最終更新 2018.8.26 2018.7.24
ようこそ(^^)/
お金を通じて、人生を豊かに生きるヒントをアツく語る当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
さて、先日、突如何の音沙汰もなく、自宅の壁掛け時計が壊れてしまいました。(>.<)
↓イメージです。
猛暑だからなのか?
寿命だからなのか?
壊れた理由はわかりませんが、初めて家を建てたときにハウスメーカーから記念にいただいた重厚な壁掛け時計で、家族みんなで気に入っていたので、ショックです。
急きょヨドバシカメラに行って似たような形状の壁掛け時計を購入しました。
壊れた壁掛け時計は、早26年物で、クォーツですが電波時計とは違い不正確です。
月に2秒くらい狂います。
だがそれがいい!by前田慶次風
時は金なり
Time is Money.
時間は正確無比であることが本当に良いものなのか、考えてみます。
時間が狂うということは、一種のタイムキーパーと同じです。
しかし、電波時計の出現と働き方改革関連法の成立は、タイムキーパーの夢が絶たれることを意味します。
時をかける少女の夢は、ここに完全に絶たれました。
(少しおおげさです。<(_ _)>)
1 四角時計は、今や絶滅機種
ヨドバシカメラに行くと、壁掛け時計はたくさん売っていました。
しかし、ほとんどが丸時計です。
たまたまかもしれませんが、重厚な四角い 壁掛け時計は、わずか2種類しか売っていないのにはびっくりでした。
世の中、何でも丸く丸くという風潮が、壁掛け時計の形状にまで及んでいるのかもしれません。(;o;)
また、ほぼすべての壁掛け時計が電波時計仕様でした。
今の時代、時間は正確無比であらねばならない社会なのだと軽くショックを受けました。
というのは、我が家は長年の習慣で、壁掛け時計は5分早めておくのが祖父母の代から続いているからです。
電波時計は正確に時を刻む性能であることから、5分早める機能はありません。
ただし、CASIOから世界でただひとつのタイムシフト三針壁掛け電波時計が、2013年に発売されましたが、現在絶版となっています。(無念)
たぶん需要がなかったんだと思います。(^^ゞ
やはり電波時計は正確無比という性能が売りなのかもしれません。(^^ゞ
我が家は慣れない正確な時間生活に移行し、メチャクチャ苦労しています。
2 電波時計に替えたメリットデメリット
我が家では、壁掛け時計を電波時計にしたメリットは、まったくありません。
むしろデメリットばかりです。
これまでは、5分進んだ壁掛け時計を中心に、家族全員が+5分の時間を読んで行動していました。
一種のタイムキーパーです。
5分後の世界を壁掛け時計で体現することが可能でした。
しかし、電波時計は、時間が正確であるため、5分前の時間を設定できません。
そのため、全体的に朝の準備が5分遅くなってしまい、毎日がパニックです。
また、長年の習慣で正確な時間を5分早く読んでしまい、家族全員が夜更かし気味となっています。
熱帯夜で眠れぬ夜にますます寝不足の毎日が続いています。
たかが5分といえど、睡眠時間が削られるのは、つらいです。
時計を5分早めるということは、たとえてみれば5分後の未来をタイムキーピングできるということです。
何ごとも先回りして行動に移しておけば、5分後におきることを余裕を持って対応できるという時間のマネジメントのためだったのかもしれません。(/o\)
3 新電波時計生活
壁掛け時計を電波時計に替えてから、約3週間が経ちました。
家族も少しずつ電波時計生活に慣れてきたように見えます。
↓我が家に新たに仲間入りした電波時計です。希少な四角い壁掛け時計です。
しかし、家族からは不満の大合唱です!
前の時計を直して!
電波時計はパパの部屋に持ってって!
こんな時間に束縛される生活はいらない!
我が家は、5分間という余裕を持った時間にどっぷり漬かった環境で暮らしてきたせいか、家族はみんな時をかける少女のようにタイムキーパーになってしまったようです。
4 タイムレコーダー導入の良し悪し
管理人の勤める会社は、出社時間には割りとおおらかな社風で、いまどき珍しくタイムカードのない職場でした。(^o^)丿
出勤簿にハンコを押して出社を証明するので、渋滞や諸事情で遅れても、常習でない限り、多めに見てもらえました。
これはタイムキーパーと同じです。
遅刻しても遅刻しないことにできたからです。(^o^)丿
雇用側と使用者側との間に強い信頼関係が構築され、いい意味での家族主義の企業風土です。
管理人にはこのアバウトな労使関係が嫌いではありませんでした。
しかし、ホワイトエグゼンプション制度の導入構想(第一次安倍内閣で廃案)や今国会で可決成立した働き方改革関連法の動きは、我が社にも確実に及んできました。
残業時間を把握するためには、正確な労働時間の把握が必要となります。
我が社でもすったもんだの末、2年前からタイムレコーダーが導入されてしまいました。(T_T)/
今までであれば、数分程度の遅刻は常習犯でなければ多めに見てやり、その分サービス残業するなど現場での弾力的な対応ができなくなってしまいました。
タイムレコーダーの導入は、社員の行動がすべて監視されているように見え、急速に労使関係は険悪になって今に至っています。
もはやタイムキーパーなど夢のまた夢です。
いくら時代とはいえ、時間を正確に測るということは、実は監視社会への第一歩です。
ゆとりある人間らしい職場環境がどんどん失われてしまうのは悲しい限りです。
5 時間のない暮らし
管理人は、会社という組織に帰属する歯車です。
卑下した言い方をすれば、社畜です。
8時半から17時半まで、社是や社内規則にがんじがらめに拘束されています。
だからこそ、束縛された時間でも精神だけは自由であることを決して忘れないようにしています。
17時半以降は、自由です!
この自由な時間は、常にアバウトでいたいと願っています。
電波腕時計など持ちたいとも思いません。
管理人には、DAISOで購入した300円の腕時計で十分です。
現在6分進んでいます。(^^ゞ
6 まとめ
いかがでしたか。
電波時計は時間を正確に測れるので、新しく購入した壁掛け電波時計は家族みんなが喜ぶものと思っていました。
ところが家族全員、不満の大合唱だったのには驚きました。
5分間先に時計を進めておくことは、5分の時間でいざというときに対応できるというタイムキーパーになることができます。
それがいつの間にか家族全員の生活にもタイムーキーパーがすっかり根付いていました。
家族全員時をかける少女になっていました。
特に妻は当初は時間に性格が好みだったのですが、5分早く進める生活の便利さや時間のゆとりにはまっていました。
また、「管理人の会社でも、働き方改革の動きの一環で、とうとうタイムレコーダーが導入され、タイムキーパーとなる夢が絶たれました。(多少遅れても、遅刻なしになる魔法のタイムキーパーシステムです。)
社員は大きなダメージを受けています。
いつかスマホの遠隔操作などでタコメーターのように外勤の行動、トイレ休憩の時間、たばこ休憩の時間など、勤務中のすべての動きが監視され、業績に反映する時代がやってくるかもしれません。
もっと自由に、もっと人間らしく時間に束縛されないタイムキーパー的生き方は、終わりを告げようとしています。
いろいろと多様なご意見はあろうかと思いますが、管理人の意見としてご容赦いただければ幸いです。
ブログに愛と真の情報を
それでは