ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、2021年5月30日、晴天の下、第88回日本ダービー東京優駿が開催されました。
シャフリヤールの逆転劇は、実に見事なレース展開で、競走馬の美しさに興奮しました。
↓写真はフリー素材です。
こんなことを書くと、眉をひそめる人が多数なのは、わかっています。
何しろ当弱小ブログでさえギャンブル関係のブログを書くと、確実にPV数が激減します。
今度は馬?
株にパチスロに競馬かよ。最低最悪のブログだね!
ギャンブルやる人って、絶対人生をなめてる!
しかし、今回のダービーの売上高はなんと250億円です。
競馬1レース当たりの平均予算は、500円から1,000円です。
日本ダービーは奮発して、1人当たり3,000円を賭けたと仮定しても、833万人が、日本ダービー1レースに夢を賭けたことになります。
国民の14人に1人が、ギャンブルにうつつを抜かす唾棄すべき人間なのでしょうか?
断じて違います。
ギャンブルは決して悪ではありません。
ギャンブルに溺れる人が悪いだけです!
ギャンブルは節度を守って楽しめば、人生に夢と希望というひとときのスパイスを与える最高のエンターテイメントのひとつなのではないでしょうか?
ギャンブルを忌み嫌う人の中に、宝くじだけはたしなむ人がいます。
宝くじも競馬もギャンブルには変わりはありません。
管理人は理解に苦しみます。
1 競馬で最も人気のあるレースは?
JRA(日本中央競馬会)のレース体系は、9つに分かれています。
このうちGⅠ、GⅡ、GⅢを重賞レースといい、競馬ファンの関心は重賞レースに集中します。
中でもGⅠ(Grade(グレイド))レースは、国内におけるもっとも格の高いレースの頂点であり、売り上げ高は断トツです。
GⅠレースは昔は少なかったのですが、ファン層を増やすためなのか、今や26ものGⅠレースが開催されるようになってしまいました。
個人的には、ちょっとやり過ぎの感がします。
このうち、桜花賞、オークス、皐月賞、日本ダービー、菊花賞、天皇賞(春)、天皇賞(秋)、有馬記念を合わせた8つのレースを八大競争と呼びます。
さらに八大競争のうち、日本ダービーと有馬記念は別格で二大GⅠレースと呼び、日本最高峰のレースと位置付けられています。
2 第88回日本ダービーの売上高は?
第88回日本ダービーの売上高は、250億7589万6600円で対前年比107・4%に増えました。
このコロナ禍の中、すごい売上げです。
ただし、これでもバブル期の半分以下の売上高です。
最大の売上高の年は、1995年ナリタブライアンが優勝した567億8629万400円です。
(懐)
我が国でもっとも人気の高いレースは、もうひとつの2大レースである有馬記念です。
2020年は、売上高はなんと464億2589万4400円でした。
第88回日本ダービーの倍近い売上高です。
世界ギネス記録となっている最高売上高は、2006年の有馬記念です。
サクラローレルが優勝し、売上高はなんと875億104万2400円を記録しています。
この頃は、凄まじい競馬ブームでした。
競馬はこれほどまでに市民権を得ているというのに、競馬と聞くだけで眉をひそめる人が圧倒的に多いです。
我が職場でも競馬の話はご法度です。
競馬の話をするとダメダメサラリーマンの烙印を押されたも同然です。
3 競馬はギャンブルの中では期待値は高い
競馬のオッズ比(賭け金に対する払戻額)は、売上高の25%を除いた金額で決定されています。
つまり、競馬は期待値75%のギャンブルです。
公営ギャンブル(競馬、競輪、競艇、オートレース)はいずれも期待値75%前後です。
期待値とは、掛け金に対して戻ってくる「見込み」の値です。
競馬の場合は、100円を賭けることによって、戻ってくる見込みの金額は75円ということになります。
競馬は、期待値から言えば、勝てないギャンブルとなりますが、期待値を上げることは可能です。
血統、パドックでの仕上がり、騎手の技術や能力、スタート位置、馬場の状態、天候などを考慮することにより、期待値を上げることができます。
知的好奇心に満ちたギャンブルといえます。
単なる機械的な確率である宝くじとは別物です。
最悪の期待値を誇るのが、宝くじです。
宝くじの期待値は46.5%です。
宝くじはあらゆるギャンブルの中でもっとも期待値の低いギャンブルです。
宝くじは、fool of Tax(愚か者の税金)とまで呼ばれるほど、胴元が絶対儲かる仕組みとなっています。
最近は、福連、福バラと称し、会員にして、どんどん購入金額を高めている傾向にはゾッとするものがあります。
期待値から言っても、競馬は期待値が75%であり、しかも、研究によって期待値を上げる可能性があります。
悪とはとても言えないのではないでしょうか?
