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お金を貯めることを通じて、人生を豊かに生きるヒントをアツく語る当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
さて、2018年平冒(ピョンチャン)冬季オリンピックもいよいよクライマックスを迎えています。
感動をありがとう!
羽生結弦選手、小平奈緒選手、女子パシュート選手金メダルおめでとう!
と感動にひたっているうちに株式市場は、不気味に動いていました。
ピョンチャンオリンピックの先を目指し、戦争という最悪の事態に向けて冷徹に動き出しています。
海の向こうで戦争が始まるかどうかについて、市場原理から考えてみます。
- 1 ピョンチャンオリンピックと南北朝鮮平和
- 2 市場は冷徹に動向を見ている
- 3 ピョンチャンオリンピックは、2月25日閉幕
- 4 細谷火工(JDQ4279)
- 5 豊和工業(東証一部6203)
- 6 石川製作所(東証一部6208)
- 7 チャートの思惑に要注意
- 8 まとめ
1 ピョンチャンオリンピックと南北朝鮮平和
2018年冬季オリンピックの会場となったのは、韓国平冒(ピョンチャン)です。
今、世界がもっとも懸念している紛争の一つが北朝鮮の動向です。
何度も何度も世界中の制止勧告を無視して、弾道ミサイルの発射訓練を始めています。
もし、この弾道ミサイルに核弾頭を積み込んで、アメリカや日本に飛ばしたら、アメリカや日本はもちろんのこと世界は滅亡してしまいます。
セカイノオワリです。
そのため、世界中が北朝鮮が行過ぎた行動を慎むよう経済制裁を加えたり、会談を行ったりしていますが、一向に事態は収まらず、現在に至っています。
しかし、ピョンチャンオリンピックを契機に北朝鮮の最高指導者の妹が微笑み外交を始めたり、南北統一チームで女子アイスホッケーに出場したりと融和ムードが高まっています。
2 市場は冷徹に動向を見ている
株式市場の動きは、半年後の姿を目途に動くと言われています。
その大きな理由は信用取引の期限が半年だからです。
FXや仮想通貨でいうレバレッジ取引と同じですが、株式投資の場合、投資額が巨額となるため、信用取引は、3倍(厳密には3.3倍)までと決められています。
できることなら、一般投資家は信用取引には手を出さない方が、安全です。
資金の3倍も投資できるので、利益も3倍と株式投資を行っている個人のうち約半分の人は信用取引で行うとされていますが、リスクは極大です。
3倍取引で、半年以内に清算しなければならないからです。
株式相場はとても天邪鬼です。
思惑と反対の動きになったら、最悪3倍ものロスカットとなります。
今回の世界同時株安では、ストップ安も続出しました。
半年後に株価が元に戻るかどうかは誰にもわかりません。
管理人の持っている糞株の中には、10年持っても戻らない株もあります。(^^;
信用取引は人生が破たんしてしまう可能性もあり、よほど腕に自信のある人以外は極めて危険です。
こういったルールがあるので、株式相場は半年後を目指して動くとされているわけです。
3 ピョンチャンオリンピックは、2月25日閉幕
数々のドラマを生み出したピョンチャンオリンピックも、2月25日で終了です。
これまで、ピョンチャンオリンピック前に、北朝鮮は微笑み外交により、世界に対し
友好ムードを演出しました。
世界はこれで動乱は避けられるかとも思いました。
しかし、株式市場は都合のいい解釈はしません。
ピョンチャンオリンピック後、再びアメリカや日本に対し、挑発を繰り返すのではないかという地政学的リスクが台頭し、戦争関連株が一気に高騰しました。
4 細谷火工(JDQ4279)
100年以上の歴史を持つ火工品の大手です。
パーティークラッカーを発明した会社で有名です。
