ようこそ(^^)/
お金を貯めることを通じて、人生を豊かに生きるヒントを提供する当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
さて、私の住むS市杜王町は、今日も最高気温22℃の雨模様です。
長期予報も来週いっぱい雨です。このまま夏が終わりそうです・・・。
西日本にお住いの皆さんがうらやましいです。
さて、こんな40年ぶりの異常気象で、管理人も4週間ほど前、娘に風邪をうつされ、治ったはいいのですが、せきが止まらず、つらい毎日を過ごしています。
内科にも耳鼻科にも行きましたが、「扁桃腺が腫れていますが、様子を見てみましょう。」でさっぱり治りません。
このままではCOPD(慢性閉そく性肺疾患)になりそうです。
このCOPDという病気は、実に怖い病気で、国内で年間15,756人が亡くなっており、死亡原因としては第10位を占めています。
患者数は26万1,000人と世界的に見れば、日本はまだ少ないように見えます。
しかし、世界レベルで見ると、患者数は2億1,000万人、死者数は年間300万人とガンやエイズに匹敵する公衆衛生上の最優先対策が必要な病気です。
実は私の親父や義理の親父も、COPDが原因で他界しました。
一番の原因はタバコです。
二人とも60歳頃まで吸っていました。銘柄は2人とも三級品「echo」でした。
最初は慢性的なせきですが、症状が進むとぜんそくとなり、呼吸困難症状が続くため、酸素吸入マスクをつけての生活となります。
痰が絡むので、除去もしないと呼吸困難となります。
生活の質を落とす大変厄介な病気です。
義父は自宅に酸素発生装置を備えて、在宅医療を行いました。酸素マスクのチューブを20mくらいにして、マスクをつけながらトイレ、庭いじり、お風呂と3年間の闘病生活を続けました。
我が子が小さい頃だったので、よく酸素チューブを踏んでしまい、猛烈に怒られた記憶があります。
私も現在せき込み始めると止まらなくなり、過呼吸により一瞬酸欠になり、頭が真っ白になり、本当にやばいと思いながら、ブログを綴っています。
ブログ書いてる暇あるんだったら、病院行って!と妻には懇願されますが、病院はまだお盆休みです。
このCOPDの原因は、なんといっても喫煙です。
私は学生の頃3年ほど吸いましたが、この30数年吸っていません。
しかし、副流煙もCOPDの原因となります。
COPDは、タバコが原因です!
すべての喫煙者に告ぐ!
今すぐにでも、タバコを止めなさい!
COPDは死ぬほど苦しいぞ!
COPDが原因かどうかわかりませんが、世界最大のたばこメーカーであるフィリップモリス社は、2017年3月2日に、将来的に紙巻たばこから撤退し、電子たばこ「iQOS(アイコス)」のみを販売すると宣言しました。
そして、自社製品の紙巻タバコを値上げすることとしました。
キャッチフレーズは、「煙のない社会を目指して」です。
(引用元:フィリップモリスジャパン)
フィリップモリスは、世界で初めて加熱式たばこアイコスを発明し、電子タバコに移行中です。
しかし、ふざけたことに財務省が値上げを認めません。
さらに2回申請しても、認可未定という前代未聞の対応を行っています。
森友学園ではすぐに補助金を認めたはずなんですが・・・。
フィリップモリスのタバコ値上げ申請をきっかけに、加熱式タバコを含めて、禁煙しませんか?
