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平成28年世帯平均貯蓄額1,064万円を超えるための3つの方法

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ようこそ(^^)/ お金を貯めて、人生を豊かに生きるヒントを提供する当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。

さて、平成29年度の国民の貯蓄について、5月16日に総務省から発表があったことは、新聞等でご存知のことと思います。

発表によれば、世帯平均の貯蓄額の平均は、なんと1,820万円です。

この数値を見て、読者のみなさんも、さまざまな感情を抱かれたことと思います。

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我が家は、平均を超えているぜ!という人

我が家は、平均に至っていないとがっくりと首を落とす人

我が家は、貯蓄が0円・・・とあきらめにも似た感情を持つ人

管理人も、家を住み替え、子供は私立の金喰い虫で、2年前の理不尽な異動によって新車を2台買わざるを得ない状況に追い込まれましたが、これから提供する3つの方法をコツコツ実践し、世帯平均貯蓄額を超すことができました。

30代、40代の年齢では、ローンや教育費がかかり容易ではないと思いますが、毎日の積み重ねと見る前に跳ぶ勇気さえあれば、平均貯蓄額を超えることは、不可能ではありません!

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出典元:総務省統計局

人生は長いです。

「人の振り見て我が振り直せ」ということわざがあります。

お金を貯めるには、当サイトのポリシーである日本近代資本主義の父である渋沢栄一翁の教えである「入るを量りて出ずるを制す」方法が、最も確実な方法です。

収入ー支出>貯蓄という極めてシンプルな考え方です。

収入を増やして、支出を減らせば、貯蓄額は加速度的に増えていきます。

働いていなければ、働く。(←当たり前ですが、アフィリエイトという甘い誘惑もあります。アフィリエイトで成功する人は、ほんの一握りですし、また将来が保証されたものでもありません。アフィリエイトに費やす膨大な時間を考えたら、働いた方がお得だと思います。)

独身であれば結婚して共働きをする。

専業主婦であれば、共働きを始める。

そうすれば、収入が増えて加速度的にお金が貯まっていきます。

2つ目の方法として、質素倹約に努めて、支出を減らせば、確実に貯蓄額は増えていきます。

今回は、3つ目の方法として、平成28年家計調査を通じて、金融リテラシーの観点によるお金の貯め方を考えてみます。 

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1 平成28年家計調査(総務省)分析 その1貯蓄額

総務省の貯蓄額調査結果には、実は統計のマジックがあります。

世帯別の貯蓄額平均といっても、日本にはフォーブスの世界の富豪100人に入るソフトバンク社長の孫正義氏やユニクロの経営者であるファーストリフティング社長の柳井正氏など資産数千億円の超大金持ちがいるので、一握りの富裕層で貯蓄額を大きく押し上げてしまいます。

そこで中学1年生の頃に習った「中央値」が併用されます。

中央値とは統計をとった数値の真ん中を示す数値であり、富裕層による数値の偏りを除いた真の平均値となります。

平成28年の平均貯蓄額中央値は、1,064万円です。

つまり、1,820万円が平均貯蓄額ではなく、中央値の1,064万円が平均貯蓄額だと理解すれば、少しは焦りはなくなると思います。

1,820万円は、あまりにも高すぎる目標です。

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もっとも数値を押し下げる貯蓄額0円の世帯を除けば、中央値は996万円にまで下がってしまいます。

