ようこそ(^^)/ お金を貯めて、人生を豊かに生きるヒントを提供する当ブログの管理人の「ぱんぱんぱぱ」です。
さて、先日のNHKクローズアップ現代+で、アニメ制作者残酷物語を見られましたか。
国は日本側世界に誇る数少ないコンテンツであるアニメーションを世界に発信し、文化の輸出促進を図ろうとしています。
いわゆるクールジャパン戦略です。
最近は萌えをキーワードにしたたくさんのアニメーションが公開され、ヒットを重ねています。
アニメには一言うるさい管理人も、あまりの新作の多さに全くついて行けません。
売上高は、初めて2兆円を超え、本やマンガ、CDが売れない中で、ダントツのコンテンツとなっています。
支えているのは、アニメ業界に憧れて入社した若者たちです。
しかし、現実は残酷です。
年収は100万円足らずで、残業は月100時間を超えるという超ブラック業界です。
こんな業界に入ってしまったのでは将来は何も見えません。
心身の病気を患って、廃人になるのが落ちです。
今回は、この仕事にだけは就いて欲しくないバイトについて考えてみます。
もちろん、その業種業態のすべてがダメではなく、同業界でもしっかりと対策を講じて、魅力ある企業風土を作っている会社が数多くあることを名誉のため付記しておきます。
これまで私が何らかの形で関わったバイトからの3選です。
1 ドリンク補充員
清涼飲料水の自動販売機のルートマンの仕事です。1人1日数十台の自動販売機を担当します。
単純な業務に見えますが、なかなかどうして、相当に過酷な業務です。
今や自動販売機の性能は進化し、1台で30種類以上の清涼飲料水を扱う自動販売機も珍しくありません。
その全部について点検補充し、お金を回収し、お釣りを入れ、セットし直します。
また、自動販売機の周辺を掃除して、空き缶空きペットボトルを片付け、機械自体を清掃して終了です。
大通りですと、駐車場を確保できないこともあり、その際はカートを使って運び出しの作業が伴います。また、天候が良くないことも珍しくありません。
事業所に戻った後は、回収した小銭の計算です。合わないとあらぬ疑いがかけられ大変な思いをすることもあります。
自動販売機がいらずらされたり、壊されることもあり、常に目配りが必要です。
また、思ったより売り上げがないと、オーナーからネチネチと文句を言われ、精神的なダメージも少なくありません。
若者の定着率は、とても厳しいです。
保守点検は、地道で単純作業であり、大変な業務です。
なおかつ、危険な運転、重い運搬、売上管理、会計管理、クレーム対応まで引き受けなければなりません。
自動販売機だからといって、何もかも自動ではなく、むしろ機械に振り回されているのは、皮肉な話です。
2 コールセンターオペレーター
企業の顧客サポートの問い合わせやクレーム対応の役割を担う仕事で、主に電話やメールによる対応を行う部署です。
みなさんも携帯会社やクレジット会社などに問い合わせしたことがあるかと思います。
まず、一発ではつながりません。(怒)
私の経験では、〇〇カードには、これまでただの一度もつながったことがありません!
もうこの時点で、問い合わせした顧客のボルテージはヒートアップしています。
先日、私はとある光ファイバー卸業者とトラブルとなり、今でもフレッツ光が使えない状況が続いています。(6月13日に工事終了予定です。)
誤解を招く強引な誘導手法に、久々に怒りを爆発させました。
相手側はコールセンターのオペレーターでした。
クレームを告げようとすると、たらい回しにされ、担当が3回も変わり、ますますヒートアップしました。
責任者でないと話にならない!
出るところに出てやる!
消費生活センターに報告する!
と喚き散らしました。
オペレーターの方には気の毒でしたが、主張すべきことを主張したところ、相手側はすべて私の要求を認めました。
しかし、結果的に、私のメールはブロックまでされて、徹底的に嫌われてしまいました。(哀)
おそらく、私はクレーマー扱いにされたと思います。
一昨日工事のために電話したところ、電話を通じて、オペレーターの方の声が上ずり、震えていました・・・。
私は決して悪くないのですが・・・。
仏のぱんぱんぱぱとして、社内では一目置かれている私ですが、クレーマーと思われたことはとても残念です。
コールセンターオペレーターは、1か月で9割が辞めるのも、こんなところに理由があるのかもしれません。
〇〇社の〇〇さん!私は、本当はやさしいんですよ!!
3 交通警備員
道路工事、電気工事、除草作業、選定作業などで道路を塞いでいるときに、交通整理をする業務です。
この仕事は日給がいいのですが、命がけです。
私の弟は学生時代夜間の交通整理のバイトで、車にはねられました。
幸い命に別状はありませんでしたが、1か月入院しました。
作業環境が過酷です。
夜勤明けにいきなり日勤入れられるのなんてまだましな方で、夜勤明けに24時間勤務後に入れられることもあったそうです。
真夏は灼熱地獄、真冬は極寒地獄、梅雨のシーズンは、カッパの中は滝のような汗だそうです。
ダイエットには最適かもしれません。
4 お金を稼ぐことよりも、心と身体の健康の方が大切
心と身体をやられたのでは、お金を稼ぐ意味はありません。
心と身体が健康だからこそ、稼いだお金で人生を楽しむことができます。
職業を選ぶ際には、よくよく自分自身の生き方や相性を踏まえた上で、選ばないと離職の原因となりかねません。
来年からは、大学1年からのインターンシップも公式に認められる方向です。
自分の人生の主要な部分を決める就職は、何よりも大切です。
バイトならまだ止めればそれまでですが、就職はそうはいきません。
さまざまな就労経験を通じて、後悔のない就職先を選ぶように心がけたいものです。
それでは