最終更新 2019.5.19
※ほぼ内容一新しました。
ようこそ(^^)/
お金を通じて、人生を豊かに生きるヒントを考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
QRコード決済によるキャッシュレス社会が、少しずつ浸透し始めています。
しかし、現時点におけるキャッシュレスといえば、まだまだクレジットカードではないでしょうか?
クレジットカードは今や国内で3億枚以上が発行されています。
国民1人当たり平均3枚以上持っている計算となります。
しかし、クレジットカードのサービスはカードによって天と地ほどの違いがあります。
クレジットカードのお得な選び方使い方を通じて、お金を貯める方法を紹介します。
- 1 クレジットカードを使わなければ損をする時代
- 2 クレジットカードでどのくらい得するものなの?
- 3 クレジットカードでポイント還元を行う理由
- 4 史上初マイナス金利導入
- 5 2019年超個人的最強カードは?
- 5-1 第1位
- 5-2 第2位
- 6 まとめ
1 クレジットカードを使わなければ損をする時代
1970年代にクレジットカードによる決済がスタートしてから40年以上が経過しました。
今やクレジットカードは、国内で3億枚以上が発行されています。
国民1人当たり3枚以上のクレジットカードを持っている計算となります。すごい数です。
クレジットカードがここまで普及した原因として、現金を持たなくとも済む利便性に加え、お金を簡単に借りることができるようになったことが挙げられます。
最大の理由は、カードで買い物した方が、現金での買い物よりも得をする時代となったからです。
我が家の話で恐縮ですが、我が家には借金は絶対するなという家訓があります。
昭和の初期地元でも資産家だったらしいのですが、祖父の時代に借金して亜炭の先物商品取引に手を出して、ほとんどの財産を失い、貧乏のどん底を味わったからだと子供の頃から聞かされていました。
そのため、私のカードデビューは遅く、実はまだ10年程度です。
そのきっかけが車の買い替えでした。
私の車の値引き交渉術は、話が99%まとまった時点で、キャッシュで買うのでもう一声という方法でした。
実際、現金が喉から手が出るほど欲しいディーラーには効果は抜群で、さらに2,3万円分のアクセサリーをせしめることができました。
しかし、10年ほど前その方法で交渉し、納車の日に銀行から下ろした封付きの現金を持って行くと担当者に露骨に嫌な顔をされました。
納車の日は土日で銀行も閉まっていたので、現金は夜間金庫に納めるしかなく、納めるために紛失や盗難に遭う恐れもあり嫌がられたのです。
私にとって現金主義が崩壊した日でもありました。
そして、その日にクレジットカードによる支払いを薦められました。
最大70万円を自社クレジットカードによる支払いにすれば、1%分7,000円をキャッシュバックできるという話でした。
私がクレジットカードに目覚めた瞬間となりました。
それからというもの、これまでクレジットカードを使わないで損した分を取り返そうと、クレジットカードのことを必死に勉強し、徹底したクレジット生活を送るべく現在に至っています。
2 クレジットカードでどのくらい得するものなの?
現在、ほとんどのクレジットカードには、ポイントが付与されます。
カード決済分の金額の0.5%から2%分のポイントを利用者に付与するサービスです。
実質、利用額の0.5%~2%引きといっていいでしょう。
0.5%というと200円で1Pと大した額ではないと思う方が圧倒的だと思います。
しかしながら、総務省による1世帯あたりの消費支出額は、月267,119円(2016年9月)にも及びます。年間にすればなんと3,205,428円です。
統計局ホームページ/家計調査報告(二人以上の世帯)―平成28年(2016年)9月分速報―
もし、この支出額を全部カード払いとすれば、0.5%でも年間16,000P、2%であれば64,000Pものポイントが付与されることとなります。
ほとんどのクレジット会社のポイントは、現金同様の利用ができるので、支出分をすべてクレジットカードに置き換えると、MAX64,000円も得することが可能となります。
定期預金で64,000円の利子を得るためには、マイナス金利の時代天文学的な預金が必要となります。
ゆうちょ銀行の定期預金金利は0.01%です。
6億4千万円の貯蓄が必要です。
3 クレジットカードでポイント還元を行う理由
さて、ここで疑問が生じます。
クレジット会社にとってポイント還元は何のメリットもないのに、ポイントサービスを続けているのでしょうか?
その理由は、クレジット会社が業績を伸ばすためには、利用者を増やして、加盟店を増やさなければならないからです。
クレジット会社は、加盟店から3%~7%もの手数料を徴収することにより、経営が成り立っています。
利用者を増やすためには、ポイントサービスを拡充して、囲い込みを図らなければならりません。
クレジットカード会社にとっては、手数料のうちポイントサービス分が逸益となるので、できることなら止めてしまいたいのが本音です。
最近は、マイナス金利導入がきっかけで、高還元を誇ったポイント付加サービスが次々とサービスの中止や縮減を打ち出しており、残念なニュースが続いています。
しかし、それでもクレジットカードによる決済は、現金よりもはるかに得することができます。
クレジットカードを利用しない手は絶対ありません。
4 史上初マイナス金利導入
2016年1月29日、日銀は、史上初のマイナス金利を導入しました。
マイナス金利とは銀行が日銀に預金すれば預けた分の金利を支払わなければならない制度で、否が応でも市中で融資するようにお金の流通量を増やし、景気を活性化することを目的とした制度です。
信じられないことですが、これまでは法定準備金以上のお金を日銀に預けると、0.1%の金利がついていました。
これを法定準備金の超過準備といいます。法定準備金には金利がつきませんが、超過して預けた準備金には、0.1%の金利が2008年からつくようになりました(日銀当座預金)。
たかが0.1%と思われる方は多いでしょうが、金利がつくようになった2008年から日本中の金融機関がこぞって日銀にお金を預けるようになりました。
その額は、2016年7月現在2713728億円=271兆円です!!!
