最終更新 2020.5.23
ようこそ(^^)/
人生を豊かに生き抜くためには、健康とお金が大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんは「盆栽株主」という言葉をご存じでしょうか?
盆栽株主とは、株式上場している株式銘柄を少数しかも多種類集めて、あたかもサザエさんに出てくる波平のように盆栽を愛でるかのように保有する少数株に満足している投資家もどきの人のことを指します。
(´Д`)
ブログのレクタングル広告にしょっちゅう出てくる「東大卒年収二億円のウ〇フさん」が名づけた言葉です。
しかも、盆栽株主+一生貧乏とセットで使われます。
株式投資の究極の目的は、資産を増やすことです。
そのためには、短期決戦で動意づいた株式に狙いをつけて、全財産を一極集中でどーんと投資するのが、株式投資の王道だそうです。
ちまちまとたくさんの株式銘柄を多種類集めたって、譲渡益はたかが知れています。
異論はありません。
正しいことをおっしゃっているとは思います。
しかし、管理人にはできません。
この投資法は、乾坤一擲伸るか反るかのギャンブルです。
もしものことがあったら、破滅か死が待っています。
一生貧乏と揶揄されても、管理人は下手の横好きポンコツ盆栽株主で上等です。
管理人は、現在28種類の株式銘柄を少ない株式は50株、多く持っても3,000株しか持っていません。
それでも盆栽株主には密やかな楽しみがあります。
売却益や配当益を狙わなくとも、第3のお得な楽しみ方があります。
みなさんもいかがでしょうか?
株式投資は、何百万円もかかるんだろう!
株式投資は、わずか数千円から参加できます。
祖母の経験上、認知症予防にも効きます。
なお、株式投資はくれぐれも自己責任において、ご判断されますようお願いします。
1 株主の権利とは
証券会社を通じて、株式を購入し、株主名簿に登録されると株主となります。
株主とは、保有する株式の会社の出資者です。
当然のことながら、出資者は、3つの権利を有することになります。
(1)株主総会に参加して議決に加わる権利(議決権)
(2)配当金などの利益分配を受け取る権利(利益配当請求権)
(3)会社の解散などに際しては、残った会社の資産を分配して受け取る権利(残余財産分配請求権)
株主になるとどんな権利があるの?|投資の時間|日本証券業協会
1-1 残余財産分配請求権
通常(3)の残余財産分配請求権は、よほどの経営不振で解散せざるを得なくなったり、企業ぐるみの法令違反で解散せざるを得なくなった会社です。
そういった可能性のある会社は、急激に株価が下落するので、権利を行使する前に株式を売り払い、脱出するのが普通です。
最近ではシートベルトのタカタや掘削の日本海洋掘削がこの例に当たります。
1-2 利益配当請求権
これが、権利付き売買最終日とよく言われる請求権です。
株主になると、その会社が上げた利益の一部を配当や株主優待の形で、出資者である株主と分け合います。
この権利を得られるのは、株主名簿に掲載された株主だけです。
その権利が確定するのが、権利付き最終日といわれるものです。
通常3月末と9月末に権利付き最終日としている会社は多いですが、イオンのように2月末と8月末にしている会社もあります。
この配当金が欲しくて、株式投資する人も少なくありません。
富裕層を中心に、根強い支持のある高配当安定企業投資です。
株式の配当利回りは、年5%、6%を超える株式がゴロゴロしています。
これらの株を大量に購入し、配当益を狙います。
高配当益狙いは、高配当が続く限り、株価が下落しても高配当でリスクヘッジできるところにあります。
代表例が、JT(2914東証一部)です。
2019年6月28日終値が、2379.5円です。
配当は、なんと154円です。
年利回りは、6.47%です!
