ようこそ(^.^) 管理人のぱんぱんぱぱ(panpanpapa)です。
さて、今年もまた花粉症の既往症のある人にとっては、とてもつらいシーズンがやってきました。
私は重度の花粉症で、すでに四半世紀以上、苦しんでおり、このシーズン中は、マスクが絶対欠かせません。
つらい鼻水や目のかゆみなどの症状を抑えるには、アレルギー専門科、耳鼻科、眼科で治療するのが、一番です。
しかし、花粉症のシーズンは、早く感作する人は、早い人で2月の上旬から始まります。
また、スギ花粉症であれば、4月の中頃までには収まりますが、ヒノキ花粉症やブタクサ花粉症、そしてセイタカアワダチソウ花粉症も併発していると、10月まで花粉症治療が続きます。
通院すれば、医薬分業もあり、1週間分の薬を手に入れるために1回につき4,000円~5,000円の処方箋がかかってしまいます。
ところが、国は現在あまりにも膨張しすぎる医療費を抑制するために、セルフメディケーション(自分の健康は自分で守る意味)を合言葉に医療改革に力を入れています。
中でも、これまで医家向けで通院しなければ手に入らなかった花粉症に効く成分を加えた薬が市販に開放されるようになりました。
これをOTC医薬品といいます。
OTC医薬品を手に入れれば、通院しなくとも済むので、慢性花粉症患者にとっては、医療費を大幅に抑えることが可能となりました。
花粉症の方は、OTC医薬品を利用して、医療費を節約し、その分お金を貯めることができます。(ただし、重症の方は、迷わず通院してください。)
1 2017年花粉飛散量予想
NPO花粉情報協会によれば、2017年は西高東低型で、西日本は例年より花粉飛散量が2倍から4倍、東日本は例年より0.8倍から1.1倍だそうです。
飛散量は隔年周期の傾向があり、昨年は東日本で飛散量が多く、西日本では飛散量が少ない年でした。
↓杉の木を見るだけで、怒りを覚えるのは私だけではないと思います。
今年は西日本にお住まいの方は要注意です。
リンク元:エスエス製薬
2 花粉症の症状
花粉症は、今や国民病とも言われ、一説には2,000万人、約5人に1人が花粉症と推定されています。
花粉症の症状としては、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみが4大症状です。
花粉症の人は、ご存知のことでしょうが、一度鼻水が出始めると、なかなか止まらず、ひたすら鼻をかまないと、鼻水が垂れ流し状態になってしまいます。
私も重度のときは、1日でティッシュボックス1箱を使い切るほどでした。
また、くしゃみも制御できず、鼻水が出ながらのくしゃみは、鼻がマスクに付着し、台無しになるとともに、周囲からやっかい者扱いされてしまい、肩身が狭い思いを抱きます。
さらに我慢できないのが、目のかゆみです。目玉の裏側を掻きたくて、知らず知らずのうちに目をかきむしってしまいます。
私の知り合いにも、目を掻き過ぎて、網膜はく離を起こし、入院してレーザー照射により、失明を免れたといううそのような本当の話があります。
目は絶対に掻かないでください!
このように花粉症になると、鼻水や目のかゆみなどの肉体的苦痛が生じますが、副次的な症状が生じます。
それは、肉体的苦痛に伴い、睡眠不足、集中力欠如そしてイライラが続き、仕事や勉強の効率が悪くなり、最悪うつ病の併発やひきこもりとなる恐れがあることです。
その被害額たるや推計年間2,000億円となるとは驚きです。
3 花粉症治療
花粉症対策は、対症療法が中心とはなりますが、早期治療がもっとも効果が出やすいとされています。
一番良い治療方法は、何と言っても専門外来であるアレルギー科、耳鼻科、眼科に通院し、その症状に見合った処方をしてもらうに限ります。
しかし、それには大きな障壁があります。
それは時間とコストです。
2月末から4月上旬にかけて、専門外来は花粉症患者で、あふれかえります。
通院に要するエネルギーは並みではありません。半日は優に必要となります。
私は、以前長時間待合室で待っていたことがありました。
見事にインフルエンザを移されてしまい、ひどい目に遭った経験があり、病院での長期滞在は極力避けるべきです。
また、病院での処方は、基本は5日、長くて7日間です。また、再び薬をもらいにハイリスクの待ち時間を必要とします。
さらに病院にかかる費用です。医薬分業が普通となり、薬を処方してもらう時間は劇的に短くなりました。しかし、その副次効果として、治療費が跳ね上がりました。
通院して、薬を処方してもらうと、優に3,000円から4,000円はかかります。
花粉症の時期は、年度末進行の時期に重なり、なかなか通院時間を取れません。受験生ならなおさらです。
そこで、満足に治療もできなくて、ますます症状が悪化していく気がします。
4 OTC医薬品のススメ
これらの課題を解決する方法があります。
それが。OTC医薬品によるセルフメディケーションです。
OTCとは、一般用医薬品と呼ばれ、Over The Counter:オーバー・ザ・カウンターの略で、カウンター越しに販売する医薬品のことを意味しています。
国も率先して、セルフメディケーション(自分の健康は自分で守る)を推奨しており、これまで病院でしか手に入れられなかった成分の医薬品が、OTC医薬品として、続々と販売できるようになっています。
たとえば、アレルギー抑制点眼薬や点鼻薬の多くには、クロモグリク酸ナトリウムの成分が入っていますが、少し前までは医家向けの医薬品で、市販は認められていませんでした。
しかし、医療費抑制の政策により、OTC医薬品に使用が認められるようになりました。
つまり、病院に行かなくても、処方薬と同じ成分の医薬品を手に入れることができるようになりました。
膨大な待ち時間と高額な医療費のことを考えれば、OTC医薬品をどんどん利用して、時間と経費を削減し、さらには医療費抑制にも貢献することができます。
医療費控除で還付金を手に入れるよりも、軽微な症状の場合は、できるだけ通院しないで、OTC医薬品で症状を改善する時代に入っていることを認識しておく必要があります。
今やOTC医薬品により、通院費用を抑え、お金を貯めることができる時代に突入しています。節約志向のある人間にとっては、とてもいい時代となりました。
それでは