最終更新 2021.5.29 2021.4.19
ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんはお車をお持ちですか?
クルマはご存知のように金喰い虫です。
しかし、都市部や利便性の良い場所で生活している人をのぞき、車に依存せざるを得ないのが現代社会です。
最近はMaaSやシェアリングエコノミーさらにはモビリティマネジメントなど車依存社会からの脱却がさまざまな形で模索されています。
車の絶対数を減らせば、エネルギー消費量も減り、地球温暖化を食い止めることができます。
しかし、現代社会が車社会から脱却することは容易ではありません。
当面は、知恵を絞りながらも車社会の中で暮らしていくことと思います。
車は所有すれば税金や保険などさまざまな義務が発生します。
中でも最も悩ましいのは、車検です。
我が国の車検制度は、新車から3年経つと第1回の車検が始まり、以降2年に一度車検を受けて、車検証がなければ、走行することができません。
なお、1995年に道路運送車両法が改正され、10年以上経過した車でも、車検は一律2年となりました。
車検をできるだけ安くするか?
安全性を一番に考え、車検は高くてもいいのか?
オーナーになると、実に車検は悩ましいものです。
管理人は、車は新車、しかもディーラー車検と決めています。
昨日もディーラーで車検を受けてきました。
ディーラー車検はボッタくり!
ディーラー車検を受けるのは、バカ!
ネットではディーラー車検に批判的な意見が少なくありませんが、管理人は車検はディーラー車検を強くおススメします。
そのワケを考えてみます。
- 1 車検費用は3つから成り立っている
- 1-1 法定費用
- 1-2 車検基本料金
- 1-3 整備費用
- 2 車検工場は2種類ある
- 3 整備工場は5つに分類
- 4 点検だけなら安く済む
- 5 安全と保証は、お金に換えられない
- 6 オプションにもできるだけ加入しておいたほうがいい
- 7 車はそもそも金喰い虫である
- 8 まとめ
1 車検費用は3つから成り立っている
一言に車検費用といっても、実際には3つのカテゴリーからなっています。
◆法定費用
◆車検基本料金
◆整備費用
1-1 法定費用
法定費用とは、車検時に必ず手続きを行わなければならない費用です。
どこの整備工場で車検を受けても同じ額の費用がかかります。
重量税
自賠責保険料
印紙代
これらは、車の年数、排気量、重量により異なります。
1-2 車検基本料金
いわゆる36ヶ月点検または24ヶ月点検と称されるものです。
法で定められた点検項目について、点検と検査を行います。
整備工場によって、点検検査オプションや測定方法などにより、料金に幅があります。
1-3 整備費用
点検と検査を行った結果、保安部品の劣化のおそれや破損のおそれがあったものを交換します。
法で定められた交換部品は、距離数や経年により交換が義務付けられています。
それ以外の部品は、必要性を所有者に確認の上、整備となります。
部品の品質や交換費用など整備工場によってバラつきがあります。
2 車検工場は2種類ある
車検は、どこででも受けられるものではありません。
認証工場
道路運送車両法第78条第1項の規定に基づき、地方運輸局長の認証を受けた工場を「認証工場」といいます。
車を分解して点検整備は出来ますが、車検ラインを持っていないため、車両を車検場に持ち込んで検査しなければならないので、車検に日数がかかります。
指定工場
道路運送車両法第94条の2第1項に基づき、認証工場のうち、地方運輸局長が指定自動車整備事業の指定をしている工場を「指定工場」といいます。
陸運局の車検場と同等の検査ラインを持つため、通称「民間車検場」ともいわれます。
検査ラインがあるので、車検の際に車両を陸運局に持ち込む必要がありません。
検査を終えれば必要書類を持ち込むだけで新しい車検証が発行できるので、1日車検が可能です。
おもにディーラー車検や車検専門工場が指定を受けています。
3 整備工場は5つに分類
整備工場(認証工場または指定工場)は、概ね5つに分類されます。
◆車検専門チェーン店
◆ガソリンスタンド
◆カー用品店
◆街の整備工場
◆ディーラー(メーカー系列)
みなさんは、どの整備工場を選ばれるでしょうか?
新車を購入する方は、ディーラーではないでしょうか?
