最終更新 2021.6.5
ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、毎日本当に暑いですね。
それに加えての日本中は異常気象が続いています。
記録的な大雨が北部九州地域で降ったかと思うと、首都圏では季節はずれの雹(ひょう)が大量に降り注ぎ、また、新潟や秋田でも1ヶ月の降水量が1日で降るなど、記録づくめの年です。
本当に疲れが溜まります。
1年で一番疲れが溜まる頃が、土用の丑の日です。
2021年は、7月28日(水曜日)が土用の丑の日です。
うなぎをおいしく安く食べて、パワーアップして、夏の疲れを吹き飛ばしましょう!
うなぎのお得な入手法を紹介します。
- 1 うなぎの養殖生産量ランキング
- 2 2017年はうなぎの価格は下がっている
- 3 うなぎのディープな世界
- 3-1 うなぎ文化は、意外に新しい
- 3-2 知られざる養鰻の世界
- 3-3 うなぎの調理
- 4 うなぎを安く手に入れる方法
- 5 それでも日本うなぎを食べたい場合
1 うなぎの養殖生産量ランキング
うなぎの養殖(養鰻)というと、静岡県は浜松の浜名湖産をイメージする方は多いと思います。
しかし、今は昔の話です。
今やダントツで日本一のうなぎ養殖生産量を誇るのは、鹿児島県です。
また、うなぎのブランドでいえば、愛知県三河の一色うなぎが知名度No.1です。
みかんの産地が、三住から青島や三ケ日に変わりつつあるのと同じです。
2 2017年はうなぎの価格は下がっている
2016年は、うなぎの養殖高が激減し、うなぎの蒲焼の価格は暴騰しました。
2016年の年は、食べられない家庭が多かったと思います。
理由は稚魚シラスウナギの乱獲です。
最近日本食ブームで、中国や韓国で乱獲が増えて養殖に欠かせないシラスウナギが不足しました。
今年はその反省点に立ち、国際協定の枠を順守することとしました。
また、代替品の近大ナマズの蒲焼が大ヒットするなど、多様化も進みつつあります。
引用元:水産庁HP
3 うなぎのディープな世界
3-1 うなぎ文化は、意外に新しい
うなぎ文化は、江戸時代が発祥とされています。
それまでは妙に油濃くて癖もある味で、江戸っ子には見向きもされなかったのが、蒸して蒲焼にする調理法が開発され、一気に日本中に広がったそうです。
詳しくは池波正太郎の仕掛人藤枝梅安や鬼平犯科帳に書いてあります。
ご確認ください。
池波正太郎の小説はチャンバラ小説と捉えがちですが、人事マネジメント小説や日本料理小説の視点で読むととても面白いです。
軽く読めるエンターテインメント小説ですので、寝苦しい夜にはぴったりです。
さて、うなぎ料理は300年以上の歴史があるので、鰻師(うなぎし)と呼ばれる職人の技術を必要とするとても深い世界です。
3-2 知られざる養鰻の世界
うなぎに関しては、私も以前ちょっとした関わりがありました。
うなぎは、うなぎの稚魚であるシラスウナギを養鰻場(ようまんじょう)で育てます。
うなぎは、熱帯または亜熱帯の海域で生息しているので、養鰻場は水質が良くしかも水温が高い地域が選ばれます。
鹿児島や宮崎の養殖高がワンスリートップというのも頷けます。
私が視察した養鰻場は50✖50mくらいの大きさで、それがいくつもあって、ため池のようなところでした。
一つの池に10万匹のシラスウナギを養殖していました。
4箇所に水車があって、水流を作ってグルグル回遊できるようになっていました。うなぎの身が締まるとのことでした。
そこに配合飼料を加えると凄まじい勢いで喰らいついてきます。
見ればトラウマになること間違いなしです。
うなぎはピラニアのように貪欲です。
餌やりや体調管理はすべて鰻師と呼ばれる方々が管理しています。
こうして育ったうなぎは、約半年で市場に活鰻(かつまん)として出荷されます。
3-3 うなぎの調理
うなぎの調理を見る機会はなかなかないと思います。
掴むことだけでも大変ですが、軽く掴むのがコツらしいです。
まな板の上に載せたら、すぐに首の部分に包丁を入れ、締めます。
締めた後は、うなぎの目に目打ちと称して、千枚通しを刺します。
こうすると、すべりにくくなり、捌きやすくなるからです。
腹から割くのが関東流、背から割くのが関西流だそうです。
その後は串に刺して、白焼きにします。
その後、一度蒸してから、タレで焼くのが関東流です。直接タレで焼くのが関西流です。
4 うなぎを安く手に入れる方法
うなぎの世界は本当に特殊ですので、流通は卸売市場を通さず、相対取引の方が圧倒的です。
つまり、あまり市場原理が働きにくい世界です。
うなぎが高い理由はこんなところにあります。
流通が限定されているのなら、安く手に入れるのは困難なような気がします。
しかし、市場原理が働かないのは、うなぎ専門店などの料亭であり、スーパーなどは輸入うなぎを仕入れているので、市場原理が働きます。
相場の世界には「麦わら帽子は冬に買え」という格言があります。
需要がないときのモノの価格は下がるので、底値の時に買っておいて、需要が増えて、高くなった時に売れという格言です。
うなぎを安く入手する方法も当てはまります。
うなぎの加工品は冷凍しておけば、1年は軽く持ちます。家庭用であっても数ヶ月は十分に保存できます。
大事なポイントは、タレを洗い流し、水分を拭き取った後、ジブロックで空気をできるだけ抜くことです。
タレの食味変化と氷による食感変化をなくすためです。
また、解凍も同じ理由で自然解凍します。
調理のポイントは、日本酒を使って蒸し焼きすることです。
日本の食文化には日本酒は欠かせません。
水と日本酒を1:1で割り、フライパンで蒸し焼きした後に、市販のタレ(作ってもいいです。)を絡めるだけです。
うなぎの専門家の話によれば、日本うなぎ(Anguilla japonica)は、油が少ないので、調理の技が必要だが、中国産うなぎ(ヨーロッパうなぎ)(Anguilla angulla)は、油がのっているので、簡単に調理でき、むしろおいしいそうです。
調理方法さえしっかりしておけば、料亭に負けない中国産冷凍うなぎで、夏を乗り切ることができます。
5 それでも日本うなぎを食べたい場合
方法は一つだけあります。
それは当ブログでもシリーズ化しているふるさと納税を使う方法です。
ふるさと納税サイト [ふるさとチョイス] | 「うなぎ蒲焼」の検索結果
愛知県三河一色うなぎ
鹿児島県霧島湧水うなぎ
鹿児島県薩摩川内うなぎ
岡山県津山青うなぎ
静岡県浜名湖うなぎ
超有名うなぎを、ふるさと納税10,000円から50,000円寄付で、手に入れることができます。
ふるさと納税による電化製品や商品券は、残念ながら絶滅してしまいました。
これからは、国内の超有名ブランドの食を堪能するために寄付する使い方が一般的になるのではないでしょうか。
ブログに愛と真の情報を
それでは