ようこそ(^^)/
お金を通じて、人生を豊かに生きるヒントを考える当サイトの夢見る管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、ボーナスシーズンも終わりました。
今年もボーナスの使い道No.1は、不動の貯金・預金です。
恒例Pontaリサーチでも、「貯金・預金」と回答した人は38.1%です。
金額にすると貯金・預金したい額の割合が「75%以上」という回答が31.3%、「50%~75%未満」が26.0%で、合わせると支給金額のうち半分以上を貯金・預金した割合が57.3%となり、日本人の高い貯蓄意識が伺える調査結果となっています。
ポンタnews|Pontaリサーチ/夏のボーナス「貯金」が1位・節約志向は低下 | 流通スーパーニュース
Pontaリサーチをバカにしてはいけません。
Pontaの運営は、(株)ロイヤリティ マーケティングという企業です。
100%三菱商事の子会社です。
非常に良質なリサーチ結果をオープンで提供してくれる数少ないリサーチ会社です。
その正しさは、国内でもっとも信頼のおける調査である日本銀行資金循環統計2019とほぼ変わらないところが驚異的です。
(出典:日本銀行資金循環統計2019)
日銀調査でも、日本人の家計資産の構成は、現金・預金が53.3%です。
Pontaリサーチとほとんど変わりません。
もったいない!
本当にもったいないと思います!
(´Д`)(´Д`)(´Д`)
定期預金に預けなくともお得な運用方法は、たくさんあります。
安全な資産運用で、少しでも金利で得する我が家の方法を紹介します。
しかし、それでも株式投資には到底かないません。
- 1 現在の定期預金の金利
- 2 かつて平成利息バブルがあった(悔)
- 3 元本保証資産運用マイベスト3
- 3-1 社内預金
- 3-2 学資保険
- 3-3 フローなお金はイオン銀行に預け入れ
- 4 貯金・貯蓄よりも長期株式投資の方が得な理由
- 5 郵政関連株暴落による損失額
- 6 まとめ
1 現在の定期預金の金利
ゆうちょ銀行を例にとると、定期預金の金利は、わずかに0.01%です。
ほとんどの都市銀行や地方銀行も同じです。
100万円を定期預金に預けると、1年後には利息が一体いくら付くでしょう?
わずかに100円です!
バカ言ってんじゃねえよ!
( ゚Д゚)
しかも、ここから所得税15%と住民税5%と復興特別所得税が引かれます。
復興特別所得税の計算は、少しややこしいです。
所得税率の2.1%が復興特別所得税となります。
銀行の利息や株式配当や株式譲渡益の所得税率は、15%です。
15%×0.021%=0.315%が利子や配当や株式売却譲渡益の税率となります。
利息や株式配当は、合計20.315%の税金が、分離課税されます。
100円×79.685%=79円が税控除後の利息です。
100万円を1年間定期預金で預け入れても、たった79円しか利息がつきません。
2 かつて平成利息バブルがあった(悔)
平成の初めの頃は、バブルを鎮静化させるため公定歩合をどんどん高くする政策が取られました。
郵便貯金の10年物の定額貯金の金利は、8%を超えていました。
100万円を1年間預け入れすると、利息はなんと64,000円でした。
64,000円VS79円
810倍もの格差です。
これもその時代に生まれたかどうかの運不運だと思います。
当時の管理人は、全財産が10万円もない奨学金400万円の負債を負った極貧サラリーマンでした。
嬉々として、ボーナスを定期預金にした利息の話題を語る先輩たちをこぶしの中爪が突き刺さる思いで聞いていました。
◆利息で温泉へ行く
◆利息で一眼レフの広角レンズを買う
◆利息でスキー板を買う
こういったくやしい体験が、管理人のお金を貯める原動力となっているのかもしれません。
ただし、反対に住宅ローンは、当時の住宅金融公庫の固定金利が5.5%でひいひいいっていたことを付記します。
むしろ、ローンを抱えている人にとっては、銀行の金利が低くても、ものすごくお得な時代であることはいうまでもありません。
ただし、借金には変わりはありません。
3 元本保証資産運用マイベスト3
それでは、マイナス金利の時代でも、我が家で実践している(きた)方法です。
万人向けではないことをあらかじめご了承ください。
3-1 社内預金
労働基準法に基づき、雇用者である企業は労働者の福利厚生のために社内預金制度を設けることができることとなっています。
最低金利は、0.5%以上と義務付けられています。
我が社はなんと0.65%です。
社内預金制度を設けている企業や自治体に勤めている人は、とてもラッキーです。
存分に制度を活用しましょう。
注意点は、ペイオフの対象が、社内預金全体で1,000万円になってしまうところです。
全財産は入金しておかない方がいいと思います。
我が家は夫婦共働き正社員のいわゆるパワー(バ)カップルなので、社内預金をフルに活用しています。
2018年度は1年間で、94,450円の税込み利息となりました。
3-2 学資保険
お子さんがいらっしゃるご家庭なら、学資保険は、驚異の返戻率となります。
掛ける期間によっても返戻率に差が出ますが、2019年7月現在でも、返戻率は104.0%から108.0%になります。
返戻率とは、掛け金に対して戻ってくる満期返戻金の割合のことです。
保険期間中に親に不幸があれば、その時点で掛け金を払う必要がなく、しかも満了時に満期返戻金が全額支払われます。
つまり、学資保険は、ただで生命保険に入って、しかも掛け金以上に返戻金が戻ってくるという信じられない夢の仕組みです。
我が家は住み替えなどでお金に余裕がなくなり、掛けるのが遅くなってしまいました。
金利はいまひとつでした。
それでも、返戻率は102.27%でした。
払い込み金額は、5,866,560円、満期金は6,000,000円なので、133,440円得したことになります。
2人目ももうすぐ満期です。
3-3 フローなお金はイオン銀行に預け入れ
普通預金の金利は、現在0.001%です。
悪夢のような金利ですが、現実です。
これまた古い話で恐縮ですが、平成の初めは、普通預金でさえ2.0%から3.0%の銀行がありました。
現在の3,000倍でした!
