ようこそ(^^)/
お金を通じて、人生を豊かに生きるヒントを考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんブログを楽しんでいますか?
ブログとはご存知のとおり、Web+log=blogのことで、ウェブ上にログ(記録)できる簡易ホームページの一種です。
運営者(ブロガー)は、ブログサービスを提供している会社に登録し、利用を開始するのが一般的です。(Word Pressを利用し、レンタルサーバーを借りて、始めることも可能です。)
当サイトは、「はてなブログ」を利用して運営しています。
運営者は、ホームページ制作のプログラム技術を修得する必要はまったくありません。
投稿すれば、公開だけでなく、ページの整理や分類もしてくれます。
とても楽ちんです。
管理人は、以前ホームページビルダー(当時はIBM)でHPを作っていましたが、それはそれは素人にはとても難しく、悪戦苦闘の毎日でした。
今思い出しても、ゾッとする苦痛と絶望と戦いの日々でした。
ディレクトリやハイパーリンクを手作業でやるなんて、素人には頭の中がウニ状態でした。
ブログは、誰にでも世界中に発信することができるようにした世紀の大発明だと思います。(^^ゞ
当然ブログは楽ちんな分、利用者は何がしかの代償を払わなければなりません。
はてなPro利用者は、月会費若しくは年会費を支払って利用しています。
管理人は、できるだけ安くしたいので、2年で14,400円コースに入会しています。
2年コースは、40%引きになります!
超お得です。
(出典:はてなブログHP)
じゃあ、無料ブロガーの代償は?
バカ言え!それははてなProの利用者だろう!
無料ブロガーは、ただではてなブログが使えるんだ!
何寝ぼけたことをいってやがる!
と思われたブロガーの方もいるかもしれません。
残念ながら違います。(/o\)
有料ブログは、運営企業の広告を排除できますが、無料ブログの場合広告は排除できない仕組みです。
FC2ブログもライブドアブログも同じです。
無料ブログは、運営者が無料ブログに広告を出稿することにより、収益を得ています。
広告を出して、収益を得る代わりに、ブログ利用を無料にしているわけです。
広告掲載・アドベリフィケーションサービス
はてなでは、国内最大級のソーシャルブックマークサービス「はてなブックマーク」やブログサービス「はてなブログ」などの各サービスに広告掲載スペースを用意しています。
また、有料ブログは、ブログシステム利用するにあたって、課金により収益を得ています。
これらを「はてな」では、コンテンツプラットフォームサービス(CPF)と呼んでいます。
売上額は、年間5.74億円にも達しています。(2018年度決算)
(出典:はてな2018年7月期通期決算説明資料 2018.9.26)
しかし、この収益モデルは、広告主が広くブログに広告を掲載することで売上げにつながることを想定してのことです。
遠くない将来、この収益モデルが終焉を迎える日が来る可能性があります。
その理由は、ネット通販の巨人アマゾンによる流通経済の支配です。
わが国においても、広告提供会社の大手「サイバーエージェント」が、10月30日より、アマゾン広告に特化した広告の運用を始めました。
遠くない将来、ブログ運営とアフィリエイトは劇的に変化するかもしれません。
- 1 アマゾンの株価が右肩上がりの理由
- 2 インターネット広告収入ベスト5
- 3 アマゾンの力の源泉
- 4 アマゾンはすでにアメリカのEC売上げの半分のシェアを握っている
- 5 サイバーエージェントがアマゾン広告特化運用開始
- 6 まとめ
1 アマゾンの株価が右肩上がりの理由
世界一のネット通販企業といえば、ご存知アマゾン(Amazon.com)です。
最近こそ、世界同時株安で乱調気味ですが、株価はほぼ一貫して右肩上がりです。
創業者のジェフ・ベゾスCEOは、現在あのマイクロソフト創業者のビルゲイツ氏やウォーレンバフェット氏を抜いて、世界一の資産家となっています。
「守りながら攻める」で有名なひふみ投信もアマゾン株式の組みいれ率が一番高く、2.30%も組み入れています。(2018.10末現在)
(出典:ヤフーファイナンスHP)
アマゾンがネット通販でとても快適だからの理由で、株価がぐんぐん上がっているわけではありません。
アマゾンには恐るべき野望があるとされています。
2 インターネット広告収入ベスト5
インターネット広告収入の大半は、ご存知グーグル神が占めています。
第1位 グーグル 730億ドル
第2位 フェイスブック 400億ドル
第3位 オース 53億ドル
第4位 アマゾン 28億ドル
第5位 ツイッター 20億ドル
(2017年ウォールストリートジャーナル)
米金融大手JPモルガンの推計によると、2017年における企業別のネット広告収入は、グーグルが730億ドルで、首位。
これにフェイスブックが400億ドルで次ぎ、このあと、米オース(米AOLと米ヤフーの親会社)の53億ドル、アマゾンの28億ドルと続く。
ところが、アマゾンの広告収入は、2017年は28億ドルですが、今後2018年45億ドル、2019年66億ドルとどんどん広告収入が増える見込みとされています。
3 アマゾンの力の源泉
アマゾンがアメリカ全体の小売に占める売上げは、まだ9%に過ぎません。
