最終更新 2019.9.4
ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるヒントを考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、ご存知のとおり、2019年10月1日より、いよいよ消費税が10%に引き上げられる方針です。
安倍首相は15日の臨時閣議で、消費税率を2019年10月1日に予定通り8%から10%に引き上げることを表明した。
それでも、消費税増税で景気が腰折れするなど批判的な意見は続出しています。
しかし、管理人は消費税引き上げ消極的に賛成です。
我が国の赤字国債は平成30年の時点で、なんと883兆円という天文学的な負債を抱えています。
少しでも早く返済しないと、国債の利子が雪だるま式に膨れ上がっていきます。
実際、平成30年の歳出予算の国債利払い費は、なんと9.0兆円です。
一刻も早く、国債を償還償却していかなければ、いくら消費税を上げても利払い費と償却費で消えてしまうだけです。
借金はできるだけ早く返済するのは、お金を借りる場合の絶対原則です。
借金は後世に負担を先延ばしするだけです。
決してうれしくはない消費税引き上げですが、次の世代に負債を押し付けないためにも、やむを得ないものと思います。
しかし、新しい制度導入となると決まって始まるのが、激変緩和策です。
それでなくとも軽減税率で大混乱が待っているのが予想されるのに、ますます大混乱の予感です。
消費税引き上げに関係する企業の株式も諸に影響を被り始めています。
消費税引き上げラプソディを考えてみます。
管理人ごときが施策を批判するのはおこがましいとは思っています。
批判を覚悟でひとつだけいいたいことは・・・
あんた××あ!
1 消費税引き上げ考
過去、消費税は導入したり引き上げしたりするたびに、消費税不況が繰り返されています。
消費税導入または引き上げ前の駆け込み需要と導入後または引き上げ後の買い控えの影響のためです。
たかが2パーセントという考え方もあります。
しかし、されど2パーセントです。
管理人は生粋のイオニストです。
年間約70万円の買い物を週に3、4回はイオンまたはイオン系列で使っています。
イオンは、カード会員(イオンカードセレクトがおススメです。)になると、毎月20日と30日はイオンお客さま感謝デーが開催されます。
毎月20日・30日は「お客さま感謝デー」|暮らしのマネーサイト
ほとんどの商品が通常価格の5%引きとなります。
当日は朝から大混雑で、駐車場を探すのも至難の業です。
5%引きといっても10,000円分購入しても500円お得になるだけです。
残念ながらお客さま感謝デーに合わせて、商品価格を上げることもよくあります。
しかし、それでも利用者は殺到します。
( ゚Д゚)
管理人はこの数年はイオンお客さま感謝デーのすさまじさに閉口し、感謝デーを避けています。
お客さま感謝デーの前後は、店内はガラガラでとても快適に買い物ができます。
高額な電化製品や自転車などを購入するならまだしも、日用品の買い物はせいぜい数千円の買い物が普通ではないでしょうか?
5%の値引き額はせいぜい数百円です。
数百円のために不愉快な渋滞や混雑した買い物はしたくはありません。
それにしても5%得するという魔力は、それほど人を突き動かすものだと、しみじみ感じています。
消費税絶対反対!という気持ちはわからなくもありませんが、世界中でも我が国はまだまだ消費税率は激安の国です。
国難のためにも消費税引き上げを受け入れるという姿勢は必要ではないでしょうか
2 消費税引き上げ激変緩和策
消費税引き上げは、過去2回引き上げを先延ばししてしまいました。
大変な失敗だと思います。
順調であれば、2015年10月から引き上げていたはずです。
2%引き上げで、1年で約4兆円増収の見込みです。
3年間で12兆円の国債償還償却ができ、少しでも借金を減らせたはずです。
遅れれば遅れるほど利払い額が増え、財政立て直しが遅れる一方となります。
しかし、1年間で4兆円の税負担は国民に著しい痛みを与えます。
そこで、激変緩和策がひねり出されました。
2-1 ポイント還元
激変緩和策でひねり出されたのが、中小小売店へのキャッシュレスの場合のポイント還元です。
なんと軽減税率の適用を受ける8%の食料品も対象の予定です。
制度がメチャクチャ面倒になりそうです。
1 中小小売店の定義をどうするか?
