ようこそ(^o^)丿
お金を貯めることを通じて、人生を豊かに生きるヒントを提供する当ブログの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
本日は、2013年に正式にサービスが開始され、瞬く間のうちに520万人ユーザーを確保し、今なお毎年42万人がユーザーとなる人気ブログ「はてなブログ」のマネタイズについて、考えます。
無料はてなブログで、楽しんでいる方は、必見です。
- 1 はてなブログとは
- 2 何故はてなブログは支持されているのか
- 3 はてなブログの人気度
- 4 ブログ運営会社は、なぜ無料ブログを運営するのか?
- 5 月1,008円(年間8,434円)が分岐点
- 6 まとめ
1 はてなブログとは
はてなブログの歴史は実はとても浅く、2013年に正式に開始されたばかりです。
意外にもまだ4年しか経っていません。
はてなは、京都大学理学部生だった現会長近藤淳也氏(1976年生)が、始めた京都大ITベンチャー企業で、2001年に人力検索・はてな(のちのはてなダイアリー)を始めました。
任天堂DSがブームだった頃は、まだ現在ほどまではスマホは一般には普及していませんでした。
子供がSNSをするには、任天堂DSを使うしかありませんでした。そのツールとして使われたのが、人力・検索はてなでした。
小学生だった娘が、「はてなスター」がないと、はてなでゲームのやり方を教えてもらえないと大泣きしたことを想い出します。
いつの間にか数百人とはてなスターのやりとりしていて、びっくりしました。(汗)
しかし、スマホが普及し、LINEが一般的になると、人力検索・はてなのブームは翳ります。
楽しむ・つながるをキーワードにSNSに近いブログとして満を持して登場したのが、ブログでは最後発のはてなブログです。
2 何故はてなブログは支持されているのか
はてなブログが支持されている理由は、なんといってもSEO対策※に優れているところです。
はてなブログは、Googleの検索の上位に載りやすいという優れた特徴を持つので、ブログへの流入が増え、結果的にPV数を確保しやすいとされています。
はてなブログが、アフィリエイトに最適なブログといわれる由縁です。
私も以前FC2ブログや楽天ブログを使ったことがありますが、ブログ記事がGoogleのトップページに載ることは滅多にありませんでした。
はてなブログは、すぐにGoogleに反映するので、どんどん流入してくれます。
6月10日に掲載した下記ブログも「住宅宿泊事業法」でググると、Googleのトップページに掲載されてしまい、一時すごい流入量となりました。現在は2ページ目に下がってしまいましたが、まだがんばっています。
しかし、このはてなブログの特徴を逆手に取る輩もいるようです。
2016年4月28日に、はてなブログが一斉にランキングを落とす大事件が発生しました。
一部の不心得者が、はてなブログ互助会組織を作り、相互にAdSense広告をクリックしていたことが発覚したからです。
はてなブログがランキングを落としたのは、Google先生の怒りを買ったからという説が跋扈しました。
なお、現在は通常に戻ったようです。安心してはてなブログを使えます。
不正はいけないし、いつか必ずばれるものです。
はてなブログ全体のイメージ悪化にもなりかねません!
広告をクリックし合うなどAdSenseの互助行為は、絶対やめましょう!
3 はてなブログの人気度
ブログ黎明期の1999円~から2004年にかけて、さまざまな無料ブログが世に出ました。
あるブログ人気ランキングによれば、はてなブログは堂々の第5位です。
歴史がわずか4年しか経っていないことを考えれば、これはすごいことです。
1位 FC2ブログ 1999年
2位 Amebaブログ 2004年
3位 livedoorブログ 1999年
4位 Seesaaブログ 2003年
5位 Hatenaブログ 2013年
そのほか、Yahooブログ、gooブログ、Sonetブログ、楽天ブログ、Bloggerブログなど錚々たるブログがありますが、これらを抑えての人気度第5位です。
4 ブログ運営会社は、なぜ無料ブログを運営するのか?
無料ブログを運営するメリットとは一体何なんでしょうか?
私は、長年疑問に思っていました。
もちろんYahooブログや楽天ブログは、無料ブログに自社の広告を出し、ヤフーショッピングや楽天市場に誘導することができます。
無料ブログを運営する理由がわかります。
そのほかFC2ブログ、Seesaaブログ、livedoorブログなどは、無料ブログの機能を制限しています。
有料ブログに誘導して収益を上げるために無料ブログを提供していると考えられます。
それでは、はてなブログはどうでしょうか?
たしかにはてなProにすると、月1,008円の収益を挙げることができます。
それだけではありません。
はてな決算書を読むと、「ブログの無料ユーザーに対し、当社が広告を掲載することで収益を確保できます」と説明しています。
引用元:はてな決算書(2017年7月期 第二四半期)
はてなProでは、ブログ管理者がクリック型報酬をもらっています。
しかし、はてな無料ユーザーについては、運営者(はてな)が広告主からクリック型報酬をもらっています。
これは私にとっては衝撃でした。
クリック型報酬は、スポンサーと広告内容により、1円から数千円まで開きがありますが、平均すると1クリック40円前後とされています。
また、クリック率は、0.2%から1%程度とされています。
はてなブログは、520万ユーザー数で、まだほとんどが無料はてなブログです。
単純計算となりますが、520万×0.2%×40円=416,000円/日
年間1億5千万円がはてな側に収益として入ることとなります。
つまり、無料はてなブログユーザーの方々は、無料で楽しんでいる分、クリック報酬については運営者(はてな)側に寄附していることとなります。
5 月1,008円(年間8,434円)が分岐点
無料はてなブログユーザーの中には、読者が100人を超え、PV数も10,000を超えているブログもたくさんあると思います。
それらのブログは、10,000×0.2%=20回は1ヶ月で広告がクリックされていることとなります。
収益は、1ヶ月で20回×40円=800円程度となります。
月間10,000PVを達成している無料ブロガーの皆さんは、月1,008円(年8,434円)を超えるので、はてなProになっても年会費は無料にすることができる計算となります。
6 まとめ
いかがでしたか?
無料なものには、必ず理由があります。
月に10,000PV以上の場合は、無料ブログから有料ブログに変更するのも、お金を貯めるひとつの方法となり得ます。
ただし、前提条件として、Google AdSenseの審査に合格しなければなりません。
現在は大変な難関になっているので、対策を講じた方がいいと思います。
↓参考になるかもしれません。
それでは