また、全国花火大会の常連ですが、自衛隊向け照明弾や発煙筒の納入業者としても大手の顔を持っています。
2月21日はストップ高に近い爆上げでした。
+287円高(22.87%)
(引用:ヤフーファイナンス)
ただし、北朝鮮による弾道ミサイル発射で緊張が高まった昨年と比べると沈静化はしています。
昨年は、500円台→2300円台まで、ビットコイン並みに4倍以上に値上がりしています。
(引用:ヤフーファイナンス)
5 豊和工業(東証一部6203)
1907年、トヨタの創始者豊田佐吉翁発明の動力織機製造を目的として豊田式織機株式会社設立が出発点です。(今もトヨタと関わりがあるかどうかは、IRではわかりません。)
HOWAブランドでさまざまな工作機械や清掃車両などを作っている大手工作機メーカーです。
我が国唯一の小型銃の製造メーカーです。
小銃、迫撃砲、閃光発音筒、発煙弾および発煙弾発射機などを製造しています。
「89式5.56mm小銃」や「120mm迫撃砲RT」の製造開発など、平和ボケしてしまった管理人は、下記サイトを見て、腰を抜かしてしまいました。
国を守るためには誰がが製造しなければなりません。
(引用:豊和工業HP)
+185円(8.79%)の爆上げです。
(引用:ヤフーファイナンス)
ただし、北朝鮮による弾道ミサイル発射で緊張が高まった昨年と比べると沈静化はしています。
昨年は、700円台→2800円台まで、ビットコイン並みに4倍以上に値上がりしています。
(引用:ヤフーファイナンス)
6 石川製作所(東証一部6208)
段ボール製造メーカーレンゴーが筆頭株主で、現在は段ボール製函印刷機が主力です。
HPの製造情報に防衛機器の製造とありますが、「当社の技術は、国の防衛に貢献しています。」としか、書いてありません。
HOWAとは対照的な企業です。
このメーカーは機雷のトップメーカーです。(91式機雷)
他国の潜水艦やミサイルが国土に侵入するのを防御しています。
+149円(5.02%)の爆上げです。
(引用:ヤフーファイナンス)
ただし、北朝鮮による弾道ミサイル発射で緊張が高まった昨年と比べると沈静化はしています。
昨年は、800円台→4300円台まで、ビットコイン並みに5倍以上に値上がりしています。
(引用:ヤフーファイナンス)
その他重松製作所(防毒マスクの製造)、ジャムコ(航空レーダー製造)なども大きく値を上げています。
調べてみられると面白いと思います。
7 チャートの思惑に要注意
さて、冒頭で信用取引について触れました。
上記に上げた細谷火工、豊和工業、石川製作所いずれもほとんど同じチャートとなっていて、2017年9月~10月にチャートが動意づいています。
この頃にこれら戦争関連銘柄を信用取引で買った人たちの償還が迫っている訳です。
少しでも上げておかないと、ロスカットが膨らむと、なんとかまた値上がりしてもらいたいわけです。
そこで、ピョンチャンオリンピックが閉会することを受け、北朝鮮情勢の緊張感を演出し、爆上げを誘っていると読めないこともありません。
戦争が始まるからではなく、思惑で動いているのなら、ありがたいのですが・・・。
8 まとめ
いかがでしたか。
まさか、ピョンチャンオリンピックで感動に酔いしれている最中に、戦争関連銘柄が爆上げするとは想像もできませんでした。
本当に不穏な情勢になって、株価が動意づいているのなら、ものすごく怖いです。
世界が終わってしまいます。
Jアラートなんて、何の意味もなしません。
ただし、今回の突然の動意は、思惑で動いている可能性もあります。
翌日の今日は、戦争関連銘柄が下がっているのが希望です。
市場は生き馬の目を抜くことも厭いません。
結果がすべてです。
だまされた方が悪いのが、市場の冷徹なルールです。
くれぐれも株式投資は、自己責任で余裕ある資産の中で行うようお願いします。
信用取引はオススメできません。
それでは