最終更新 2021.7.12
ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんはブログを楽しんでいますか?
当サイトは、2016年11月11日に開設し、4年と7か月が経ちました。
まあ、運営期間が長いだけの弱小ブログですが、楽しんで書いています。
しかし、去る2021年6月4日、当ブログの存続を左右する大事件が発生しました。
表示できる広告の数が制限されています。
えっ?何?
ついにこの日がやって来たの?
どうしよう?
グーグルアドセンスからの広告配信制限は、広告配信停止につながり、世界中のネットから遮断される死の宣告と同じです。
この恐怖の体験を備忘録として残します。
みなさんのブログには起きないことを心より祈ります。
- 1 表示できる広告の数が制限とは?
- 2 表示できる広告の数が制限される理由
- 2-1 自己クリック
- 2-2 第三者による大量クリック
- 2-3 アドセンスプログラムポリシー違反
- 3 記憶にあったのは、ミラーサイトの作成
- 4 広告配信制限期間の作業
- 5 6月14日制限解除!
- 6 広告配信制限ダメージは大きかった!
- 7 まとめ
- 8 追記
1 表示できる広告の数が制限とは?
表示できる広告の数が制限とは、グーグルがトラフィックの品質が怪しいと調査するために、ブログに掲載する広告の数を一時的に制限する措置です。
言わば、対象となるサイトが違反かどうか調査中という状態です。
違反となれば、そのままアカウントの停止となり、二度とそのアカウントでグーグルアドセンスを再開することはできなくなります。
Google では、広告主、サイト運営者、およびユーザーを詐欺や悪質な広告エクスペリエンスから保護する広告エコシステムの維持に努めています。
その結果、Google では AdSense アカウントで表示できる広告の数に制限を設ける場合があります。
これは、Google がお客様について調査し、トラフィックの品質を評価する間の、広告配信の一時的な制限であるか、AdSense アカウントで無効なトラフィックの問題が特定されたことが原因である場合があります。
審判がなされる期間は、グーグルの判断に委ねられています。
まるで、無期懲役の刑になった気分です。(´Д`)
トラフィックの品質を評価する間、アカウントでの広告配信は一時的に制限されています。
トラフィックの監視を続けるにあたり、この制限は Google によって自動的に審査および更新されます。
残念ながら、所要期間をお伝えすることはできません。
ただし、それではあまりに対象となるサイト運営者がつらいと思ってか、一応の目安を示してくれています。
通常、この広告配信の制限がサイト運営者に与える影響は 30 日間続くことはありませんが、それ以上続く場合もあります。
Resolve issues in your Policy center that may affect ad serving - AdSense Help
30日以内に、我がブログの存続が審判されます。
何でこうなってしまったんだよ・・・。(´Д`)
Have I been pwned?
(俺はやっちまったのか?)
2 表示できる広告の数が制限される理由
グーグルでは表示される広告の数が制限される理由として、無効なトラフィックが原因であるとしています。
無効なトラフィックとは、広告主様の費用やサイト運営者様の収益を作為的に増やす可能性のあるクリックやインプレッションのことです。
無効なトラフィックには、意図的な不正トラフィックや偶発的クリックが含まれます。
無効なトラフィックの例は次のとおりです。
◆繰り返しクリックして、クリック数やインプレッション数を増やすこと
◆サイト運営者様がご自身の広告でのクリックを誘導すること(例: 広告をクリックするようユーザーを誘導するあらゆる言葉、大量の偶発的クリックを誘発する広告掲載など)
◆自動クリックツールやトラフィック ソース、ロボット、その他の不正な行為を行うソフトウェア
わかりやすくいうと次のとおりです。
◆自分で自分のサイトの広告をクリックすること
◆第三者が自分のサイトをクリックすること
◆さまざまなツールで、広告をクリックするように誘導すること
2-1 自己クリック
サイト運営者が自らサイトに掲載されたグーグルアドセンス広告をクリックした場合、無効なトラフィックになるのは当然なこととして、重大なグーグルプログラムポリシー違反となるのは、火を見るよりも明らかです。
これまで、4年と7か月運営してきましたが、誤ってクリックした数はほんのわずかです。
スマホの閲覧の際は、画面が小さいので、特に注意です!
