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お金を貯めることを通じて、人生を豊かに生きるヒントを提供する当ブログの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
2016年2月から我が国では、未だかつて誰も経験したことのないマイナス金利が続いています。
おそらく何十年後には、私たちはマイナス金利の中で暮らしたという歴史の生き証人になるのではないでしょうか。
マイナス金利がいつまで続くかわからない今、お金を運用するには何が一番良いのか考えてみます。
- 1 もはやリアル銀行に期待するものは何もない
- 2 世は投資ブーム再燃
- 3 一番ローリスクハイリターンな投資方法は?
- 4 何といっても株式投資が一番ローリスクハイリターンを狙える
- 5 投資先は?
- 6 道しるべはウォーレン・バフェット氏の優良株長期投資
- 7 まとめ
1 もはやリアル銀行に期待するものは何もない
国民が痛みを伴うアベノミクスに国民は疲弊しきっています。
銀行にいくらお金を預けても、1年定期の金利は0.01%のままです。
ちなみに普通預金の金利は0.001%です。
100万円を1年間預けても100円にしかなりません。
にもかかわらずリアル銀行は、1回あたりの振込み手数料を他行あては824円(都市銀行で、3万円以上の場合)も徴収します。(怒)
ネット銀行は月何回か無料か、216円のところが多ので、リアル銀行の高額な手数料があまりにも目に付きます。
リアル銀行は、駅前の一等地に店舗を構え、大量の窓口嬢を雇用しています。人件費や設備投資費、維持管理費などの負担がかかるため、手数料は高く取り、金利は安くせざるを得ません。
ネットの時代が来るまでは、利用者には選択権など与えられてはいませんでした。
しかし、消費者にはネット銀行という選択肢がある現在、リアル銀行をあえて選ぶ理由はありません。
この構図は、Amazon VS スーパー、百貨店の構図に酷似しています。
私たちは、今、Web2.0革命の中で暮らしており、既得権という椅子を静かにそして確実に破壊しようとしています。
2 世は投資ブーム再燃
先の見えないマイナス金利を見限って、国民の間ではお金がお金を生む投資に対する関心や意欲が高まっています。
先日のNHKクローズアップ現代+の放映でも、どこの会場でも株式セミナーや投資信託やFXの説明会会場は、満席満杯だそうです。
これだけ国民に負担を強いている状況では、当たり前の生活防衛の動きです。
3 一番ローリスクハイリターンな投資方法は?
世の中には実にさまざまな投資方法があります。
金融商品でいえば、株式投資、FX投資、投資信託、債券投資、不動産投資(REIT)、先物投資などが頭に浮かびます。
理想は、リスクゼロで、投資効果が高い商品であることはいうまでもありません。
ローリスクローリターンの代表例は、銀行の定期預金です。いくら金利が0.01%であろうとも、元本は保証されるからです。
ペイオフ制度が導入され、定期預金といえど必ずしもリスクはゼロではなくなりました。
最もローリスクで、最もハイリターンが望める投資となれば、管理人の私は株式投資以外考えられませんと主張します。
あのタカタが、株価6,000円が紙切れになろうとしているというのに、何を言っているんだとこの馬鹿者が!とお叱りを受けるのは重々承知の上での主張です。
3-1 FX投資はおススメできない理由
世の中では、気軽にできるからと言う理由で、FX投資が人気ですが、管理人は絶対おススメしません。
そもそもフィフティフィフティ勝負ではないからです。
形向きはハイアンドローゲームですが、スプレッドを調整できるので、胴元である証券会社が儲かる仕組みとなっています。
勝者は実に1割、後はすべて敗者という世界です。
どうにもアンフェアなルールばかりが目に付き、私はまるで興味も関心も湧きません。
3-2 投資信託をおススメできない理由
投資信託は、私個人の見解からすると、ハイリスクローリターンであまり多くは望めない割には、リスクの高い金融商品だと思っています。
しかも、ロード(手数料)や信託手数料が設定されているものが多く、長期運用ではこれらの負担が無視できません。
郵便局や銀行など、知識の浅い行員が、老人に売り込んでいる姿を見るとぞっとします。
銀行側はロードや信託報酬手数料さえ入れば、購入はお客様の自己責任といっていれば儲かるからです。
私の先輩にも、退職金を全部投資信託で運用したところ、瞬く間のうちに1,000万円損失を出したとぼやいていた人がいました。
他人任せの運用で損失を出し、さらに法外な信託報酬手数料を取られたのではたまったものではありません。
3-3 その他の投資をおススメできない理由
先物投資やREITは専門的すぎで、また、資金も必要とし、一般人はリスキー過ぎて、おススメできません。知らない方がむしろよいと思います。
私の祖父は、亜炭先物相場に手を出し、全財産を失いました。
ちょうどその頃、私は生まれたそうです。
母親の話によると、ろくなものを食べていなかったため、乳が出ず、栄養失調で、命も危なかったそうです。
先物商品に素人は絶対に手を出してはいけないと思います。
4 何といっても株式投資が一番ローリスクハイリターンを狙える
そこで株式投資です。
株式投資は売買手数料が、現在は激安です。
私が主に利用している証券会社は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUFG)とGMOクリック証券です。
100万円~500万円の場合、MUFGは、0.8532% + 3,456円(約12,000円前後)、GMOクリック証券の場合は、436円しかかかりません。
信託報酬やロードを必要としないだけでも、株式投資の有利性がわかると思います。
口座管理料も、現在の証券会社は取っていません。
私がMUFGを使っているのは、ネット銀行が出来る前からのお付き合いといざというときの安心感です。
大金を扱う以上トラブルはごめん被りたいので、一種の保険料と思っています。
ただし、GMOクリック証券はNISA用として開設しています。
5 投資先は?
