最終更新 2020.5.3
ようこそ(^^)/
人生を豊かに安心して生き抜くためには、健康と最低でも2,000万円は必要説に全面的に賛同する当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
さて、旅行や出張の醍醐味と言えば、何といってもその土地を代表する食べ物に舌鼓を打つことだと思っています。
先日数年ぶりに博多に出張があり、とんこつラーメンや玄界灘の新鮮な魚介類に舌鼓を打つことができました。
さて、管理人は定年までカウントダウンの年齢になりました。
ラーメンを食べながら、そろそろ次の人生をどうしようかと考えてしまいました。
理想は悠々自適の生活を送り、旅行三昧で世界中を妻と旅したいと思っていましたが、現実には絶対ありえません。(泣)
理由は簡単です。
年金は65歳から支給、それも大幅カット、退職金も大幅カットだからです。(泣)
ここまで読まれた若い読者の方は、怒り心頭になるかもしれません。
最近、年金受給を75歳まで繰り延べる動きが急だからです。
◆あんたが65歳って言ったって、俺たちは75歳受給だ!
◆国は死ぬまで年金払わないと宣言しているようなもんだ!
◆恵まれているあんたが吠えるのか!
◆このクソボケ野郎!
そのとおりです。<(_ _)>
しかし、それは遠い未来の話です。
私には差し迫っています。
年金受給までの空白の5年間生き延びる道を探ります。
1 年金受給まで空白の5年間に必要な生活費
2019年(令和元年)の2人以上世帯あたりの平均支出額は、年間293,379円です。
(総務省統計局調べ)
年間にすれば、3,520,548円となります!
退職したからといて急に胃袋が小さくなるわけではありません。
一気に老け込み老人に変わるわけでもありません。
現役の頃と変わらないはずです。
つまりどうあっても、月293,379円はかかるわけです。
日本の会社のほとんどは、60歳定年退職ですので、65歳に年金の受給を受けるには
293,379円円×12×5年=17,602,740円がどうしても必要となります。
2 17,602,740円を確保する方法
空白の5年間の生活費17,602,740円を確保する方法を考えてみます。
2-1 退職までに貯金で貯める
先日、会社で、ライフプラン特別セミナーがあって、聴講してきました。
中身は、退職までに3,000万円貯めて、それを5で割って、年金受給まで食いつなげろという内容でした。
あまりにも乱暴なFPさんでした・・・。
もしものために貯めている虎の子のお金を5年で食いつぶして、その結果年金が減給されたり、延長されたらどうしろと?
セミナーで計算したところ、管理人の場合、年金は10万円後半しかもらえない計算で、愕然としています。
管理人の目標は、退職までに1億円貯めることですが、道は険しく、山は高いです。
2-2 退職金でまかなう
FPさんがいうには、お金を残しても、争議の元になるから、退職金や貯金は、子供に残さず、使い切れというものでした。
これまた、乱暴です。
30数年勤め上げた結果の退職金です。
管理人の使い道は決まっています。
すべて株式投資にぶち込みます。
増えても減っても管理人の自己責任です。
残した財産は、すべて妻と二人の子供にくれてやります。
使い切るなんてありえません。
まあ、企業によっては、退職金そのものを出さないところもあると聞いています。
退職金をあてにするのはよろしくないと思います。
2-3 65歳まで働く
まあ、これが一番の現実路線でしょう。
平成25年に高年齢者雇用安定法が改正施行されました。
この法律は、平成25年より、段階的に年金受給が65歳になることを見据えて大改正した法律です。
5年間無給では、生活が破たんし、生活保護者が増大し、国家予算に著しい悪影響を及ぼすことは目に見えています。
現在でも生活保護受給費総額は、なんと2兆円を超えるまでとなっています。
このままでは、国が滅びかねないことになるので、高年齢者雇用安定法を改正し、5年間は働いていた企業が責任を持って再雇用するようにと定められたわけです。
ただし、収入は、現役時代の1/3から1/4となります。
我が社では、再雇用者は大体年収220万円といったところです。
この金額が高いか安いかは置いておいて、再雇用制度は導入から5年目を迎えたわけですが、評判は散々です。
私の部署にも、3人の再雇用社員がいます。
働かない!しょっちゅう休む!
現役社員のいうことを聞かない!
やりたい放題です・・・。
はっきりいって老害です!
現役社員は、再雇用社員を誰もリスペクトしません。
邪魔者扱いするだけです。
それでも、汲々とせず泰然自若なのはさすがですが・・・。
私はここまで後輩の現役社員に軽蔑され、邪魔者扱いされてまで、220万円欲しさにしがみつくのもなあと彼らの姿を見て、身の振り方を考えざるを得ません。
2-4 我が子に食べさせてもらう
う~ん・・・ありえません。
まだ社会人にもなってない我が子に扶養してもらうわけにはいきません。
2-5 起業する
ここで、冒頭のラーメン店につながります。
妻が、最近、退職したらラーメン店でもやりたいといっています。
妻は無類のラーメン好きで、結婚したての頃は、ラーメン食べを目的に全国旅行をしたものです。
しかし、飲食業界の競争は過酷です。
飲食店は10年で9割は廃業するといわれています。
る厳しい業界に定年退職者が参入できるほど世の中はあまくありません。
自分の夢だったパン店や喫茶店をやりたくて、脱サラした同僚が何人かいましたが、現在音信不通で所在不明です。
営業しているかどうかさえわかりません。
結果は推して知るべしです。
次回の九州出張に行くときについてきてもらうことで、とりあえず折り合いをつけました。
少しほっとしています。(^^;
3 まとめ
定年から年金受給までの空白の5年間をどう生き延びるかは、これから具体的に現実味を帯びてくる社会の大問題となります。
現在は経過措置期間中であり、昭和36年生まれの世代から完全65歳年金受給となります。
新制度に完全移行するのが、4年後です。
おそらく65歳完全以降後に、75歳年金受給の具体的な計画が進むものと思われます。
昭和36年生まれ以降の人は60歳定年後、15年の年金空白期間となる可能性があります。
あまりにも残酷すぎる年金改革が進むかもしれません。
そうなったとき、会社からは粗大ゴミと罵られ、迫害されながらも会社に居続けなければならないのでしょうか?
面倒を見て、一人前に育て上げた後輩から、貶され、馬鹿にされ、虐められてまで、お金のためだけに居座わらなければならないのでしょうか?
あまりにも深く残酷なテーマで、管理人自身も身の振り方はまだ決めてはいません。
できれば、退職後は第二の人生は悠々自適な生活を送れればと願っています。
そのためにもなんとしてもお金は貯めておかなければと心を新たにしています。
ラーメン店の開業はありえませんが。(笑)
ブログと老後の人生に愛と真の情報を
それでは