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告知あり「会社辞めます。」・・・君は人生を捨てていいのか!完結編

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ようこそ(^^)/

お金を貯めることを通じて、人生を豊かに生きるヒントを提供する当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。

さて、表題のブログは、4月に上梓したところです。

当サイト初めてバズりました。

というか、初炎上してしまいました。

あれよあれよという間にPV数が、数千PVにもなって心底怖かったです。

www.panpanpapa.com

年寄りは若い世代をわかっていない!

自分たちだけ年金や身分が守られていやがって!

老害の価値観を押し付けるな!

と散々でした。

 

日本独特の年功序列制度や生涯雇用制度は、成果主義の導入と共に完全崩壊し、社会保障や労働環境は大きく様変わりしています。

 

平成29年労働力調査(総務省)によれば、非正規雇用労働者数は、初めて2,000万人を超え、正規雇用のいすはますます厳しくなっています。

それにしても、非正規雇用の理由が、「自分の都合のよい時間に働きたいから」とは、国はあまりにも非正規雇用労働者の立場を軽く考えています。

 

人件費を削減したいがために、正規雇用者を採用せず、結果的に非正規雇用労働者に追いやっている姿を直視しようとはしません。

役員を除く雇用者5441万人のうち,正規の職員・従業員は,前年同期に比べ44万人増加し,3422万人。非正規の職員・従業員は21万人増加し,2018万人。
非正規の職員・従業員について,男女別に現職の雇用形態についた主な理由をみると,男女共に「自分の都合のよい時間に働きたいから」が最も多く,男性は前年同期に比べ13万人増加し,女性は18万人増加

若い世代が、過酷な労働環境に追いやられていることは事実です。

怒りのはけ口がネット上へ向かうのも、やむを得ないかもしれません。

 

しかし、本編の主人公は、厳しい倍率を乗り越え、正規雇用労働者となった者です。

せっかく得た安定した地位を捨ててまで、任期2年だけの自己実現を達成しようとする価値観は、やはり間違ってはいないか?と管理人は指摘せざるを得ません。

本日は、その後の完結編を綴ります。

長文ですが最後まで読んでいただければ、納得いただけると思います。<(_ _)>

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1 エピローグ これまでの経過

4月、赴任間もない管理人に、入社7年目の女子社員Tが、会社辞めますと告知してきました。

JICA(国際協力機構)が行う海外ボランティア制度の中の海外青年協力隊に応募し、合格すれば、2年間ザンビアで、現地で子供を支援するために会社を辞めるそうです。

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リンク元:旅行のとも、ZenTech

4月の一次選考試験は実施済みで、順調に行けば8月に二次選考となり、晴れて合格すれば、JICAの訓練があるため年内には会社を辞めたいとのことでした。

会社を辞めてしまえば、JICAから帰国後、無職になってしまうが、それでいいのかと慰留に努めましたが、彼女の意思は固いものがありました。

 

身分の保障と夢の自己実現を天秤に図ったら、長い人生においては身分の保証を選択するのが、正しい選択のあり方と管理人は思います。

しかし、彼女の選択は会社を辞めてまで自己実現を果たし、その後の2年後の遠い未来のことは、2年経ってから考えるという決断でした。

 

価値観の相違といえばそれまでですが、彼女の人生を見たとき、管理人は彼女を説得できなかったいらだちも含めて、「あんたばかあ。」と綴ったところ、炎上してしまいました。

告知あり「会社辞めます。」・・・君は人生を簡単に捨てていいのか! - 知らなきゃ大損!お金を貯めるWeb時代の歩き方

2   JICA(国際協力機構)の二次選考結果報告

先月、お盆明けの週に、彼女から電話がありました。

「所長!二次選考合格しました!今まで応援ありがとうございました。来年の4月から2年間、ザンビアに行ってきます。短い間でしたがお世話になりました。」

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予想どおりの合格でした。

彼女は、とても優秀で、性格も明るく前向きで、将来を嘱望される人材です。

TOEICがなんと850点を超え、これまでも通訳ボランティアを買って出ていました。

あの伊勢志摩サミットでも、同行報道機関の通訳ボランティアを行ったくらいの実力です。

「惜しい。あまりにも惜しい!」彼女のような逸材をこのまま手放していいのかと告知を受けたときに頭をよぎりました。

3 JICA現職参加の可能性を探る

彼女のような逸材をこのまま辞めさせ、帰国後無職となることは、会社のためだけでなく、日本のため世界のためにも大きな損失だと思いました。(彼女の実力であれば、活躍の場は確保できるとは思いますが。)

 

そこで、JICAの募集要項を調べると、所属先に身分を残したまま参加する現職参加が可能と記載してありました。

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(出典:JICA)

これしかないと思いました。

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(出典:JICA)

