最終更新 2019.9.4
ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるヒントを考える当サイトの夢見る管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、2019年10月1日より、いよいよ消費税が10%に増税となります。
注意したいのは、同時に軽減措置期間と軽減税率が導入されることです。
特に軽減税率は、消費税導入を真近に控え、大混乱の予感です。
軽減税率のルールはとても簡単です。
2019年10月1日より、消費税は10%に増税されますが、次に掲げる2項目については、軽減税率が適用され、消費税は8%となります。
1 外食及び酒類を除く食料品
2 週2回以上発行される新聞で定期購読されるもの
とてもシンプルなような気がします。
ところが、これがとても複雑です。
1 マクドナルドハンバーガーをセットで買ったけれど、飲み物は店内で飲んで、ハンバーガーは持ち帰りたい場合は、どうなるの?
2 玩具付き菓子は軽減税率の適用になるの?
3 紅茶付きティーカップは、軽減税率の適用になるの?
4 東スポを駅スタンドで買うとどうなるの?
5 惣菜を持ち帰ろうとしたけど、やっぱり店内の休憩コーナーで食べることにしたけど、軽減税率は適用されるの?
6 店内で購入して、イートインコーナーで食べたらどうなるの?
7 イートインコーナーと休憩所の区別はできるの?
8 お酒とつまみのセット販売の場合の軽減税率はどうなるの?
9 ペット用のフードは、軽減税率の対象となるの?
果てしない疑問が次々と生じてきます。
しかし、基本を押さえれば、大丈夫です。
オトクに立ち回り、少しでも消費税増税の暴風から生活を守りましょう。
1 国税庁軽減税率Q&Aは混とん状態
2019年8月1日、国税庁軽減税率Q&Aが、5回目の改訂を行いました 。
今回新たに追加したのは、23項目ものQ&Aです。
Q&Aを読んだ感想です。
(´Д`)(´Д`)(´Д`)
あのう、国民ってこんなに何もわからないとお国から思われているんですかあああ!
2 ハッピーセットは軽減税率の対象?
今回の目玉は、マクドナルドのハッピーセットです。
小さなお子さんのいるご家族なら、必須のメニューがハッピーセットです。
チョイスできるメニューにおもちゃがついてきます。
価格はチョイスするメニューによって違いますが、おおむね390円から500円の間におさまります。
軽減税率の定義は、外食及び酒類を除く食料品です。
ハッピーセットをテイクアウトする際、付いてくるおもちゃは、軽減税率は適用されるのかどうかが、国民の大疑問というのです。
へ、平和だなあ・・・。
3 日経平均大暴落中
この軽減税率Q&A第5版が出た2019年8月1日から、株式市場は、またもトランプ大統領の発言でメチャクチャです。
アメリカFRBの金利を引き下げろ!
と強く要請し、0.25%は引き下げましたが、市場の想定は0.5%であったため、NYダウ平均株価は200ドルを超える大下落です。
さらに翌日(日本時間8月1日)には、中国なめるなよ!
第4次関税を、2019年9月1日に実行ダ!
これでNYダウ平均株価は、2日続けて200ドル以上の暴落です。
アメリカがくしゃみをすれば、風邪をひくのが日本です。
2019年8月2日前場では、500円を超える大暴落中です!
( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)
(出典:ヤフーファイナンスHP)
ハッピーセットのおもちゃの扱いをどうすることがそんなに大事なのかあああ!
ちなみに、ハッピーセットは食料品に無料でついてくるのであれば、課税の対象ではないとの結論です。
あ・た・り・ま・え・!
販促のため、マックが小さな子供を持つ家族をターゲットにしている釣り商品が、ハッピーセットです。
しかも幼少時からマックを擦り込んでいけば、大人になってもマックを使います。
我が家もしてやられました。
娘たちはすんなりとマックは使いますが、モスやロッテリアは使いたがりません。
なぜか、黄色と赤の色とりどりでデコージュされたマックを使います。
さすがはゲームの国アメリカです。
4 軽減税率の解釈はシンプルに!
それでは冒頭例の回答です。
1 マクドナルドハンバーガーをセットで買ったけれど、飲み物は店内で飲んで、ハンバーガーは持ち帰りたい場合は、どうなるの?
持ち帰りなら軽減税率が適用されます。
バラでの販売であれば、持ち帰るハンバーガーは、軽減税率が適用されますが、飲み物は外食行為なので適用外となります。
2 玩具付き菓子は軽減税率の適用になるの?
玩具の占める価格が、1万円以内であって、かつ、2/3を超えれば、食品とはいえなくなるので、軽減税率は適用されません。(一体資産)
3 紅茶付きティーカップは、軽減税率の適用になるの?
一体資産の解釈に基づき、ティーカップの価格が2/3を超えれば、軽減税率は適用されません。
4 東スポを駅スタンドで買うとどうなるの?
定期購読でなければ、軽減税率は適用されません。
5 惣菜を持ち帰ろうとしたけど、やっぱり店内の休憩コーナーで食べることにしたけど、軽減税率は適用されるの?
休憩コーナーが外食を想定したイートインコーナーであれば、軽減税率の対象とはなりません。
ただし、2%払えと店が追いかけてくるものでもありません。
節度を持って、消費者が判断することとなります。
6 店内で購入して、イートインコーナーで食べたらどうなるの?
外食は軽減税率の適用とはなりません。
同様の形で利用する消費者がほとんどであれば、おそらく税務署から指導が入り、消費税10%で販売するように指導されるはずです。
7 イートインコーナーと休憩所の区別はできるの?
店側が明示することにより区別できます。
8 お酒とつまみのセット販売の場合の軽減税率はどうなるの?
お酒は軽減税率の対象外です。
別会計となります。
9 ペット用のフードは、軽減税率の対象となるの?
食料品とは、人間のためのものです。
ペット用品は、軽減税率の対象とはなりません。
意外に簡単です。
5 まとめ
いよいよ2019年10月1日から消費税が10%となります。
ほぼすべての買い物が1割増しになる世界は、想像するだけで怖ろしいです。
食料品と新聞が軽減税率の対象となります。
ただし、食料品の場合は外食と酒類をのぞきます。
新聞は定期購読の場合に限ります。
外食のルールは店内で食べる場合であり、テイクアウトの場合は軽減税率が適用となります。
いたってシンプルですので、大丈夫です。
実際に始まると、外食とテイクアウトの境界線がとてもあいまいとなり、いろんな問題が出てくることが予想されます。
社会が混乱すれば取扱いが見なおされる可能性もあります。
あの7Payでさえ、4ヶ月で廃止です。
7Payも消費税増税のポイント割引を狙っての導入でしたが、ハッキングの方がさらに上を行っていました。
QRコードのセキュリティの甘さを天下に知らしめた点では、危機管理という大いなる警鐘を鳴らしてくれたと思います。
賢く立ち回って、少しでも増税からは逃げ出したいものです。
ブログに愛と真の情報を
なお、消費税10%と同時に、2019.10.1から2020.6.30までの9か月間、消費税最大5%分のポイント還元を政府が実施します。
うまく立ち回れば、9ヶ月で数万円得することも可能です。
やらなきゃ損します。
参考にされてみてください。
それでは