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お金を貯めることを通じて、人生を豊かに生きるヒントをアツく語る当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
さて、日本に一番近い国といえば、韓国と北朝鮮です。
先月まで、ピョンチャンオリンピックが開催され、北朝鮮からの特使が微笑み外交を演出するなど平和ムード一色に包まれました。
これで、北朝鮮による核の脅威が回避されるのではないかと世界はひとまず安堵しました。
しかし、金正恩委員長はオリンピック閉幕直前に再び、弾道ミサイル実験を繰り返すことを表明し、世界は再び緊張に包まれました。
オリンピック閉幕直前に戦争銘柄の株が暴騰したのは、記憶に新しいところです。
ところが、先日、北朝鮮は韓国と4月に首脳会談を行うことを表明し、核開発凍結も辞さないと言い出しました。
もちろん世界戦争が回避されるのであれば、すばらしいことですが、この発言で、防衛関連の株価はストップ安に近い大暴落となりました。
株式投資を行う者にとって、最新の政治経済ニュースを耳に入れておくことは、絶対に必要です。
こうした突然の政策転換で、株式投資で手痛い火傷を負わないためには、どうすればいいのか考えてみます。
1 防衛関連株御三家
昨年降ってわいたように始まった北朝鮮による弾道ミサイル実験と核実験は、人類の危機ともいえる行動です。
すでに核開発は終わったという情報もあり、もしも弾道ミサイルに核弾頭を装着して飛ばせば、狙われた国はひとたまりもありません。
ご存知のとおり、強い毒性を持つプルトニウムの半減期は2万4千年です。
一度発射されたが最後、2万4千年の死の荒野が待っています。
まるでSFの世界のようで、想像もできませんが、今まさにそこにある危機です。
なんとしても日本を弾道ミサイルから防衛しようとすると当然防衛機器が必要となります。
広い意味で言えば三菱重工業や石川島播磨工業、NEC、トヨタも防衛関連株といえますが、もっと具体的な防衛関連企業は、株価的には豊和工業、石川製作所そして細谷火工が御三家です。
2 豊和工業(6203)
国内で自動小銃や迫撃砲を製造している唯一の企業です。
2018年3月7日、東証一部上場企業の中で、一番の暴落株となりました。
(引用:ヤフーファイナンス)
まさにドッカーンです。
3/6終値 1557円→3/7終値 1255円です。
-302円 19.40%下落です。
もっともこの株、仕手化してしまっています。
最安値は、2017年1月6日609円
最高値は、2017年10月26日 2860円です。
609円→2860円→1255円です。
(引用:ヤフーファイナンス)
わずか1年で、約5倍2200円上がり、最高値から1600円も下がる株・・・。
すべては北朝鮮の金委員長の考え次第で、株価が翻弄されるのでは、個人投資家は養分となるしかないと思います。
怖ろしすぎます。
個人投資家は、近づけないバルカンの火薬庫のような株です。
さまざまな特殊車両を作っていて、発祥は豊田織機発明者の豊田佐吉という輝かしい伝統と歴史を持っている企業ですが、こうも株価が翻弄されるとは豊田翁も思ってもいなかったと思います。
3 石川製作所(6208)
段ボールの製梱機を製造しているレンゴーの子会社ですが、実は機雷も製造しています。
世界初のソナー式機雷を作ったということで注目され、時あたかも中国や韓国の領海権争い等も発生し、株価は爆騰しました。
しかし、北朝鮮の金委員長が、核開発の凍結と南北融和を唱えると株価は暴落しました。
ストップ安です。
3/6 2964円→3/7 2464円
-500円(-16.87%)の暴落です。
3/7下落率第2位です。
(引用:ヤフーファイナンス)
もっともこの株は、2017年にテンバーガー近くまでなった株です。
見向きもされなかった1/4は658円だった株価は、一気に緊張が高まった10/6になんと4435円をつけました。
なんと7倍です。
そこから約半分の株価となっています。
高値で買った人は死屍累々のことでしょう。
(引用:ヤフーファイナンス)
石川製作所の株価動向については、以前当サイトでも記事にしました。
見事爆騰は大当たりです。(^^;
もし買って、高値圏で売っていれば2~300万円は売却益があったかもしれませんが、まったく買うつもりはなかったので、悔いはありません。
きれいごとかもしれませんが、戦争関連銘柄で儲けたいとは思わないからです。
だからこそいつまで経ってもただの株バカのへたくそ野郎なのかもしれません。
4 細谷火工
明治時代から続く花火界の超名門ですが、花火が縁で手りゅう弾など武器も製造している企業です。
3/6 1410円→3/7 1177円
-233円(-16.52%)下落率第3位です。
(引用:ヤフーファイナンス)
この株も北朝鮮の金委員長の発言や行動に翻弄され続けました。
1/4に462円だった株価は、GW近くの北朝鮮の弾道ミサイル発射で1700円まで上がりましたが、すぐ下がりました。
その後、10/5に2343円をつけ、現在は1168円です。
株価が5倍の1900円近く値上がりし、最高値から1200円近く下がっています。
(引用:ヤフーファイナンス)
細谷火工は、世界最大の長さ4mの花火打ち上げ筒を持っている唯一の火工所です。
国内最高峰の花火大会である秋田県大曲花火競技大会入賞の常連です。
管理人も一度大曲花火競技大会に行ったことがありますが、一生の思い出ものの美しさに感激しました。
雄物川の風向きが花火打ち上げには最高の環境だそうです。
常に微風が流れているので、煙が被らなくて息を呑む美しさです。
【4K60p】2017 大曲の花火 大会提供「生命のまつり」
昼花火もあって驚きです。
開催は毎年8月第4土曜日です。
90年以上の歴史を持つ大曲花火競技大会は、一生に一度は行ってみられることをオススメします。
5 まとめ
いかがでしたか。
株価は理論で動くという人は多いです。
PER、PBR、ボリンジャーバンド、パラボリックSAR、移動平均線にMACD、賃借対照表・・・。
そして、理論上こうなると呪縛に陥り、売却するタイミングを逃して、大損してしまうことも多いようです。
本日紹介した防衛(戦争)関連銘柄には、株式理論はまったく当てはまりません。
すべては北朝鮮の金委員長の思惑のみです。
こういった政治で動く株は、大きく利益を上げることができる反面、大やけどしがちです。
常にアンテナを張り、【うわさで買って事実で売る】素早い動きが必要です。
健闘を祈念します。
なお、管理人は、長期投資派です。
とてもこのような思惑だけで動く、切った張ったの世界での株式投資は生き延びる自信はありません。
くれぐれも株式投資は、自己投資の範囲内で、自己責任により行われますようお願いします。
それでは