ようこそ(^-^)/
人生を豊かに生きるヒントを考える夢見る管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、我が国のネット界をリードしてきた?ヤフーとLINEの経営統合が、決まりました。
突然の発表で、ネット界はおろか、株式市場も驚きを持って、このビッグニュースを取り上げました。
我が国初のスーパーアプリが誕生するのではと期待する人もいれば、じり貧だと考える人もいます。
果たして思惑どおりに進むのでしょうか?
言えることは、この統合は俺には何の関係もないことです。
時代に乗り遅れた男のたわごとを話し半分で聞いてください。
1 インターネット黎明期のヤフーと私
ネット黎明期1996年、ヤフーは我が国初の検索ポータルサイトとして、華々しくデビューしました。
もちろん、グーグルもアマゾンもフェイスブックもまだ誕生していません。
GAFAのうち、その当時から存在したのは、マイクロソフトにOSを席巻され、マニアにしか愛されない瀕死のアップルのマック(マッキントッシュ)だけでした。
管理人は、1999年、まだ、ダイヤル回線の時代、Windows98でホームページビルダーを使い、ホームページを作っていたたわけ者です。
速度は、28kbpsという化石のような遅さです。
100MBのハードディスクが、10万円もしました。
何せ、記憶媒体として、まだカセットテープが使われていました。
ちなみにNECの記憶媒体用のカセットデッキはまだとっています。
いつかお宝にならないかと密かに願っています。
当時のヤフー検索は、ディレクトリ型でした。
ヤフーの社員から選ばれないと、作ったHPは誰の目にも触れることはなく、PV数など夢のまた夢でした。
ディレクトリに載りたいと渇望しました。
もちろんその頃は、マネタイズなどの言葉すら存在しません。
PV数が欲しいと、その頃からPV数にはこだわっています。
それでも、あの頃のヤフーは、とても輝いていました。
その後、グーグルがロボット型検索を開始すると、ディレクトリ型は一気に消え去りました。
ヤフーは、自前のロボット型検索を開発しましたが、今ではグーグルのロボット型検索を採用しています。
2 現在のヤフーと私
私がヤフーで一番利用しているのは、なんといってもヤフーファイナンスです。
株式投資を行っている人にとって、ヤフーファイナンスは株式投資の判断材料としてなくてはならない情報源です。
もちろんフェイクだらけで、人間の本性をむき出しにした投稿も多いですが、株式取引の際の貴重な情報が、玉石混淆の中に見え隠れしています。
これが無料で使えることには、ヤフーに感謝しなければなりません。
ただし、私は無料だからこそ使っています。
もし有料となれば、違うサイトに移るだけです。
ここから、VIP会員など有料会員には付加価値をつけて課金ビジネスを狙っていますが、関心はまったくありません。
掲示板だけの情報で十分すぎます。
3 ヤフーのサービスはどんどん改悪
2018年頃から、ヤフーは、ネットサービスをどんどん止め始めています。
日本初の無料HPであるジオシティーズは、2019年3月に終了しました。
時代の区切りを感じました。
また、日本初の掲示板スレッドであったテキストリーム(textream)も、突如2018年12月末に終了しました。
ヤフーファイナンスもまた、テキストリームのひとつですが、幸いにして、「株式」「FX、為替」のみ残ります。
そして、一時は天下を取ったヤフーブログもまた、2019年12月15日をもって終了します。
まるで、金にならないお荷物サービスはいらないといっているかのようです。
当サイトは、はてなブログで運用していますが、最近はとみに重くなっているような気がします。
ヤフーブロガーが大挙はてなブログに押し寄せて、サーバーに負担がかかっていないか心配です。
ジオシティーズを切り捨て、テキストリームを切り捨て、ヤフーブログまでも切り捨てて、ヤフーブランドに瑕がつかないか心配です。
4 親会社ソフトバンクの蹉跌
今、ソフトバンク倒産のうわさが、囁かれています。
孫会長自らも自虐的に倒産の話までしています。
Uber、Wework 、スプリント、oyo、ARMと投資は失敗だらけです。
あのペッパー君も大赤字です。
成功しているのは、唯一アリババですが、トランプ大統領はアメリカ株式市場から中国資本を追い出す方向性を打ち出しています。
すでにソフトバンクの債務は、18兆円を超えており、倒産説はあながち噂では済まない状況となっています。
しかも、昨年度1兆2,000億円を超える営業利益を上げたにもかかわらず、節税術で税金を納めていないことも発覚し、財務省は来年度から課税強化を宣言し、政府税調も了承しています。
株価も1:2分割した後は下落傾向が続いています。
(出典:ヤフーファイナンスHP)
5 Zホールディングスの誕生
ヤフーは、2019年10月1日より、Zホールディングスに名称を変更しました。
今後、PayPayを核に金融事業を事業の中心に据えるためです。
ちなみにZに変えたわけは、Y→Zの意味だそうです?
