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消費税増税で大打撃を受けるパチンカスの未来

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ようこそ(^^)/

人生を豊かに生きるヒントを考える夢見る管理人ぱんぱんぱぱです。

さて、みなさんは我が国唯一の民営ギャンブルとみなされているパチンコ店で遊技されたことがありますか?

パチンコ店は、長らく続く構造不況、他のレジャーの充実、スマホの出現そして射幸性を大幅に規制したことにより、急激に店舗数が減少しています。

警察庁の発表によれば、2019年3月末現在の全国パチンコ店の数は、9,153店です。

バブル末期の1995年(平成7年)は、パチンコ店(パチスロ専門店含む。)の数は、最も多く、なんと18,244店を記録しました。

この世のバブルを謳っていた頃から、わずか四半世紀の間にパチンコ店が半減するなんて、一体誰が想像できたでしょうか?

パチンコ業界は、現在、猛烈な逆境にさらされています。

パチンコ店

こうした中で、消費税増税と東京オリンピックパラリンピック開催そしてカジノIRが、押し寄せます。

パチンカスは今後生きていくことはとてもつらくなっていくことは、間違いありません。

元パチンカスの管理人がプレゼンツします。

パチンカス生活は、これまで以上にきびしくなると思います。

 

1 知られざるパチンコ産業の市場規模

みなさんは、パチンコ業界はすでに斜陽産業になっているということを薄々とは感じていられると思います。

我が世の春を謳った最大ピーク年であった1995年と2018年を比較してみます。

データは、一般社団法人 日本遊技関連協会資料より引用

パチンコ人口  -67.59%減少
パチンコ売上額 -33.01%減少
パチンコ店数  -49.83%減少

パチンコパチスロはオワコンといわれる由縁です。

20年後は、人口減少と共にパチンコ店がさらに半減するともいわれています。

2 パチンコ産業はまだまだ強大

しかし、売上額は、減ったとはいえ、20兆7,000億円もあります。

その市場規模は、あらゆるレジャー産業の中で断トツです。

公益財団法人日本生産性本部が毎年発刊しているレジャー白書2018から見ています。

2018年のレジャー産業市場規模は、71兆9,140億円です。

このうちパチンコ産業は20兆7,000億円を占めています。

実にレジャー産業の28.78%をパチンコ産業が占めています。

レジャー産業売上高推移

公益財団法人日本生産性本部 - レジャー白書2019〜市場規模71 兆9,140 億円、前年比0.1%増

レジャー産業の最大ピーク時は、パチンコより1年遅れての1996年です。

最大ピーク時は、90兆9,140億円です。

パチンコと同じく、-22.0%の減少です。

レジャー産業は、パチンコ産業ばかりでなく、観光や競馬競輪、宝くじなどあらゆる部門で減少傾向にあります。

それだけ現在の日本人は、余暇にお金や時間を使う余裕がなくなってきていることを示しています。

企業は景気が良くとも、国民の手取り額は減少傾向にあります。

無駄なことものにはお金を使わないという意識が高まっていることは、とても良い傾向だと思います。

宝くじも愚か者の税金(fool of Tax)といわれ、売上高が1兆円を切ってきたこともその流れだと思います。

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3 パイが小さくなれば、取り分も小さくなる

以前にも書きましたが、パチンコパチスロはギャンブルではありません。

特に設定が6段階で出玉を調整するパチスロは、PAYOUT(機械割)が100%を超える台を押さえ、終日打つ作業を行うことにより、PAYOUTの期待値を得ることができます。

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公営ギャンブルにはプロは存在しませんが、民営ギャンブルであるパチンコパチスロにはプロが存在します。

その理由は、店が客寄せのため、用意した出玉率100%を超える出血台を押さえることができれば、安定して勝てるところにあります。

↓新台まどか☆マギカ 叛逆の物語 ガラガラです。管理人激写

パチスロ

なお、競馬のデータベース化は著しく進んでおり、血統や気象条件や馬場の状態などさまざまなビッグデータの解析により予想が高度化している説もあります。

しかし、1995年と比べれば、パチンコ人口は減少し、パチンコ売上額も減少し、さらにパチンコ店は半減です。

パチンコ店のパイは確実に小さくなってきており、店が用意する出血台自体が減少しています。

出血台を押さえるのに、強いイベントの日は500人を超える並びも珍しくありません。

前日の営業時間から並んでいる強者までいます。

今やパチンコ店で広告を禁止している自治体は多く、イベントによる客集めも禁止にしているところは多いです。

管理人も千昌夫や必殺仕掛人の京本政樹をパチンコ店でみました。

エヴァンゲリオンのアスカの声優役宮村優子さんもご拝顔に預かれました。(感激)

京本政樹さんと握手できたのは自慢です。

 

