最終更新 2021.6.6 2020.1.19
※当ブログは、2018.10.18にhttps化しています。
グーグル神もまた、2020.2月にクローム81をリリースして、httpとhttpsの混在コンテンツは検索からブロックすると宣言します。早急なhttps化、そして、混在コンテンツの解消を行ってください。
また、はてなブログ絶対優位から、WordPress一択の流れは強まっています。モッピーもhttps化完了です。
当ブログは、アーカイブとしてお楽しみください。
ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、当サイトは「はてなブログ」で運営しています。
2018年7月24日、グーグル神がChromeバージョン68をリリースしたことはご存知のことと思います。
HTTPS非対応のウェブページに対して、「保護されていない通信」と警告を開始しました。
当サイトは、未だHTTPS化を行っていません。
実際に「保護されていない通信」という警告メッセージを見ると、気分のいいものではありません。
ですが、独自ドメインで運営しているはてなブログをHTTPS化に移行するには、ブログ数が多ければ多いほど、またマネタイズしていればしているほど難関が待ち受けています。
いわゆるMIXコンテンツ問題とCSS/JS問題です。
個人的には、あわてず急がずにHTTPS化移行かなと考えています。
その理由を考えてみます。
もちろん私見ですので、グーグル神の逆燐を怖れるはてなブロガーのみなさんは、すぐにでもHTTPS化すべきものと思います。
HTTPS化は、自己責任によりご判断ください。
- 1 ブログを始めるならはてなブログ一択である理由
- 2 独自ドメイン運営はてなブロガーが、HTTPS化にあせった理由
- 3 2018年6月11日、独自ドメインによるはてなブログHTTPS配信可能
- 4 HTTPS化していない当サイトのPV数変化
- 5 はてなブログのHTTPS化移行でやるべき作業
- 6 はてなブログHTPPS移行が大変なそれぞれの理由(泣)
- 6-1 画像のhttps化
- 6-2 ASPの埋め込みリンクの確認貼り替え作業
- 6-3 最大の山は、CSSとJAVAスプリクト
- 7 周りを見ると・・・
- 8 いずれXデーは来る
- 9 はてなブログに期待したいこと
- 10 まとめ
1 ブログを始めるならはてなブログ一択である理由
以前このタイトルで記事にしました。
たくさんのアクセスありがとうございます。
はてなブログは、後発のブログでありながら、会員数671万人を獲得しています。
月間ユニークブラウザ数(検索流入で、はてなブログを閲覧する数)は、なんと2億2400万MUにも達しています。
(引用:はてな2018年7月期第2四半期決算資料)
また、2017年ニールセン日本スマートフォン利用者ランキングによれば、第1位のグーグル神を筆頭にヤフー、LINE、ユーチューブ、楽天、フェイスブック、アマゾン、ツイッターと続きます。
第9位はなんと「はてな」です。
月間利用者数2,705万人!前年比+31%です。
最近のはてなブログはSEOに弱いなど批判がありますが、ブログ利用者数としては、Amebaブログの2,507万人を抑えて、堂々の第1位です。
せっかく作ったブログをたくさんの人に見てもらいたいのなら、月間利用者数がケタ違いに多いはてなブログが一択です。
2 独自ドメイン運営はてなブロガーが、HTTPS化にあせった理由
ほとんどのはてなブロガーは、有料会員であるはてなブログProとなり、独自ドメインで運営していると思います。
(残念ながらProの会員数は非公開です。あくまでも推測です。(^^ゞ)