株式投資の大原則は、自己責任の法則の下での売買です。
投資先は自分の判断で決めるものです。
投資信託は投資のプロがリサーチを重ねた結果、何本かの株式を運用していますが、それでも圧倒的にマイナス運用商品が多く残っています。
それほど、投資というものは難しいものです。
わたしからいわせると株式セミナーなどは、行くだけ無駄です。
経済の動向など教養を得る意味では、多少の暇つぶしにはなるとは思います。
しかし、投資は人から薦められるまま行っていれば、いつまで経っても損する側に立つ養分扱いになるだけです。
実際、推奨した株式のほとんどは、すぐには上がりません。
たゆまぬ株式への研究と努力と決断力そして運の4つの要素が揃わなければ、思うような成績は上げられないと思います。
世の中は不確実性の時代と言われて久しく、いつどこで何が起こるか誰も予測できません。
6月26日に実質倒産した大手自動車部品メーカー「タカタ」は、超優良企業とまでいわれていました。
2008年のエアバッグによる死亡事故が、まさか会社自体の倒産にまでつながると誰が想像したことでしょう。
こうした突然死のような事態は、平成の時代に入ってから顕著になっています。
世界のSANYOが会社を清算し、Panasonicに吸収されました。
世界のSHARPが、台湾ホンハイ工業の子会社となり東証二部に降格となりました。
日本を代表する東芝も、二部降格が決まっています。
一時9,800円にまで株価が上昇した東京電力は、福島原発事故により解散の危機にまで至り、120円代にまで下がりました。
流通王だったダイエーもAEONの子会社となり、3,000円台の株価は0円となりました。
信じられないことが信じられないような事態になるのが現代の特徴です。
6 道しるべはウォーレン・バフェット氏の優良株長期投資
しかし、そうはいっても株式投資に対する基本的な考え方は、絶対知っておくべきです。
株式投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェット氏は、世界一のお金持ちと呼ばれるバークシャー・ハサウェイの会長です。
彼の投資方法は、単純明快で、成長性のある優良企業の株を安いときに仕込んで、長期保有することです。
株式投資は、日々の変動はとても激しいものです。
しかし、30年後に現在よりも上がっている株式は、実に9割以上であるというデータがあります。
つまり、優良株である場合、思惑と違って買値から下落しても、長期間持つことにより買値より上がる可能性が高いという事実です。
株式は投機的に一発勝負ではなく、じわりじわりと上がるのを待って、持ち続けます。
その際にはインカムゲイン(配当益)でしっかりと利益を確保するという戦略です。
ただし、事件により株価が下がったときは、見切って損切りすることが、株の極意です。
タカタの場合もこれができれば、被害はそうは大きくはならなかったと思います。
なお、株式投資の場合の運用益の目安としては、ローリスクの場合は、年3%の運用成績、ハイリスクの運用は年に15%の運用成績を上げれば、上々とされています。
7 まとめ
いかがでしたか。
株式はチャートをみるとものすごく変動が激しい金融商品ですが、投資先の企業をじっくりと見極め、安いときに仕込んで、じっくりと持ち続け、高くなれば売却する戦略が、もっとも安全確実な方法です。
とはいっても、タカタのような事件は、少なからず発生します。
すばやい損切りはもちろん必要ですが、なかなかできないケースの方が圧倒的です。
そのためはリスクを分散しておくことが大切です。
いわゆる分散投資です。
円高に強い企業と円安に強い企業を持っていれば、リスクヘッジになります。
私もいつのまにか、17種類の株式を持つようになり、リスクヘッジしています。
傍目から見たら株狂いと思われるかもしれません。
ですが、インカムゲインだけで、現在は年間27万5,750円(税込み)も配当益をもらっています。
10年持ち続ければ、配当が変わらなければ275万7,500円になります。
むしろアベノミクスのおかげで企業は好業績を続けているので、配当は年々増えています。
たとえば私が持っているE株は、6年前配当が20円(2万円)でしたが、今や90円(9万円)と4.5倍になりました。
インカムゲインだけで、すでに年2%以上の利回りを確保しています。
その間、株式の動きを常にリサーチしておき、もっといい優良株を見つければ乗り換えています。
ウォーレン・バフェット氏と同じやり方を真似ているだけです。
この間、リーマンショックや東日本大震災など想定外の大事件があり、大きく損失を喰らったこともありますが、ポートフォリオ全体では失敗には至っていません。
この方法による株式投資は、決してギャンブルではありません。
ゆっくりと資産形成していく最強のお金の運用方法だと信じています。
それでは