最終更新 2019.5.11
ようこそ(^-^)/
お金を通じて、人生を豊かに生きるヒントを考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんは平成30年度確定申告は、お済みですか?
管理人は、本日無事済ませてきました。
ふるさと納税で、返礼品を手に入れたからといってそれで終わりではありません。
確定申告しなければ、ふるさと納税で行った寄付金控除による所得税の還付金はありません。
さらに確定した所得税を基に算出する住民税の実質減税も適用されません。
確定申告しないと、大損してしまいかねません。
確定申告は、例年2月15日から3月15日までです。
申告会場は、2019年は2月18日から3月15日までです。
老若男女数千万人もの所得者が、払い過ぎた税金を返せと税務署に押しかける姿は、いつみても圧巻です。
おまえ?バカ?
◆ふるさと納税は、ワンストップ納税できるから手続なんていらないんだよ!
◆確定申告は、自宅でe-Taxでできるんだよ!
◆わざわざ1日をつぶして、確定申告に行くなんて、情弱だねえ!
はい、ワンストップもe-Taxも存じてはいます。
('◇')ゞ
しかし、まだ利用するにはリスクがあるかなと思っています。
決してやましい理由があるわけではありません。
昭和の男として、税務署で確定申告するにあたっては、いかに空いている日に行くかで、1日を有効に使えます。
仮に3時間待ちとします。
最低賃金は時給750円です。
サラリーマンの平均的な時給単価は、2,500円から3,000円です。
3時間待つことにより、2,250円から9,000円もの損失です。
囚人のパラドックス理論を考えながら、いつ税務署に確定申告に行くべきか、ダラダラと考えてみます。
- 1 囚人のパラドックスとは
- 2 死刑執行の日
- 3 死刑執行!
- 4 数字のアノマリー
- 5 確定申告で比較的空いている日
- 6 確定申告で比較的空いている曜日
- 7 確定申告で、比較的空いている時間
- 8 裏技は、悪天候の日を狙う
- 9 まとめ
1 囚人のパラドックスとは
囚人のパラドックスとは、いろいろ説はありますが、数学者マーチンガードナーが世に広めたとされています。
管理人も中学生の時に講談社ブルーバックスで読んだ記憶があります。
ある死刑囚が、死刑執行人に宣言されます。
お前は来週月曜日から金曜日の5日間のいつかに死刑執行される。
死刑執行される日を当てたら、死刑執行は免れることができる。
死刑囚は死刑になるのがいやなので必死に考えます。
導いた結論は、死刑執行の日はすべて推測できるので、「ない」でした。
死刑囚の答えは当たったのでしょうか?
2 死刑執行の日
死刑囚は、死刑執行人にこう告げます。
金曜日に死刑執行はない。
なぜなら、木曜日までに死刑執行がなければ、金曜日が確定するからだ。
木曜日も死刑執行はない。
金曜日に死刑執行がないことがわかっているから、執行される日は月曜日から木曜日までの4日間だ。
水曜日に死刑執行がなければ、木曜日が確定してしまう。
だから木曜日もない。
同じ理屈で、火曜日まで死刑執行日はない。
火曜日から金曜日まで死刑執行がなければ、あるのは月曜日だけだ。
月曜日に死刑執行されることがわかっているから、俺の死刑執行日はない!
直ちに釈放しろ!
3 死刑執行!
今から、死刑を執行する!
えっ?
今日はないはずだといっているじゃないか!
おまえ自身、今日死刑執行とわからないから驚いているじゃないか!
おまえは確実に死刑執行される日を予測できなかったわけだ。
こうして、死刑囚は死刑執行されたという話です。
死刑囚の論理は、背理法といって、だからこうなるはずだという推論、思い込みです。
何をたわけた話をしているんだ!
とお怒りの読者の方もいることでしょう!
