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私がつみたてNISAではなく一般NISAを選ぶ理由

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ようこそ(^^)/

お金を通じて、人生を豊かに生きるヒントをアツく語る当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。

さて、2018年1月から解禁となった「つみたてNISA」は始められましたか。

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このたび金融庁から開始3ヶ月速報値が発表されました。

2018年1月から3月までの口座開設数は、50万7462口と正直前評判の割りには?という感じがしないでもないです。

つみたてNISAは税制面では、年間40万円まで、20年間投資した800万円に付く値上がり益が非課税となるので、とても有利な制度です。

現在は金融資産には、20.315%もの所得税と住民税がかかるので、非課税というだけでとても魅力的です。

ただし、絶対に元本を保証しているわけではないところが、初めて投資しようとしている人にとっては、リスキーと感じてしり込みしてしまうかもしれません。

また、20年に渡って、毎年40万円ずつ積み立てるというのもかなり負担感のある投資法だと思います。

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管理人が、まだ30代40代に戻れるのなら

もっとも有利な金融商品は、iDeCoであると断言できます。

元本保証型を選べば、掛金全部が所得税控除になる制度です。

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まるで、医師や弁護士のような高額所得個人事業主(第1号被保険者)のために作られた年金制度だと思いたくなります。

上限なんと月68,000円年間816,000円まで掛けることができるからです。

サラリーマン(第2号被保険者)は、年間144,000円から276,000円が上限です。

 

この制度に乗らない理由はありません。

iDeCoの次に選ぶなら、管理人は一般NISAです。

金融庁はつみたてNISA制度ができたので、旧NISAを区別するため新たに一般NISAと呼ぶようになりました。

なぜつみたてNISAよりも一般NISAを選ぶのか、管理人の視点で考えてみます。

もちろんつみたてNISAも定期預金と比べればはるかにメリット特大です。

座して死を待つなら、戦って死すべきという性格の方は、特に一般NISAをオススメします。

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1 2018年1月~3月NISA開設状況 

2018年7月2日付けで、金融庁から2018年1月~3月NISA開設状況が公表されました。

つみたてNISA開設口座数は、50万7,462口、買い付け額は約110億円でした。

一方、一般NISAもこの期間中に18万口開設されています。

ほぼ3:1で、つみたてNISAの方が、3倍口座開設が多かったことになります。

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(引用:金融庁HP)

また、つみたてNISA制度ができたことで、NISAは一般NISAとつみたてNISAのどちらかを選択しなければならないこととなりました。

一般NISAからつみたてNISAに移行した口座数は、つみたてNISA口座の34%=約17万口に留まりました。

現在一般NISAは、1,117万口座です。

つみたて口座に移行した口座は、全体のわずか1.52%に過ぎません。

すでに口座に現物株を持っている口座も多く、移行できない事情もわかります。

別な見方からすると、一般NISAにはつみたてNISAにない魅力があることを現しているともいえます。

2 一般NISAの現状

一般NISAは、2014年からイギリスの制度に習ってスタートしました。

貯蓄から投資へと大きな金融政策の転換です。

お金がお金を生むなど汚らわしいという考え方は、まだまだ我が国では根強い考え方です。

しかし、マイナス金利政策が長く続き、先行きが見えない中で、汚らわしいだけで済むものではありません。

生きるためにはお金が必要です。

世帯平均で月に28万円ものお金がかかります。

すなわち生きることはお金がかかるリスクを常に抱えています。

少しでもお金を得ることができるのなら、お金に働いてもらうという合理的な考え方が必要です。

欧米や中国では、株式投資が資産形成の一番の方法であることを国民が共有している考え方です。

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我が国はまだまだ投資は怖いもの、汚いものという考えが根強く、株式投資を表面上毛嫌いする風潮はまだまだまだまだ色濃いです。(+_+)

管理人は真性の株バカですが、会社で株式投資のことを漏らしたことは一切ありません。

競馬やパチンコの話が許され、株式投資やFX投資のことが話しにくい風潮には、常々疑問を感じます。

一方で、一般NISAは、累計1,118万口座にも達しています。

2015年総世帯数は、5,036万世帯(厚生労働省人口動態統計)です。

ということは、約5世帯に1世帯は一般NISAを密かに行っていることになります。

俺は株なんてやっていない!

えっ、株ってなあに?

という人に限って、株式投資はやっているものです。(^^ゞ

金額も一般NISA総額13.9兆円です!

