最終更新 2019.11.9
ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるヒントを考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんは、何のためにブログを書いていますか?
◆お金を稼ぐため?
◆有名になるため?
◆自己実現を達成するめ?
◆生きた証を残すため?
◆暇つぶしのため?
ブロガーによって、目的はさまざまだと思います。
共通点はただひとつです。
それはブログは人生を変えることができるかもしれないということです。
その入口が、ブログの出版依頼です。
待ちに待ったオファーが!
ついに当サイトにもオファーがきましたあああ!
(^^)/
・・・待てよ?
◎◎出版って、聞いたこともないんですが?
おかしい?
何かおかしい?
ちまたではやりつつある電子出版詐欺じゃないのか?
ブロガーの心理を巧みに狙う悪質電子出版詐欺について、考えてみます。
要注意です!( `ー´)ノ
1 ブログを書くということ
ブログを書くきっかけは、グーグルアドセンスからおこづかいをもらいたいという方が大半ではないでしょうか?
もちろん管理人の私もです。
ただ、私の場合はちょっと違います。
私がホームページを開設した1999年には、そもそもブログはありませんでした。
その当時は自己発信が純粋に楽しくて、ひたすら書いていました。
マネタイズなど概念そのものがありませんでした。
いってみれば無償の自己満足です。
楽しみは、PV数の増加のみでした。
それが、2012年に、我が国でもブログにグーグルアドセンスが可能となりました。
ブログのマネタイズ=収益化が可能となり、現在のブログ人気に至っています。
誰でも簡単にグーグルアドセンスは始められることから、爆発的に広がっています。
グーグル側でも、できるだけ良質なブログにしたい思惑もあってか、ますますアドセンス審査用件は厳しくなっているようです。
我らがはてなブログも2013年1月23日から正式開始となりました。
はてなブログ=グーグルアドセンスと開始時期がいっしょであることは、あまり知られていない事実です。
ブログを書くということは、アウトプットするということです。
頭の中に思い描いていたことを、ブログに端的にまとめて記事にすることです。
いわゆるPDCAサイクルと同じです。
計画を立てる(Plan)
実行する(Do)
検証する(Check)
行動する(Action)
すべてのブロガーは、延々とPDCAサイクルの中で、ブログを書き綴っています。
じつはこのアウトプットは、最善の勉強法です。
1 ブログを書く
2 ブログのテーマを勉強する
3 進化を続ける
4 いつかその道のスペシャリストとなる
5 周囲から評価される
6 オファーが来る(かもしれない)
という流れになるわけです。
たいていのブロガーは、2または3で挫折していきます。
管理人の私もまだまだスペシャリストでもなんでもないのですが、いつか来るかもしれないオファーを夢見ています。
2 オファーで人生は変わるかもしれない
オファーにもさまざまあります。
記事投稿依頼
取材依頼
出版依頼
有名サイトの構成メンバー招聘依頼
もし、出版依頼があったらどうなるでしょうか?
◆出版する
◆有名になる
◆ますますオファーが広がる
◆出版印税額も投稿記事額も出演料も入る。
◆有料メルマガの購入者が増える
◆セミナー開催で受講生が押し寄せる・・・
( ゚Д゚)
アドセンスとは比較にならないくらいの巨額の富が待っているかもしれません。
3 夢は出版すること
私はそこまで大それた夢想家ではありません。
定職にもついているし、そこそこ給料ももらっているので、食い扶持もあり、マネタイズにしがみついてはいません。
なら、おまえの広告多いんじゃないかと思われますが、グーグル神の提案する自動広告にしたところ、増えてしまいました。
止めてもすぐに自動広告に戻ってしまい、ちょっと困っています。
(´Д`)
私は、3兄弟ですが、先日兄が本を出版しました。
弟はすでに2冊本を出版しています。
俺も本が出版したい!
マネタイズは別にして、本を出版するのが、私の夢です。
4 ついに電子出版オファー来たる!
そんな密かな想いを胸に、ブログを書き綴っていました。
オファーはまだか?
オファーは来ないのか?
はてなブログを開設し、2年と4か月が経ちました。
ひたすら夢を待ちました。
そして、先日ついにオファーがありました!
ただし、電子出版ですが。
突然のメッセージ失礼致します。 私、電子書籍の出版プロデュースを行なっている◎◎出版第二営業部の◎◎と申します。
貴サイトを拝見し、是非書籍化をさせて頂きたいと思いご連絡致しました。
おおおおおおお!
感涙!
電子書籍は印税収入はもちろん、集客効果やブランディング効果など様々なメリットがあります。
ブログを運営されている方が電子書籍出版を並行して行えば、純粋に収益化を加速させるだけでなく記事内での訴求力向上も大幅に見込めます。 我々が保有している電子書籍出版ノウハウを用いて、多方面からビジネス加速のお手伝いが出来れば良いなと思っております。
電子出版でも、いいことありそう!