しかし、実態はかなり厳しい状況です。
ヤフーが同日発表した2018年4月~2019年3月の連結業績は、売上高が9547億円(前年度比6.4%増)、営業利益が1405億円(同24.4%減)。
広告事業などが好調だったが、販管費やクレジットカード会員獲得に向けた販売促進費などがかさんだ。19年度は引き続きPayPay事業などに投資しながらも、メディア事業やコマース事業を伸ばし、増収増益への転換を図るとした。
PayPayの大判振る舞いが、営業利益-24.4%となって表れています。
Askul(アスクル)で、岩田社長を追い出し、ZOZOを4,000億円で買収したのも、一刻も早くヤフー経済圏を作りたいという野望からであることは目に浮かぶようです。
PayPayを使わないと決めている私には、何の関係もありません。
ちなみにPayPayは、アリペイをベースにしているそうです。
6 そしてLINEまで
我が国のスマホのポータルサイトは、事実上LINEです。
我が娘もLINEなしでは生きていけないといっています。
ちなみにヤフーは知らないそうです。
もはや10代20代にとって、ヤフーは遺物となりつつあるようです。
そのLINEを根こそぎ奪って、経済圏に加えれば、不毛のPayPay還元セールの負担も減らせると考えることはたやすいです。
実行するのはさすがに孫会長だとは思います。
そして、突然の統合に株価はどよめきを持って受け止められました。
統合を報じた2019年11月14日には、終値449円(前日比+65円)の大暴騰となりました!
(出典:ヤフーファイナンスHP)
しかし、11月19日には、終値は388円と、統合報道前の11月13日終値384円とほぼ同じです。
行ってこい相場となりました。
市場は、この統合にシナジー効果に懐疑的であることを意味しています。
統合で、新たな収益構造のビジネスモデルが作れるかどうかにかかっていると思います。
でも、私はLINEはLINE以外知らないし、LINEPayを使う気にはなれません。
LINEニュースがあること自体驚きです。
7 まとめ
ヤフー(Zホールディングズ)とLINEの統合は、まさか( ゚Д゚)と思わせるには最高のタイミングでの情報開示でした。
ただし、2社の株価を見るに合併前に急騰があり、何かがあるとは感じていた人は多いと思います。
Pay間の競争が激化しているのなら、100億円バラマキセールをやって知名度を上げる。
PayPayに抵抗感があるなら、2021年9月30日は手数料は一切かからない。
など財力に有無を言わせぬ普及への取組みで、PayPayのアプリのDLは1,900万回を超えたそうです。
これからQRコード決済の有力企業になる可能性は高いと思います。
しかし、キャッシュレス決済からしたら、クイックペイ(グーグルペイ、アップルペイ)の方が、タッチだけで済むのではるかに簡単です。
いちいちアプリを立ち上げる必要はないし、QRコードを読み込む必要もありません。
また、クイックペイはJCBで開発しているため、安全性は桁違いで、なおかつ補償も充実しています。
アメリカでは、いよいよグーグルが、グーグルペイを引っ提げて金融事業に参入します。
とても便利そうです。
グーグルアドセンスの入金が、アメリカから直接振り込まれたり、グーグルプレイの課金を直接送金できたりもできるようになるかもしれません。
GAFAのサービスが充実すればするだけ、私は、GAFAのサービスを享受します。
わたしにとって、ヤフーとLINEの統合は、何の関係もありません。
ただし、一寸先は何も見えないのが株式投資です。
かつて、当サイトではヤフーの株価が上がらない理由をブログにしました。
(出典:ヤフーファイナンスHP)
上がった上がったといっても、ちょうど1年前の株価に戻ったばかりです。
今後のソフトバンクグループの動きには、要注意です。
それにしても、ビジョンファンド第1号でサウジアラビアからの融資条件10兆円に対し年7%の利子補償は、一体どうなってしまうのでしょうか?
ビジョンファンド第2号は、第1号(1080億ドル)の1/50しか資金が集まらないって・・・。
ソフトバンクグループはビジョンファンド2号の初回クロージングを静かに完了した。応募額は目標としていた1080億ドル(約11兆7500億円)に遠く及ばなかった。
事情を知る関係者2人によると、初回クロージングの応募額は約20億ドル。
株式投資はくれぐれも自己責任により行われますようよろしくお願いします。
ブログに愛と真の情報を
豊かな人生を過ごしましょう。
なお、本文は管理人の個人的な見解です。
それでは