月曜日から金曜日までは、5日間あります。
5日間の間にいつ死刑執行されるかなんて、確率論からすれば、毎日が1/5なので、当てることは不可能であることは、冷静になれば誰でもわかることです。
しかし、人は案外数字にストーリーを見てしまう動物です。
4 数字のアノマリー
株式市場でも、この数字にとらわれると痛い目に遭うことはしょっちゅうです。
高値覚えの高値掴みという格言があります。
すべての銘柄の株価は、毎日毎瞬間に上へ下へと変動しています。
特に過去高値だった株価が、下落すると泣けます。
いつかは戻るはずと塩漬けにしても、戻ることは少ないです。
ナンピン買い下がりは悪手なりという格言があるほど、下がり基調の株を買って、さらに下落することはよくあることです。
頭の中には、過去は高かったからという刷り込みがあり、戻ることを前提とした思考しかできなくなってしまいます。
株式投資をする上で、極めて危険です。
常に柔軟な思考で、株価に居座る数値などないと心がけておく必要があります。
まあ、これができれば誰もが億万長者になれます。
管理人も、経験だけは長くともまだまだ見習いです。
(´Д`)
5 確定申告で比較的空いている日
話が大幅に脱線してしまいすみません。
囚人のパラドックスは背理法による推定でしたが、この背理法は意外に役に立ちます。
確定申告会場には、2月18日から3月15日までの約1か月間に各地の税務署に何千万人もの老若男女が押しかけます。
数時間待つなどざらにあります。
⇩決死の覚悟で写メしましたが、爺ちゃんのせいで・・・(´Д`)
みなさん命の次に大切なお金を奪われないために必死です。
そこで、囚人のパラドックス理論が役に立ちます。
混雑する期間、日、曜日を推測します。
人間の心理として、嫌なことはさっさと終わらせたいという真理が働きます。
2月15日初日から1週間は、混雑はピークに達するはずです。
反対に受付が終了に近づくにつれ、早くしなきゃとのんびりしていた集団が殺到します。
期間限定イベントにおいては、何であれ最初と最後は混み合います。
経験上、2月18日の翌週から2月末までがベストです。
3月に入ると、焦り出す人が出てきてやや混み合いますが、3月第1週も悪くはないと思います。
6 確定申告で比較的空いている曜日
これはまさに囚人のパラドックス理論が生かせます。
月曜日と週末金曜日は、1週間の中で一番混み合います。
月曜日は、土日かけて作った確定申告書を週初めに申告して自由になりたい、ホッとしたい人であふれかえります。
金曜日は、確定申告を終わらせて、土日のんびりしたい人が殺到します。
月曜日と金曜日は外します。
また、水曜日は、別名ギャンブルホリデーとも呼ばれ、競馬競輪パチンコに明け暮れるギャンブラーさえギャンブルを休む日です。
また、開業医院は水曜日休業日が集中しています。
長い1週間の中で、体を休める日が水曜日です。
となれば、月金以外に次に混む日は、病院関係者、ギャンブラー、通院患者が確定申告になだれ込みます。
理想は、火曜日または木曜日で、次が水曜日がベストです。
7 確定申告で、比較的空いている時間
税務署の開庁時間は、8:30から17:00までです。
一番はなんといっても朝一番です。
しかし、強敵は老人です。
彼らは朝が早いし、並ぶことを苦にしていません。
しかし、時間があれば朝に越したことはありません。
反対に夕方16:00すぎはびっくりするほど空いている場合があります。
ただし、いろいろと立て込んでいると夕方まで時間を取られてしまうのがネックです。
8 裏技は、悪天候の日を狙う
確定申告の時期は、ときに日本列島が大荒れになり、交通マヒを生じるくらいの大雪が生じる場合があります。
この日を狙い撃ちすれば、申告者はわざわざ来ないのでスイスイです。
まるでモーゼの十戒のように自分のための確定申告会場という気分になること請け合いです。(経験者)
9 まとめ
いかがでしたか。
確定申告は、とられすぎの所得税を取り戻す唯一の機会です。
特にふるさと納税は、せっかく返礼品をもらっても、確定申告しなければ、所得税及び住民税の還付はありません。
上記まとめたとおり狙い目をまとめます。
◆狙い目期間
2月後半から2月末、3月第1週も可
◆狙い目曜日
火曜日、木曜日>水曜日
◆狙い目時間
朝一8:30または夕方16:00以降
◆悪天候
健闘を期待します。
なお、ふるさと納税は、ワンストップ特例制度があり、確定申告しなくとも寄付した自治体において手続きを行ってくれます。
残念ながら自治体職員はふるさと納税にかかりきりにはなれません。
ワンストップ納税の場合、納税先の自治体と現住所を有する自治体間でやり取りが発生します。
それも1カ所だけにはとどまりません。
年間200万件以上のふるさと納税の事務手続きにミスが生じないとはとても考えられません。
全国各地でミスが相次いでいます。
トラブルに巻き込まれないためにも、管理人は税務署での確定申告を選択します。
提出だけであれば、ものの5分もかかりません。
問題は混んでいるかどうかだけです。
また、e-Taxは、すごく便利そうです。
自宅でもできるところが魅力です。
ただ、その代わりにマイナンバーを届けなければなりません。
これが微妙に拒否感があります。
何もかも所得が筒抜けになると、場合によっては確定申告漏れの疑いを課せられ、不要な問題に関わってしまわざるを得ないことも生じてしまうのが怖くて、管理人はまだマイナンバーを届け出していません。
管理人のような考えの人は多く、現時点でも国民の半分以上が取得しない考えを持っています。
なお、最新のマイナンバーカード交付率は、11.5%だそうです。
総務省2018/07/01
交付率11.5%
全国127,707,259人中14,672,462人
「カード取得しない」53% マイナンバーの内閣府調査 - 産経ニュース
確定申告には便利でも、資産の中身がスカスカになるのは気持ちが良くないです。
失くしたリスクも怖いです。
くれぐれも確定申告は、余裕を持って万全の体制で手続きください。
ブログに愛と真の情報を
それでは