5世帯に1世帯は、知らない振りをして株式投資に励んでいます。

始めなければ何も始まりません。

3 一般NISAをススメる理由その1 非課税である

管理人が一般NISAをススメる最大の理由は、売却益も配当益も非課税になる一点にあります。

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株式投資は、購入してから5倍、10倍に上がる出世株が必ず年に何種類かあります。

もし、NISAでそういった出世株を購入していたら最高です。

100万円で購入し、5倍の500万円に値上がったとします。

NISA以外での証券取引の場合は、売却する際に利益が生じたときは、20.315%の所得税+住民税を納めなければなりません。

NISAであれば売却益は、400万円です。

しかし、NISA以外であれば、81万2,600円の税金を納めなければなりません。

手取りは318万7,400円となってしまいます。

仮想通貨のように50%も税金が賦課されるわけではありませんが、20.315%は大きいです。

また、ほとんどの株式には配当が付きます。

この配当も一般NISAであれば、非課税となります。

例えば年間2万円の配当がついても、税金は4,063円となります。

手取りは15,937円となります。

非課税という現在の免罪符が、一般NISAの最大の特長です。

4 一般NISAをススメる理由その2 企業応援

株式投資は、自分で投資する企業を研究し、これは?と思った企業の経営状況やチャートを研究して納得した上で、株式を購入します。

まさに自己責任です。

あとは投資した企業とのおつき合いとなります。

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管理人は長期投資派なので、投資した企業とは長いつきあいとなります。

いつの間にか21種類の株式を持つ株バカとなりました。

さまざまなニュースや街を歩いていての投資した株式企業の活躍の発見などがあると嬉しくてたまりません。

毎日ヤフーファイナンスや新聞の株式市況を見るのも、上がっているときはとてもうれしいです。

視野が広がります。

世界が広がります。

株主総会にも出席できます。

不謹慎かもしれませんが、株主総会ではほとんどの企業ではお土産を準備しています。

すごく勉強になります。

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これで株価も上がれば最高です。

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5 つみたてNISAでは企業応援ができない

つみたてNISAは、専門のトレーダーが選びに選び抜いた複数の株式を運用する投資信託と同じです。

投資のプロが運用している

複数の株式をポートフォリオで運用している

ということから安心感や安全度が段違いです。

しかし、株バカの管理人にとって、自ら投資先を決められないのは耐えがたいです。

自分で投資先を研究して、相当の損失を被っても自己責任です。

ある程度納得はいきます。

しかし、投資信託で大幅な損失を被ったのでは、やってられません。

座して死を待つのなら戦って死にたいです。

6 ドルコスト平均法は万能ではない

つみたてNISAが勧められる理由として、ドルコスト平均化で購入することが挙げられます。

株式が高いときも安いときも定額(一般には月3万円)で、購入していくので、株価が高いときには枚数を少なく、株価が安いときには枚数を多く購入することができます。

結果として、購入価格は平均価格となるのでリスクが分散され、広く利用されています。

しかし、変動しても株価が下がっていけば結果的には損失は増えるばかりです。

株式投資のナンピン(難平)買い下がりと原理的には同じです。

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激しく乱高下して、かつ、右肩上がりになったときにドルコスト平均法は効力を発揮します。

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(引用:ヤフーファイナンスHP)

つみたてNISAはドルコスト平均法だから安心という考え方は間違っています。

「S&P500(アメリカの代表的な株価指数)が、過去50年間に上昇した幅の約半分は、10日間で起こっている」

diamond.jp

ではどうすればよいか。

それは過去の実績に照らしてみて、優秀な成績を残している投資信託を選ぶことです。

株式市況の投資信託新聞欄を読むと、びっくりするはずです。

投資信託の種類もさることながら、その成績の差には唖然としてしまいます。

4倍になったものもあれば、1/4になってしまったものもあります。

いずれも超一流証券会社のプロ中のプロのトレーダーが運用しているものです。

実績が抜群の投資信託をつみたてNISAに組み入れれば、相当にリスクオフになるのは間違いのないところだと思います。

7 まとめ

いかがでしたか。

つみたてNISAがスタートして3か月間は、まだ約51万口と盛り上がりはいま一つのようです。

投資信託は、信託であり、自分で運用するものではないので、正直管理人は魅力を感じません。

一度限りの人生なら、一般NISAに夢を賭け、自分で選んで自分で判断してみると株式投資の醍醐味に触れられることは間違いありません。

テンバーガーを夢見て、1年に120万円まで5年間投資できるのは最高です。

ただし不安は、2023年以降の制度存続がまだ論議されていないことです。

恒久的な制度となることを願うばかりです。

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なお、NISA枠がいっぱいになれば、それこそNISA枠ではない株式投資となります。

毎日が冷や汗のかきっぱなしとなること間違いありません。(ToT)/

特にトランプ大統領が貿易戦争を宣言してからは、メチャクチャです。

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ですが人生は何があるかわからないからおもしろいともいえます。

繰り返しになりますが、つみたてNISAも優れた投資方法です。

ただし、20年間という条件が付くので、30代~40代の世代がベストです。

株式投資は、くれぐれも自己責任により行われますようお願いします。

それでは