ようこそ(^o^)丿
お金を通して、人生を豊かに生きるヒントをアツく語る当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
さて、お金に関心のある方なら、プレジデントマネーオンラインはご存知のことと思います。
この中で、企業年金コンサルタントでFPというプロ中のプロの方が、若いうちから習慣付けておく必要がある「お金を貯める7つの鉄則」について、記事にされています。
かつての若かりし頃の自分自身を思い出し、なるほどと思う内容ばかりです。
しかし、今ひとつ具体的な事例が書いてありません。
管理人にあてはめて、論及してみます。
これからお金を貯めようととしている人の反面教師となれば幸いです。(^^ゞ
- 1 鉄則1 会社はお金の稼ぎ方と使い方を教えてくれない
- 2 鉄則2 年収を増やす方法を知る
- 3 鉄則3 収入より少ないコストで暮らす
- 4 鉄則4 貯めるなら「残す」より「天引き」にする
- 5 鉄則5 独身で生命保険に入る必要はない
- 6 鉄則6 借金は人生の遠回り
- 7 鉄則7 「ちょっと先」を想像するクセをつける
- 8 まとめ
1 鉄則1 会社はお金の稼ぎ方と使い方を教えてくれない
お金に対するリテラシーは学校では決して教えてくれません。
教えてくれるのは、経験上親と会社の先輩と同僚です。
不幸にも親がお金にだらしなかったり、会社の先輩が浪費癖があれば、リテラシーは育たず、生涯お金に縁がない苦労する人生を歩むかもしれません。
特に、学生時代まで自宅から通学し、社会人をきっかけに一人暮らしという家計にいきなり責任を持つ立場になると金融リテラシーに気づくことは、相当に難しいと思います。
管理人の周囲にも、金融リテラシーを知らない大人は、幾人もいます。
一例として、住宅金融公庫(当時)固定金利5.5%を支払っていた先輩たちのことを紹介します。
バブル崩壊前にマイホームを購入する手段は、銀行を通じて住宅金融公庫から借入するのが、一番の近道でした。
当時銀行は、年収の数倍までしか貸し出さないという個人に対しては苛烈なマイホームローンしかなかったので、高額な金利でも固定金利5.5%で借り入れるしかありませんでした。
現在、変動金利は0.5%を切っていて、マイホームを持つ世代は本当に幸せです。
信じられないことに、まるで金融リテラシーの知らない先輩ばかりでした。
当時から住宅金融公庫の融資にも、一部返済制度はありましたが、100万円以上という条件があり、手数料が31,500円必要でした。
この31,500円が惜しくて、一部返済を行っていなかった先輩たちがゴロゴロいました。
仮に2,000万円を5.5%で返済期間30年のローンとします。
100万円を5.5%の金利で借り入れた場合、30年後の返済額は2,044,040円と約2倍となります。
2,000万円の場合は、この20倍になります。
飲み会の席で、住宅ローン地獄で苦しい話が盛り上がっていたので、当時新人の管理人は僭越ながら、一部返済制度の仕組みを先輩方にレクチャーしました。
先輩方の驚嘆の目を忘れることはできません。
その後、先輩方に感謝感謝の雨嵐で、新人の管理人はこそばゆかったです。
中には先輩の奥様から感謝の気持ちを受け取って欲しいとギフトまでいただきました。
君のおかげで1,000万円も得した!ありがとう!
新人の管理人はとてもうれしかったことを覚えています。
世の中には、金融リテラシーを知らない人は本当に多いです。
2 鉄則2 年収を増やす方法を知る
この鉄則は、転職や副業を考える人向けです。
せっかく入社した会社が、低賃金やブラック企業であれば転職も止む無しでしょう。
不幸にして経営が傾いたり、リストラされる場合もあります。
転ばぬ先の杖を持つために、若い頃から飯の食える資格を取得することもありだと思います。
また、副業可能であればその選択も可能だと思います。
ただ、鉄は熱いうちに打てのことわざどおり、若い頃に取得を目指さないと、なかなか資格取得はむずかしいものです。
また、世の中のIT化が加速化すると士業の職業がなくなるともいわれ、時代を読んだ資格取得が必要でしょう。
管理人は結局は挫折してしまいました。無念です。(@_@)
昨年卒業した先輩が60歳を超えて、早稲田大学に入学し、充実したリタイア人生を過ごしています。
まあ、彼は慶応大学法学部と東北大学理学部の二つの大学を卒業して入社した変り種でしたので、万人向けの例にはならないかもしれません。
3 鉄則3 収入より少ないコストで暮らす
これも当たり前の鉄則です。
収入に応じた生活をしなければ、借金だけが嵩むからです。
しかし、世の中は便利になりすぎて、将来のツケで生活することが可能です。
典型はリボ払いです。
リボ払いの中には、金利が15%にもなる商品もあります。
金融リテラシーを持っていれば、リボ払いの選択はありえません。