2-2 第三者による大量クリック
自分がダメなら、家族や友人場合によっては闇の代行業者に発注して、稼ぐ方法です。
あり得ません。
むしろアドセンス狩りに使われるそうです。
アドセンス狩りとは、あるブログが人気となり、PV数が増えていることに腹を立てて、あるブログのアドセンス広告を執拗にクリックし、このポリシー違反に引っかかってしまい、最悪アカウントが使えなくなる悪意の抹殺方法です。
ブログはどうしてもマネタイズが絡んでくることから、妬みや嫉みが渦巻いています。
そこで、アドセンス狩りなど悪質な嫌がらせが発生してしまうケースがあり得ます。
グーグル側でもアドセンス狩りのことは承知していて、救済の方法を示しています。
第三者が無効なトラフィックを発生させている疑いがある場合は、こちらのフォームからトラフィック品質管理チームまでご報告ください。
申し立てするには、グーグルアナリティクスやグーグルサーチコンソールの急に増えたトラフィックをスクリーンショットして、フォームに張り付けて申し立てするそうです。
相当にいばらの道となります。
そのため、ワードプレスには何者かが何度もクリックすることができないプラグインがあります。
いいなあ!
はてなブログには実装されていないし、プラグインはできないと思います。(できるかもしれません。)
できない場合は、証拠を残せるものがあります。
ただし、スタンダードプランは毎月500円と結構高いです。
サイト分析に役立てれば安いとは思います。
2-3 アドセンスプログラムポリシー違反
アドセンスプログラムのポリシーに違反しているかどうかも確認する必要があります。
アドセンスは、普段何気なく使っていますが、実際にはたくさんのプログラムポリシーがあります。
代表的なアドセンスプログラムポリシーです。
長くなりますが、備忘録とするため全文引用します。
◆その種類にかかわらず、ツールバーなどのソフトウェア アプリケーションに組み込むこと(AdMob のみ可能)。
◆ポップアップまたはポップアンダーに表示すること(Google 広告、検索ボックス、検索結果を含むページが、ポップアップやポップアンダーで読み込まれる場合も含む)。
◆メール内に組み込むこと、またはメールの内容が主なコンテンツであるウェブページに組み込むこと。
◆主なコンテンツが動的なもの(チャット、インスタント メッセージ、自動更新コメントなど)であるウェブページに組み込むこと。
◆ページのさまざまな要素によって不明瞭にすること。
◆ボタンなどのすぐ近くまたは直下など、アプリや広告に対する一般的な操作の妨げになるような位置に広告を配置すること。
◆コンテンツがないウェブページに組み込むこと(検索向け AdSense とモバイル検索向け AdSense では可能)。
◆広告表示のみを目的として公開されているページに組み込むこと。
◆ロゴや商標またはその他のブランド要素を不適切に使うことで、Google と関係があるとユーザーを誤解させる可能性があるコンテンツや URL を含むページで使用すること。
◆他の Google サービスのポリシーに違反する形で、そのサービス上、サービス内部、サービスの横で使用すること。
◆コンテンツをフレーム処理するページに配置されました。コンテンツをフレーム処理するとは、サイトやアプリがそのコンテンツの所有者の許可なく他人のサイトでフレームまたはウィンドウ内に表示されることです。
もう少しわかりやすくまとめてみます。
◆誤クリックの誘導
◆不自然な形での広告掲載
◆見出しのみコンテンツの直下の広告
◆モバイルを開くと広告で占拠
◆広告に似せたコンテンツ誘導
◆クリックによる報酬を助長
これまでやったことも考えたこともありません。
3 記憶にあったのは、ミラーサイトの作成
6月4日以前に何か重大なことをしでかしたか記憶をたどると1つだけやらかしていました。
