ようこそ(^^)/ お金を貯めて、人生を豊かに生きるヒントを提供する当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
さて、昨日私にとっては、衝撃のニュースが飛び込みました。
少年ジャンプの発行部数が200万部を切ったというニュースです。
私は少年ジャンプ発刊時からの愛読者です。
1969年発刊のとき、当時私は小学生でしたが、永井豪のハレンチ学園は、今までのマンガにはなかった衝撃でした。
当時、女性のヌードを描くのは、ご法度だったので、何度も発禁になった記憶があります。
ただし、そこは好奇心旺盛な男の子であり、クラス中で回し読みして、興奮した記憶があります。
↓50年も経つというのに、色あせていません。永井豪は天才ですし、才能を見抜いたジャンプ編集部もすごいと思います。
さすがにこの20年ほど少年ジャンプは手に取っていません。
しかし、「友情、努力、勝利」の3つのキーワードで描かれるジャンプマンガの世界観には、多分に現在でも自分の行動原理に多大な影響を及ぼしていると思います。
本日は、少年ジャンプへのレクイエムを兼ねて、教養費(書籍費)とお金について、考えてみます。
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1 留まるところを知らない出版不況
スマホが普及した現在は、電車や地下鉄バスの中だけに限らず、マックやスタバ、空港ロビーや新幹線ホーム、病院待合室や区役所ロビーに至るまで、人が留まると考えられる場所すべてにおいて、スマホとにらめっこしている人であふれかえっています。
雑誌や漫画本、文庫本や新書などを読んでいる人を探すこと自体がむずかしいくらい、周囲はスマホスマホスマホです。
最近は、DSやPSPなどのポータブルゲームをやっている人もほとんど見かけません。
これでは、出版物やゲームは売れないだろうということは容易に想像がつきます。
まさにその通りです。
1994年に少年ジャンプは史上最高の604万部を発行しました。
↓けん引役となったのは、ご存知北斗の拳です。リアルタイムで読めました♪幸せです。
その年度はコミックスと週刊誌を含めて6,000億円近い売り上げがありました。
しかし、20年後の2014年には4,000億円を切りました。
マンガ本の売り上げが20年で、2/3にまで減少してしまいました。
ただし、電子書籍の普及に伴い、電子マンガの普及が進んでおり、2015年ベースで電子書籍市場1,584億円のうち1,277億円が電子マンガであると推定されており、そう悲観的にならなくてもよいという説もあります。
2 家計における書籍費の出費状況
総務省統計局によれば、平成28年の世帯平均書籍費の支出状況には驚きます。
世帯平均で、わずか毎月3,542円です。
一世帯で、年間42,504円しか書籍(雑誌、漫画本を含む。)を購入しない時代となっています。
さらに前年比実質増減率ー3.6%と、年々右肩下がりです。
2-1 我が家の書籍費支出状況
我が家の話で恐縮ですが、我が家でも書籍を購入する者は、私1人だけです。2人の娘も妻も滅多に本を読みません。
少しの合間でもスマホとにらめっこです。(嘆)
私は、年間100冊読破を目標に本を購入していますが、書籍への出費は、世帯平均支出額をはるかに超えるため、妻はおかんむりですが、許してもらっています♡。
2-2 私の兄の書籍費支出状況
一方で、書籍には糸目をつけないという人も少なくありません。
私の兄を例にとります。
兄は、文学部卒の文学青年くずれで、幼い時から無類の本の虫でした。
現在では所蔵する書籍のスペースが無くなり、敷地に所蔵本の収蔵庫とするためのログハウスまで建ててしまいました。
空調も湿気対策と称して24時間換気システムを取り入れ、自分が買った何千冊もの本に囲まれて暮らしています。
これまで3,000万円を優に超える書籍を購入している本道楽の王道を行く傾奇者(かぶきもの)です。
こういった本道楽の人は、身近にいたものですが、近年は断捨離ブームもあり、めっきり見かけなくなりました。
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3 教養費(書籍費)を減らすことは、結果的に人生で大損の可能性
私は教養費を減らすことには、断固反対です。
知性=インテリジェンスは、スマホやPCの情報で醸成されるものではないからです。
さりげない会話の中で、知性と教養というものは、おのずとにじみ出てくるものです。
知性と教養は、人を信頼に導く大きな武器です。
本を読む時間がもったいない!
調べものは、本を読まなくてもスマホでできる!
本は図書館で読めば十分で、買う必要はない!
こういった意見は、一見正しいような気もします。
しかし、知性と教養というものは、時間とお金に投資して醸成しない限り、絶対に身につくものではありません。
愚直に本を読み続け、本にお金と時間をかけてこそ、本の内容を理解することができます。
そして、たくさんの読書の積み重ねによる実践と行動により、知性と教養が醸成されていきます。
知性と教養というかけがえのない武器は、受験、就職活動、会社での昇進、社内外での信用獲得、恋愛、友人関係、家族関係など人生のフィールドにおいて、必ず活躍するはずです。
具体的な目的がなくとも、知らないことを知るという単純な好奇心の理由で本を読むことは、とても楽しいものです。
このような理由から、私は目先のお金を貯めるために教養費(書籍費)を削ることには、断固反対です。
教養費(書籍費)には、惜しみなくお金を使うことが、そのお金をいずれ生き金としてくれるものと信じています。
マンガ本が、知性と教養を醸成するかと批判的な意見もあろうかと思いますが、私は十分に醸成できるものと考えます。
少年ジャンプは、少年に友情、努力、勝利を通じて、「努力すれば報われる」ことを教えてくれるからです。
ジャンプは、少年期の人生に対するリテラシーを学ぶとても大きい存在です。
少年誌には、少年の人生を左右するほどの大きな力があります。
少年マガジンはすでに100万部を切ったし、少年サンデーは40万部を切っています。
少年ジャンプの復活を強く期待します!
I am so lucky to have a best friend like you.
それでは
↓リアルタイムで読んでいて、まだ終わっていないという驚異の漫画です。私は第2部の戦闘潮流が一番好きです。