最終更新 2019.5.4
ようこそ(^-^)/
お金を通じて、人生を豊かに生きるヒントを考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、2017年12月に2405億円もの負債を出して、経営破たんしたジャパンライフの債権者集会のニュースが先日流れました。
ジャパンライフの残資産は4億円 顧客への配当難しく :日本経済新聞
テレビを見て驚いた人は多かったのではないでしょうか?
管理人もびっくりしました。
◆鉄くずのような磁気治療器ベストが400万円???
◆馬蹄のような磁気ネックレスが300万円???
( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)
とてもじゃないですが、理解できない光景でした。
さらに驚くことには、オーナー商法(預託商法)の仕組みです。
あ・り・え・な・い
(´Д`)
これらベストや腰ベルトなどの磁気治療器を購入して、オーナーとなります。
オーナーはジャパンライフに購入した磁気治療器を貸与します。
ジャパンライフは、貸与された磁気治療器を第三者に貸し出します。
レンタル料は、なんと年利6%だそうです。
さらに積極的にレンタルしたオーナーには、報奨金がつくというマルチ商法の疑いもあります。
◆磁気治療器は金額相応の価格なの?
◆人が使った磁器治療器を借りる人がいるの?
◆年利6%の保証はあるの?
すぐにでも、このオーナー商法の仕組みが現実的ではないことに気づくはずです。
テレビで見た限りでは、あの磁気治療器ベストが400万円の価値があるものとは、とても思えません。
人が身につけたものを借りる人がいるとは、とても思えません。
年利6%であれば、磁気治療器ベストは、最低でも年間24万円で貸し出さなければなりません。
イニシャルコストを回収するために、16.7年もかかります。
(´Д`)
このビジネスモデル、最初から破たんしてるんじゃね?
しかも、被害に遭った人のインタビューに腰を抜かします。
◆1億5千万円つぎ込んだ。
◆2億円つぎ込み、生涯安定して収入が入ると思った。
◆会長を信じていたのに。
( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)
信じる方がおかしいとは思わなかったのでしょうか・・・。
全国に7,000人もの顧客がいて、負債総額は2,400億円以上に上るそうです。
同社は全国で約7千人の顧客を抱え、負債総額は約2400億円に上る。
どの程度配当されるか破産手続きの行方が注目され、会場には多くの債権者らが足を運んだ。
まだ、事件とまではなっていませんが、どう考えても事件となるのではないでしょうか?
警視庁などは特定商取引法違反容疑(不実の告知)を視野に捜査を進める方針だ。
投資詐欺は、だました方が悪いが、だまされた方も悪いといわれます。
欲に目が眩んだからだ!
と非難されるからです。
詐欺に遭って、だまされた方も悪いといわれたのでは、被害者は立場がありません。
投資詐欺にだまされないための方法を考えてみます。
- 1 投資詐欺の手口
- 1-1 未公開株を売りつけようとする
- 1-2 高額な投資セミナーへの参加誘導
- 1-3 架空事業への出資呼びかけ
- 1-4 ギャンブル必勝法情報商材売りつけ詐欺
- 1-5 最先端投資詐欺
- 2 投資詐欺に遭わない方法
- 2-1 うまい話には乗らない
- 2-2 投資話を信用しない
- 2-3 一人で判断しない
- 3 まとめ
1 投資詐欺の手口
投資詐欺とは、架空の投資や実際には見返り(リターン)の少ない投資を隠して、言葉巧みに近づき、出資を持ちかけて、射幸心を煽って、お金をだまし取る行為です。
最近は、仮想通貨の架空のICOへの出資呼びかけなど最新情報を駆使した投資詐欺が目立っています。
代表的な投資詐欺の一例を紹介します。
1-1 未公開株を売りつけようとする
未公開株を売りつけようとする古典的な投資詐欺です。
近々新規上場するから、値上がり確実といって近づいてきます。
近づき方もさまざまです。
電話、メール勧誘、セミナー招待など一度接触したら、あの手この手で買わせようとしてきます。
それでも買わない場合は、逆切れして損害賠償請求など恫喝までしてくる手荒い方法もあるそうです。
そもそも未公開の新規公開株を一般人に売ることはありえません。
IPOは値上がる確率が高いため、ネット証券では抽選が普通です。
2015年11月、郵政民営化の際の日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命の新規公開(IPO)も抽選でした。
管理人のところにも取引先の証券会社から、申し込み案内が頻繁に来ました。
NTT上場時の二の舞かもと思い、近づきませんでした。
かんぽ生命を除き、むしろ公募価格を下回っています。
かんぽ生命は、直後に4,120円まで値上がっています。
公募漏れした人たちが何としてもと思い購入されたようですが、大きくマイナスとなっています。
テレビのインタビューで、4,000円で買えてよかったとVサインが放映されたおじいさんはお元気でしょうか?
(出典:ヤフーファイナンスHP)
2019年4月26日現在、日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命はほぼ公募割れです!
