最終更新 2022.8.30
ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんは人生の出口戦略を考えていますか?
人生の出口戦略は、60歳と65歳の人生の岐路にあります。
このときに選択を失敗すると悔やんでも悔やみきれない老後を送ることになります。
健康で体と頭がまだ動く60歳‐75歳のゴールデンエイジを満喫するためには、出口戦略が必要です。
うだつの上がらない並み以下の或るサラリーマンAの出口戦略を覗いて、人生の出口戦略を考えてはみませんか?
まだまだ若いからと老後問題を考えないでは人生に大いなる後悔をもたらしかねません。
ねだるな!勝ち取れ!
- 1 高齢者雇用安定法改正
- 2 高齢者雇用安定法の真実
- 3 或るサラリーマンAが絶対に辞めない理由
- 3-1 少ないながらも給与がもらえる
- 3-2 社会保険料を負担してくれる
- 3-3 老齢厚生年金がかさ上げとなる
- 3-4 引き続き団体生命保険に加入できる
- 3-5 副業だって可能かも?
- 4 まとめ
1 高齢者雇用安定法改正
これから定年を迎える人は知っていて損はありません。
我が国の年金は2000年に大改正となりました。
2022年4月からは、再度大きな改正となります。
我が国の年金は給与所得者の場合、2段階構造となっています。
1F部分が老齢基礎年金(国民年金)です。
2F部分が老齢厚生年金(厚生年金)です。
すでに老齢基礎年金受給は、65歳受給完全実施となっています。
老齢厚生年金も段階的に65歳受給経過期間中です。
60歳定年退職の場合、5年間は無給の暮らしとなります。
退職金を5年で割って暮らす方法もありますが、無収入ではあっという間に枯渇してしまいます。
そのため国は、令和3年4月1日付けで、高齢者雇用安定法を大改正しました。
1 定年退職は60歳を原則とする
2 再雇用し任用は65歳を義務とする
3 70歳までの再雇用再任用は努力義務とする
退職しても、働きたいという意思があれば、65歳までは働ける環境が法的に整備されました。
これで空白の5年間無年金問題は解消できました!
2 高齢者雇用安定法の真実
5年間、給与は1/3になっても働ける環境が義務つけられたのは、退職者にとってはとてもありがたい話です。
ところがです。
或るサラリーマンAの同輩は、櫛の歯が欠けたように辞めていきます。
或るサラリーマンAの1年下の後輩も、今年3月末に辞めることを決意しました。
また、一人定年退職者が辞めていきます。
高齢者雇用安定法とは、実際には追い出し部屋制度そのものです。
残ってほしい人は世人に代えがたいスキルや知識や頭脳や行動力を持っている人だけです。
3 或るサラリーマンAが絶対に辞めない理由
或るサラリーマンAもまた、役職定年となって、再雇用平社員の立場となると、ときに腹のワタが煮えくり返ることが少なからずあります。
でも、ここで切れて辞めてしまえば、みすみす会社の思うつぼにはまってしまうことになります。
わが社は、高齢者雇用安定法を推進する積極性は皆無です。
早期に辞めてもらった方が、会社としてはありがたいからです。
プライドをくすぐり、辞めてもらうのを待つ会社側の戦略に或るサラリーマンAは絶対に負けないつもりです。
3-1 少ないながらも給与がもらえる
最大のメリットは、机にしがみついてさえいれば、少ないながらも給与がもらえることに尽きます。
或るサラリーマンAは短時間再雇用制度(週4日)を選択したため、現職時代の数分の1となりました。
それでもふるさと納税がなんとか30,000円ほど使えるのも、給与支給のおかげと思っています。
3-2 社会保険料を負担してくれる
社会保険料とは、健康保険料、厚生年金掛け金、介護保険料、雇用保険料などのことです。
会社を辞めても、国民健康保険料や介護保険料は支払い続けなければなりません。
会社側は1/2を負担してくれます。
社会保険料は年収や住んでいる地域によって差がありますが、年間総額50万円前後にはなります。
会社側が25万円も負担してくれれば、5年間で125万円もオトクです。
会社側は早く辞めてもらって会社負担を減らしたいと思っているはずですが、そうは問屋が卸しません。
ねだるな!勝ち取れ!
3-3 老齢厚生年金がかさ上げとなる
60歳を過ぎても、60-70歳までの間は、一般厚生年金を掛けることができるようになりました。
もちろん半分は会社側の負担です。
先日年金定期便が届いて驚きました。
一般厚生年金掛け金期間は17月です。
これにより65歳から老齢厚生年金が嵩上げされます。
17月で、年間55,311円の嵩上げです。
5年間60月となれば、計算上年間195,215円の嵩上げです。
65-85歳まで20年間受給と換算すれば・・・
3,904,300円!
ちゃぶ台返ししてしまった同輩は、このお金をどぶに捨てたことになります!
このほかにも微妙に年金額が増えていました。
老齢基礎年金 年間 748円
老齢厚生年金 年間1,888円
計 年間2,636円
20年間で、52,720円の上積みです!
ねだるな!勝ち取れ!
3-4 引き続き団体生命保険に加入できる
これは会社側が団体生命保険に加入していることが条件となります。
わが社では令和元年度から再雇用者も引き続き団体生命保険に加入できるようになりました。
正直60歳から新たに生命保険に加入するのはハードルが高いです。
しかも掛け金がものすごく高いです。
引き続き団体生命保険に加入できるのは特権と言ってもいいです。
或るサラリーマンAが、引き続き再雇用任用としたのも団体生命保険制度を活用できることが大きな要因となりました。
同等のプランであれば、少なく見積もっても年に30万円以上の掛け金の差があります。
ねだるな!勝ち取れ!
3-5 副業だって可能かも?
働き方改革で、副業を認める企業が増えています。公務員でも条件によっては認めるようになりました。
管理人もこの4月よりと或る大学の非常勤講師に招聘され、約3か月かかりましたが、副業の許可が下りました。
晴れて本業と副業を堂々と行えます。
週1の1コマですが、本業のことを考えると十分です。
2コマ依頼を断ったのがちょっぴり残念です。
でもこれで年間ウン十万円の収入UPです。
2年かかりましたが、週4日短時間雇用を選択したことが日の目を見ます。
週4日間 粗大ゴミ扱いの再雇用者
ある日 大学非常勤講師
ある日 元パチンカススロッター
ある日 売れないブロガー
或るサラリーマンAは、2022年4月からは4つの顔を持ち、最高の退職者ライフを満喫する計画です。
ねだるな!勝ち取れ!
4 まとめ
定年退職してから60-65歳までの5年間の無年金期間をどうしのぐかは、誰にでも起こりうる切実な人生の大きな壁です。
65歳までは法律上雇用が義務化されましたが、その実態は実に過酷です。
これまでの人生を否定されたようなつらい針の筵(むしろ)に座らされているようなものです。
でもここで切れては、ライフプランを台無しにしてしまいます。
と或るサラリーマンAの場合、60-65歳の5年間に1,375‐2,375万円をお金を得ることができます。
しかも65歳からの年金嵩上げが年間195,215円となります。
切れちゃダメです!
耐えがたきを耐え、忍び難きを忍べば、夢の年金生活が待っています。
でも、66歳から収入がなくなると苦しくなるかも?
66歳以降の出口戦略については、次の機会にブログ記事にしますので、ご期待ください!
ねだるな!勝ち取れ!
ブログと65歳までの出口戦略に愛と真の情報を!
それではまた