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お金を貯めることを通じて、人生を豊かに生きるヒントをアツく語る当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
さて、昨日は「確定申告をするも地獄、しなくとも地獄 サラリーマンやOLの副業の未来はあるか」を記事にしたところ、たくさんの訪問をいただき、ありがとうございます。
昨日は21年ぶりに日経平均が16日連騰していたのが、ついにストップしたことから、これからの株式投資について考えてみます。
後編を期待されていた読者の皆様、誠に申し訳ありません。<(_ _)>
1 1996年7月 日経平均株価16日間連騰!
さて、株式投資に関心のない方も、連日、新聞で日経平均株価が毎日連騰していたことは新聞やニュースでご存知のことと思います。
1996年7月11日に記録した大記録に並んでいましたが、ついに10月25日に記録は途絶えました。
1996年というと、平成8年です。
この1996年は、バブル崩壊後数年経ってようやく景気が回復基調にあって、アメリカのITバブルもあって、その期待感が高まり16日間連騰となったものです。
我が国も景気が回復し、ITミニバブルと呼ばれ、IT関連の株価が軒並み爆上げした頃でした。
しかし、翌年1997年4月1日より、消費税5%値上げがスタートしました。
たちまち日本経済は平成不況と呼ばれる長い長いトンネルに入りました。
その後は悲劇的ともいわれるくらい株価は低迷し、一時6000円台にまで株価は下落しました。
2 管理人の強運
私事で恐縮ですが、管理人は平成6年に結婚し、これを機会に株式投資から一切足を洗いました。
持っていた株も損切りを含め、まとめて処分しました。
もし、現在まで持っていたら株価が10倍になった株もあれば、清算して株価の価値が0円になった株もあります。
トータルとしては良かったと思います。
また、それから続く失われた20年に株式投資をしなくて本当に良かったと思っています。
わが妻はそういう意味でも幸運の女神です。(^^;
5年ぶりに株式の世界から離れて待っていたのは、とてつもない自由でした。
毎日株価の動向に一喜一憂する必要もなく、世界中の事件事故を気にする必要もなくなりました。
自由が管理人を待っていました。
その後、ご多分に漏れず、リーマンショックを契機に、管理人は再び生き馬の目を抜く株式投資の世界に戻ってきてしまいました。
業の深さを感じざるを得ません。
3 16日間連騰で何が変わったか
日経平均株価は、連騰前は9月29日の段階で20,356円でした。
これが、10月24日まで21,805円にまで値上がりました。
1449円もの値上がりです。
率にして、7.1%もの値上がりです。
管理人が持っている株も、軒並み上がり、この16日間で合計で100万円以上値上がってしまいました。
ただし、株は売却してなんぼの世界です。
売却して確定しなければ数字の動きだけです。
これまでも東日本大震災で、+200万円→-400万円や、昨年夏のポケモンGOバブルで一瞬にして-150万円など煮え湯を呑まされてきました。
毎日の変動に一喜一憂はできません。
むしろ、資金が足りず、狙っていた株が爆上げしてしまい、大損したような気分が抜けません。
たいていの場合、衆議院選挙期間中はご祝儀相場といって、株価が上がりやすいのですが、選挙後は下がります。
それが下がらない今回の動きはとても不思議に思います。
4 これからの株式投資の戦略
これからの株価は上がっていくのでしょうか?
それとも下がっていくのでしょうか?
現在の株価が、市場に適正に評価されているかどうかを示す指標があります。
ひとつは以前から使われているPER(株価収益率)です。
これは、時価総額を純利益で割った数値で、株価が純利益の何倍まで買われているかを示す値です。
世界的にはPERの適正値は30倍程度とされていますが、日本の株価は特殊で15倍前後とされています。
欧米の投資家はPERを見て投資するというほど、ポピュラーな数字ですが、国内のPER値もずいぶん上がっています。
この数値だけで投資するのはキケンです。
その理由は現時点での純利益しか評価していないからです。
実際建設株やパチンコ株などは、PERはとても低いものもあります。
反対にゲーム関連株のPERはとても高いです。
最近はRSI(相対力指数)も頻繁に使われるようになってきています。
一定期間内の株価の上昇幅を見て、株価の動きを推測する方法です。
一定期間中の株価上げ幅を上げ幅と下げ幅を足して分の比率でみるという方法です。
一定期間(2週間がよく使われます。)に上げ幅:下げ幅=8:2であれば、RSIは80%となります。
一般にRSIは20~25%であれば買い、RSIが70%~80%は売りとされます。
どちらかというとPERは長期投資派向き、RSIは短期売買向きといえます。
5 まとめ
いかがでしたか。
今回は、ポピュラーなPERと最新のRSIの指標を紹介しました。
実はこういったテクニカル指標は100以上あるとされています。
テクニカル分析は、木を見て森を見ずに陥りやすいものです。
こういった数字で売買できるのであれば、誰もが億万長者になっています。
市場はいつも間違っているという名言を残したジョージ・ソロス氏のいうとおり、テクニカルな指標を信じて、アナリストや評論家、マスメディア、証券会社などのいいなりで投資していたのでは、何もかも失ってしまいかねません。
おのれを信じ、信念を貫くことが株式投資の極意ではないでしょうか。
管理人はまだまだそんな境地には立っていないひよっこです。
株式投資はくれぐれも自己責任でお願いします。
それでは