禁煙すれば、すぐにでもみるみるうちにお金が貯まります。
タバコは百害あって一利なしです。
- 1 フィリップモリス社
- 2 2017年5月17日 一部たばこ製品の小売定価改定の申請
- 3 2017年6月29日 一部たばこ製品の小売定価価格改定の再申請
- 4 2017年8月9日 一部たばこ製品の小売定価改定の実施予定日変更
- 5 財務省がたばこ値上げを認めない理由
- 6 この機会にたばこや電子たばこを止めてみると・・・
- 7 まとめ
1 フィリップモリス社
1847年に、イギリス人フィリップモリス氏によって創業された煙草メーカーです。当時500社以上タバコ会社がひしめき合った中では、弱小企業でした。
1919年にアメリカ人に買収され、マルボーロを発売して大成功を収め、世界一の煙草メーカーとなって現在に至っています。
有名ブランドとしては、ラーク、マルボーロ、パーラメント、フィリップモリス、バージニアなどがあります。
また、タバコの製造販売だけではなく、クラフトチーズ(北米加工食品No.1)、ミラー・ブリューイング(アメリカ第2位ビール醸造企業)・ナビスコを傘下に持つ巨大食品企業の側面も持っています。
フィリップモリス社は、いち早く煙の出ない加熱式タバコの開発に目をつけ、2,500億円の巨費をかけて、電子タバコiQos(アイコス)を開発しました。
将来的には、紙巻たばこから撤退し、加熱式たばこのみの販売をすることとしています。
2 2017年5月17日 一部たばこ製品の小売定価改定の申請
フィリップモリス社は、日本で発売しているほとんどのブランドたばこを一律に10円値上げして、9月1日より実施すると発表しました。
フィリップ モリス ジャパン合同会社は5月17日、フィリップ モリス社製品のたばこ「ラーク」「マールボロ」「パーラメント」「バージニア・エス」の4ブランドファミリー計82銘柄の定価改定を行うと発表した。
同社はフィリップ モリス社製品の輸入・販売を行う双日株式会社を通じて16日に財務省に認可申請を行った。
財務省から認可が得られた場合は9月1日より価改定を実施する予定。
今回、同社では、ラーク・ブランドファミリー(39銘柄)、マールボロ・ブランドファミリー(32 銘柄)、パーラメント・ブランドファミリー(5 銘柄)、バージニア・エス・ブランドファミリー(6 銘柄)の一律10円値上げを申請している。
ところが、認可庁である財務省は、認めませんでした。
値上げによりたばこ離れが始まり、税収が落ちることを懸念してのこととと推測されています。
3 2017年6月29日 一部たばこ製品の小売定価価格改定の再申請
そこで、フィリップモリス社は、財務省の指導に基づき、マルボーロブランド(32銘柄)に限って、10円値上げし、他の3ブランドは据え置くこととしました。
本当に大きなお世話です。
4 2017年8月9日 一部たばこ製品の小売定価改定の実施予定日変更
ところが、またも財務省は9月1日付けでの値上げは認めないこととしました。フィリップモリス社は、10月1日からとしていますが、あくまでも未定としています。
財務省側のコメントはありません。
値上げに必要な財務省の認可にかかわる手続きが長引いているためで、たばこの価格変更が延期されるのは異例だ。
業界には、値上げでたばこの需要が落ち込み、たばこ税収が減ることを財務省側が懸念しているとの見方も出ている。
5 財務省がたばこ値上げを認めない理由
フィリップモリス社の我が国でのシェアは、実に約27.1%にも及び、JTに次いで第2位のシェアとなっています。
そのうちの大部分をJTが委託製造しています。
日本のたばこの売上高は、驚くなかれ、平成28年度末で、約3兆9千億円です。
概算で約1兆500億円がフィリップモリスの売り上げ高となります。
しかし、たばこはビールと同様に、63.1%が税金です。
(引用元:JT)
単純に計算すれば、440円のたばことすれば、10円分は2.27%です。
2.27%売り上げが減れば、たばこ関係の税金(63.1%)は。143億円が減収となるかもしれないという計算となります。
森友学園や加計学園の補助金を考えれば、たいしたことはないような気がします。
むしろ、たばこをそのまま吸って、COPDにかかり、国民の医療費が嵩むことを考えらたら、値上げでたばこ税が減収することに危惧する必要はないと思います。
6 この機会にたばこや電子たばこを止めてみると・・・
たばこの値上げは、たばこを止める最大のきっかけとなります。
440円のたばこを1ヶ月止めれば、13,200円の節約ができます。
1年止めれば158,400円の節約です。
10年止めれば、1,584,000円の節約です。
いくら煙の少ない加熱式タバコとはいえ、有害物質は出まくっています。
COPDの原因にもなります。
この機会に思い切って止めてしまえば、10年で1,584,000円も貯まってしまいます。
ぜひ実践しましょう。
傍目で見ていても、電子たばこを順手に持ってスパスパやっている姿は、まるで違法ドラッグを吸っているような怪しい光景で、ちょっと異様な気がします。
しかし、日本人は新し物好きで、たちまちのうちに電子たばこが普及し、今や国内たばこ消費量の7.6%を占めるまでになっています。
フィリップモリスの統計では、アイコスの実に98.1%が、日本で消費されているそうです。
7 まとめ
いかがでしたか。
たばこは百害あって一利なしです。
それにしても、せっかくフィリップモリスがたばこを値上げするといっているにもかかわらず、認めないとは財務省は一体何を考えているのでしょうか。
それならば、いっそのことたばこを吸うこと自体を止めて、1箱あたり約270円のたばこ税を負担しないという選択肢も見えてきます。
10年も止めればただで新車を買えるくらい節約できます。
また、COPD予備軍から生還を果たすこともできます。
フィリップモリスのたばこ値上げを応援し、これを機会にたばこを吸うのを止めましょう!
ああ、ぜんそくがつらいです。それでは