知らなきゃ大損!お金を貯めるWeb時代の歩き方

株式投資、節約、クレジットカード、ポイント還元、ライフハック等お金を貯める役立ち情報を体験例を元に発信しつつ、人生を語ります。

ついに来た!Safari11.0にITP搭載とGoogle「医療と健康」アルゴリズムアップデートでアフィリエイト激変

スポンサーリンク

ようこそ(^o^)丿

お金を貯めることを通じて、人生を豊かに生きるヒントをアツく語る当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。

さて、現在アフィリエイトを目的にブログを書いているブロガーの方は多いと思います。

管理人は、ブログは随分昔から純粋に楽しんできました。

ブログで収益を挙げるなんて無理とアフィリエイトのことを考えたこともなかったのですが、グーグル先生の「大好きなことを収益に。」のキャッチフレーズに心を寄せられ、好きで書いているブログにさらに収益までもらえるのならと今年1月からGoogle AdSenseを始めてみました。

このようなサービスが成立すること自体、今でも半信半疑ですが、多少は収益を得られるようになり、グーグル先生にはとても感謝しています。

ブログを楽しみながら、しかも収益を得られる夢のサービスに感動しています。

f:id:papayapapa:20171215232813j:plain

引用:Google AdSense

ところが9月末に、アドセンスを含めたすべてのアフィリエイターを恐怖の底に叩き込む新サービスSafariのITP(トラッキング防止機能)がアップルから提供されました。

アップルの新サービスは、アフィリエイターだけではなく、ASPの業者までをも恐怖のどん底に陥れています。

また、2017年12月6日、Googleは「医療と健康」に関するアルゴリズム(評価方法)のアップデートを行い、健康食品などのアフィリエイトを行っていたアフィリエイターを恐怖のどん底に陥れました。

アフィリエイターの方々は今後何をなすべきか、そしてIT関連投資にまで確実に影響を及ぼしている現在の状況について考えてみます。

f:id:papayapapa:20171216113641j:plain

まだまだ不確実な情報も多いので、間違った記述があればご指摘お願いします。

<(_ _)>

スポンサーリンク
 

1 2017年9月 Safari11.0にITP搭載

今回の騒動の発端は、アップル社のWebブラウザSafariが、2017年9月に11.0にアップデートされ、ITP機能が搭載されたことです。

ITPとは、Intelligent Tracking Preventionの略で、トラッキング防止機能という意味です。

簡単にいうと、「サードパーティーCookieの記録を24時間しか保存できない」機能のことをいいます。

楽天やアマゾンで買い物かご(ショッピングカート)に入れておいて、そのままにしておくことはありませんか。

後日、もう一度楽天やアマゾンを見ると、まだ買い物かご(ショッピングカート)に注文した品が残っています。

これをCookieといい、Safariは最大30日間記憶する機能を持っていたので、アフィリエイトを行っている方にとっては、クリックして買ってもらえるチャンスが30日間も続くというありがたい機能でした。

ただし、使う側からしてみれば、まるで操作の記録が残されてスパムされているような嫌な気持ちにさせる機能です。

自分のクリックした記録がずっと残されるというのは、行動が筒抜けになっているようで、なんとなく嫌なものです。

アップル社は、2017年9月にアップデートしたSafari11.0にデフォルトで搭載し、Cookieの記録を24時間としました。

噂の段階ですが、iPhone X販売から実質稼動ともいわれています。

2 何がアフィリエイトに影響するの?

Net Applicationsから2017年10月のデスクトップOSシェアが発表されました。

news.mynavi.jp

これによるとOSの占めるシェアは圧倒的にWindowsOSで、シェアは90.8%です。

Safariを搭載するMacOSは、わずか6.3%です。

このことからもデスクトップに関しては、今回のITSは、Macを使っていなければ影響はありません。

しかし、スマホとなると別です。

日本のスマホのOSのシェアは、iOSが66.56%(2017.9末現在)です。

スマートフォン向けOSの全世界のシェアは、iOSが20.32%に対し、Android 72.74%と、Androidの圧勝となっている。ところが、これを日本に限定してみると、そのシェアはiOS 66.56%に対しAndroid 32.57%とほぼ真逆となってしまう。

diamond.jp

つまり、スマホに限れば、iOSで動くSafariが、66.56%もシェアを占めているということです。

当サイトのプラットフォームを確認してみると、今やブログは7割近くがスマホから見ていただいているということがわかります。

おそらくほとんどのブログもこのような傾向になっていると思います。

f:id:papayapapa:20171216092720j:plain

つまり、Safari11.0の影響は、次の通りとなります。

デスクトップ     6.3%×約2割

スマホ    66.56%×約7割

タブレット          50%×1割(iPadのシェア50%換算)

合計すれば48.35%のASPがSafari11.0のITS機能の影響を受ける計算となります。

すごい影響です。

3 具体的には何が影響を受けるの?