それはミラーサイトの構築です。
当サイトもいつの間にかブログ数が1440を超えてしまい、何でもありの雑記ブログになってしまいました。
そこで、ブログをいくつかに分割して、スピンオフブログにしようとミラーサイトを作りました。
はてなブログで運営しているブロガーはご存じの通り、10個までブログを作れます。
コピーして、ミラーサイトを作るのは簡単です。
もちろん、広告までコピーしてしまうので、非公開の処理としました。
これをグーグルは類似のサイトにコピーを貼ったスパムサイトとみなしたのかもしれません。
4 広告配信制限期間の作業
広告配信制限がかかってすぐに取り組んだのは、ミラーサイトを直ちに削除することでした。
はてなブログの場合、全削除するとドメインまで削除となるので、20個単位で削除しました。
結構な労力がかかりました。
次に取り組んだのは、アドセンスプログラムポリシー違反かどうかのあぶり出しです。
グーグルの定めた制限に抵触していると判断されたコンテンツには広告は配信されません。
site:publisher_site.comの「publisher_site.com」をドメイン名に置き換えて、グーグルで検索するだけです。
この検索時にsite:publisher_site.com/〇〇〇を入れます。(/の後は半角開けないと検索しません!)
たとえば、site:https://www.panpanpapa.com/ 宝くじと入れて検索を開始します。
すると検索結果が出てきます。
ブログごとプログラムポリシーに違反したブログはないかつぶしていく作業です。
無限地獄のような作業です。
なお、広告配信制限の際は、〇の部分が黒く塗りつぶされていました。
5 6月14日制限解除!
やれるだけのことはやってみました。
審判は、1か月後の7月3日頃です。
気が遠くなるほど長いです。
でも、広告サイズを変えたり、消去したりするいたずらは止めることにしました。
変に勘繰られておかしくなっても困ります。
6月14日、グーグルアドセンスにお知らせが入りました。
解決済み!
あわてて、ポリシーセンターに行きました。
問題は検出されませんでした!
約10日間で無罪放免となりました!
(´▽`)
6 広告配信制限ダメージは大きかった!
10日間の広告配信制限ダメージは大きかったです。
広告収入が3割激減しました。
特に関連コンテンツ、サイド側、記事内広告のダメージが強烈でした。
胸中を破壊するお言葉をちょうだいしました。
7 まとめ
グーグルアドセンスによる広告配信を始めてから4年と5か月が経ちました。
初めて広告配信制限の通告を受け、10日間地獄を味わいました。
まさか、超弱小サイトがアドセンス狩りされるわけがありません。
原因はおそらくはミラーサイトの構築です。
まさか非公開でも反映するとは、おそるべしグーグルです。
なんとか10日間で配信制限解除となったからいいものを、とてもつらい期間でした。
今回は管理人の甘さだったのかもしれません。
しかし、はてなブログはアドセンス狩りには無力だなと痛感しました。
はてなブログは、相変わらずMFIは低評価です。
そこにアドセンス狩り防止のプラグインまでないと思うと、はてなブログの売りは一体何?と思わざるを得ません。
サーバー+ワードプレス並みの会費を払っているんだから、せめてワードプレス並みの速度とセキュリティー強化を行なってほしいと考えるブロガーは、私以外にもいるのではないでしょうか?
まあ、ほとんど底辺のブロガーですが、ブログ運営の際の備忘録として記録を残しました。
頼むぜ!はてな!
今さらワードブログへの移行は遠いなあ・・・。
ブログとアドセンスマネタイズに愛と真の情報を!
それではまた
8 追記
今度は、ポリシー違反による広告掲載停止となりました。
この悲劇いつまで続くのか・・・。