最終更新 2020.3.15
ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるには、最低でも2,000万円は絶対に必要な意見に大賛同する当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんは、余暇時間(レジャー)には何をされていますか?
旅行、ドライブ、温泉巡り・・・
嗚呼!いいですね♡
美術館巡りや聖地巡礼もいい。
ライブやコンサートも気力体力があれば行ってもいい。
自宅で、ガーデニングや家庭菜園もいい。
運動できる人は、野球やテニスなどもいいですね。
自宅で、読書三昧、映画見放題、ネット巡りにブログ作りも引きこもりチックで、アクティビティが面倒な人にとっては、定番の余暇の過ごし方です。
↓ 我が家の家庭菜園です。自給自足は家計の節約になります。
我が国の労働力人口(15歳から64歳)は、2019年3月末現在5,802万人です。
ここから15歳から19歳の人口約590万人を除く労働力人口は、約5,212万人となります。
つまり、20歳から64歳までの労働力人口は、約5,212万人となります。
ちなみに労働力人口とは、働く能力と意思のある人の人口です。
学生、主婦など無業者、失業者、病弱者は含みません。
働く現役世代の人口です。
このうち940万人がパチンコファンとされています。
(一般社団法人 日本遊技関連協会調べ)
余暇時間の過ごし方のトップは、ファンが減ったとはいえ、圧倒的にパチンコパチスロです。
我が国におけるいわゆる娯楽の王様は、圧倒的にパチンコであり、当面この圧倒的地位が揺らぐことはないでしょう。
2018年は、余暇市場71兆9,140億円のうち、20兆7,000億円がパチンコパチスロの売り上げです。
実に余暇市場の28.78%を占めています。
公益財団法人日本生産性本部 - レジャー白書2019〜市場規模71 兆9,140 億円、前年比0.1%増
パチンコパチスロ人口も、ピーク時の1/3に減ったとはいえ、940万人がコアなファンとなっています。
20歳以上の労働力人口のうち、16.20%がパチンコパチスロを余暇時間の過ごし方に選んでいます。
いつでも行けるし、どこにでもあり、準備も要らず、調整も不要で、1人で気軽に行けて、なおかつ、あわよくばお金が増える可能性があるとなれば、パチンコがお手軽なレジャーとして日本人に強く支持されるのは理解できるのではないでしょうか?
ただし、1人当たり年間220万円を使っている計算となります。
( ゚Д゚)
最大ピーク時1995年と比較してみます。
1995年は、1人当たり年間106万5,500円を使っています。
つまり、24年の間にファン層が1/3に減り、売上げも2/3に減ったけれど、それでも20兆円を超える売り上げは、コアなファン層=いわゆるパチンカスによって支えられているということになります。
パチンカスがパチンコ店の養分にならない方法は、簡単です。
行かなければいいだけです。
行っても、打たなければいいだけです。
しかし、それはパチンカスには絶対無理です。
負けたくなければ、不動の人気を誇るジャグラーを打つのを止めなさい!
これだけで、養分から確実に脱却できます。
でも重度のパチンカスにはジャグラーを打つのを止めるのは無理かもしれません。
まあ、勝つことを目的としていないのであれば、それもありかとは思います。
でもそれでは養分からは抜け出せません。
1 ギャンブルの期待値
パチンコパチスロの期待値は、機械割や交換率そして技術介入などによって差がつきますが、実は他のギャンブルに比べて、悪くはありません。
概ね90%から95%とされています。
店によって上下します。
公営ギャンブル(競馬、競輪、競艇、オートレース)の期待値が75%と比べれば、はるかに期待値は優れています。
極悪な期待値のギャンブルは、何といっても愚か者の税金(fool of tax)とまでいわれる宝くじです。
その期待値たるや、約45%前後です。
なんと総務省が公営ギャンブルのHP上で期待値を公開しています!