現在わかっているSafariのサードパーティーCookieを使っているASPは多いとされていますが、当然のことながら公表はされていません。

(現在のところHP上ではMoppyとA8ネットの2業者のみ公表しています。)

広告主によってもファーストパーティCookieとサードパーティCookieを使い分けているところもあるからです。

Google AdSenseでさえ、広告主の細かい情報がわからないため、そのブログに適切な広告を掲載したつもりで、ターゲッティングしても24時間後には全く関係のない広告が掲載されてしまい、その結果クリック率が下がる可能性があると指摘されています。

また、楽天やアマゾンなどの広告は、ASPを通じて掲載すると24時間を超えると経由した情報も消えてしまいポイントが加算されない可能性も指摘されています。

(モッピーでは注意喚起しています。)

つまり、今後じわじわとクリック保障型にしても成果報酬型にしてもじわじわと影響が出てくるのはまず間違いがないとされていて、アフィリエイターを恐怖のどん底に陥れています。

4 ASPサービスプロバイダーは影響を受けないの?

国内を代表するASP(「成果報酬型広告」を配信するサービスプロバイダー)の代表はA8ネットを運営するファンコミュニケーションズ(2461)とバリューコマース社です。

【アフィリエイトA8.net】日本最大級の広告数・サイト数のアフィリエイトサービス

株価を見てみます。

どちらもSafari11.0ショックが株価を襲っていることがわかります。

9月末から11月中旬までは、株式史上かつてない上昇にもかかわらず蚊帳の外でした。

ファンコミュニケーションズ

10/2 1270円⇒12/15 972円 23.46%下落

f:id:papayapapa:20171216101812p:plain

(引用:ヤフーファイナンス)

バリューコマース

10/13 931円⇒12/15 758円  18.58%下落

f:id:papayapapa:20171216102019p:plain

スポンサーリンク
 

 

 

5 対策はあるの?

もちろん対策はあります。

Safariの機能「サイト越えトラッキングを防ぐ」をONにすれば従来と変わりません。

しかし、iPhoneユーザーのうち何人があえてトラッキング越えを防ぐをONにするかは疑問です。(笑)

アフィリエイトやASP事業者にとっては恐怖のどん底でも、ユーザーにとってははた迷惑なサードパーティCookieがなくなるほうがありがたいからです。

A8ネットを運営するファンコミュニケーションズは2018年3月までにファーストパーティCookieに切り替えるべく作業を進めているとのことですが、膨大な作業になることが予想されています。

ただし、ターゲッティング広告のGoogle AdSenseはさほど影響は受けないだろうとされています。

6 ブログは品質の時代へ

一方、Googleは2017年12月6日に、日本国内の対応として、医療と健康に関するアルゴリズム(評価方法)を変えたアップデートを行いました。

digital.asahi.com

より信頼性の高い情報サイトをより上位に上げ、信頼性の低いサイトはランク外に叩き落しました。

webmaster-ja.googleblog.com

医療と健康に関してのアフィリエイトを行っている人たちは、阿鼻叫喚です。

SEOで上位に検索されにくくなれば、訪問してくれなくなり、クリックが激減してしまうからです。

やはりこのアップデートは、DNAが起こしたインチキキュレーションサイトWelQが引き金になっているものと思われます。

ironna.jp

7 ブロガーにとってのこれからのアフィリエイトとは?

アフィリエイトを検索すると簡単に月に何十万円、何百万円も儲かっているというサイトがたくさん出てきます。

thesaibase.com

確かに方法によっては可能かもしれません。

しかし、OS側や検索側も手をこまねいているわけではありません。

利用者により安全で正しい信頼性の高い情報や商品を速やかに提供することが事業者の使命だからです。

今後アフィリエイトは、そう易々とは収益を上げていくことは難しくなっていくものと思われます。

8 まとめ

いかがでしたか。

ユーザー本意からすると、アップルのSafari11.0のアップデートやGoogle先生の医療健康独自アルゴリズムアップデートは当然のことと思います。

これからはますます安易なアフィリエイトは難しくなっていくことはまず間違いのないことでしょう。

アフィリエイトを続けていくためには、ユーザーが求める必要な情報を正しくわかりやすく提供していくことしかないと思います。

そう簡単に不労所得が得られるものではない、若しくは、永続的に得られるものではないということを常に意識しておかなければならないと思います。

しかし、逆説的にいえば、正しい情報を的確に提供すれば、SEOが検索上位にしてくれるので、アフィリエイトの大きなチャンスになると思います。

f:id:papayapapa:20171216113505j:plain

多分に不確実なところもあるかと思います。

必ずご確認をお願いします。

それでは