ようこそ(^o^)丿
お金を通して、人生を豊かに生きるヒントをアツく語る当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
さて、国民には等しく納税の義務があります。
この納税ですが、社会人となり、給料をもらい、マイホームや自動車を持つようになるとその重税感には悲鳴を上げたくなります。
いや、絶叫します。
所得税、住民税、消費税に固定資産税、都市計画税、自動車税、軽自動車税、国民健康保険税(料)、たばこ税、酒税、揮発油税などたくさんの税金が押し寄せます。
少しでも税金を安くしたいと願うのは、国民全員の願いではないでしょうか。
そんな中、2018年4月15日まで、直接納める固定資産税や自動車税等を少しだけ安くできる裏技がありました。
電子マネーnanacoに一部のクレジットカードでチャージし、nanacoで支払えば、チャージ分をポイントとして付与され、実質納める税金を安くするという裏技です。
しかし、マイナス金利の影響もあり、この仕組みの改悪が進み、この裏技は壊滅寸前です。
このことを記事にしたところ、当サイト始まって以来の1日に4万PVを超えるアクセスをいただきました。(^^;
納税額を少しでも安くしたいという思いをヒシヒシと感じました。
2018年4月16日以降の税金を少しでも安く収める方法について考えてみます。
- 1 電子マネーnanacoによる税金支払いその後
- 2 WAONによる支払いはどうか?(未確認)
- 3 クレジットカードによる公金支払い
- 4 宮城県仙台市の場合
- 4-1 nanacoによりリクルートカード(1.2%)で支払った場合のポイント付与
- 4-2 リクルートカード(1.2%)で支払った場合のポイント付与差し引き
- 4-3 高還元率カードを使った場合
- 5 高還元率のクレジットカードって現在もあるの?
- 6 まとめ
1 電子マネーnanacoによる税金支払いその後
nanacoにクレジットカードでチャージするとポイントが付与されるカードは、現在ほとんどありません。
あるのは、リクルートカードとヤフージャパンカードの2つだけです。(管理人調べ)
2018年4月16日より、リクルートカードは、月30,000円を上限にすることとしました。
つまり、毎月30,000円×12月×1.2%=4,320ポイントが限度となります。
ヤフージャパンカードも、2018年2月に、付与率を1.0%から0.5%に改悪しました。
同じく毎月30,000円使ったとしたら、1,800ポイントとパワーダウンは明らかです。
2 WAONによる支払いはどうか?(未確認)
電子マネーでの税金など公金の支払いに、2015年からWAONも参入するようになりました。
ただし、WAONにはnanacoのセンター預かりがないので、最大50,000円までしか支払うことができません。
また、WAONへのチャージはイオンカードセレクトからであり、チャージの際に0.5%付与されるかどうかは、管理人は確認していません。
もしも、WAON支払いで0.5%、チャージで0.5%が付与されれば、1.0%付与となり公金支払いの有力候補となります。
もっともnanacoでも公金支払いにポイントは付与されないので、厳しいと思います。
お試しになった方からの情報をお待ちします。(^^;
(引用:イオン銀行)
3 クレジットカードによる公金支払い
昨今自治体では、税金など公金の収納率を上げようと利便性を高めてきました。
コンビニ支払い、インターネット支払い、ペイジー支払いそしてクレジットカードによる支払いです。
ただし、いろいろと難点もあります。
マイナンバー登録が必要、手数料がかかる、証明書がすぐに発行されないなどです。
しかし、クレジットカードを利用したインターネット経由の支払いにすれば、決済手数料が徴収されても、高還元率のクレジットカードを使えば、むしろnanaco利用によるチャージで付与されるポイントよりも得することができるのではないかと考えました。
全都道府県や政令指定都市を調べている段階ですが、東京都を始め、クレジットカードによる公金決済システムを導入する自治体はどんどん増えています。
調査が終わった段階で更新しますのでよろしくお願いします。(^^;
今回は、2018年4月1日よりクレジットカードによる税金支払いを開始した宮城県仙台市を例にしてみます。
