥ずかしながら管理人も計算ミスしてしまい、昨年3,000円ほど多めに納税してしまいました。
慎重にシュミレーションしたいものです。
ふるさと納税控除上限額の目安 | ふるさと納税サイト「ふるなび」
たとえば、夫婦子供1人で、年収600万円の場合の控除額の目安は、90,000円ほどです。
つまり、REGNO GRXⅠを入手する場合
ふるさと納税230,000円-控除額90,000円=140,000円+ふるさと納税控除額2,000円=142,000円を負担すれば、入手できることとなります。
2-3 タイヤには、ホイルバランスとホイルアライメントと廃タイヤ処分料が必要
ふるさと納税額は高めですが、理由があります。
それは近くのブリジストンの直営店舗タイヤ館での取り付け費用と廃タイヤ費用が込みだからです。
カカクコムなどでは、ブリヂストンタイヤ「REGNO GR-XI」175/65R15の価格は、1本11,000円前後です。
4本で48,000円程度(税込み)です。
また、ホイールバランス調整とアライメント調整が必須です。
これをしなければ、タイヤがぶれて、直進が困難となり、重大事故に結びつきます。
タイヤ交換とホイールバランス調整とアライメント調整と廃タイヤ処分料で、平均10,000円~20,000円はかかります。
最近ではようやくタイヤ専門店(イエローハット、オートバックス、タイヤ館)でも、ネット上で購入したタイヤの持ち込みの受け入れを行ってくれるようになりましたが、嫌な顔をされるのは間違いありません。
ただし、最近はネット注文のタイヤを専門に持ち込める工場は全国的に増えています。
さらにやっかいなのは廃タイヤの処分です。
処分価格は1,000円から2,000円程度ですが、タイヤ専門店では当然のことながら、買いもしない廃頽やの持ち込みを拒否します。
購入するからサービス価格なのであって、持ち込みでは商売にならないからです。
自分で産業廃棄物取引店に持ち込むか、ディーラーに持ち込むしかありません。
また、街の清掃工場に持ち込んでも、引き取ってもらえない可能性があります。
ネットで安く購入しても、タイヤの調整と廃タイヤの処分という難題をクリアしなければならないのは、心理的にも相当の負担です。
これらの平均料金を15,000円とするとタイヤの価格は、63,000円前後に上がります。
年収600万円の人の場合、142,000円の自己負担で63,000円前後のタイヤを購入することになり、79,000円の大損となります。
つまり、久留米市のふるさと納税の場合
230,000円ー(タイヤ価格63,000円+自己負担額2,000円)=165,000円以上のふるさと納税額内の年収の人でなければ損をしてしまうことを意味しています。
165,000円のふるさと納税というと、年収約1,100万円程度となります。
いくらタイヤを地場産品にしようと、返礼率3割をクリアすることは、相当な年収がないとむずかしいということになります。
なお、久留米市は、タイヤの高額返戻品は、今のところ取り止めません。
2-4 タイヤ専門店の価格を標準とすれば、返戻率はもっと高まる
タイヤの価格は、近くのタイヤ専門店やガソリンスタンドでの価格は、比較サイトと比べると実勢価格はもっと高いのは間違いありません。
比較サイトではなく、タイヤ専門店の価格を標準とすれば、ふるさと納税を使った方が、もっとお得となるはずです。
3 まとめ
ラストチャンスかもしれない久留米市へのふるさと納税により、車のタイヤを購入することができ、しかもタイヤ調整、廃タイヤ処分付きで、悩むことがありません。
なお、久留米市がタイヤの返戻品は止めるかどうかは、未定です。
【返礼割合が変わります】
平成29年9月30日をもちまして、返礼割合が3割を越える返礼品については、見直しを行います。
※10月以降は、返礼品の規格(数量、セット内容等)や必要ポイント数が変更となる場合があります。【一部の返礼品の受付を終了します】
平成29年9月30日をもちまして、下記の返礼品の受付を終了いたします。
・ギター(全て)
・自転車及び電動アシスト自転車(全て)
・籃胎漆器(手提げ籠)
ブログとふるさと納税に愛と真の情報を
それでは