2 ポイント還元は、クレジットカードとQR決済にとどめるか?
2018年11月末までに結論が出そうです。
現時点でさえ、食料品のテイクアウト問題が何ら解決していないというのに、お国は制度をどれだけ面倒にすれば気が済むのでしょうか?
2-2 現金還元
ところが零細企業の中には、クレジットカード決済を導入していない店舗が相当数あります。
クレジットカード決済は、クレジットカード読み取り機の導入費とクレジットカード会社への数%の利用料を支払わなければなりません。
費用負担増がとても痛いので、中小小売店舗の中にはクレジットカード決済を導入しない店舗が相当数残っています。
そこで、クレジットカード決済導入ができない中小店舗の救済が必要となってきます。
また、高齢者になるとクレジットカードを持っていない人や審査が通らない人が相当数に上ると推定されています。
片山さつき地方創生相は16日の閣議後会見で「キャッシュレスが浸透しきらない部分にも温かみが行くような対策を取らないといけない。
プレミアム付きの商品券や旅行券、現金給付をおっしゃっている政党もある」と述べ、ポイント還元案以外の案も検討すべきだとの考えをにじませた。
中小小売店も端末の導入費だけでなく、決済ごとにカード会社などに払う手数料などの負担が新たに生じる。
世耕弘成経済産業相は16日、「小規模小売店の負担になることがないようにする。キャッシュレスに対応できない消費者にも、多様な選択肢を準備していく」と強調するが、利用者がどこまで広がるのかは見通せない状況だ。
3 とばっちりは、カード会社へ
そこで、政府はクレジットカード会社へ、もっと手数料を引き下げるよう要請することとしました。
権力とは、絶対的な力です。
政府が平成31年10月の消費税率引き上げにあわせ消費者にポイントを還元する景気対策で、クレジットカード会社に対し、小売りなどの加盟店から受け取る手数料を引き下げるよう要請する方向で調整に入ったことが18日、分かった。
カード会社はたまったものではありません。
この報道を受け、クレジットカード会社の株価は、軒並み全面安となりました。
東証一部上場企業のクレジットカード会社の株価です。
下落率第8位 クレディセゾン(8253)
終値1,721円 -116円 下落率-6.31%
(出典:ヤフーファイナンスHP)
下落率第9位 丸井グループ(8252)
終値2,460円 -158円 下落率-6.04%
(出典:ヤフーファイナンスHP)
下落率第10位 楽天(4755)
終値792.8円 -50.2円 下落率-5.95%
(出典:ヤフーファイナンスHP)
4 まとめ
消費税10%引き上げラプソディはすさまじいです!
もうめちゃくちゃです。
(´Д`)
ですが、だからこそ泳いで生き延びていかなければなりません。
消費税10%引き上げで、9ヶ月間はむしろ得する光が見えてきました。
中小小売店の範囲が、激安スーパーも含められ、さらにクレジットカードが使えれば最強となります。
激安スーパーで食料品をクレジットカード決済で購入すれば、2%消費税ポイント還元です。
しかも、高還元の高いクレジットカードを使えばさらに上乗せです。
管理人の愛用するリクルートカードプラスを使えば、さらに2%ポイント還元になります。(リクルートカードは1.2%還元で年会費無料です。)


1年間だけ、2%+2%=4%のポイント還元です。
ポイント還元の対象が、バカ高い商店街に限定せず、激安スーパーに広げてもらうことを切に祈ります。
何にせよ、決めるのは為政者です。
現状リストを見る限り、願いはむなしくダメです。(2019.9.4追記)
⇩2019年8月21日現在で、全国431,682店舗が登録しています。3,606ページです。
ぜひご確認ください!
ただし、独自に5%還元するとしたスーパーも出始めていて、淡い期待を抱いています。
私たちの暮らしは、為政者の手の平の上で転がされています。
まさか、クレジットカード会社にまで、株価の影響を与えるとは驚くばかりです。
アベノミクスは、政府の動きを注視しなければならないとつくづく思います。
ブログに愛と真の情報を
それでは