4 宮城県仙台市の場合
仙台市の場合必要なものは、納付書(納付番号、確認番号が印字されているもの)、インターネット利用環境(スマホ可)そしてクレジットカードです。
VISA、masutercard、JCB、AMERICAN EXPRESS、Diners Clubの5大カードを押さえているので安心です。
システム利用料は次の通りです。
自動車税(39,500円)、固定資産税(100,000円)、軽自動車税(10,800円H27~)について計算してみます。
自動車税の手数料は、320円(税込み)
固定資産税の手数料は、799円(税込み)
軽自動車税の手数料は、160円(税込み)となります。
4-1 nanacoによりリクルートカード(1.2%)で支払った場合のポイント付与
自動車税は、360P(30,000円×1.2%)
固定資産税も、360P (30,000円×1.2%)
軽自動車税は、130P(10,900円×1.2%)
年間にすると、固定資産税は年4回支払いなので、総額1930P分実質税金が安くなり、得することができます。
4-2 リクルートカード(1.2%)で支払った場合のポイント付与差し引き
自動車税は、474P -320円=154P
固定資産税は、1200P-799円=401P
軽自動車税は、130P-160円=-30P
年間にすると1,728P分実質税金が安くなります。
つまり、いくら改悪したとはいえ、直接クレジットカードで支払うよりも、nanacoによるクレジットチャージがまだお得ということがわかります。
4-3 高還元率カードを使った場合
マイナス金利の影響もあり、次々と高還元を謳ったクレジットカードは終了もしくは還元率改悪が続いています。
一世を風靡した漢方スタイルクラブカードも終了となりました。
管理人は、今や奇跡の高還元率2.0%誇るリクルートカードプラスを持っています。
このカードで計算してみます。
自動車税は、790P-320円=470P
固定資産税は、2,000Pー799円=1,201P
軽自動車税は、218P-160円=58P
合わせて、5,332Pとなります。
これは、これまで上限なしのnanacoの裏技で還元される5,404P(450,400円×1.2%)とほぼ同額です。
30,000円以下の税金(軽自動車税)は、従来通りnanaco払いにすれば、軽自動車税支払いで還元されるポイントは130Pになるので、計5,404Pと偶然にも、以前のnanaco支払いと全く同じとなります。
高還元率のクレジットカードを持っている場合は、nanaco改悪で泣く必要はありません。
5 高還元率のクレジットカードって現在もあるの?
少数ですが、高還元率のクレジットカードは発行されています。
REXカード 還元1.25%(リボ払い1.75%)
P-one wizカード 還元率1.5%
DCカードJizile 還元率1.5%
ただし、いずれもリボ払いが前提のカードです。利用方法によってはリボ払い解除もできますが、慎重な利用が必要です。
詳しくは当サイトをご確認ください。
6 まとめ
いかがでしたか。
nanacoが改悪になり、絶望の淵に立たされていましたが、高還元率を誇るクレジットカードを持っていれば、クレジットカードによる公金支払いを使えば、nanaco使用とほとんど変わりません。
今回は仙台市を例にとりましたが、実は東京都の手数料はもっと安く、お得です。
反対に管理人調べでは神戸市は高い手数料を取られます。
まずはお住いの自治体で、クレジットカードによる納税可能かどうかを確認することが必要です。
納税可能であれば、高還元率のクレジットカードを持っていることが大前提となります。
なければ、新たに高還元率のクレジットカードを作る手もありますが、リボ払い設定としないように十分な注意が必要です。
最後に、仙台市のホームページのよくある質問を見て腰を抜かしました。
クレジットカード納付は、1回払い、分割払いのほかリボ払いも可能なそうです。
もし、リボ払いにしてしまえば、納税した税金にさらに高額な利息がかかることになります。
ありえないんじゃないの!
正しい金融リテラシーを持たないと納税者はしゃぶり尽くされないとも限りません。
ポイント欲しさにリボ払いにしないようくれぐれもご注意ください。
ブログに愛と真の情報を
それでは