ようこそ(^^)/ お金を貯めて、人生を豊かに生きるヒントを提供する当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
さて、昨日上梓したブログ「告知あり「会社辞めます。」・・・君は人生を簡単に捨てていいのか!」が、バズるというか、炎上に近い状態となり、すごいPV数となってしまい、驚いています。
実は今日も続いているので、アクセス解析をみると、Googleからの流入が、なんと93%になっていました。
???
「会社辞めます」でググると、1,940万件HITするのですが、なんと第2位に位置していました!
もうびっくりです。
ブログの怖ろしさを垣間見てしまいました。
テーマは、若者の離職についてでしたが、やはりはてブは、若い読者が多く、離職については一大関心事だったようです。
もちろん、私もベストセラー「若者はなぜ3年で辞めるのか?」は読んでいます。
この本の内容が100%正しいのかというと、疑問点もあります。
この本にしろ、私のブログにしろ、受け止め方は人さまざまです。
若者から見れば、私の年代は搾取する側に見えたのだと思います。
しかし、私が若い頃も、上司に対しては、外勤も残業もしないで、ただ椅子に座っているだけで、給料が何倍も高いことに不合理を感じていました。
年功序列はいつの時代でも不合理を感じる仕組みです。
本日は、この世代間格差をテーマにして、お金の貯める方法を考えてみます。
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- 1 70代年金給付率の衝撃
- 2 金満老人世代の実態
- 3 20代~30代の年金給付率は意外に高い
- 4 国は年金受給年齢引き上げ検討中
- 5 年金受給が70歳になったことを想定して備えておくことが、生き延びる道
1 70代年金給付率の衝撃
ほとんど知られていないことですが、今の70代(80代を含めて)は、年金も退職金も社会保障もケタ外れに優遇を受けている世代であることを知ってほしいと思います。
厚生労働省の厚生年金の掛け金と給付率を見れば明らかです。
現行の年金制度では、70代は、なんと5.3倍も給付を受ける制度設計です。(怒)
この大判振る舞いが、年金破たんのきっかけを作っているのですが、既得権ということで抜本改正にはなっていません!(怒)
よく独居老人問題、高齢ドライバー問題、振り込め詐欺問題が取りざたされていますが、あまりにも国は高齢者に手厚すぎる仕組みを作っているからにほかなりません。
私は、老人問題にはまったく同情や憐憫の情は抱きません。
2 金満老人世代の実態
日本一の高額有料老人ホームで有名な成城サクラビア(東京都世田谷区成城)の入居一時金をご存知でしょうか?
リンク元:成城サクラビア
入居一時金: 8,750万円~3億7,000万円
月額利用料:236,520円(食費は別途)
リタイアして資産があるからこそ、入居できるのでしょうが、ベースには厚生年金があります。
少ない掛け金で、多額の厚生年金の受給を受けているからこそ、月額利用を支払えます。
巣鴨で買い物する老人のふくよかな姿をみると、怒りがこみ上げてくるほどです。
なお、50代となると給付率は3.0倍で、20代~40代とさほど変わりません。(^.^)
3 20代~30代の年金給付率は意外に高い
20代~30代となると、年金給付率は2.3倍から2.4倍となります。
意外に20代~30代ももらえると思われるかもしれません。
これにはカラクリがあります。
国は年金財政の悪化を見越して、平成15年より特別手当による一時所得(ボーナス)に対しても、厚生年金積み立ての対象としました。
そのため、生涯の掛け金額は飛躍的に増大しました。
30歳 2,900万円 年金給付額 6,800万円
20歳 3,400万円 年金給付額 7,900万円
と、掛け金額が増えれば給付額も増えるので公平性があります。
掛け金額より給付額が高ければ、安心して掛けることができます。
4 国は年金受給年齢引き上げ検討中
しかし、世の中は、そううまくはいかないようです。
現在、国は受給年齢を引き上げようとしています。
すでに2014年10月に、政府の社会保障制度改革推進会議で、清家篤議長が現在65歳の受給
現在の65才を68才、場合によっては70才以上まで引き下げようとする議論まで進んでいます。
そうなれば、年金給付率は1倍を切り、掛け損となってしまう可能性大です・・・。
ひどすぎる話です。
管理人は逃げ切るからどうでもいいだろうと思われるかもしれませんが、私の子供は適用を受けるので、他人ごとではありません。
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5 年金受給が70歳になったことを想定して備えておくことが、生き延びる道
我が国は、人口減少、円高による国内産業の衰退、IT化の進展によるホワイトカラー層の仕事の著しい減少など労働環境が、私が若い頃と比べ、著しく悪化の方向に進んでいます。
一時代の花形であった税理士や会計士の仕事も、ITにとって代わられようとしています。
その結果、我が国の雇用人口は約5,400万人の中で、そのうち約2,000万人が非正規雇用労働者という驚くべき実態となっています。
5人に2人は、正規雇用労働者となれない現実があります。
こんな格差社会が現実の中、頼りの年金が65歳から70歳までさらに引き上げとなる可能性が極めて高くなっています。
そうなる事態に備えて、リタイアした60歳からの10年間を生き伸びるため蓄財しておかなければなりません。
アリとなるしか、選択の道はありません。
お金を貯めることは、この10年間を生き延びるために備えることにほかなりません。
このことを理解していただければ、昨日私が会社を辞めると宣言した社員に対し、「あんたばかあ。」と心の中でつぶやいたことを理解してもらえると思います。
人は生きているだけでお金がかかります。
一世帯で、平均年間300万円お金がかかるとされています。
10年間無給であれば、生き延びるためには3,000万円は最低貯めておかなければなりません。また、国民年金受給者はさらに生活費の差額分を貯めておかなければなりません。
そのためにもお金は貯めておきませんか。
昨日よりも今日、今日よりも明日がもっと大切です。
Today rather than yesterday.
Tomorrow rather than today.
それでは