その理由は、マネタイズにあります。
ブログを趣味で情報発信したり、日常の備忘録として記事にしている人は多いと思います。
ただし、はてなブログProになると広告を掲載でき、アフィリエイトが可能です。
アフィリエイトを忌み嫌う人は少なくはありませんが、ネットの世界に限らず、世の中はビジネスの世界です。
グーグル神がコンテンツとセキュリティと速度を求めるのも、背景には広告主が望んでいるからに間違いありません。
どんな企業のHPにも広告は掲載されています。
TVコマーシャルも新聞もしかりです。
個人がブログに広告を載せて非難されるいわれはありません。
はてなブログは、SEOに強く、また利用者数が圧倒的に多いブログであることから、マネタイズに魅力を感じたブロガーが集まるのは必然の流れであるわけです。
はてなブログが、グーグル神の7月24日期限までにHTTPS化が間に合わないかもしれないと大いにあせったわけです。
HTTPS化しなければ、グーグル神の逆燐に触れ、SEO下位に飛ばされ、アクセス数が激減してしまう可能性があり、マネタイズなど夢のまた夢になるからです。
グーグルがHTTPS化を目指す理由は、グーグルのSEO方針にあります。
グーグルの目指すSEO方針は、良質なコンテンツとセキュリティとモバイルファーストの3点です。
グーグル神は、HTPPSのサイトはSEOのより上位に位置させると繰り返し宣言しています。
このことは、HTPPS化していないブログは、SEOの下位に飛ばしてしまうことと同じことです。
そうなれば検索流入が少なくなり、PV数が減り、閲覧数が減って必然マネタイズ収益が減ってしまうことになることから、はてなブロガーは大いにあせったわけです。
3 2018年6月11日、独自ドメインによるはてなブログHTTPS配信可能
そして、ついにその日がやってきました。
2018年6月11日から、独自ドメインで運営しているはてなブログでもHTTPSによる配信が可能となりました。
はてなProブロガーたちはやんやの喝采です。
なお、独自ドメインにしていないはてなブログProは、2018年4月から配信可能となっています。
はてなブロガーのみなさんはさすがです。
7月24日までに、どんどんHTTPS化移行を進めてしまいました。
そのパワーには脱帽です。
4 HTTPS化していない当サイトのPV数変化
当サイトは弱小ブログですが、マネタイズも多少やってます。
先ごろ、グーグルアドセンスの月間広告収益のリポートが届きました。
まず当サイトの6月分です。
前月比+1%とほんの少し増えました。
まあ、弱小ブログなのでしょうがありません。
7月分です。
えっ?伸びている?
これにはびっくりしました。
なぜならまだHTTPS化移行は行っていないからです。
そういえばPV数も目に見えて減ったようには思えません。
その理由は、検索流入のほとんどが、モバイル経由だからにほかなりません。
モバイルには今のところ警告は掲載されないからです。
少し安心しました。
5 はてなブログのHTTPS化移行でやるべき作業
すでにHTTPS化を果たされたブロガーのみなさんには、改めて敬意を表します。
この大変で煩雑な作業をよくぞやったなと思うからです。
はてなブログのHTTPS化移行にあたって、移行前に行っておかなければならないのは、次の2点です。
1 画像や広告コードのhttp→https化
2 CSSやJavascriptソースをhttp→httpsへ
そして作業後にやらなければならないことです。
グーグルアドセンスを利用している場合、Google Search Consoleとアナリティクスの再設定
なんだ!とても簡単じゃないか!