行く行くは、残り91%も占めて、すべての流通経済を握るのが、アマゾンの野望といわれています。
アマゾンは、利用者がアマゾンを利用することによって得られる購買データという絶対的な情報を持っています。
利用したことがある人でしたら、ご存知と思いますが、アマゾンは検索した物品がしばらくサイトから消えません。
アマゾンを一度使えば使うほど、利用者の趣味や嗜好が丸裸となります。
より関心のある広告を掲載することによって、利用者の購買意欲を高めることができる仕掛けです。
この販促方法は、検索から追尾しようとするグーグル神も個人情報から追尾しようとするフェイスブックも真似ができません。
この圧倒的な購買データが、アマゾンの力の源泉です。
アマゾンは、すでにアマゾンサイト内での広告を展開しています。
購買データを分析して、関心の高いネット訪問者に的確な広告を提供すれば、売上げの機会はより高まります。
非常にパフォーマンスの高い広告となります。
広告料も入札で決まるので、どんどん高くなっていきます。
これがアマゾン広告が急激に伸びている原因です。
4 アマゾンはすでにアメリカのEC売上げの半分のシェアを握っている
アマゾンはすでにアメリカのEC売上げの半分のシェアを握っています。
つまり、ネット全体で検索するよりも、アマゾンサイト内で検索する方が、より目的のものを探しやすくなります。
アマゾンでは、これをAWS(Amazon Web Services)と呼び、専用の検索エンジンをいくつも持っています。
(Amazon A9、Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)など)
驚くべきことに、アメリカでは検索ロボットにグーグルよりもAmazonA9を使う頻度の方が高くなっているそうです。
つまり、ECの大半がアマゾン圏内での取り扱いとなってしまえば、欲しい物はアマゾンの検索エンジンであるAmazonA9を使うこととなり、グーグルの広告やフェイスブックの広告は不必要となってしまいます。
グーグル神が履歴などを駆使して、さまざまなサイトに関心のある広告を掲載しても、売れなければ広告は無駄となってしまうというわけです。
グーグル神の危機感は相当なものがあります。
ECは、すべてがアマゾンに向かっています。
5 サイバーエージェントがアマゾン広告特化運用開始
このアマゾン広告に、国内の動きは急です。
ネット広告の大手サイバーエージェントが2018年10月30日よりアマゾン広告に参入することとしました。
サイバーエージェントは、ネット上での広告代理業が原点の企業です。
近年は、ご存知アメーバブログやAbemaTVさらには子会社(セレス)を通じたMoppyでの仮想通貨などの分野にも進出している企業です。
(出典:ヤフーファイナンスHP)
Amazonの提供する「スポンサー広告」を最適に運用し、効果を最大化させるためには、広告主は数万規模のキーワードをコントロールする必要がある。
また、そのすべてのキーワードに対し、最適な価格で入札するという作業が日々発生するほか、予算の消化状況に応じて、日予算の調整も必要になってくる。
より効果的な広告となれば、広告主が、グーグル広告やフェイスブック広告よりも、アマゾン広告に流れる可能性は十分に考えられます。
そうした中、最近は、アマゾンのeコマースサイト内で検索を行い、買い物を済ませるという、すべてをアマゾン内で完結する消費者が増えているという。
この状況は、次のようなことをもたらすという。
「米国小売り市場の規模は5兆ドル。
この市場で、アマゾンの市場シェアが1ポイント拡大するごとに、グーグルやフェイスブックが広告事業のよりどころとするデータが、500億ドル分、2社のシステムから消える」(ウォールストリート・ジャーナル)
6 まとめ
いかがでしたか?
ネット通販の世界は、さながらアマゾンの1人勝ちとなっているのが、日を追うごとに鮮明となってきています。
そうなると、ネット通販は、さまざまなネット情報経由で購入先にたどり着くよりも、より安全確実なアマゾンで検索して購入する方が、安全確実です。
アメリカでは、グーグルよりもアマゾンの検索エンジンを使う頻度の方が高くなっているそうです。
そうなると、グーグルやフェイスブック上の広告よりも、アマゾンの広告の方が、よりターゲットを絞りやすく、しかも安全確実です。
さらに、アマゾンは広大なアメリカ国内でも2日以内に配達可能な物流網が整備済みです。
これからもアマゾンを利用する人がどんどん増えていく可能性は高いと思います。
ひょっとして、現在のアドセンスのようなクリック保障型広告は、いつの日か消え行くのかもしれません。
何があるのかわからないのが、インターネットの世界です。
未来永劫、グーグルアドセンスやアフィリエイトなどの収益ビジネスが続くかどうかは誰にもわかりません。
だからこそ、副業やおこづかい稼ぎ程度で、ブログを楽しむのが一番ではないでしょうか?
また、アマゾンがあまりに強くなりすぎると、広告料や課金サービスの収益により無料提供してきたブログサービスが壊滅する可能性があります。
世紀の大発明であるブログ文化を後世に残すためにも、ブログサービス提供者もまた、さまざまな収益源のポートフォリオを持って、ブログ提供を今後とも維持してもらいたいものです。
なお、当サイトの記事は、あくまでも管理人の考えであることにご容赦ください。
ブログに愛と真の情報を
それでは