ようこそ(^.^) 管理人のぱんぱんぱぱ(panpanpapa)です。
さて、先日、衝撃のニュースが飛び交いました。
中学校のときに習ったエンゲル係数についてです。
エンゲル係数とは、支出の中で食費の割合が高まれば、貧困である傾向があるという指数です。
このエンゲル係数が、我が国では29年ぶりの高水準だというニュースです。
1 エンゲル係数が9年間連続上昇
家計調査によりますと、2人以上の世帯の去年の1か月あたり消費支出は28万2188円。10年前の2006年の29万4943円より減少しています。しかし、食料費は7万2934円と10年前の6万8111円より7%ほど増えていますので、食品価格の上昇がエンゲル係数を押し上げた大きな要因になったといえそうです。
NHKニュースによれば、1世帯あたりの食糧費が72,934円だそうです。
収入が減って、食費が上がれば、エンゲル係数が上がるのは当たり前の話です。
↓我が家ではここしばらくステーキの外食はないのですが・・・。
収入の推移を家計調査からみると、2人以上の勤労者世帯の去年の平均はひと月あたり52万6973円と10年前の52万5719円とあまり変わっていません。 エンゲル係数の上昇は、暮らし向きが厳しくなっている状況を反映しているようです。
収入の平均は526,973円/月と本当なの?と思うくらい富裕層での計算のような気がしてならないですが、NHKに間違いはないはずなので、この数値を利用してエンゲル係数を計算してみます。
エンゲル係数は、25.85%です。
どうでしょう?高いでしょうか?
我が家は、先月の家計簿から導き出すと、エンゲル係数は40.18%です。
平均世帯のエンゲル係数と比較すると、我が家はもはや貧困家庭です。
↓貧困(イメージ)
我が家ではありません。我が家はもっとゴミ屋敷に近いです。共働きのため、掃除する暇がありません(泣)。
2 現代版エンゲル係数の意味すること
しかし、エンゲル係数が9年連続で上がったから、日本は貧困国だと決め付けるのは、少し早計です。
リンク元:Sankei BIZ
1970年代は、エンゲル係数は35%以上ありました。高度成長時代とともに、3C(カー、カラーテレビ、クーラー)など大型消費財をどんどん買った時代でさえ、35%だったのです。
エンゲル係数25%前後で、貧困だと決めつけるのは早計です。
我が家が何故エンゲル係数が高いかを家計簿とにらめっこをして、紐解いてみました。
すると意外な事実が明らかとなりました。
我が家の食事は、共働きなので、なかなか原材料から作る時間が無く、スーパーからそうざいを購入して食べる中食か、外食というパターンがほとんどです。
もちろん、そうざいもイオン系列で購入し、100株株主の優待をフル活用しています。また、イオン系列以外では、リクルートカードプラスでポイントを貯めています。
ですが、いくら優待3%キャッシュバックや、2%還元を使っても、使う額が大きければ火に油です。
エンゲル係数が高いという意味は、共働きや仕事などで時間が無く、食事の時間を中食や外食といったサービスをお金で買う人が増えているからではないでしょうか。
エンゲル係数は、貧困のものさしではなく、時間のものさしとして見るととてもわかりやすいと思います。
ただ、何にしろ、我が家は平均世帯の15%もエンゲル係数が高いので、できるだけ調理する時間を増やし、中食や外食で支払っているお金を取り戻さなくてはならないと思います。
まだまだ家計を見直せば、お金を貯めるヒントが隠されていることに気づいただけでも、今回のニュースは収穫です。
それでは
ランキングに参加を始めました。モチベーションを維持するためにも、よろしければポチッとお願いします。