(出典:総務省HP)
30,000円分買った瞬間に16,500円を失うギャンブルなんてあるのかと、がく然としてしまいます。
ただし、パチンコパチスロの場合は、還元率というからくりがあります。
等価交換であれば、機械割の通りですが、交換率を5.2枚や5.5枚として利ザヤを稼ぐパチンコ店もあるので、注意が必要です。
中には、7枚交換という超がつくボッタくり店もあります。
絶対に行ってはいけません。
カジノのゲームはおおむね期待値は高いとされています。
ブラックジャック 99.5%
バカラ 99%
ヨーロピアンルーレット 98.6%
アメリカンルーレット 97.3%
カジノスロット 95%
アメリカのカジノは等価交換ですが、チップや交換手数料(クレジットカード)がとられます。
すでにカジノIR誘致に積極的な横浜や大阪では、年間税収が1,400億円から1,800億円と目算しており、個人的には国内にオープンするカジノの等価交換はきびしいと思います。(個人的な見解です。)
カジノでどうしても遊びたいのであれば、ブラックジャックとバカラであれば、楽しめるとも聞きます。
しかし、バカラほど怖いものはないと100数十億円をカジノで使い込んだ大昭和製紙の御曹司も語っているので、ハマるのは怖いと思います。
2 ジャグラー中古市場は大盛況!
パチスロ機は、検定期間があり、原則3年間で検定切れとなり、都道府県公安委員会の設置認可が下りない仕組みとなっています。
ただし、最長3年間の延長が可能です。
パチスロで最大人気は、北電子の誇るジャグラーシリーズです。
初出場は、1996年の4号機時代です。
当選フラグを引けば、GoGoランプが点いて当たったことを知らせてくれます。
ただこれだけです。
出目も前兆も関係ありません。
老若男女が憑かれたようにひたすらレバーを叩き、無我夢中です。
今やパチンコ店のスロットエリアの1/3から半分を占めているモンスター機種です。
もう23年も経つのかと思うと、元パチンカスの管理人は、しみじみと我が人生を顧みたくなります。
(出典:北電子HP)
このジャグラーが、スロット中古市場では変わらぬ大人気です。
マイジャグラーⅣの現在市場価格は、なんと1,433,266円の暴騰です。
(2019.9.16現在)
定価が40万円前後なのに、全国的に品薄で、パチンコ店どうしの奪い合いです。
ほかのジャグラーシリーズもベスト10入りです。
ジャグラーシリーズは、パチンコ店にとっても大人気です。
3 ジャグラーシリーズが人気なわけ
ジャグラーシリーズは、GOGOランプが光れば、誰でもあたりが確認できます。
目押しができない高齢者でも女性でも、ジャグラーには村社会ができています。
隣の席の人にお願いすれば快くそろえてくれます。
他のシマにはないアットホームな雰囲気で、好きな人にはたまらない空間らしいです。
管理人は基本的に近寄りません。
その理由は低すぎる(機械割)にあります。
マイジャグラーⅣの機械割です。
マイジャグラーⅣは、通常のジャグラーの最高機械割が105%程度なのに対して、シリーズ最高峰の機械割109.4%を誇る超人気機種です。
設定1 95.7%
設定2 97.9%
設定3 99.9%
設定4 102.8%
設定5 105.3%
設定6 109.4%
しかし、設定1は、全スロット機種の中で、もっとも低い機械割の機種です。
しかもチェリーなど小役を取りこぼし、777をそろえるのに枚数を使うため、さらに機械割が2~3%は下がります。
つまり設定1の機械割は、92%程度にまで落ちるはずです。
パチンコ店は、設定1の低い機械割に最大の魅力を感じています。
目押しも不要なので、稼働率が他の機種と比べて段違いです。
1日8,000ゲームはざらです。
8,000ゲーム回すには、理論上24,000枚のメダルをINさせる必要があります。
OUTは、設定1の機械割を93%とすると、1,680枚客側が負担するということになります。
つまり、設定1のジャグラーを1日中8,000回回すと、1,680枚=33,600円を損していくことになります。
貯金箱です。( ゚Д゚)
1,433,266円で購入しても、42.6日で取り戻せる計算になります。
それだけ、パチンコ店側は、ジャグラーで遊んでくれるパチンカスをウエルカムしてくれます。
毎日33,600円を運んでくれる最高のお客さんです。
4 養分は搾るだけ搾り尽くされる
まだまだこんなもんじゃありません。
むろん機械割は、試打の平均値なので、確率は暴れます。
ときには5,000枚を超える奇跡的な引きを見せる時もあります。
しかし、大手パチンコ店を中心に罠が仕掛けられています。
交換率を5.2枚から5.5枚に引き下げています。
借りる場合を47枚に減らして、交換率を下げています。
あ・く・ま・か・!