はてなブログが6月11日からHTPPS配信始めたんだったらすぐやれよということになります。
6 はてなブログHTPPS移行が大変なそれぞれの理由(泣)
ここからは、管理人の個人的な理由です。
管理人の場合、すでにブログが630記事を超えています。
どうすればいいんだよ・・・。(T_T)/
6-1 画像のhttps化
画像のhttps化は、はてなfotolife の画像を利用している人は簡単です。
はてなfotolifeは、2017年からhttps化しているので、2016年からはてなブログを運営している人が対象となります。
記事の管理>公開で、httpの画像を検索します。
念のため、img src="http://や<iframe src="http://で検索してもいいかもしれません。
なお、自分のブログを参照させるため、自己リンクしているブログは多いと思います。
自分のブログがhttpなのにどうすれば直せるんだ!と思いたくなりますが、これはhttpsに移行した時点で、自動的につけ換わることになるので大丈夫だそうです。
(解決まで3時間もかかりました・・・。(T_T)/)
a href="http~"は、いじる必要はありません。
引っかかったブログは、ひたすら編集>公開して、再度公開にするとはてなfotolife の中でhttpだったものが自動的にhttps化に変換されます。
個人的には300個以上も引っかかりました・・・。(泣)
その理由は、管理人はしばらくはてなfotolifeではなく、フォト蔵を利用していたからです。
フォト蔵は、無料の写真ストレージサイトです。
1ヶ月1GBまでアップロード完全無料です。1年でなんと12GB も可能なので、とても便利です。
ところが、まだフォト蔵は、https化に移行していません。(泣)
作業としては、フォト蔵の写真→はてなfotolifeにアップロードし、Optimizillaで圧縮して、さらにアップロードという作業が必要です・・・。
誰がするんだよ・・・。
6-2 ASPの埋め込みリンクの確認貼り替え作業
AmazonやモッピーなどASPの埋め込みリンクを少し貼っています。(^^ゞ
Amazonは、2016年12月からhttps化にしたので、それ以前の商品を貼っている場合は
差し替えが必要です。
地道にコツコツやるしかありません。
アマゾンの場合、カエレバから再度コードを引っ張って、貼り直しが間違いありません。
一部有志が一括貼り替えのCSSを作られているので、ネットでご確認ください。
管理人は、モッピーをこよなく愛しているので、記事を複数回書いています。
あのうモッピーもまだhttps化対応していないんですが・・・。
埋め込みリンクを外すと記事にならないので固まっています。
対処する方法がありません。
これではhttps化しても、保護されていませんと表示されるだけです。
なお、埋め込みリンク先がhttpだと、リンク先を掲載したブログの表示は、HTPPS化に移行しても、保護されていませんと表示されてしまいます。
せっかく移行しても、保護されていませんと表示されるとやってられません。
HTTPS化に移行されたブロガーの方は、全ページ確認して、修正する必要があります。
修正の方法は、グーグルChrome>検証>Consoleからhttpを見つけ出して、地道に修正する方法が確実ですが・・・死にます。
過労死します。
httpチェッカーなどもありますが、全部英語です。(T_T)/
これが混在コンテンツ問題です。
6-3 最大の山は、CSSとJAVAスプリクト
httpの写真は再アップロードでhttps化できます。
また、埋め込みリンクの場合、リンク先がhttps非対応であれば、どうしようもありません。
それよりも最大の問題が、CSSの変更です。
はてなブログにはたくさんの有志たちが作ったデザインがあります。
そのデザインを元に、利用者が自由にカスタマイズして利用できるのがはてなブログの魅力です。
ですが、長く使っているとよく理由はわかりませんが、CSSの干渉などあって、不具合が生じてしまう問題が生じます。
https化以降の際に、不具合のありそうなCSSもそのまま移行させてしまっていいものか?
これが最大の課題です。
実際、移行によりデザインが崩れ大変な目に遭ったという話はたくさんブログに載っています。
踏み切るに踏み切れない。
しかし、いずれはやらざるを得ないというのが、最大の悩みです。
7 周りを見ると・・・
そこで、有名どころのHPやブログを片っ端から見てみました。
経済産業省は、まだHTTPS化やってないじゃないですか!
ITの旗振り役の省庁がまだやってません!
(引用:経済産業省HP)
次は内閣府です。
すべての国民の安全をサイバーセキュリティも含めて守ってくれる省庁です。
あのう内閣府もまだHTTPS化になっていませんよ。
(出典:内閣府HP)
極め付けは、はてなです。
はてなブログ開発ブログが、今回HTTPS化配信情報を流してくれました。
開発ブログもHTTPS化していないじゃあないですかあああああああ!