貯蓄額0円は、普通に市民生活を過ごしている限りありえない事情の世帯であり、平均値を押し下げる世帯0円を中央値から外した総務省の意図は、大いに理解できます。

生活保護受給者世帯は、163万世帯を超えています。

悪夢のような数字です・・・。

2 平成28年家計調査(総務省)分析 その2 貯蓄の構成比

さて、それではそれぞれの世帯では、貯蓄をどうやって運用しているのでしょうか。

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出典元:総務省統計局

通過性預貯金  22.6%

定期性預貯金  39.9%

生命保険など  20.8%

有価証券    14.6%

金融機関外     2.1%

私はこの統計グラフを見て、愕然としました。

アベノミクス第1の矢で始まったマイナス金利政策が、もうすでに数年経過しているにもかかわらず、通過性預貯金と定期性預貯金が、合わせて62.5%だったからです。

日本人はまだまだ金融リテラシーが低い国民性を持っているということにあらためて驚かされました。

3 通過性預貯金と定期性預貯金はせめて、金利の高い銀行に預けてみる

3-1 通過性預貯金

通過性預貯金は、いってみれば普通貯金です。

毎日の生活に欠かせないフローのお金を一時的に預けておくお金ですので、金利を気にしないのは、ある程度やむを得ないかもしれません。

ほぼ金利は、0.001%(ゆうちょ銀行、ソニー銀行29.5現在)というもはや金利とは呼べない金利です。

しかし、通過性預貯金に預けている額の平均額は412万円です!

1年預けても、41円です。さらに税金20.315%引かれます。

利子は、驚愕の33円です・・・。

ところが、普通金利が、120倍の銀行も存在します。

イオン銀行に預ければ、120×33円=3,960円の利子がつきます。

金融リテラシーとは、金融に対する正しい情報を持ち、行動することです。こういった積み重ねで、お金を貯める方法が第3の方法となります。

↓詳しくはこちらのブログをご参照ください。

www.panpanpapa.com

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3-2 定期性預貯金 

定期性預貯金も同じです。

現時点においてもっとも金利の高い1年物の定期預金は、じぶん銀行の0.2%です。

ゆうちょ銀行の定期預金が0.01%ですので、金利はなんと20倍です。

定期性預貯金は、平均貯蓄額が727万円ですので、金利は11,586円となります。

ゆうちょ銀行ですと、わずか579円です。

このようにして、チリも積もれば山となっていきます。

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4 有価証券の運用が圧倒的に少ない現実

日本人の特徴として、元本が保証される運用を好む民族性があるそうです。

一方、欧米や中国は株式や投資信託による運用を好む民族性があります。

日本人は、ローリスクローリターンを望むということです。

安全確実であれば、確かに聞こえはいいと思います。

まだまだ日本人は、お金がお金を生む投資を忌み嫌う国民性があります。

しかし、一方ではマイナス金利政策を長く続け、国民に負担を強いています。

もっと、株式投資や投資信託にチャレンジして、自らが道を切り拓くことが、正しい金融リテラシーではないでしょうか。

国もようやくNISAやiDeCoといった株式や投資信託やGPIFなどを活用した運用法を積極的に施策として推奨してきました。

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www.panpanpapa.com

株式運用の目安は、金利に直すと年3~4%だそうです。

もし、通過性預貯金と定期預貯金を株式で運用すれば、

1,139万円×4%×0.79685=363,044円にもなる計算です。

貯蓄をもっと有価証券等で、運用することによって、お金をもっと増やすことができ、貯蓄を増やすことができます。

5 見る前に跳べ

恐れていては何も変わりません。

私の一番好きな言葉は、「見る前に跳べ」です。

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私事となりますが、私は株式が大好きです。

しかし、下手な横好きで、若い頃に結構な損失を抱え、結婚を機に損切りして、足を洗いました。

しかし、リーマンショックが発生すると、血が煮えたぎり、人生最大のチャンスとさまざまな株式を購入しました。

しかし、その後、東日本大震災が発災し、MAX300万円を超える損失を抱えて死ぬかと思いました。

しかし、現物なのでしつこく持ち続けました。

アベノミクスのときには、塩漬け株のおかげで資金がなく、新たな株式を購入できなかったことは、一生の不覚です・・・。

ただし、アベノミクスのおかげもあって、損失はすっかりなくなり、年利計算すると年利10%を超える運用となってくれ、そのおかげもあって、今のところ世帯平均貯蓄額を突破することができています。

まあ。明日はどうなるかわかりませんが・・・。

私は見る前に跳ぶことによって、世帯平均貯蓄額を突破することできました。

マイナス金利の時代、第3のお金を貯める方法の選択は、考えてもいいのではないでしょうか。

Leap before you look!

それでは