4 パチンカスは増える一方である

さて、管理人は元パチンカスです。

パチンカスには、定義はありません。

パチンコ店以外に行き場がなく、毎日のように入り浸る輩のことをいいます。

昔は常連客といっていました。

パチンカスには、生業とするものと副業とするものに分けられます。

しかも、勝ち組と負け組があります。

勝ち組は、パチンコパチスロでの収入を生業とするプロといわれる人たちです。

彼らは一様にストイックで、決して群れる行動はしません。

目立つ行動は起こして出入り禁止となったのでは収益源を失ってしまうからです。

健康や周囲に異様に気を使い、常に最悪な事態を想定しています。

管理人が元パチンカスだった時代、本物のプロの生き様を知り、大きな影響を受けました。

まるで、ゴルゴ13のように常に周囲に目を配り、短期にぶっこ抜くことなく、少しずつ抜いて行きます。

半分押しかけ弟子入りして、さまざまなことを学びました。

まるで、麻雀放浪記のような世界でした。

一方、ホールから客からは蛇蝎のごとく嫌われるほとんどのパチンカスは、負け組で、しかもニートです。

数人でたむろし、まるでマイホームのようにデカい面と態度で、他の客から非常に嫌われる存在ですが、意に介しません。

たまに派手に勝っているときもありますが、トータルではパチンコ店の養分です。

一般ファンからも迷惑がられても店が追い出さない理由は、パチンコ店からすると、こういったパチンカスどもは、優良顧客だからです。

毎日、パチンコパチスロにお金を使ってくれるだけではありません。

今やほとんどのパチンコ店は、ディズニーランドと同じ、囲い込み商法を行っています。

◆店内に立派な飲食店があります。
◆自動販売機も喫茶店もあります。
◆コーヒーレディも常駐しているパチンコ店まであります。

パチンカスどもは、店内の高めの飲食店で昼食を食べ、コンビニよりも高めに設定された缶コーヒーを何本も飲み、たばこも何箱も吸ってくれます。

社会のカスのような存在の輩ですが、パチンコ店にとっては、搾り取るだけ搾り尽くすことができる最高の優良顧客です。

ほとんどの場合、親が泣いています。

今や定職に就かない若年無業者いわゆるニートの数は、どんどん増えています。

2018年労働力調査の結果では、15歳から34歳までの就学も就業もしていない若年無業者の数は、71万人にも及ぶそうです。

こういった輩のうち相当な人数がパチンコ店に朝一から、毎日パチンコ店にパチンカスとして入り浸っています。

イベントの強い日の並びがどんどんきつくなるわけです。

5 2019年10月1日以降、パチンカスは危機的状況となる

そんな毎日が日曜日しかないパチンカスどもですが、そんな暮らしも長続きはしないかもしれません。

2019年10月1日以降、パチンカスを廃業する輩が増えるかもしれません。

消費税増税です。

消費税が10%に切り上げられると、パチンコ店は死活問題となります。

その理由は、パチンコ店は貸し玉分の消費税をサービス低下につながる恐れがあるとして、これまでの8%までは店負担としてきました。

さすがに10%までは維持できないと、250個/1,000円を236個前後/1,000円とする動きがあります。

また、パチスロに限っては、47枚交換として、すでに6.38%客に負担してもらっています。

しかし10%に切り上げれば、46枚交換もしくは45枚交換として、客に1枚もしくは2枚分を負担してもらう動きがあります。

つまり、2019年10月1日以降、客は少しずつ負担が増えていきます。

これがボディブローのようにジワジワと効いてくるはずです。

もうひとつは、並べば勝てた爆裂台の撤去が目前に迫ってきていることです。

↓パチスロまどか☆マギカシリーズ ガラガラです。管理人激写

パチスロ

SLOT魔法少女まどか☆マギカ
検定通過2013年10月28日
撤去予定2019年10月27日

パチスロモンスターハンター月下雷鳴
検定通過2013年12月9日 
撤去予定2019年12月8日

バジリスク甲賀忍法帖 絆
検定通過2013年12月16日
撤去予定2019年12月15日

アナザーゴッドハーデス奪われたZEUSver.
検定通過2013年12月16日
撤去予定2019年12月15日

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新6号機の規定は、爆発率を平準化しているところにあります。

つまり出玉を増やすのに時間がかかるようになり、確率にも左右されます。

これまでの爆裂5号機や5.5号機は、高設定台を押さえればほぼ勝てるというローリスクハイリターンでした。

しかし、6号機はハイリスクローリターンとなりやすくなります。

リスクに見合った回収がしにくくなるので、収益が暴れやすくなります。

いわゆる資金ショートを起こす可能性があります。

また、一般ファンも逃げ出せば、資金回収のためパチンコ店はどんどん閉める結果となり、わずかな出血台の奪い合いをする意味すらなくなるかもしれません。

パチンカスが抹殺される可能性があります。

 

6 まとめ

これまでのパチンコパチスロは、パチンコ店が用意した出血台を誰よりも早く押さえれば、かなりの確率で期待値通りに勝つことができました。

しかし、2019年10月1日より、消費税増税により、玉やメダルを借りるときも、景品に交換するときも負担が増えます。

また、パチスロは6号機切り替え時期が近づいてきており、爆裂5号機の撤去は時間の問題です。

パチンコもどんどんマイルドな方向に規制強化が続いています。

誰でも群れて朝一で並んで出血台を押さえ、ひたすら回せば勝てた時代は、終焉に近づいています。

パチンカスどもの未来は暗たんとしています。

パチンカス

この機会に社会的信用のまるでないパチンカスから身を引いて、まじめにコツコツと働いてやり直すことが賢明だと思います。

お天道さまは、常に見ています。

額に汗して働きましょう。

ニートは何も自慢になりません。

履歴書が空白となり、ますます就職が困難となります。

せめて正業を持ち、副業若しくは趣味としてパチンコパチスロを楽しまれてはいかがでしょうか。

余計なお世話かもしれませんが、親は泣いています!

ブログに愛と真の情報を

それでは