株価は、喫煙率がどんどん下がり、改正健康増進法施行を控え、ますます喫煙率が下がるのを見込んで、下落がひたすら続いています。
管理人も3,500円のときに買おうかなと思っていました。
今や、そこから1,100円以上下落です。
3,500円で購入した人は、すでに1,100円以上損失を抱えていることになります。
しかし、1,100円(1,000株なら110万円の損失)大損しても、高配当で取り返せます。
110万円/15万4,000円≒7.14年
下落しても7.14年で取り返せるというリスクヘッジが効くわけです。
まあ、こういった株は、どこが底なのかが、非常に分かりにくい難点があり、難平買いしていくと、たちまち資金ショートしてしまう恐れがあります。
(出典:ヤフーファイナンスHP)
富裕層であれば、次々と資金を注ぎ込むことができます。
100株(23万7,950円)なら1万5,400円の配当益です。
しかし、10,000株(2,379万5,000円)なら、154万円の配当益です。
追記(2020.5.23)
2020年5月22日、JTの終値は2,006円です。
この記事を書いたときよりも、株価は373.5円(-15.7%)下落しています。
高配当狙い投資法は、意外にも大損して、塩漬けとなる場合が少なくないので、注意が必要です。
1-3 議決権
株主には、株主総会に参加する権利があります。
総会で提出される議案に対し、保有する株の分だけ、議決に加わる権利です。
盆栽株主といえど、株主には変わりないので、株主総会に参加する権利を有するわけです。
もし、リクシルの株式を保有していれば、経営権争いなどの議決に参加できます。
2 株式投資で求めるもの
株式投資は、資産形成の最高の手段です。
通常は、譲渡益(キャピタルゲイン)と前述した配当益(インカムゲイン)の両方、若しくは片方を狙うために株式投資を行います。
そのため投資家は、毎日値動きする株価チャートに常に一喜一憂し、心休まるときはありません。
3 盆栽株主で狙うもの
盆栽株主の場合も同じです。
株主として、3つの権利を持ちます。
この中で、注目は、株主総会に参加し、議決権を有することです。
株主総会への参加です。
企業のほとんどの本社は、東京や大阪です。
休暇を使って、わざわざ東京や大阪に行けるかよ!(´Д`)
しかし、これがなかなかおもしろいです。
一昨年、管理人は初めてとある企業の株主総会に参加しました。
投資したのは、わずか100株です。
それでも株主様なので参加できます。
もらえたのは、ハム詰め合わせ♪
社長はいませんでしたが、副社長を見れてとてもうれしかったです。
4 夢は全国株主総会巡り
そこではたと気がつきました。
会社を退職したら、株主総会巡りツアーも乙なもんじゃないか!
2019年も、我が家にはたくさんの盆栽株の企業から株式総会の案内が来ました。
株主総会では、まだまだ来場記念品を提供する企業多いです。
ただし、あまり情報はリークされていません。
来場記念品欲しさに株主が殺到する恐れがあるからです。
一説によると、来場記念品の相場は、2,000円から3,000円程度だそうです。
↓本日まで届いた株主総会や配当通知書の山です。
うれしい悲鳴です!
だったら、25か所回れば、5万円分の来場記念品がもらえるかも!
いえ、株主総会は、ほとんど6月下旬に集中するので、掛け持ちは困難です。
でも、株式投資には、譲渡益、配当益、株主優待のほかに株主総会出席というお得な制度があります。
おもしろいです!
お馴染みのPDFの決算報告書を社長や専務が自ら説明します。
こんな社会経験をさせてもらえるのなら、自費で東京や大阪に行っても安いと思います。
株主総会出席のためだけの自費旅行というのも、夢があると思いませんか?
5 まとめ
株式投資は、ややもすると譲渡益や配当益が狙いで、決算報告書も賃借対照表も読まない人は少なくないと思います。
ですが、その会社に投資したからには、会社の発展を心より願うしかありません。
株主総会に出てみると、その企業の将来性や堅実性がつぶさにわかり、投資の是非を判断することができます。
機会があるのなら、株主総会に参加しない手はありません。
しかもほとんどの場合、来場記念品つきです。
盆栽株主にとって、株主総会に参加し、記念品を手に入れることは、値上がりとは別に違った楽しみになります。
保有している株主総会に参加して、社長の顔を拝顔できるなんて、想像するだけでワクワクします。
これもまた多数の種類の株を保有する盆栽株主の特権かもしれません。
一生貧乏とバカにされても、盆栽株主の密やかな楽しみになると思います。
ブログに愛と真の情報を
それでは