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人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんは相場の格言いわゆるアノマリーを信じますか?
アノマリーとは科学的根拠や理論はないけれど、結果としてよく当たる相場の経験則のことをいいます。
相場とは未来の事象であり、経験則でも当たればアノマリーを信じて投資することも可能です。
まあ、とにかくたくさんあります。
1 卯、跳ねる!=うさぎ年(2023年)は株価がよく上昇する
2 セルインメイ(株は5月は売れ!)
3 節分天井彼岸底
今のところ、卯、跳ねる!アノマリーは見事に当たっています。
しかし、節分(2月)は天井というよりむしろ底です。
彼岸も3月は底です。
5月はむしろすさまじく騰がっており、セルインメイは当たりません。
このようにアノマリーは、魑魅魍魎が跋扈する相場のいっときの清涼剤と位置付けるのが無難です。
そんな中、あまり知られていないアノマリーに、「二日新甫(しんぽ)は荒れる」という相場の格言があります。
月初めの市場が休みで2日から相場が始まると、その日の相場は荒れるというアノマリーです。
果たして、2023年10月2日(月)もまた、二日新甫(しんぽ)です。
大荒れに荒れました!(´Д`)
二日新甫は荒れるアノマリーは見事的中です!
1 2023年10月2日の株式市場は大荒れ!
9月の権利落ち最終日移行日経平均株価は大荒れです。
ようやく週末9月30日と10月1日を迎え、落ち着きたいところです。
管理人の含み損益も大きくやられてしまいました。
期待にたがわず、日経平均株価は窓を開けての上昇から始まりました・
午前10時ころには+550円を超える暴騰となり、10月からの相場に大いに期待感が高まりました。
管理人のポンコツ株も9月末の下落分の半分を埋め、ウキウキしていました。
2 2024年11月5日より取引時間延長!
我が国の株式市場は11:30から12:30までの1時間は昼休みに入ります。
これが実は大きな問題です。
1時間もの水入りが入ると、目が覚めることはよくある話です。
ニューヨーク市場は、9:30から16:30までで、昼休みはありません。
株式市場は鉄火場です。
熱を帯びると我を忘れてしまう集団心理に陥ることがあります。
しかし、昼休みという水入りがあると、目が覚めて現実に立ち帰ってしまうことがあります。
我が国市場は昼休み前の前場と昼休み後の後場では、相場の雰囲気がまるでちがってしまうことがたびたび起こってしまいます。
こうした弊害は、長年の課題でした。
取引時間の延長は東京証券取引所の長年の懸案となっていました。
2024年11月5日より、30分延長となり15時30分までの取引となります。
取引時間が長ければ長いほど、株式取引に熱狂し、かなりボラの高い鉄火場となる可能性があります。
相場が面白くなること請け合いです。
ちょっと楽しみです。
騰がるときはとことん騰がり、下げるときはとことん下げる。
これぞ相場です。
水を差す昼休みなんてない方がいいです!
デッドオアアライブこそ鉄火場の本質です。
という意見は管理人だけではないと思います。
10月2日は昼休みの影響大です。
+550円を超えていた日経平均株価は、昼休み後どんどん弱気となり、値を下げていきました。
終値はなんとマイ転です。
1日で+550円から-97円と650円もの幅の取引となってしまいました。
3 二日新甫は当たってしまった!
荒れに荒れた10月2日でした。
こんなに激しいボラティリティー(Volatility)は、久々ではないでしょうか?
一時+94万円の含み益となっていた我がポンコツ株の含み益は削るだけ削られていきました。
終わってみれば削るだけ削られ、+26万997円となってしまいました。
10月からの反転攻勢が、二日新甫アノマリーにやられてしまいました。
4 二日新甫アノマリーは当たらない?
二日新甫アノマリーが本当に荒れやすいのかどうかを調べた研究もあります。
統計上は優位の差はまったくないそうです。
たまたま当たった日が、相場関係者の記憶にしっかりと残っているのがアノマリーの理由ともされています。
1 市場に重大な影響を与えるニュースは、相場終了後の金曜日15時過ぎが少なくないこと
2 月初めの1日は、制度変更や法施行などが集中すること
3 月初めの2日目の開場は月曜日が多い
こんなところが、二日新甫は荒れる根拠となっているようです。
2023年10月2日も同じです。
ダウ平均が下がった理由の一つが、「つなぎ予算」の成立の是非です。
成立しなければ、アメリカの政府機関が閉鎖され、混乱が予想されるところをぎりぎりで回避し、ダウが上昇する見立てがつきました。
これで、日経平均株価も騰がるだろうという楽観派の買いが日経平均株価を押し上げたのではないかという見立てです。
一方では、10月1日より、食料品など一斉値上げとなり、インフレが一段と加速するという見立てもあり,景気の悲観の見立ての動きもありました。
こういったことが1日が日曜日だと、株価を左右するさまざまなビッグデータが蓄積され、株価変動要因がマグマのように溜まり、2日目に株価が荒れるというわけです。
2023年はあろうことかピタリと当たってしまいました。
5 まとめ
セルインメイというアメリカのアノマリーがあります。
株は5月に売れ!というアノマリーです。
5月はヘッジファンドが換金売りをするためという説が一般的です。
ただし、このアノマリーには続きがあります。
9月第2土曜日まで相場に戻るな!
英語では次のとおりです。
Sell in May, and go away. don’t come back until St Leger day.
セントレジャーデー(第二土曜日)を指すそうです。
アメリカでの相場は、9月から始まります。
9月の第3週から本格的に取引が始まるから、ここから始めよ!という意味です。
しかし、これまで世界の大暴落は主に9月から10月にかけて発生しています。
1929年10月24日 世界大恐慌
1973年10月 第一次オイルショック
1985年09月 プラザ合意
1987年10月19日 ブラックマンデー
1998年10月 ロシアデフォルト
2001年09月11日 同時多発テロ
2008年09月15日 リーマンショック
こんな歴史があるというのに、9月第3週から買え!というアノマリーはちょっと疑問がよぎります。
ただし、9月の暴落は我が国もいっしょです。
2023年も9月をようやく乗り切りました。
なんとか10月以降はまた上昇気流に乗れないかと祈る日々が続きそうです。
くれぐれも株式投資は自己責任によりご判断ください。
ブログと株式投資に愛と真の情報を!
それではまた