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お金を通じて人生を豊かに生きるヒントをアツく語る当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
さて、いよいよ2019年5月1日に新元号となることが決定しました。
世間の関心は、新元号はいつ発表するのか、そして新元号は何なのかです。
実はまだ新元号の発表時期は、決まっていません。(@_@)
当然その日まで新元号は発表は絶対しないはずです。
おそらくは2019年2月24日から4月1日の間だろうと推測されています。
元号が変わると何が変わり、そしてどの桶屋が儲かるのか考えてみます。
なお、株式投資は自己責任により判断されますようお願いします。
1 新元号は、2019年5月1日より変更決定
2017年12月1日に現天皇が退位なされることが決定しました。
政府は8日の閣議で、天皇陛下の退位日を2019年4月30日と定める政令を決定した。安倍晋三首相は閣議後の閣僚懇談会で、皇太子さまが翌5月1日に新天皇に即位すると表明した。
「平成」は新元号に改元される。
これを受け、現皇太子が2019年5月1日より、新天皇に即位なされ、新しく元号が変わります。
この制度は、飛鳥時代から綿々と続く我が国の制度です。
中学1年生のときに「大化の改新」を習ったことと思います。
あの中大兄皇子と中臣鎌足が蘇我入鹿を暗殺して、我が国に始めて元号が導入されました。
645年です。
以来1373年の長きに渡って、元号は使われ続けています。
ちなみに最近は極悪人といわれた蘇我入鹿は開明人で、我が国に中国や韓国の革新技術を取り入れた人物として再評価されています。
中大兄皇子は、後の天智天皇となります。
しかし、白村江の戦いで我が国を滅亡寸前とし、結局は死んだ直後、弟(後の天武天皇)が立ち、国内最大の内乱といわれる壬申の乱に発展します。
一方、中臣鎌足は藤原氏を起こし、以来1000年以上権力の中枢を握ります。
元号は、日本人のDNAに深く入り込んでいます。
これを受け、株式市場は色めき立ちました。
2 2017年12月関連株思惑買い勃発
みなさんは、天皇が退位し、新たに皇太子が即位され、新元号に変わると何が変わると思いますか。
まずはこれまでの「平成」の印刷物が使い物にならなくなります。
また、新しくカレンダーや手帳が需要が高まることは大いに想定されます。
新天皇即位をお祝いするため、さまざまなグッズが売れるかもしれません。
歴史的なご即位のパレードを一目見ようと旅行業界やホテル業界も特需がありそうです。
平成の元号を使ったプログラムの修正も必要となり、システムソフト関連も特需が起きる可能性があります。
祝賀ムードとなるとアルコール飲料関係も特需が起きるかもしれません。
かなり広範囲の分野にミニバブルにも似た特需が起きる可能性があります。
早速に株価が跳ね上がったのは、印刷業界とシステムソフト業界です。
3 関連株の甘い思惑
光村印刷(7916)
新元号で真っ先に思い浮かぶのが、印刷関連の株です。
印刷業界中堅の光村印刷はすでにきな臭い動きが始まっています。
すでに3回振るい落としが起きています。
2017年12月と2018年3月1日と2018年5月1日です。
チャートご覧にいただければわかりやすいです。
2017年11月末→12月1日
2334円→2533円へ200円高
2018年3月1日
2437円→2900円へ463円高
2018年4月~5月
2354円→2479円へ127円高
上がってはすぐに下がるの繰り返しです。
(引用ヤフーファイナンス)
カワセコンピューター(7851)東証2部
デジタル印刷の雄です。プリントに定評があります。
2017年11月、天皇ご退位の情報が流れるとたちまちストップ高を演じました。
しかし、業績は振るわず、再び沈静化しています。
(引用ヤフーファイナンス)
グローリー(6457)東証一部
両替機のシェアトップです。
新天皇即位で新たな硬貨が発行されれば、両替機の交換改修の特需が起きるかもしれません。
また、カジノ関連銘柄でも有力な銘柄です。
2017年12月は、400円を超える爆上げを演じましたが、現在年初来最安値更新中です。
経常利益14%も上がったにもかからわずです。(^^;
2018年1月18日に高値掴み(4410円)した方は、2018年5月18日現在3450円と約1000円も下落しています。
心の中は土砂降りでしょう。お察しします。
(引用ヤフーファイナンス)
サカタインクス(4633)東証一部
包装用インキで高い世界シェア(世界第4位)を持ちます。
スナック菓子の印刷用インキはほぼ独占です。
天皇即位でさまざまな記念包装の需要が見込まれます。
このブログでも取り上げました。(^^;
技術屋の管理人は、関心を抱く銘柄です。
しかし、株価は天皇即位のニュースあるたびドーンと株価が下がっています。
本業もそう悪くはない決算発表でしたが、変化率が0.3%と今ひとつです。
(引用ヤフーファイナンス)
4 まとめ
いかがでしたか。
風が吹けば桶屋が儲かるという発想は、誰もが持っていることと思います。
現天皇退位と新天皇即位は、数十年に一度起きる我が国最大のビッグイベントです。
当然その影響は大きく、ビッグビジネスチャンスになることは間違いありません。
しかし、単なる思惑だけでは、グローリーやサカタインクスのようにむしろ激しく下落する株式もあります。
株式はかくもむずかしいものです。
あまりにも単純な連想ゲームだけではむしろ痛い目に遭いやすいです。
何せ敵は、世界の極悪ハゲタカファンドも入っています。
へたな素人考えでは身ぐるみを剝がされる可能性の方もあります。
くれぐれも株式投資は自己責任において判断されますようお願いします。
ブログに愛と真の情報を
それでは