その金利は何と2,710億円にも達していて、そのお金は日銀の国庫納付金すなわち納税者が負担していました。
民間銀行にとっては、日銀に預けておけば、何もしなくとも年間2,710億円もの利益が挙がります。
ディリバティブなどハイリスクな運用よりも安全確実なので、日本中の銀行はどんどん日銀に預けるようになり、市中にお金が回わなくなりました。
このため金利を-0.1%とし、マイナス金利にすることによって、日銀に預ける額を減らし、市中にお金を回し、経済を活性化しようと試み、現在に至っています。
金融業界にとっては、日本国からリスクなしで2,710億円をもらっていたのが、マイナス金利政策に転換したため、減益が続いています。
クレジットカード会社もマイナス金利政策の波をもろに被ったため、その結果軒並みクレジットカードのサービスの停止や改悪が続出しています。
カードの利用により、少しでもポイントをもらい、生活を防衛したい庶民にとっては、とんだとばっちりとなっています。
2019年4月の段階でも、当面マイナス金利政策は継続すると決定しています。
安全確実定期預金を資産形成にしている人にとっては、なんとも過酷な時代が続いています。
5 2019年超個人的最強カードは?
サービスが悪くなったからといって、クレジットカードの利用を止めるのはあまりにもったいない行為です。
現金払いよりもクレジットカード支払いの方が絶対得します。うまく利用すれば年間数万円得することも夢ではありません。
そこで2016年最強カードを私の実体験としてお薦めしたいランキングを私的につけてみます。
管理人は、7枚のクレジットカードをシーンによって使い分けていますが、第1位と第2位は不動です。
基本的にリクルートカード(プラス)とイオンカードセレクトの2枚が推しです。
5-1 第1位
リクルートカード
年会費無料 還元率1.2%
2013年にリクルート社が満を持して発行したクレジットカードです。
このカードが最強の理由は、2つあります。
◆他の無料カードが還元率0.5%~1.0%なのに対し、1.2%という破格の高還元率を誇っていること
◆電子マネーnanacoと提携していること
現在では、nanacoにチャージしてもポイントが付与されるカードは極めて少なくなっていますが、リクルートカードは1.2%もポイントを付与するという信じられない夢のようなカードです。
nanacoにチャージしたって、イトーヨーカドーが近くにない方や、セブンイレブンは高いと思っているお嘆きの方もいると思います。
しかし、nanacoにはすごい使い方があります。nanacoはセブンイレブンやイトーヨーカドーを運営するセブン&アイホールディングスグループで利用できる電子マネーですが、nanacoは税金や公共料金を支払うことができる唯一の電子マネーだからです。
(WAONも上限5万円まで可能となりました。)
つまり、リクルートカードでnanacoにチャージして、nanacoで税金を納めれば間接的に税金分のポイントを付与されるので、実質的に税金を割り引くことができます。
nanacoは、税金を少し割り引くことができる庶民の夢を実現できる電子マネーです。
【注】
※2018.4.16より、月上限3万円までと改悪になりました。
※2019.7よりnanacoの付与率は、0.5%に改悪されます。
自動車税39,500円(2,000cc)を例にとります。
リクルートカードからnanacoにチャージして、nanacoで自動車税を支払うと、
39,500×1.2%=474Pがリクルートポイントに付与されます。現金で納付するよりも実質474円分も得してしまいます。
この方法はいくらでも応用が効きます。固定資産税を年間40万円納付する人なら、この方法でなんと4,800Pも付与されます。
こんなに得な方法を利用しない手はありません。
また、nanacoで普通に買い物すると1%分のポイントが付与されるので、リクルートカードでnanacoにチャージして、nanacoで使うと、合計2.2%ポイント分が得することとなります。楽天カードやYahoo!カードよりも1.2%分得します。10万円分カード支払いすると1,200Pも得します。ただし、税金やタバコなどには付きません。
まだまだ秘密は隠されています。Quoカードというギフトカードをご存知でしょうか?
