ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんは金融所得税をご存じですか?
いえ、これまでもある税金です。
利子所得、配当所得、株式等の譲渡所得等にかかる税金のことを金融所得税といっています。
1 銀行に預けた利息
2 株式投資等による配当所得(インカムゲイン)
3 株式投資等の譲渡所得(キャピタルゲイン)
これらの所得には、現在は等しく20.315%の税金が適用されています。
内訳は、復興特別所得税を含む所得税(15.315%)と住民税(5%)です。
たとえば、年間1万円の配当所得があったとします。
金融所得税は、20.315%である2,032円となります。
手にすることができる所得は、7,968円となります。
金融所得税が30%に増税されたら、配当金は7,000円です!
止めてくれ!
株式投資は、庶民に残されたたったひとつの資産形成術です!
30%も金融所得税がかけられたら、格差社会は固定化してしまいます!
仕事を止めてしまったFIREくんはもっと大変になります。
金融商品で得た所得の10%が減額されてしまいます。
人生設計を見直さなければなりません!
これは本当にヤバいです。
1 ちまたでブームのFIREとは
FIREが静かなブームとなっています。
FIREとは、Financial Independence, Retire Earlyという英語の頭文字をつなげたものです。
経済的自立を確立し、早期リタイアを目指すという新しい生き方です。
30代から40代前半のうちに資産を1億円にします。
そして、年間4%の金融商品で運用します。
1億円の4%は、400万円となります。
このうち金融所得税が20.315%かかります。
つまり、年間318万7,400円で暮らせば、元本に手をつけることなく、何にも縛られない自由な人生が獲得できることになるわけです。
アベノミクス前に株式を大量投資した人の中には、いわゆる億り人を多数輩出したはずです。
管理人は残念ながら、ポンコツ野郎なので、株式投資のみで億り人になることは、永遠に不可能です。
2 もしも、金融所得税が30%になったなら
しかし、もしも公約どおりに金融所得税が30%になったらどうなるのでしょうか?
手にする金融所得が10%目減りします。
320万円が280万円となってしまいます。
年間40万円もの減額です。
これはきびしい!
総務省統計局が調査している2020年の家計収支は、2人以上世帯の場合、月平均277,926円を支出しています。
年間にすれば、平均支出額は3,335,112円です。
2,800,000円-3,335,112円=-535,112円では、年4%の運用では無理かもしれません。
元本を切り崩すか、さらに高い利回りを目指さなければなりません。
3 税と社会保障費が襲いかかる
収入が減るだけではありません。
国民である限り、税と社会保障費は、セットで負担しなければなりません。
国民年金保険料の負担額16,610円(令和3年度)は20歳から60歳までは絶対です。
さらに所得に応じた国民健康保険料、40歳を超えれば介護保険料を負担しなければなりません。
マイホームを建てたら、固定資産税と都市計画税を負担しなければなりません。
金融所得も所得税の一部なので、住民税も負担しなければなりません。
消費行為を行う限り、8%と10%の消費税を支払い続けなければなりません。
生活する限り、固定費である光熱水費がかかります。
さらには現代社会において、携帯電話料金、インターネット接続料、プロバイダー料金、受信料なども固定費です。
子供が授かれば、莫大な教育費がかかります。
マイカーを持とうとすれば、自動的に年間50万円は必要経費です。
実にきびしい。
それに輪をかけて、10%金融所得税UPとなれば、FIREくんは絶滅危惧種になってしまいそうです。
金融所得税UPなんて、止めてくれえええええ!
4 金融所得を手に入れるには、努力だけでは報われない
ちがいます。
断じて違います。
管理人は、現在32種類の単元株と13種類の端株を持つ腐れポンコツ盆栽株主です。
2021年8月は地獄のような夏枯れ相場でした。
8月20日まで一直線のように保有株は暴落を重ねました。
株価を見るのもいやになりました。
ところが8月20日を契機に地獄から抜け出すことができました。
しかも8月末の菅首相出馬断念報道で、株価は暴騰します。
見る見るうちに株価が戻ってくれて命拾いしました。
(メモリ値はご想像にお任せします。)
大げさかもしれませんが、デッドオアアライブです。
株式投資家は、大なり小なり死ぬか生きるかの世界で生きる覚悟を持って、運否天賦をかけて投資しています。
そう簡単に不労所得を得られるわけがありません。
株式投資を行っている6割の投資家は少なくとも損益はマイナスです。
そんなきびしい世界で、ようやく手に得た金融所得に金融所得税を30%もかける安直な発想とは、いったい何事でしょうか!
しかも金融所得税は、年間金融所得50万円から課税すると公約者はのたまっています!
止めてくれえええええ!
5 まとめ
8月末に現首相が再出馬を断念してから、雨後の筍のように首相立候補者が乱立しています。
中には金融所得税を30%にすれば、年間3,000億円の収入が増えると言い出す人も出始めています。
とても嫌な予感です。
しかし、実は株式投資売却益への増税は世界的な傾向にあります。
アメリカでもバイデンキャピタルゲイン増税案が浮上しています。
管理人は、コツコツと血のにじむような努力をして、何とか年間配当金を1,034,978円まで増やすことができました。
FIREくんから見たら微々たる金額かもしれません。
ですが、マイホームを建て、娘を2人大学へ出して、さらに個人年金保険積立等で老後の備えの準備をしている中で、株式投資へお金を振り向けることは、普通のサラリーマンにとっては困難極まりないことです。
爪に灯をともし、塩を舐め舐め生きる覚悟がなければとても無理です。
ようやく夢の配当金100万円超えを達成し、これからは配当金再投資法で、お金がお金を生み出す高配当連続増配株投資を行なおうとしていた矢先に、30%もの金融所得税とは何事だあああああ!
庶民のささやかな成り上がりチャンスの機会を失くさないでくれ!
たかがマイナポイント5,000円分もらえるからとマイナンバーに申し込んだが最後、名寄せされて口座が紐づけとなり、課税されるのは、明らかなんだよ。
何度でも言います。
株式投資で得られる配当所得や譲渡所得は、お金さえあれば誰もがやすやすと得られる不労所得ではありません。
毎日変動する株価チャートに身も心も魂までもすり減らし、耐えに耐え、忍び難きを忍び、リスクを抱えながらようやく得られるものです。
金融所得はそんなに簡単に得られるものじゃない!
金融所得増税だけは、絶対に止めてくれ!
嗚呼!もし実現とでもなったら、株価が暴落するのが、目に見えるようです!
金融所得税構想が消え去ることを今はただ祈るだけです。
FIREくんも不安でたまらないと思います。
ブログと配当所得に愛と真の情報を
それではまた