最終更新 2022.5.3 2021.6.1 2019.6.17
ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、2018サマージャンボ宝くじが絶賛発売中(7/9~8/3)です。
みなさんは買い求めましたか?
1等賞は5億円、1等前後賞は1億円です。
計7億円が当たるかもしれません。(^^ゞ
もしも当たったら、人生は確実に変わります。
この夏は、あまりにも暑いので、宝くじの当たる夢を見るのも一興かもしれません。
ただその前に、大切なお金を宝くじに使っていいものなのかどうか、冷静に計算した上で、判断されてみてはいかがでしょうか?
1 2018サマージャンボ宝くじの概要
2018サマージャンボ宝くじ正確には、サマージャンボ(市町村振興)第754回全国自治宝くじといいます。
全部で21ユニット630億円分発売されます。
1ユニットは30億円です。
まさに日本全体が宝くじ狂想曲です。
国民一人当たり平均500円分の宝くじを購入する勘定となります。
それでは、お楽しみの期待値を割り出してみます。
愕然とします。
1ユニット(1,000万枚)で当たる確率と賞金総額を計算してみました。(^^ゞ
最大21ユニット発売されるので、実際にはこの21倍になります。
期待値は、1,499,000,000/3,000,000,000です。
49.97%です!
300円の宝くじを買った瞬間に、価値は149.9円になります。
半額を上納していることになるわけです。
宝くじは、あまりにも期待値が低すぎるギャンブルです。
管理人は買いません。(^^ゞ
その代わりサッカーくじBIGには高い関心を持っています。
5億円が当たる確率は、1/1,000万です。
今年は、年賀状の切手シートさえも、たった1枚しか当たりませんでした・・・。
1/33に当たらないのに、1/1,000万に当たるはずがありません。
2 愚か者の税金
宝くじは、あらゆるギャンブルの中で、もっとも期待値が低いギャンブルです。
アメリカでは、宝くじのことを「愚か者の税金」(Fool of Tax)といっています。
宝くじはギャンブルとして買い続ければ、身ぐるみをはがされてしまいます。
一方、夢を買うというレジャーとして宝くじを購入する分には大いに賛成です。
宝くじは、せいぜい3,000円程度に抑えるべきではないでしょうか。
確実に6等賞300円は戻ってきます。(^^ゞ
これを3万円、30万円と度が過ぎて購入すると、宝くじといえどギャンブルとなります。
カジノと同じように際限がなくなってしまいます。
3 レジャーとして楽しめば特に問題はない・・・
2018年7月20日ついにカジノIR実施法が可決成立しました。
我が国に民営ギャンブル場がついに解禁となります。
管理人は批判する立場にはありません。
ただし、カジノ場ができて、気をつけたいのは、ギャンブル依存症にならないように距離感を持って接することではないでしょうか。
宝くじと同じように、レジャーとしてたしなむ分には、カジノは存在価値は0ではないと思います。
カジノをたしなむには正しい確率論、数学的知識を身につけることです。
ギャンブルはすべて確率=期待値から成立しています。
期待値が100%を超えるギャンブルは、公営ギャンブル(競馬、競輪、競艇、オート、サッカーくじ、TOTO、BIG)ではありえません。
カジノは、やればやるだけ負けていく認識を持てば、はまることはないはずです。
負ければ人間悔しいので、取り返そうとまた、はまっていきます。
レジャーとしてたしなめば、負けた分のあきらめはつきます。
今回のカジノIR法の一番怖ろしいところは、お金がなくなっても、カジノ場のカジノ場運営者がお金を貸し付けることができるところです。
もうここまで来たかというほど、なんでもありの自己責任の世界です。
2ヶ月以内に返さないと、年利14.6%の利子がかかるらしいです。
富裕層にしか貸し付けないそうですが、どうやって見分けるのかはなはだ疑問です。
以前賭博性の強い爆裂CRパチンコ機が蔓延した際は、パチンコ店の近くにサラ金出張所がたくさんできて多重債務が続発し、大きな社会問題となりました。
国はあの悪夢をまた作り出そうとするのでしょうか。
管理人の元同僚は、爆裂CR機にはまって、300万円以上の借金をこさえて、会社の金を横領し、首になりました。
前日まで、職場で談話していたので、本当に驚きました。
また、以前通っていたパチンコ店のトイレで、常連が首を吊りました。
元郵便局員で、1年で退職金2千数百万円をCR機で失ってしまいました。
ギャンブルはハマルとかくも怖ろしいものです。
人生のすべてを失います。
宝くじと同じようにカジノの確率を学べば、おそらく賭けるのが馬鹿らしくなることでしょう。
正しいカジノリテラシーを持って臨めば、カジノは怖くありません。
カジノIR法が狙っているのは、国民の財布の中身です。
そこまでして、国も地方も金が欲しいのかと思うと、とても哀しくなります。
国民はそんなにバカではないはずです。
30年ほど前のバブル期に全国に作ったリゾートIR法と同じ臭いがするのは、管理人だけでしょうか?
4 未来を予想するなら、株式投資が一番
宝くじで夢を買わなくとも、カジノで一攫千金を夢見なくとも、すでに最大の夢を見ることができるものがあります。
株式市場です。
今や24時間オンラインで注文ができ、手数料も極端に安くなっています。
やればやるほど負けていく期待値が低い宝くじやカジノでお金を使うなら、株式投資した方が、よほど夢が見られると思います。
5 まとめ
今回、サマージャンボ宝くじの期待値を調べてみて、その期待値の低さに愕然としました。
宝くじを運営管理するためには、たくさんの人やシステムや設備が必要となります。
システムを維持し、収益の一部を市町村振興の財源とするためには期待値を低くするのは仕方のないことと思います。
しかし、だからといってシステム維持費用や市町村振興のためのお金を負担する必要はありません。
カジノも同様です。
愚か者の税金を支払う必要はありません。
レジャーとして少額たしなむのなら賛成ですが、一攫千金を夢見て大金をつぎ込むのなら、世界一の金額を取引する株式投資につぎ込むことをおススメします。
株式投資はくれぐれも自己責任により行われますようお願いします。
ブログに愛と真の情報を
それでは