4 ボランティア休職制度活用の可能性

我が社は、阪神大震災の際に、ボランティア休職制度を制定して、有志が参加しました。

また、東日本大震災で甚大な被害を受けた際は、国内外からボランティアが応援に駆けつけてきてくれ、復旧に協力していただいたご恩があります。

九州北部豪雨や熊本地震にもボランティア休職制度を活用して、有志がボランティアに参加しました。

この制度が活用できないか?と閃きました。

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(出典:JICA)

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5 人事部を説得するために常務を抱き込む

早速に人事部と交渉を始めました。

もちろん彼女には秘密です。期待されてもうまくいかなければ、彼女を二重に苦しめるからです。

人事部の回答は、予想どおりNO!の一点張りでした。

◇ボランティア休職制度は、ボランティア活動のために制定した制度であり、自己実現を果たすための制度ではないこと。

◇JICAには2000年になってから、これまで行った社員はいないこと

◇ボランティア休職は、最長1年としていること

が主な理由でした。

 

この頭カチカチの前例踏襲主義どもがあああああ!(怒)

こんな奴らのいうことを聞いていたのでは、会社が滅びます。

 

同期の出世頭の常務のところへ足を運びました。

「常務!私の部署に、とても優秀で、将来我が社を背負って立つ逸材が、JICA派遣をきっかけに会社を辞めます。こんなことがあっていいのでしょうか!彼女のJICA派遣にボランティア休暇を適用してください!」

「ぱんぱんぱぱ君(仮名)が、そこまでいうのなら、プレゼンして見ようじゃないか。彼女のJICA活動への思いやザンビアでの活動を聞かせてくれ。それから判断してみようじゃないか。ぱんぱんぱぱ君(仮名)の立場もわからないことではないからな。」

また、人事部にはにらまれますが、会社の意思決定は、上を変えなければ変えることはできません。

6 プレゼンを告げる

彼女に告げました。

「Tさん、あなたがこのまま会社を辞めるのは、あまりにも残酷だ。そこでだ。あなたから会社を辞めるという話を聞いてから、私なりに考えてみた。

今回のJICA活動について、常務も話を聞きたいといっている。

どうだ。プレゼンしてみないか。JICA活動に対するあなたの想いをぶつけてみろ!

それで、ボランティア休職制度を活用すれば、あなたの帰国後の地位は保障されるし、安心してJICA活動を行うことができる。」

話が終わった後、彼女は感極まって泣き出しました。

「所長ありがとうございます!

実はそれだけが不安だったんです。

2年前も違う部署でJICAに行きたいといっても、当時の上司は、会社辞めたらの一点張りでした。

チャンスを作ってくださり、ありがとうございます!

がんばります!」

7 運命のプレゼンの日

そして先週、運命のプレゼンの日を迎えました。

もちろん原稿は、私も筆入れしました。

ここまできたのなら、JICA活動の内容などはそう詳しく説明する必要はありません。

JICA活動に対する決意、想い、そして、JICA活動の結果を社内で共有することにより、若い社員にやる気と意欲と挑戦する気概を与えることが、会社全体の成長につながることを吐露しろと指示しました。

人は想いや感情にとても弱い動物です。

見事なプレゼンでした。彼女はプレゼンの終わりには感極まって泣きながら説明しました。

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この一途な想いに対して、常務を始め人事部長や私まで、思わずもらい泣きしてしまいました。

8 プレゼンの結果

今週、人事部より呼び出しがありました。

先週のプレゼンを聞かせていただいて、彼女のJICA活動は、ボランティア休職制度を適用したい。ただし、2年間は無給としたい。それでよければ、報告をお願いしたいとのことでした。

 

残念ながら給料を払いながらのJICA活動とまではいきませんでした。

彼女に告げると、それでも大喜びでした。

無給でも、帰国後の身分保障が何よりもうれしいとのことでした。

管理人も彼女のような逸材が、帰国後無職となってしまうことをかろうじて防ぐことができほっとしました。

9 まとめ

いかがでしたか。

前回、あんたばかあ!と書いたことをきっかけに炎上しましたが、管理人はこの炎上をきっかけに方策がないかいろいろと調べ、退職しなくともJICAに参加できる道があることを知ることができました。

 

その結果、なんとか彼女の身分は保証され、晴れてJICAに大手を振って参加することができることとなりました。

結果的に私の行動を動かしてくれたのは、ネット上で批判の嵐となり、炎上した結果です。

厳しい意見や批判をいただき、感謝しています。ありがとうございました。

ただ、こういった結果になったのも、偶然管理人が彼女の部署に赴任した結果です。

 

管理人は、いつもこうやって人事部からは煙たい存在となっています。

そのため、直近で8年で6回の異動という意趣返しにあっています。

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しかし、もう先のない私に人事部など怖くもなんともありません。

早速にも今年は、面接官をやらされるという意趣返しを受けました・・・。

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しかし、一人の若者の将来を救うことができ、今回の一連の騒動の結末には満足しています。

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まあ、芸能界やトレンディドラマの世界では、こういったことがあれば恋に落ちるのでしょうが、私には何もありません。^_^;

それでは