主にコンビニエンスストアで使えるギフトカードですが、これがnanacoで購入できます。しかも、10,000円のQuoカードには+180円のプレミアムが付きます。
しかも、ポンタやTカードの三重取りもできるのだから驚きです。
合わせると1.2%(リクルート)+1.8%(Quo)+0.5~1.5%(Tポイント等)=3.5%~5.0%引きとなります。
年にコンビニ(ローソン、ファミマ、サークルK、サンクス)を10万円くらい使う人でしたら、最大500P程度得することができます。
ただし、リクルートカードにも若干の死角があります。
それはリクルートポイントは、残念ながら楽天やYahoo!よりも、汎用性が劣るのが実情です。
もちろん、じゃらん、ホットペッパー、ポンパレモールなどリクルートグループ内では、自由に使えるポイントです。しかし、それ以外となるとちょっと使いにくいポイントです。
もちろん運営側もウィークポイントはわかっています。
2015年4月からポンタカードと2015年12月からはdポイントと提携し、一気に利用の幅が広がりました。
リクルートポイントを大戸屋やケンタッキーフライドチキンそして昭和シェルなどで、金券として使えるようになったのです。
なお、共通ポイントは、Web上で手続きを済ませておかないと、使えませんので、使う前には必ずご確認ください。
少し面倒ですので、しっかりと手続きを行う必要があります。
大戸屋では支払いの際にポンタでと申し入れが必要です。
※2019.4.1より、大戸屋ではポンタポイントが使えなくなりました。
また、昭和シェルのセルフでは、ポンタカードを挿入して、ポンタポイントを使うを選択する必要があります。
※2019.4.1に昭和シェルは出光と統合しました。
今のところポンタは使えます!
最初に使う額を指定しなければならないので、少しあせりますが、多めに使う額を指定しても、必ず戻ってきますので、ご安心ください♪(実証済)
なお、2016年3月に新規発行を停止したリクルートカードプラスの還元率は、クレジットカード史上最強の2%還元でした。
残念ながら2016年9月15日より、nanacoにチャージしてもポイント還元は付与されなくなりました。残念です。
まるでカードバブルの落とし子でした。
我が家では固定資産税、自動車税そしてネット決済などにnanacoで年間60万円以上支払いに使用していたので、14,000P以上もGETでき、大戸屋のおいしい黒酢あんかけ定食やケンタッキーフライドチキンそして、ドコモの支払いにも利用していました。
パワーが1.2/2.0と6割になってしまったのが、とても残念です。
5-2 第2位
イオンセレクト(WAON一体型)
年会費無料 還元率0.5% 実質1%
イオンセレクトカードは、別スレッドでも書いていますが、イオンの100株主となり、さらにイオン銀行引き落としとすると、イオン限定の買い物ですが、国内無敵のカードです。
イオンセレクトカードでWAON支払いとすると、WAONで0.5%、オートチャージ設定で0.5%と計1.0%還元されます。
また、イオン店舗内では、WAON10P引きや30P引きの特売対象品が、常に販売されており、これらを中心に購入するとどんどんポイントが貯まります。
我が家は、年に70万円ほどイオンで買い物するイオニストの100株主ですが、WAONポイントは年間20,000ポイント以上貯まってしまいます。
さらに株主優待カードで、なんと3%分が半年に1回現金で還付されます。
年に70万円利用すると、21,000円還付されます。還付金は小切手のようで格好いいです。
サービスカウンターで現金と交換してくれます。気分は成金です。
↓2018年分です。1年で20,142円の返金です!
WAON分+イオン銀行ポイントサービス+株主還付を合わせると驚くなかれ、年間5万数千円を超える還元となります。
さらには株主となるとAsbeeなど直営店舗の買い物で常時10%引き、四六時中など直営フードコーナーも10%引きとすごいサービスが目白押しです。
イオンラウンジの利用自由というセレブ感覚も味わえます。
イオンセレクトカード(WAON一体型)は、もちろん年会費無料ですが、100株主になるには、株式購入代が必要となります。
100万円以下の少額株式取引にはNISAが適用され、取引手数料は無料です。
配当も2019年度は税控除なしで3,600円の予定です。
年利約2%の貯蓄の意味で購入し、100株主となることをお勧めします。
イオンを年間数十万円使う方なら、最悪イオンが解散し株価が0円になろうと(ありえないと思いますが)、数年で回収できます。
我が家は、年間70万円はイオンで消費するイオンを愛する生粋のイオニストですが、毎年配当が3,400円、株主3%還付で約21,000円、WAONポイントで約20,000円相当分、イオンカードセレクトのポイントで数千円分、株主優待(5%~10%引き)で約10,000円と毎年5万数千円分得しています。
私はイオン株を941円で購入しているので、利回りは驚異の50%を超えています(本当)。絶対得します。
↓詳しくはこちらをご覧ください。
6 まとめ
いかがでしたか?
クレジットカードで得することが、年々きびしくなっていると肌で感じています。
当サイトを運営してから、3年半となりましたが、この間も改悪の連続です。
漢方スタイルクラブカードは消滅しました。
無敵のリクルートカードプラスも発行停止です。
唯一nanacoへのチャージで高還元ポイントが付与されたリクルートカードも、月上限3万円までとなりました。
それでも、クレジットカードを上手に使えば、年に数万円はお得となります。
マイナス金利の時代、定期預金の金利に期待するのではなく、クレジットカードの還元率を上手に使ってみてはいかがでしょうか?
ブログに愛と真の情報を
それでは