ようこそ(^o^)丿お金を貯めることを通じて人生を豊かに生きるヒントを提供するサイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
さて、この2日間ほど株式売買について、ブログ記事にしたところ、多くの方に訪問いただきました。
厚く御礼申し上げます。<(_ _)>
さて、私は株式投資が大好きです。
30年前に始めて以来こんなにも面白く、こんなにも苦しく、そしてためになる世界があるものかとどっぷり浸かって生きてきました。
以前は、今のようにヤフーファイナンスで、リアルタイムに株価を知ることはできませんでした。
株価は、ラジオ短波で実況放送するので、千数百種もの株価を延々と流されます。
自分の持っている株が近づくとドキドキするのがたまりませんでした。
好きが高じて、東京証券取引所(JPX)に何回か見学に行きました。
誰でも見学自由です。
手やりと呼ばれる株式売買を見る姿は、壮観そのものでした。
また、証券会社の待合室に設置してある株価ボードを見るのも大好きでした。
しかし、これまで一度も株主総会に出席したことがなかったので、行って見ることにしました。
思ったより敷居が低かったので、ルポしてみます。
1 株主総会とは
株主総会とは、株式会社の最高の意思決定機関です。
株主は、実は株式会社の所有者ですので、株式会社の意思を決定する権利を有しています。
そのため株式会社の重要な意思決定は、株主総会で決定します。
株主は、株主総会の議決決定権を持っているので、総会に参加する権利を持っているわけです。
つまり、どんな大企業であれ、株主であれば、理屈上はその企業のオーナーの1人です。
大企業の経営に参加していると思うだけでワクワクします。
2 株主総会の仕組み
さて、株主となると株主の名簿に記載されることになります。
株主名簿に記載されるまでの日を権利確定日といいます。
日本の上場企業の約7割は3月末若しくは9月末を権利確定日としています。
この日までに権利を確定すると、株主として株主総会への召集を通知され、株主総会に参加でき、議決権を行使する権利を有することとなります。
配当や株主優待の権利を有するためには、権利確定日までに株主になる必要があるので注意が必要です。
権利確定月は、株式によってバラバラですので、ヤフーファイナンスでや投資対象の会社のHPでしっかりと調べておく必要があります。
本来は株主総会に参加し、議決権を行使するのが、株主の権利なのですが、株式投資している方のほとんどは、株主総会には関心を持っていません。
関心は株価が上がるかどうかだけなのもなんだか寂しい気がして、今回参加することとしました。
3 実録 初めての株主総会
会場にはたくさんの株主の方がいて、少し驚きました。
前もって会社から送られてきた議決権行使書が入場券となります。
なお、写真撮影が禁止でした。ちょっと残念です。
ひな壇には、なんと代表取締役社長が座っています。
社長や専務や常務など、私の会社でさえ、そうはお目にかかれない人たちを目の当たりにすると、株主としてその企業の経営に参画していると言う実感が湧き、感動しました。
中身は良くある議案を説明し、意思決定するものです。現代はインターネットで議決権を行使するので、まず執行部の議案は賛成多数が決まっています。
先日のタカタの経営破たんの株主総会でさえ、役員会の意思決定どおりに議案は決定しました。
こういったよく言えば日本的な意思決定、悪く言えば出来レースは良くないと、物言う株主として村上ファンドが一世を風靡したのは、記憶に新しいところです。
執行部が、前期の業績報告や今期の業績予想などをスライドで説明し、議案も次々に賛成多数で終了しました。
最後に質問時間があり、数人が質問して終了です。
質問者はとても流暢な言い回しで会社側のスタンスで質問しているので、これも出来レースだと直感しました。
1時間程度で総会は無事終了しました。テレビドラマ等でよくやる緊急動議や総会屋の乱入なども多少期待しましたが、まったくありませんでした。
4 株主総会にたくさんの株主が出席する理由
こんなに無味乾燥な総会なのに、何故参加するのか不思議な気がしました。
まあ、経営者たちの姿を生で見れたのはとても親近感があったことは事実です。
それにしても、じいちゃんばあちゃんまで、何故?
以前この会社の従業員など関係者の方々?
帰りがてらに、引換券で粗品をいただきました!!!
これが、株主総会に参加する理由だと気がつきました。
今回私はある飲食ビジネスを展開する企業の株を優待目的で、100株だけ購入しました。
買値として数千円足らずです。
ところが、その株主総会では、ハム詰め合わせ(1,500円相当)とペットボトル茶をいただきました。
その投資効率は、年利にすれば25%です!これから送られてくるお食事優待券と配当金を使えば、1年で元が取れます。
最高です!
5 まとめ
いかがでしたか。
株主になって、初めて株主総会に参加しましたが、中身はサラリーマンにはご存知の業績報告会のようなものであり、そう新鮮味のあるものではありませんでした。
しかし、経営陣を生で見れたのにはちょっと感動しました。
さすがに代表取締役社長ともなると、人の上に立つ者として、発言力が違います。
そして、うれしかったのは、何と行っても株主総会参加者への粗品提供です。
お茶の1本くらいかなと思っていたので、望外の喜びでした。
こんなことなら、もっと参加しておけばよかったなと思います。
これからは投資している他の会社の株主総会にも参加してみようと思いました。
また、株式を所有することによって、社会とつながっている感じがして、とても心地が良かったです。
それでは