日本郵政グループ(6178)公募価格1,400円→1,243円
ゆうちょ銀行(7182)公募価格1,450円→1,223円
かんぽ生命(7181)公募価格2,200円→2,245円
1-2 高額な投資セミナーへの参加誘導
狭い会場に集められるとそこは熱気と興奮のルツボとなっているらしいです。
そこで、出自のよくわからない自称投資のプロが、絶対確実な情報を言葉巧みに、先着〇名、この会場の参加者限定と情報や商材を売りつけます。
周囲の参加者(サクラ)は我先に殺到します。
まるで、SF商法(催眠商法)にかかったように、参加者は高額な投資情報を購入してしまいます。
1-3 架空事業への出資呼びかけ
最近でも東南アジアのエビ養殖プロジェクト詐欺やワイン詐欺が話題となりました。
また、最近は手軽に集められるクラウドファンディングがブームです。
しかし、配当がもらえない、プロジェクトが進まないなど詐欺まがいの事件が頻発しています。
今後大きな問題となりそうな気配です。
出所や目的のしっかりしたクラウドファンディングを選ぶ必要があります。
1-4 ギャンブル必勝法情報商材売りつけ詐欺
ギャンブル関係雑誌を読むとたくさんの商材広告が掲載されています。
公営ギャンブルなら期待値は75%、宝くじなら40%程度です。
基本的には賭ければ賭けるだけ損をしていくのがギャンブルです。
全文表示 | 4億円的中「馬券」脱税の公務員 税務署はどうしてわかった? : J-CASTニュース
よくある手口がインターネットに疎い高齢者をターゲットにする方法です。
宝くじや競馬などの結果は、その日のうちに公表されますが、新聞上は翌日掲載です。
その日の夜に的中したかもしれないと情報を流し、翌日新聞を見ると的中していて、あの商材はすごい!とだまされるわけです。
また、組み合わせのすべての馬券を購入すれば必ず当たるので、その当たり券を大々的に広告に利用し、的中!とやるわけです。
( ゚Д゚)
今後カジノIR実施法により、カジノが我が国でも御開帳となれば、必ず怪しげな必勝法商材売りつけ詐欺が出回るはずです。
カジノは負けて当たり前という気持ちで参加すべきものと思います。
たくさんの依存症患者を輩出してしまうことを危惧します。
家庭崩壊という悲劇が起こらないことを祈ります。
1-5 最先端投資詐欺
世の中の変化は、とても激しく管理人はもうすでについていけません。
2017年は仮想通貨とICO(Initial coin offering)が一大ブームとなりました。
しかし、ビットコインは1年で20倍となったと思いきや、2018年は1/3に下落したままです。
それでも新規仮想通貨を作るためのICO詐欺が後を絶ちません。
ICOとは、新規仮想通貨を流通するためのクラウドファンディング資金集めです。
金融庁によると、世界のICOによる資金調達総額は平成29年に約55億ドル(約6200億円)に達し、30年は7月末時点で143億ドルにまで拡大している。
ただ、事業計画を実施する意思がないにもかかわらず資金提供を呼びかけるなど、詐欺が疑われるケースも多発。
このため、中国や韓国などはICOを全面的に禁止したほか、他の国でも規制強化の動きが目立っているという。
(出典:ITメディアHP)
日本では、ICOは全面禁止とはならないようですが、出資には十分な注意が必要です。
そのほかにバイナリー取引でお金を支払わない。海外宝くじで当たり金を支払わない詐欺も続いています。
iPS細胞を使った優先的な治療を受けられるとした出資金詐欺などもあります。
なぜ世の中は、悪い奴ばかりいるのでしょう?
詳しくは独立行政法人国民生活センターの事例をご確認ください。
2 投資詐欺に遭わない方法
うまい投資話、ここだけの投資話、選ばれた投資話などあるわけありません。
もしあるとしたら、相当なアッパーなセレブの世界だけです。
少なくとも一般人には、インサイダー的な話はあるわけありません。
2-1 うまい話には乗らない
マイナス金利で、銀行の定期預金金利でさえ0.01%の時代に、年利6%の利回り商品などあるわけがありません。
そんなにうまい話があるのなら、なぜ見ず知らずの人間にわざわざ電話や訪問に来るのでしょうか?
一度悪い奴らと接触してしまったが最後、喰いついて離れません。
うまい話などないと近づいてはいけません。
2-2 投資話を信用しない
悪い奴らは、法律の盲点やギリギリのところで勝負してきます。
金融庁認可、財務局認可、都道府県知事許可番号など振りかざしてきます。
しかし、信用してはいけません。
消火器のセールスで、消防署の方から来ましたと同じ理屈です。
信用しないで、門前払い、接触しないのが一番の対処法です。
2-3 一人で判断しない
振り込め詐欺で高齢者が餌食になるのは、劇場型を駆使して、冷静な判断をさせないようにするためです。
おかしい?と思ったら、まずは家族との相談です。
最寄りの警察署や消費生活センターも相談先としてはベストです。
投資詐欺ではないですが、警察庁の公表データには戦慄を覚えます。
平成29年の振り込め詐欺件数は、なんと18,212件にも及びます。
(出典:警察庁HP)
被害額は、なんと394.7億円です。
(出典:警察庁HP)
投資詐欺自体は、年々減っていますが、振り込め詐欺が高止まりの傾向にあります。
(出典:警察庁HP)
3 まとめ
いかがでしたか?
ジャパンライフオーナー商法で、1億円以上も損失を被った人の姿は、憔悴しきっていました。
もう少し冷静に判断していたら、ここまで投資額が増えることはなかったと思います。
今後2400億円がどこへ消えてしまったのか捜査には期待したいと思います。
投資は自己責任の言葉以外ありません。
管理人も2018年の株式投資はズタボロです。
11月に入って、ようやく2018年の光が見えてきたところに、11月13日に一時700円近い大暴落が待ち受けていました。
何も見えません。
(ToT)/
トロトロとストローでジュースを飲むしかありません。(秋日狂乱by中原中也)
リスクを抱える可能性は、株式投資に参加する上での承諾ルールです。
投資はなんであれ自己責任です。
投資詐欺にはくれぐれもご注意ください。
こうして当サイトを運営している管理人も、本当に一人で書いているのか一部に疑惑があるらしいです。(笑)
前にも書きましたが、管理人の私は、実はマレーシアに在住する女子大生かもしれません。
( ゚Д゚)
くれぐれも、だまされないようにしてください。
ブログに愛と真の情報を
ジュンパラギ!Jumpa lagi