(´Д`)
過去ばかり懐かしがっていても何も変わりません。
普通銀行で現在最高の金利は、イオン銀行の0.15%です。
(出典:イオン銀行HP)
ただし、プラチナステージをクリアするのは、条件がきびしすぎてほぼ無理です。
そこで、ゴールドステージを狙った方が現実的です。
普通預金の金利が、0.10%と定期預金の10倍となります。
(出典:イオン銀行HP)
しかし、それでも100万円で796円しか利息は付きません。
イオン銀行を最大限に活用するためには、イオン100株株主となり、イオンカードセレクトを作り、イオン銀行と紐付きとすることで、最大限の効果を発揮します。
イオンをメインに使えば、年間5万円から6万円を得することができます。
4 貯金・貯蓄よりも長期株式投資の方が得な理由
マイナス金利が長らく続く現在、貯金・貯蓄で利息を増やすといっても、そううまい話はありません。
上記の例も、誰もが使える方法ではないし、平成の初期のような利息バブルとまでは行きません。
やはり、マイナス金利の時代は、どうしても貯蓄から投資を考えないと、お金がお金を稼ぐまでに至ることは不可能です。
貯蓄から投資へのスローガンがある通り、マイナス金利の時代は、貯金・預金よりも株式投資や投資信託などで資産運用した方が、長期的には得する過去のデータがあります。
東証一部上場企業すべてに株式投資した場合の加重平均の結果です。
1年投資では、投資のタイミングによって、-24.8%~+72.1%と幅が大きくなります。
しかし、30年投資を続けて行くと、年平均+6.8%~+12.8%という驚愕の運用益となります。(統計上)
(出典:一般社団法人投資信託協会)
お馴染みの日経平均株価チャートは、225種類だけの株式ですが、2,150企業の株価もまた、緩やかに右肩上がりしています。
あくまでも過去のデータなんだろう!
そのとおりです。
大損する可能性も常に存在します。
5 郵政関連株暴落による損失額
2015年11月、絶対買わなきゃ損と日本中が大騒ぎとなった郵政関連株は、今や購入した人全員が損するまでに下落しています。
かんぽ生命保険(7181) の新規上場(IPO)は、2015年11月04日でした。
公募価格:2200円
初値:2929円
2019年7月12日は、最安値更新で、1,791円です。
初値で購入した人は、すでに1,138円の下落です。
1,000株買った人は、113万8千円の損失を抱えています。
ヤフーファイナンス掲示板を見ると、高利回り(76円)を期待して、退職金を利用して、1万株購入した人も多いようです。
絶望の嘆き記事が散見しています。
(´Д`)
1万株を初値で購入した人は、1,138万円の大損中です。
公募価格で買った人でさえ、409万円の大損中です。.
(出典:ヤフーファイナンスHP)
未来は何が起きるか誰もわかりません。
年0.1%の利息で我慢するか、年平均収益率+6.8%~+12.8%でホクホクするかの判断は、すべて自己責任に委ねられています。
6 まとめ
2016年1月29日から始まったマイナス金利政策は、一向に終わりは見えません。
マイナス金利政策が続く限り、銀行の利息は、定期預金でさえ0.01%です。
しかし、あくまでも過去のデータになりますが、株式投資による運用益は30年間続けることによって、年平均収益率+6.8%~+12.8%にも達します。
株式投資や投資信託は、下がるリスクが怖い!
(´Д`)
マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ氏の名言です。
リスクを取らないことがリスクなのだ!
くれぐれも株式投資は自己責任で行われますようお願いします。
ブログに愛と真の情報を
それでは