しかし、誰もが新車を購入するわけではありません。
中古車を購入する場合、リースで新車や中古車を購入する場合など乗る人によって事情はさまざまです。
中には、友人や知り合いから譲り受ける場合もあるでしょう。
信じられないと思いますが、インターネットオークションで入手する場合もあります。
前の部署で、ヤフーオークションで購入し、東京まで買いに行って、乗って帰ってきました。
車検や点検どうすんの?
ガソリンスタンドや車検専門店でできると涼しい顔でした。
管理人のような頭の固い人間は、とても時代についていけません。
世の中はそういう需要に応える整備工場があるわけです。
4 点検だけなら安く済む
つまり車検は、法定費用+車検基本料金+整備費用の3つから成り立っています。
必要最小限の点検整備をすれば、車検費用は大幅に安くあげることができます。
実際に安さを前面に打ち出す車検工場は多いです。
自動車に詳しい人間なら、常に車の状態を把握し、異音やがたつきや異臭が発生すれば速やかに原因追及するはずです。
そういった人は、車検は点検でも十分安全は確保できるはずだと思います。
車検を究極に安くする方法は、ユーザー車検です。
自ら点検し、陸運局の車検を受ければいいからです。
しかし、相当に車に詳しくないと壁は厚いと思います。
以前知り合いがユーザー車検にチャレンジし、何度も陸運局に持ち込んでいました。
一度ではとても合格できないところがユーザー車検の難しさだと思います。
5 安全と保証は、お金に換えられない
以上車検には、2種類あります。
◆車検を通すための車検
◆車検期間中、安全に走行できるお墨付きを与える車検
常識的に考えるのであれば、安全を保証してもらうために車検制度があるはずですが、現代の車は品質がとてもよく、車検を受けなくとも、安全が相当のレベルで確保できるところに大きな問題があります。
多少年数が経っても走行できるので、無理に整備しなくとも車検を通すことができるからです。
考え方は人それぞれです。
ただ、個人的な考え方からすれば、安全と保証はお金には決して換えられないものだと管理人は思います。
万が一のことを考えれば、もっとも乗車している車に詳しい整備士は、その車のディーラー整備士です。
ディーラー車検を管理人は強くおススメします。
6 オプションにもできるだけ加入しておいたほうがいい
エンジンやエアコンの保証は、たいていのメーカーでは5年としています。
5年後にエンジンやエアコンなどが壊れても、メーカー保証がないので、もしもの場合出費がとんでもなくかさみます。
そこで、たいていのディーラーは延長保証制度をとっています。
プラス2年間のメーカー保証です。
大体相場は、35,000円前後です。
これで2年間メーカー保証が付けば安いものだと思います。
月当たり2,000円程度です。
こういったところをケチると、万が一の際、大きな出費となって降りかかることがあることは考えておいたほうがいいと思います。
7 車はそもそも金喰い虫である
車は、一種の人頭税です。
車を所有している=富裕層=税金徴収
車を所有すると、自動車取得税(2019.10ついに廃止!)、自動車税、重量税がかかります。
また、ガソリン税がかかります。
しかも、事故を起こすリスクが高いので、自賠責保険、任意保険、車両保険も必須です。
タイヤもナビも消耗品です。
こんなに金喰い虫なのに車検の時だけ安くしたいという発想は、どうにも理解できません。
お金がないなら、車に乗るべからず!
これが資本主義社会の根本原則ではないでしょうか!
8 まとめ
車検を安くしたいという情報は、あふれるばかりです。
でも、管理人はどうしてもそこに違和感を覚えます。
車はそもそも安全が担保されて走るものです。
車検を通すための車検って、ありえるのでしょうか?
もし整備不良が原因で、重大事故を起こしてしまったら、人生終了です。
できるだけ安全を確保できるのは、多少高くともディーラー車検にかなうものはありません。
ただし、整備工場に整備に精通した知り合いがいるのなら別です。
車を愛し、車に恋している整備士を知っていれば、ディーラー車検よりも間違いなく安全確実です。
そういった整備士のいる整備工場のなじみ客常連客となればしめたものです。
そのためにもネットワーク作りは重要だと思います。
なお、当ブログは、個人ブログです。
さまざまなご意見やご批判はあるかと思いますが、ご容赦ください。
ブログと車に愛と真の情報を
それでは!