(出典:はてなブログ開発ブログ)
こうしてみると、HTTPS化をあせっているのは、はてなブロガーだけなの?と思ってしまいたくなります。
8 いずれXデーは来る
さて、わが国のHTTPS化はどのくらい進んでいると思いますか。
WEB調査会社のあとらす21が、2018年3月に世界の主要企業のHTTPS化を調べています。
わが国はすでに27.5%がHTTPSに完全移行しました。
未対応企業は52.9%、残りはHTTPとの併用だそうです。
世界に目を向けると、欧米はすでに7割以上が完全HTPPS化移行済みだそうです。
遅れているのは、日本を始めとしたアジア地域です。
特に中国は動きが鈍く、完全以降はわずかに7.6%です。
中国はGoogle利用禁止の国なので、当然といえば当然かもしれません。
時代は確実にHTTPS化ですが、今日明日という問題でもなさそうです。
一方、これまでSSLの安全性の証明はSSL証明書で証明されています。
SSL証明は、シマンテックが市場の30~40%を握っているとされています。
そのシマンテックの予想では、すべてのWEBサイトが完全HTTPS化となるのは、4~5年後と予想しています。
それまでの間にやればいいと思うと少しは気持ちが落ち着きます。
9 はてなブログに期待したいこと
再びはてなブログ開発部からです。
混在コンテンツ(Mixed Content)の対応について
混在コンテンツ(Mixed Content)について、各記事の対応に手間がかかるという旨のご意見をいただいております。ご不便をお掛けし、大変申し訳ありません。
テーマストアに投稿していただいたテーマの書き換えなどに引き続き、はてなブログでの対応を検討してまいります。
また、以下の「よくある質問」では、混在コンテンツ(Mixed Content)を解消するための情報をFAQとして掲載しています。今後も拡充に努めてまいりますので、こちらも合わせてご確認ください。
なんと、はてなブログでは、デザインテーマのHTPPS化書き換えについては、はてな側で対応を検討するといっているじゃないですか!!!
混在コンテンツは自分でやってねとしか読めませんが。(T_T)/
とはいってもすでに2ヶ月経っています。
10 まとめ
独自ドメインで運営しているすべてのはてなブロガーを一大騒動に巻き込んだはてなブログのHTPPS化ですが、もう少し様相を見てからでも間に合いそうな気がします。
CSSやJSをいじるのは、初心者や一般ブロガーにはあまりにもリスキーです。
ただし、混在コンテンツの作業はコツコツを行っておきたいところです。
いずれ来るのは、スマホにも「保護されていません」の警告メッセージの表示です。
そうなればすべてのブロガーは、阿鼻叫喚の悲喜劇に巻き込まれてしまいます。
なぜはてなブログは、もっと前からHTPPS化対応してくれなかったのでしょうか。(T_T)/
これは泣きます。
はてなProブロガーには何の罪もありません。
もうひとつ言わせてもらえば、robot.txtの問題です。
はてなブログは、robot.txtでGooglebot をブロックしています。
ここも自由にカスタマイズできないと、SEOには大きな影響が出ます。
画像の圧縮だけでは対応し切れません。(T_T)/
(出典:グーグルアドセンスHP)
管理人ははてなブログが大好きです。
ですが、有料料金を払って、何でこんなに苦労しなきゃなんないの?という疑問も感じます。
なんとかはてなには頑張ってもらいたいと思います。
なお、当記事の管理人は、SEでもプログラマーでもないただのブロガーです。
いろいろと間違っている内容もあろうかと思いますが、その際はなんなりとご指摘いただければありがたいです。
どうぞよろしくお願いします。
今後どうしても移行できなければ、ホームページ製作会社に依頼も手です。
その際の費用は数十万円・・・。
また、ブロガーの中に有志がいらっしゃって、500記事以内の場合4320円、501記事以上の場合5400円で移行化作業をやってくれるそうです。
(勝手にリンク申し訳ありません。)
どうしてもダメならお願いするのも手です。
ブログに愛と真の情報を
それでは