クレジットカード支払いは、金利のつかない1回払いか2回払い、また、セールの際のボーナス払いにすべきです。
そもそも欲しいものがあれば、高額商品を除けば貯めてから買えばいいだけのことで、クレジット払いにする必要はありません。
管理人がクレジット払いにしているのは、ポイントが還元され、年に数万円分得することができるからです。
最近はリボ払い専用クレジットカードも増え、罠が満載です。
金融リテラシーをしっかり持つべきです。
4 鉄則4 貯めるなら「残す」より「天引き」にする
天引きは、サラリーマンやOLにとっては、必須のシステムです。
人間は弱い生き物です。
その月のお金を残して、残した分を貯蓄するという考え方は間違ってはいませんが、持続する強い志がなければ不可能です。
天引き貯蓄には、企業貯金、財形貯蓄、財形年金、財形住宅のほかに現在はiDeCoという掛け金額全額が非課税となる夢の貯蓄方法もあります。
天引きされれば、その分の給料はないと体が理解します。
数十年後、埋蔵金となって目の前に現れる数字には、感動感激すること間違いなしです。
管理人も先日天引きしていた「個人年金保険積立」が1,000万円を超え、感動しています。
管理人には、このほかにも、財形年金、財形住宅、企業内貯金、労働組合積立、退職後医療保険積立、互助会積立があり、こちらも埋蔵金となっています。
互助会積立はわずか月3,000円ですが、それでも年月を重ねると金利を含めて総額100万円を超えるまでになっています。
天引き制度は絶対使った方がいいです。
5 鉄則5 独身で生命保険に入る必要はない
これはかなり過激な鉄則です。
独身で守るべきものがなければ生命保険に入る必要はないという主張です。
管理人が思うに、少しは入っていた方がいいと思います。
ただし入るのであれば、掛け捨て保険です。
掛け捨て保険の特長は、掛け金が安く戻ってこないかわりに、いざというときに支払われる保険金が高額だからです。
貯蓄性の生命保険で、同額の保険金を求めようとする商品は、何倍にも何十倍にもなるので、掛け捨てで十分という発想は必要です。
同じく医療保険についても、社会保険でほとんどがまかなわれるので、必要最小限で十分です。
管理人もこれまで医療保険は3つ入っていました。
いざという入院手術があった場合、1日計26,000円も保険料が下りることにしていました。
でもさすがに多いと思い、1日16,000円の保険料に減らしました。
6 鉄則6 借金は人生の遠回り
この鉄則には、全面大賛成です。
借金はすればするほど金利が嵩み、返すのが大変になっていきます。
金利が金利を呼び借金を増やしていきます。
先ほど触れた住宅ローンはまさに典型です。
すべてを削ってでも、借金を減らすことが大前提です。
管理人も6,500万円の住宅ローンを7年で返すことができました。
とはいっても、前に住んでいた家を2,500万円で売却したので、4,000万円です。
7年で割ると約600万円です。
夫婦共働きであれば、そこそこの給料でも返済することは可能です。
100万円でも貯まったら、すぐに一部返済を行いました。
おかげで金利としては1,000万円以上得した計算になります。
爪に火を灯し、塩を舐める覚悟があれば可能です。
7 鉄則7 「ちょっと先」を想像するクセをつける
この鉄則にも管理人は全面大賛成です。
人生の先を読み取る力とは、想像力と行動力です。
マネープランをしっかり立て、ロードマップを作っておけば、いつでも見える化ができ、修正もたやすく、あわてふためきパニックになる必要はありません。
世の中は常に移ろいます。
消費税10%、幼稚園保育園無償化、介護保険料値上げ、年金支給先送り論議、定年65歳延長・・・さまざまな変革に対し、生き延びる策を常に念頭にいれておかなければなりません。
また、人生何が起きるかわかりません。
一見平和な生活をしていても、突然の事故事件トラブルに巻き込まれたり、病気やリストラ、浮気、結婚離婚、家出、家庭内暴力、火事、自然災害など何が起きるのか誰もわかりません。
最悪の事態を想定した想像力と行動力を持って、人生を生き延びなければなりません。
8 まとめ
いかがでしたか。
お金の鉄則7について論及してみました。
総じて鉄則には賛成です。
鉄則2の独身は生命保険に入る必要はないとまで言い切らなくともいいとは思いますが。
管理人も知らぬ間に鉄則に従い、コツコツと人生を生きてきました。
そのおかげもあり、現在借金は何もありません。
埋蔵金も増える一方です。
しかし、これからも何がおきるかわからないので、散財せずにコツコツとお金を貯めて、転ばぬ先の杖を太く丈夫にしていきたいと思います。
このブログが、少しでもお役に立てれば幸いです。
論及させていただいた記事をお借りしたプレジデント社には感謝申し上げます。
ブログに愛を それでは