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人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんは「アメリカがくしゃみをすれば日本は風邪をひく」というアノマリーをご存じですか?
アノマリーとは、法則ではないけれど不思議と当たる事象のことをいいます。
日本でいうことわざや格言の類です。
「アメリカがくしゃみをすれば日本は風邪をひく」とは、アメリカの株価指標(NYダウ平均など)と日本の株価指標(日経平均株価など)の動きは連動するというアノマリーです。
日本経済はアメリカ経済に強く依存しているので、NYダウ平均株価と日経平均株価の動きはシンクロしやすいのは当然と言えば当然です。
しかし、最近はそうとも言い切れなくなってきました。
ニューヨークダウ平均と日経平均株価が連動しない日も珍しくありません。
2022年GW(ゴールデンウィーク)を中心に検証してみます。
株式投資を始めている人は、ジェットコースター相場に気が気でないことと思います。
嗚呼!
このヒリつくような相場は、破滅が近くにありそうで、ワクワクが止まりません。
めくるめく刺激が欲しい人は、株式投資に身を投じることをおススメします。
ただし、株式投資は自己責任の世界です。
くれぐれも自らのご判断で相場を楽しまれるようお願いします。
- 1 最近のNYダウ平均のすさまじさ
- 2 最近の日経平均株価
- 3 NYダウ平均と日経平均を重ね合わせてみる
- 4 5月6日恐怖の連休明けにドッキドキ!
- 5 日経平均株価とマイポートフォリオを重ねてみる
- 6 まとめ
1 最近のNYダウ平均のすさまじさ
最近のNYダウ平均は、乱高下がとても激しいです。
まるで、ジェットコースターそのものです。
(引用:SBI証券)
NYダウ平均(4/20~5/6)の変動幅の推移をグラフにしてみました。
すさまじい変動です。
わずか2週間で-2020.84ドルもの下落!
コロナショック以降ここまでの激しい変動はなかったと思います。
4月22日 -981.36ドル
4月26日 -809.28ドル
4月29日 -939.18ドル
5月5日 -1072.09ドル
特にすさまじかったのは、5月4日と5月5日です。
5月4日 +932.27ドル
5月5日 -1072.09ドル
5月4日に最近の下落の反動で、+932.27ドルも爆上げし、すべての株式投資家はホッとしていたと思います。
ところが、その翌日に-1072.09ドルの暴落!
2 最近の日経平均株価
それでは、我らが日経平均株価の変動幅の推移です。
4月20日の週は、NYダウ平均に引っ張られたような暴落となりました。
4月22日 -447.8円
4月25日 -514.48円
土日を挟み、‐960円もの暴落です。
ゴールデンウィークを跨ぐ奴はバカ!
ヤフーファイナンススレッドでも、GW前は利確が正義と言わんばかりの論調でした。
確かに、5月はセルインメイというアノマリーがあるとおり、下落基調が目立ちます。
アメリカのファンドの決算期に当たるのと我が国の決算発表ラッシュの月に当たり、それらをきっかけに売り浴びせることが多い月だからです。
管理人も泣きました。
4月22日(金)-432,770円
4月25日(月)-618,726円
悪夢のような-100万円超えです。
ゴールデンウィーク前の暴落は、魂が張り裂けます。
やはり、ゴールデンウィークまたぎはバカなの・・・。
3 NYダウ平均と日経平均を重ね合わせてみる
そこで、NYダウ平均と日経平均のチャートを重ねてみます。
4月27日までは相似性がありましたが、4月28日以降は明らかに別の動きとなっています。
ポイントは、ゴールデンウィーク期間にあります。
4月29日 -939.18ドル暴落の際、我が国の市場はみどりの日で休市でした。
3連休ともなると、さまざまな思惑が働きます。
おかげで、週明けの連休の谷間5月2日は、日経平均はわずか-29.37円しか動きませんでした。
グッジョブ!ゴールデンウィーク!
しかし、反対に5月4日NYダウ平均が、+932.27ドルに暴騰した際は、我が国市場はGW真っただ中でした。
早く、開市してくれ!
という声は高まっていました。
もちろん管理人もです!
千載一遇のチャンスを逃したか・・・。
4 5月6日恐怖の連休明けにドッキドキ!
そしていよいよGW終了の5月6日(金)です。
NYダウ平均が、なんと-1072.09ドルの大暴落となりました。
ところがです。
日経平均株価【998407.O】:チャート - Yahoo!ファイナンス
始まりこそ、-200円近い下落で、これはヤバいとドキドキでした。
ところが強い!
前場にはプラテンしました。
そして後場も順調に騰がりました!
終わってみれば+185.03円の展開となりました。
管理人のポンコツ株もがんばってくれました。
+795,869円!
GW(ゴールデンウィーク)万々歳となりました!
5 日経平均株価とマイポートフォリオを重ねてみる
管理人は現在46種?の単元株と14種類の単元未満株を保有するだけの底辺ポンコツ盆栽株主です。
ロシアによるウクライナ軍事侵攻をチャンスととらえて、ここぞとばかりさまざまな株式を購入し、現在何種類株式を保有しているか把握していないクソヤローです。
(自虐)
日経平均株価とマイポートフォリオの動きの相同性(シンクロ)についてグラフ化してみました。
驚くほどシンクロしていました。
株式銘柄をたくさん保有するようになると、日経平均株価の動きに収れんし、自分でインデックス投資ファンドを主宰しているようになる事実にびっくりしました。
6 まとめ
今回の考察では、「アメリカがくしゃみをすれば日本は風邪をひく」アノマリーは、相当に乖離していることが明らかとなりました。
しかし、これはGWという特殊な環境にあったからこそともいえます。
我が国の市場は、GWのため、5/2と5/6しか開市しませんでしたが、アメリカ市場は変わらずの開市でした。
暴落時に運よく市場が休みだったことが、売りの過熱化を防いでくれたと理解した方が無難です。
気になるのは、アメリカ市場の暴落です。
最も大きな影響は、FRB=連邦準備制度理事会パウエル議長記者会見にあります。
アメリカはインフレを抑えるため、政策金利をどんどん切り上げていく方針です。
金利が騰がれば、安全資産である債券市場にマネーがなだれ込むので、株式市場の取引は低調となり、下落の原因となります。
不確実な株式市場よりも、米国国債10年物3%の方が確実です。
管理人はたまたまGWのおかげもあって、2022年のGWは難を逃れることができました。
しかし、予断は許しません。
FRBは年内に3~4回政策金利を引き上げると宣言しています。
アメリカが政策金利を上げれば上げるほど、マイナス金利政策を未だに続けている我が国との金利差は広がっていきます。
行き着く先は、悪い円安です。
円がどんどん弱くなっていっています。
早晩150‐160円説、昔のように360円説最悪500円説もネット上では飛び交っています。
円安により、物価が急騰している中で、給与があがりません。
可処分所得がどんどん減少しています。
家庭の金融資産を守るためにも、株式投資にチャレンジされることをおススメします。
ただし、株式投資は自己責任によりご判断されますようお願いします。
There Is No Alternative.
選択肢はそれしかない!
と囁かれています。ブログと株式投資に愛と真の情報を!
それではまた