4 期待値の最も高いギャンブルは?
期待値を100%超えとすると、胴元の経営は成り立ちません。
それでも良心的な期待値のギャンブルもあります。
カジノとパチンコパチスロです。
アメリカンルーレット 94.75%
スロット 95%前後
ヨーロピアンルーレット 97.3%
クラップス 98.6%
バカラ 98.85%
ブラックジャック 99.5%
カジノゲームの期待値は非常に良心的です。
特にブラックジャックはカウンティングという必勝法もあって、場中に出たカードを覚えることにより、期待値が100%を超えることも可能です。
そのため、一部の地域はカウンティングが禁止となっています。
同様に我が国にも期待値が100%を超える民営ギャンブルも存在します。
パチスロです。
風営法で、設定を原則6段階まで変えることができます。
6号機ジャグラーの機械割です。
設定1 97.0%
設定2 98.0%
設定3 99.5%
設定4 101.1%
設定5 103.3%
設定6 105.3%
等価交換の場合、設定4以上の台に座ることができれば、理論的には負けません。
高設定のパチスロは、もはやギャンブルではありません。
なお、100から期待値を差し引いた値をハウスエッジと呼んでいます。
いわゆる胴元側の儲けです。
出血覚悟で、期待値が100を超える可能性の高い強いイベントの日は、すさまじい並びが発生します。
↓ 2020.7.7実践してきました。700人以上の並びでした・・・。
5 競馬で負けるとやがて伝説となる
競馬は、カジノやパチスロと違って、期待値は高いとは言えません。
しかし、その分血統の検討、直近のレースの検討、騎手や馬場の検討、パドックの検討、下馬評の検討などさまざまな研究を行うことによって、期待値を上げることが可能です。
特にG1レースは、ものすごい情報量にあふれるので、検討材料が豊富に揃っています。
検討に検討を重ねて、それでも敗れ去った時の言い訳の言葉があります。
馬に責任はない
そして、負けた理由を探します。
同志がいると延々と話し込めます。
あのとき、ああいうレース展開になっていれば・・・
たらればの世界が跋扈します。
とても心地がいいです。
これこそ、競馬の醍醐味なのかもしれません。
日本ダービーで負けたことが、翌年の日本ダービーがやってくると思い出すはずです。
何年も語り草となります。
一瞬の苦い負けが、やがて過去の楽しい思い出となっていきます。
とても不思議な心の変化ですが、競馬ファンならご理解いただけるものと思います。
これぞエンターテインメントです。
宝くじは買って外れれば後悔だけしかのこりません。ですが、競馬はそうではないはずです。
決して悪とは言えないと思います。
6 まとめ
競馬を決して美化するつもりはありません。
競馬におぼれて、仕事を止めざるを得なくなった人
競馬におぼれて、離婚せざるを得なくなった人
サラリーマンを長くやっていると、管理人の身近にもそんな元同僚もいました。
ギャンブルはほどほどにつき合わないとすべてを失うことになりかねないことは事実です。
とくに競馬を始めとする公営ギャンブルは、賭け金が青天井という怖ろしい側面があります。
1レースに全財産を注ぎ込むことも可能です。
そういった意味では悪かもしれません。
しかし、自己責任です。
平々凡々な人生のスパイスに競馬というギャンブルの存在意義は大いにあるというのが管理人の結論です。
まあ、異論はあるでしょうが、個人ブログということでご批判はご容赦ください。
ブログと日本ダービーに愛と真の情報を
それではまた