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楽天大パニックに見るミニマリストの末路

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最終更新 2021.5.2

ようこそ(^^)/

人生を豊かに生きるヒントを考える夢見る管理人ぱんぱんぱぱです。

みなさんは、2019年11月23日(日)に発生した楽天カードや楽天ペイが使えなくなった騒動をご存知ですか?

楽天カード

(出典:楽天HP)

データセンターを管理する九州電力の子会社QTnetで障害が発生したそうです。

九州電力の通信子会社のQTnet(福岡市)は23日、同社が福岡県内で運営するデータセンターで障害が起き、顧客である楽天カードや福岡県、九州電力など約260社・自治体のシステムが利用できなくなったと発表した。

www.nikkei.com

妻がかんかんとなって帰ってきました。

ツルハに行って、楽天ペイで決済しようとしたらできなかったそうです。

ツルハ

何度も繰り返すうちに長蛇の列となり、まるで入金がないから決済できないんだと冷笑されているようで、本当に不愉快だったそうです。

本当驚きです。

楽天カードは1,900万人が利用しているそうです。

驚いたのは、こんなにも顧客が多いのにデータセンターを自前で持っていない事実に驚きました。

全国銀行協会は、不測の事態に備えて、東西に自前でデータセンターを持ち、バックアップしています。

アマゾンもアリババももちろん自前のデータセンターです。

それを外出ししているとは!
( ゚Д゚)

キャッシュレス社会が現実に近づきつつある中で、キャッシュレスだけで生活しようとするミニマリストが増えているそうです。

それは絶対止めた方がいい!

管理人は東日本大震災で被災し、現金が生き延びるための武器であることを身に沁みて体験しました。

今回の楽天パニックが、またいつどこで生じるかわかりません。

キャッシュレスミニマリストには、絶対ならない方がいいことを体験的に考えてみます。

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1 東日本大震災で学んだこと

未曾有の惨事であった東日本大震災は、大津波と原発事故がクローズアップされましたが、インフラが機能不全に陥り、電気水道ガスが長期間ストップし、社会インフラが一時壊滅したことはあまり報じられていません。

管理人はさいわい命は助かりましたが、命をつなぐには食料と水をいかに確保するかが 家族を守る命がけの課題でした。

www.panpanpapa.com

津波以外の地域で、被災を免れた食品倉庫や物流センターでは、電気が止まっている状況では、倉庫の中の食品はやがて腐敗するだけです。

震災してから2,3日経つと、商魂たくましく、一斉に激安値で食品の放出を始めました。

もちろんクレジットカードは電気がストップしているから使えません。

使えるものは現金だけです。

このときほど「地獄の沙汰も金次第」という言葉を身に沁みて感じたことはありませんでした。

普段口に入れることもない、A5等級の和牛肉が、激安で放出されました。

現金を持っている者のみが、口にすることができました。

そのほかにも贈答用おはぎセット、高級ソーセージ、野菜などメチャクチャ激安でした。

もちろん管理人は、現金を持ち合わせていました。

家族を守るために、買って買って買いまくりました。

管理人は若い頃アウトドアを趣味としていたので、カートリッジ式のガスを大量に自宅に保管していました。

また、水は電気温水器470リットルが満タンだったので、タンクからチロチロ出してしのぐことができました。

もちろんご近所には絶対秘密です。

あの阪神淡路大震災のときは、井戸を近隣住民に使わせなかったことに腹を立てた住民がその家を打ち壊ししたという信じられない事件もあったので、ひた隠しとしました。

震災を始めとした大規模災害では、ものをふんだんに備蓄するマキシマリストでなければ、生き延びられないことを学びました。

ミニマリストの生き方は、インフラが平常通り稼働しているのが絶対前提条件です。

インフラが機能不全に陥れば、ミニマリストは真っ先に淘汰されていくはずです。

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2 現金に対する先輩の教え

管理人が入社した際に、先輩からお金に対してさまざまなつき合い方を教わりました。

今となっては本当に感謝しかありません。

1 財布の中には、年齢×1,000円札を入れておけ!
2 家の中には、非常時に使える現金を常に用意しておけ!
3 若いうちは時間に投資しろ!金は若いうちは使えるだけ使え!

1は、例えば35歳なら3万5千円、55歳なら5万5千円は財布に入れておくようにというアドバイスです。

これが東日本大震災の時は、本当に役に立ちました。

まるで、戦後の闇市と同じです。

現金さえあれば、避難所に配給されるカップヌードルや冷たいおにぎりではなく、焼肉三昧が味わえました。

現金は、生き抜くための武器であることを経験しました。

3 キャッシュレス社会への不安

今回の楽天カードや楽天ペイの障害は、性急に行き過ぎたキャッシュレス社会に対する警鐘としか思えません。

QRコード決済

まるで、サマーウォーズと同じです。

システムが稼働していることを条件にキャッシュレス社会は成り立つわけですが、システムが障害を受ければ、たちまちのうちにキャッシュレス社会は崩壊します。

何も買えなくなります。

どこへも移動できなくなります。

いざというときのために現金は、絶対に財布へ入れておく必要があります。

スマホが動いても、データセンターが稼働しなければ、決済はできません。

4 ミニマリスト生活はインフラが正常稼働しているのが条件

今回、楽天カードや楽天ペイに依存していた人たちは、ネットやツイッター上に、阿鼻叫喚な地獄図を吐露しています。

現金がなければ、何も買えないからです。

キャッシュレス社会のぜい弱さを身に沁みて、体験されたのではないでしょうか。

それと同じことが言えるのが、持たない暮らしを続けられるミニマリストの人達の生活です。

もしも?

という発想があれば、管理人はとてもミニマリストにはなれません。

食糧や水やトイレットペーパーや暖を取るものが手に入らなくなれば、真っ先に滅びるのがミニマリストです。

www.panpanpapa.com

いつ起きるかわからない不測の事態に対して、食料や水や生活物資の最低限の備蓄は絶対に必要です。

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5 まとめ

楽天カードと楽天ペイが機能不全に陥りました。

ネット情報によれば、概ね復旧できた模様ですが、まだ完全とまではいえないそうです。

1,900万人の週末の生活には、甚大な影響が生じたようです。

すべてを疑え!

疑え

これは短期株式投資の神様ジョージソロス氏の言葉です。

万が一に備えて毎日を生きるのが、生き延びる確率を高めてくれます。

何であれ、リスクは常にあるものです。

そのリスクを回避できるのなら、面倒でも現金は準備しておくに越したことがありません。

いざというときに備えることができるマキシマリストの生活は、否定されるものではないと思います。

なお、当ブログはミニマリストの生き方を全面的に否定するものではありません。

ただし、それはインフラが整備されていることが条件です。

万が一の不測の事態に備えておく必要があることを忘れないで、持たない暮らしを楽しんでほしいと思います。

ご批判はご容赦ください。

ブログに愛と真の情報を

それでは