最終更新 2021.11.28 6.20 2020.9.18
当記事は、2020年9月18日時点の記事です。株価は日々変動します。アーカイブ記事としてお楽しみください。
ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんはNISAを利用されていますか?
NISAとは少額投資非課税制度(Nippon Individual Savings Account)の略称です。
NISA口座(非課税口座)内で、毎年120万円の範囲内で購入した金融商品から得られる譲渡益や配当益が非課税になる制度です。
(2023年で終了。2024年から新たなNISAに移行予定です。)
とってもお得ですが、そこはNISAといえども、株式投資です。
ハイリスクハイリターンの塊です。
運用によっては、NISAといえどマイナスとなってしまうこともあります。
それでも、20.315%の税金が非課税となるのは、超がつくお得です。
でも、何を買ったらいいの?
上場株式数は約3,700もひしめいています。
そんなときに必要なのが情報です。
みんなで渡れば怖くない?
NISAで人気の株式銘柄を考えてみます。
株式銘柄を選ぶ参考となるかもしれません。
なお、株式投資は自己責任です。
くれぐれも最終的には、ご自身で判断されますようお願いします。
1 NISAの人気銘柄がわかるサイトがある
NISAで、現在どのような銘柄が人気なのかわかるサイトがあります。
ネット証券で圧倒的第1位のSBI証券のサイトです。
特にこの時期は多くの株式銘柄で中間配当がもらえる時期ですので、個人投資家の人気銘柄のバロメーターがわかります。
第1位 ソフトバンク
第2位 KDDI
第3位 三菱UFJフィナンシャル・グループ
第4位 みずほフィナンシャル・グループ
第5位 三井住友フィナンシャル・グループ
第6位 すかいらーくホールディングス
第7位 オリックス
第8位 NTTドコモ
第9位 日本電信電話
第10位 日本たばこ産業
やはり、高配当高優待銘柄が目立ちます。
また、すかいらーくHDと日本たばこ産業(JT)をのぞけば、金融株と通信株が独占しています。
2 第10位 日本たばこ産業(JT)
2020年9月17日終値で、全株式中もっとも配当利回りが高い株式銘柄です。
その配当利回りは、驚異の7.81%です!
投資信託を運用するファンドマネージャーが目標とする年利回り7%をはるかに超えています!
バカ高い買付手数料、信託報酬手数料、売買委託手数料、監査報酬などを支払っても、結果的にマイナス運用の投資信託商品はゴロゴロ転がっています。
だったら、日本一の配当利回りを誇るJT株を買ってしまえば、毎年7.81%もの配当が非課税で転がり込みます!
2020.9.17現在のJTの株価は、1,973円です。
一般NISAの最大枠120万円を使えば、600株を購入できます。
配当金は2020年決算では154円据え置きです。
ということは、約118万円の投資で、92,400円もの配当金が、非課税でもらえます!
課税分18,771円が非課税となってもらえるなんて最高です!
???(´-`)
なぜJT株は、こんなにも配当利回りが高いのでしょうか?
答えは株価チャートを見れば薄っすらとわかります。
JT【2914】:リアルタイム株価チャート - Yahoo!ファイナンス
2016年から、ほぼ一本調子に右肩下がりです。
いつ買っても大損する恐ろしい株です!
(´-`).。oO
2016年は、なんと4,600円の最高値でした。
今や-57.1%も株価が暴落しています。
7.81%の配当金をもらうために、-57.1%もの暴落ではやってられません。
管理人は3,000円を切った頃、今度こそ底打ちだと考え、買う寸前まで行きましたが約定できずあきらめました!
僥倖です!(´▽`)
JT株が果てしなく下がる理由は、喫煙率の激減とたばこの値上げによる減配リスクにあると管理人は考えます。
JTは平成30年をもって、喫煙率調査を打ち切ってしまいました。
その時点で喫煙率は18.0%程度でした。
もはや喫煙者は、5人に1人もいない絶滅危惧種です。
それに輪をかけて2020年10月1日からのたばこの値上げです。
2018 年から4年で3回値上げがすでに決定しています。
消費税による値上げを含めれば、4年連続値上げです!
もはやたばこは500円を超える時代に突入しています。
サラリーマンの1日のランチ代とほぼ同じです。
コロナ禍の時代、収入が減少し、経費節減が自己防衛の最大の手段となります。
真っ先に出費を抑えるのが、嗜好品代です。
これからも、ますます喫煙率は下がることが目に見えている中で、株価が上昇するのは、極めてきびしいと思います。
喫煙率は低下するばかりで、需要は見込めません。
となるとどうしても減配リスクが生じます。
ただし、別の見方もあります。
JTの経常利益は、常に3,000億円を超えています。
また、大株主は財務大臣で発行株式数の33.3%を所有しています。
配当金を高くして、国の収入として確保しているわけです。
おいそれと配当を止めるはずがないという強気の考え方でJTに果敢に投資する人は少なくありません。
それが個人投資家のNISA人気第10位の理由だと思います。
まあ、JTのヤフーファイナンス掲示板は荒れ放題なのが、ナンピン地獄に陥っている個人投資家の恨みつらみだと思います。
胆力がある人は積極的にJT株を購入しています。
果たして?