借りる時に、すでに20円の価値を21.27円で買っています。
この時点で、客は6%の損失を被っています。
店側に言わせれば消費税分と主張しているので、やむを得ないかも知れません。
問題は景品と交換する場合です。
等価交換であれば、メダルの価値は100%です。
5.2枚の場合は、96.15%に下がります。
5.5枚の場合は、90.9%に下がります。
超ボッタくり店の7枚の場合は、71.43%に下がります。
某大手チェーンは、5.5枚交換です。
設定1のジャグラーの期待値は、目押しと揃えられなくて93%に下がっているとすると・・・
機械割93%×景品交換率90.9%=84.54%となってしまいます。
設定6など使う訳がありません!
勝てるわけがない!
ジャグラーのシマは、コミュニティが形成されてしまうので、依存性が極めて強くなり、毎日のように打たないと我慢ができなくなっていきます。
ここで、1人年間平均220万円使っていることを思い出してください。
220万円×84.54%=年間34万120円負ける計算となります。
たまにまぐれで勝てても、打てば打つほど確率という大数の法則により、機械割に収斂していきます。
1日150円のコーヒーを2本、電子タバコ1箱500円2箱、昼食900円を使えば、1日2,200円をパチンコ店に落としていきます。
年間半分の180日通ったとしたら、396,000円もパチンコパチスロとは別にお金を落とすことになります。
合わせて、736,120円は、パチンカスは年間パチンコ店から搾取されていることとなります。
5 勝てる方法はただひとつ
パチンコパチスロで勝てる方法は、ただひとつです。
◆機械割が100%を超え、確率が暴れにくい機種を選ぶ
◆景品交換率が等価交換若しくはそれに近いパチンコ店を選ぶ
◆高設定を入れてくれるパチンコ店を選ぶ
◆目こぼしのないよう小役は取りきる目押し力を持つ
◆台の基本情報を勉強する
これがあれば、たとえ6号機となっても、勝ち続けることは可能だと思います。
ただし、そんな優良店は基本的に存在していません。
数箇所を縄張りとし、出しているパチンコ店で勝負するしかありません。
最近は開店情報がSNSやHPで流れ、開店専門に回るパチンカスは増えています。
わずかばかりの優良店を探していくのは、相当に厳しいと思います。
6 まとめ
ジャグラーの世界は楽しいようです。
GOGOランプのペカリに無上の喜びを感じるファンは少なくありません。
↓管理人撮影。強いイベントの日には打つこともありです。
しかし、中古機価格が143万円以上で取引されます。
一時200万円超えもあったそうです。
PAYOUT(機械割)は低設定では極悪非道です。
しかも、交換率を下げられれば、もはやパチンカスは絶対に勝てません。
レジャーとして楽しむ分には多少の損失は、やむを得ないかもしれません。
しかし、コミュニティと化したシマには、依存症という化物が徘徊しています。
加えて小役の取りこぼしばかりでは、ますます損失を膨らましていきます。
せめて養分とならないようにだけは注意しましょう。
元パチンカスからの忠告です。
ブログに愛と真の情報を
それでは