しかし、最後の文章に引っ掛かりを感じました。
費用についてですが、プロデュース・出版に関わる費用は一切頂きません。
販売にかかる広告費等も弊社がご負担いたします。
興味を持って頂けましたら、ご連絡をお願い致します。契約内容等についてのご案内をさせて頂きます。
費用がいらないのなら、出版社はどこで儲けるの?
5 ググるググるググる
そこで、◎◎出版のHPを覗いてみます。
◎◎出版では、このKindleという電子書籍プラットフォームを使って、一切費用をいただかずにあなたの作家デビューを完全プロデュース致します。(※売上の中から双方に分配という形になります)
なるほど、売上げからの分配金が出版社の利益になるのか。
◎◎出版で作家デビューをされた方には紙や印刷などのコストが必要ないため利益の20%分の印税をお渡ししています。(著者様には費用などは一切発生しませんし、販売促進の費用などはこちらが負担いたします)
しかし、売れるとは限らないんじゃないの?
「聞いたこともない作家が書いたよく分からない本をお金を出してまで読みたいと思いますか?」ということです。
はっきり言って素人の方が独自の手法で電子書籍を出版することは大変な作業でもありますし、出版したところで売れませんし、時間の無駄かと思われます。
そのとおり!
過去私も1冊だけ苦労を重ねて電子出版したこともありますが、売上げ0冊でした。
苦労した割には売れないんだよな。
代わりにやってくれたら、本当にありがたい。
しかし、我々にはベンチャー企業でもトップレベルのWEBマーケティングナレッジや圧倒的なリサーチ力があります。
このナレッジやリサーチ力と数千冊規模の出版データを最大限利用することで完成したノウハウを使えば、あなたが自分で出版するよりも多く販売することができます。
ナレッジやリサーチ力で、売上げって変わるの?
疑問がどんどん沸き上がります。
6 何かが引っかかる
しかし、◎◎出版のHPを見ても何かが引っかかります。
一番引っかかったのは、当社プロデュースの書籍例です。
たった3冊しか掲載されていません。
それも、失礼ですがどうでもいいレベルの表題のチープっぽい書籍です。
これがなければすっかり信用してしまったところです。
なかなか◎◎出版についての記事がありません。
そもそもグーグル検索に引っ掛からないこと自体が怪しいわけですが。
探すこと1時間!
ついに見つけました。
◎◎出版について、調べたサイトです。
住所を特定して、グーグル地図で調べると、東京の一角のアパートの一室であったそうです。
そのサイトの管理人は、グーグル地図を片手に調べに行ったそうです。
なんと空き家だったそうです。
でたらめ情報でした。(´Д`)
電子出版詐欺の手口はさまざまだそうです。
ひとつは会員制とするものです。
無料で電子出版するけど、会員制にしないと利用できなくして、会費を徴収するというものです。
その管理人が調べ上げたところでは、なんと40万円!
2つ目は、追加オプションを請求する手口です。
無料で掲載したが、どうしても購入が少ないので、オプションを追加するしかないとオプション代を追加請求してくるそうです。
3つ目がもっと悪質な個人情報詐欺です。
電子出版を行うにあたっては、契約書を取り交わします。
この時に資産状況や振込先のクレジットカードなどを入手します。
パスワードも聞き出せるかもしれません。
最初のうち少額振り込んで信用させ、大金振込みは制限がかかるなどといってパスワードを巧みに聞き出し、お金を借り出しドロンです。
さらには、個人情報をアポ電など反社会勢力に高額で売り渡す可能性まであります。
ブロガーの出版の夢を利用した悪質詐欺行為です。
7 まとめ
いかがでしたか?
オファーはまだかと待ち焦がれて2年4か月が経過しました。
そして、ついにオファーが来て、本気で申し込もうとしました。
俺もついに夢の作家だああああ!
しかし、落ち着いて考えてみれば、そんなことは滅多にあるものではありません。
どこの馬の骨が書いているかわからないブログを完全無料で電子書籍にして、販促しますというのは、怪しいと考えるほかはありません。
もしも管理人が過去でんでんコンバーターを使い、苦労に苦労を重ねて、膨大な時間を費やしてEPUB化する作業をしていなければ、ほいほいと乗ったかもしれません。
あんな面倒な作業をただで請け負うなんてありえねえ!
ブロガーの夢を踏みにじる電子書籍出版詐欺には、くれぐれもご注意ください。
仮想空間の世界は、あまたの悪意と善意が渦巻いています。
ブログに愛と真の情報を
それでは