成功するかどうかは、誰にもわかりません。
成功すれば、年利回り7.81%の配当金を非課税で手に入れられます!
3 通信株
ソフトバンク、KDDI、NTTドコモ、NTTのいずれも配当金は高いです。
2020年9月18日9:10現在
ソフトバンク 80円 6.69%
KDDI 120円 4.26%
NTTドコモ 125円 4.52%
NTT 100円 4.38%
5Gの時代に突入し、ますます通信株の役割が高まることが予想されているため人気と化しています。
2019年の純利益ランキングでも上位ばかりです。
4位 日本電信電話8545億6100万円
6位 NTTドコモ6636億2900万円
7位 KDDI 6176億6900万円
13位 ソフトバンク4307億7700万円
しかし、菅総理が就任し、株価は大きく下落しています。
(株)NTTドコモ【9437】:リアルタイム株価チャート - Yahoo!ファイナンス
携帯料金はまだまだ高いというのが菅総理の持論です。
冒頭発言での携帯電話分野について触れた際には「国民の感覚から大きくかけ離れた数多くの当たり前のこと」の一例として「国民の財産の電波の提供を受け、携帯電話の大手3社が9割の寡占状態を長年にわたり維持して、世界でも高い料金で、20パーセントもの営業利益を上げ続けている事実」と語った。
菅総理があらためて携帯料金に言及、武田総務大臣も - ケータイ Watch
携帯料金が下がれば、その分通信株の収益は減益となります。
減益となれば、配当金も減配される可能性も0ではありません。
しかし、携帯料金が下がってもなお、デジタルトランスフォーメーションなど通信技術はこれからの社会の核となり、常に成長が期待できます。
通信株が下落気味である今こそチャンスと個人投資家が果敢にNISAで買っている姿が見えてきます。
なお、ソフトバンク株は、1,500円で親子上場を果たし、配当利回りも6.69%と断トツの配当です。
しかし、親会社のソフトバンクGが、ソフトバンク持ち株を60%から40%に減らして、市場に売却する方針としており、株式数の希薄化から、下落が続いています。
1,500円でIPOで購入した人は気分が悪いかもしれません。
ソフトバンクは、アメリカ進出でスプリング株を購入したり、世界最大のスマホ用半導体メーカーARMを買収するなど華やかですが、どちらも売却し、投資会社としての道を選びつつあります。
4 金融株
金融株は、不人気株の割には配当金が5~6%と信じられない高配当ばかりです。
業績も決して悪くはありません。
2019年純利益ランキングです。
3位 三菱UFJフィナンシャル 8726億8900万円
5位 三井住友フィナンシャル7266億8100万円
16位 オリックス3237億4500万円
コロナ禍下でも、2019年までとはいかないまでもしっかりと利益を確保する計画です。
それなのに金融株が、株式市場からあまりにも過小評価されているのは、ずばりマイナス金利政策です。
2016年1月29日から続くマイナス金利政策で、銀行は軒並み青息吐息の状態です。
高金利となれば、金融株の業績は飛躍的に改善されます。
それまでの間、忍の一字で高配当金で耐え続ける戦略は悪くはないと思います。
特にメガバンクは、海外での収益が目覚ましく、マイナス金利の中でも収益を上げています。
管理人は現在三菱UFJフィナンシャル・グループをなんとか12,300株まで買い増ししています。
年間配当は25円なので、年間税込み307,500円を手に入れることができます。
(´▽`)
NISAでは2,300株まで買い集めることができました。
これからが楽しみでなりません。
なお、みずほフィナンシャル・グループは、2020年10月1日より、株式を1:10併合します。
139.1円→1,391円となるので、日本一の発行株式数(250億株)企業の悪名を払しょくすることができます。
メガバンク株の底上げも期待できるかもしれません!
5 まとめ
NISA人気株ベスト10を見てみると、NISAを使って株式を購入する個人投資家は、ローリスクローリターンの安定志向であることがわかります。
バリュー株の配当若しくは優待狙いで株式を購入している人が圧倒的であることに気がつきます。
悪くはない戦略だと思います。
2023年までは、一般NISAで毎年120万円までは株式を購入し、さらに5年間ロールオーバーすることができます。
まだ、9年間は最大480万円分をNISA枠で株式投資することができます。
もしも、JT株をこれから購入していけばの話です。
株価は変わらないことが前提です。
2020年 92,400円
2021年 184,800円
2022年 277,200円
2023年 369,600円
2024年 369,600円
2025年 369,600円
2026年 369,600円
2027年 369,600円
2028年 369,600円
計2,772,000円!
472万円の投資で2,772,000円もの配当益を入手できます。
恐るべきは、JTの7.81%です。
税金分20.315%、563,132円を得することになります。
NISAには夢がたくさん詰まっています!
これからNISAにチャレンジしたいと考えている人は、ぜひSBIのNISAランキングから、投資対象株式銘柄を抽出されて、銘柄研究されてみてはいかがでしょうか?
くれぐれも株式投資は自己責任により判断されますようお願いします。
ブログとNISAに愛と真の情報を
それでは