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お金を貯めることを通じて、人生を豊かに生きるヒントを提供する当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
一昨日の東京都議選挙は本当にすごかったです。まさに主権は都民(国民)にあることをあらためて知らしめた選挙でした。
開票後、1時間半も自民党当選確実者0人が続くなんて、前代未聞でした。
もっと謙虚に国民の声を吸い上げ、努力すれば報われる社会の実現に向けて汗をかいて欲しいものです。
それが国民が負託している議員の行動責任ではないでしょうか。
さて、今年も早くも上半期が過ぎました。
下半期がスタートしたことを記念して、天引きによる貯蓄方法が最強であることを私の実例を元に紹介します。
お金が貯まらないとお嘆きの方には、天引き貯金が最善のおススメ方法です。
- 1 給与からは、税金と社会保険料が引かれるだけではない
- 2 天引きその1 財形貯蓄
- 3 天引きその2 団体扱い長期個人年金保険
- 4 天引きその3 社内貯金
- 5 天引きその4 学資保険
- 6 天引きその5 労働組合長期積立
- 7 天引きその6 社内互助会長期積立及び退職後医療積立
- 8 まとめ
1 給与からは、税金と社会保険料が引かれるだけではない
サラリーマンの場合、ごく一部の例外を除き1ヶ月の労働の対価が、賃金として雇用者側から支払われます。これが給与です。
明細を見ると、所得税、住民税、介護保険料、短期年金保険料、長期年金保険料、福利厚生費など義務的経費を引かれた残りが、真水の部分の手取り額となります。
しかし、手取り額をそのまま毎月の生活費に充てるサラリーマンは、まずいません。
ほとんどの会社には、財形貯蓄を始めとした天引き貯金や定期年金積立保険、団体扱い生命保険、社内貯金信用組合、持ち株会などさまざまな社員の福利厚生や生活支援制度があります。
ほとんどの会社は、こういった制度を積極的には公開していません。
入社してからおお!と驚くに違いありません。
これから就職する人は、社員の福利厚生や資産形成にやさしい会社の情報を入手し、検討することも大切です。
ブラック企業は口コミですぐに広がりますが、社員を大切にするホワイト企業はほとんど知られていません。
不思議なものです。
特権を見せたくないという日本人独特の美意識が影響しているかもしれません。
2 天引きその1 財形貯蓄
財形貯蓄制度は、勤労者の資産形成を国が支援する制度で、最大550万円までマル優が適用され、貯蓄目的に応じ、利子に所得税や住民税及び復興所得税計20.315%が課税されないサラリーマンにとって徳政令のような制度です。
ただし、マイナス金利が続く現在においては、金利に期待するというよりも強制的に貯金するというところに制度の必要性を見出しています。
財形貯蓄の制度には、財形年金貯蓄、財形住宅貯蓄、一般財形貯蓄の3つがあり、サラリーマンであれば、この3つまで入ることが可能です。
ただし、一般財形貯蓄には、普通に利子に課税されるので、金利が有利ならまだしも、あまり意味がありません。
基本は財形貯蓄は財形年金と財形住宅の2つで、550万円以内で積み立てることが大切です。
今やiDeCo制度が導入されたので、余程金利にうまみがない限り、一般財形貯蓄を利用する価値はないといっていいと思います。
ただし、企業によっては、奨励金を出して社員の資産形成を支援するところもあり、そういった場合は、選択肢もありです。
若い頃は、月3,000円でも天引きされると、とてもつらい思い出がありましたが、今では引かれるのが当たり前と思うようになりました。
天引き貯金には、この引かれるのが当たり前と思い込んで、引かれた後の手取りで生活設計するようになるのが、最大のメリットです。
なかなか人間は自らコントロールすることは難しいものです。
ただし、私はあまり入ってはいず、上半期財形年金8万円、財形住宅2万3千円を積み立てました。
3 天引きその2 団体扱い長期個人年金保険
企業によっては、社員に団体扱いの長期個人年金制度を導入しているところが少なくありません。
メリットは団体扱いとなるので、運用条件がよく、配当が高いことと、これまた天引きなので、強制的に天引きされることがメリットです。
やはり国の年金制度は、どんどん支給率や支給年齢が悪くなる中で、社員の老後の生活設計を支援するという位置付けです。
私はボーナス込みで、上半期50万円が天引きされました。月5万円とボーナス20万円です。
きついですが、退職後を考えると止むを得ません。
4 天引きその3 社内貯金
我が社では、貯蓄組合を作り、社内貯金を奨励しています。金利も0.8%と普通預金としては破格の利率です。
ただしペイオフが1組合として適用され、全体で1,000万円しか保証されません。
それが怖いので、私はあまり積んでいません。妻は入れています。
上半期は6万円の積立です。まあ、月1万円と微妙な積立てです。
5 天引きその4 学資保険
これは制度としてではなく、我が社では生命保険会社とタイアップして生命保険などをそのまま給料から天引きしてくれます。
2人の娘がいるため、上半期で80万8千円を泣く泣く積み立てました。
月約7万円ボーナス28万8千円です。
6 天引きその5 労働組合長期積立
我が社にも労働組合があり、組合とのつきあいで長期積立てしています。
私は一応管理職員なので、組合とつきあうととても楽です。
他の管理職員は管理職員になった時点で、組合員を止めますが、私は意に介しません。
上半期は1万8千円の積立(月3,000円)です。
7 天引きその6 社内互助会長期積立及び退職後医療積立
我が社の福利厚生のための制度で、退職後医療積立には、会社から半分支援がもらえます。制度はありがたく享受しています。
上半期は長期積立が2万4千円、退職後医療積立が1万2千円を積み立てました。
8 まとめ
あらためて、天引きされている貯蓄額を洗いなおしてみると、びっくりするほど天引きされていることに気づきました。(上半期)
財形貯蓄 10万3千円
長期個人年金保険 50万円
社内貯金 6万円
学資保険 80万8千円
労働組合長期積立 1万8千円
互助会長期積立 2万4千円
退職後医療積立 1万2千円
合計すると、半年で152万5千円も天引き貯蓄していました。
これにiDeCoが加わるはずなのですが、まだ会社ではのらりくらりと手続き中の段階です!(怒)
どおりで生活が苦しいはずです。
収入の数割も貯蓄に回しているので、生活はカツカツです。
しかし、これでも退職後のことを考えると、まだまだ足ないと思っています。
社会保障は、これからもますます悪化していくことは確実です。
国には期待することはできません。
密かにささやかれている年金75歳受給延長論が、現実のものとなれば、私たちは死ぬまで働かなければなりません。
そうならないためにも、60歳から15年間分年金ストップでも生きることができる貯えが必要になります。
単純計算でいけば、最低でも28万円×15年=4,200万円は必要となります。
(28万円は1世帯当たりの平均支出額)
転ばぬ先の杖として、自分自身がお金を貯めるしかありません。
ないよりも絶対あった方がよいのが、お金です。
そういった意味でも、強制的にお金を貯めることができる天引き貯金をおススメします。
なお、私は弁当持参、株式配当、ふるさと納税、クレジットカードポイント、イオン100株株主利用、マネタイズその他で年間約88万円の余剰金が出ることを見越して給料天引きしています。
決して給料が高いから天引き貯金できるわけではありません。
何ごともコツコツが大切です。
さらに共働きなら、2倍3倍が可能となります。
だからこそ私は住宅ローン6,500万円を完済できたと思っています。
それでは