ようこそ(^o^)丿
お金を貯めることを通じて、人生を豊かに生きるヒントをアツく語る当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
さて、寒波はまだまだ続いています。
私事で恐縮ですが、妻が金曜の夜、日中溶けた雪が凍ってしまった道路で滑って、右手首に怪我を負ってしまいました。
翌日整形外科に連れて行きました。
幸い骨は折れていないようでしたが、ギブス固定となりました・・・。
⇩恥ずかしいと包帯とギブスを外してしまいました。。。
あれほどペンギン歩きをしろといったのに・・・。
我が家の存亡は、管理人にしばらくかかることとなりました。
泣けます。(+_+)
洗濯、掃除、ふとん畳み、朝食作り、後片付け、子供の送迎がすべて管理人の肩に重くのしかかります。
あれ?
洗濯以外は、すべて管理人がやっているから、あまり生活に変わりはありません・・・。
妻は黄金の右手を怪我したので、しばらくパチンコはお休みです。
妻は、確率に愛された女で、結婚後26年目となりますが、年トータルで一度もパチンコで年負けしたことがない凄腕のギャンブラーです。
今年も4回しか行っていないのに、すでにプラス20万円を突破しています。
管理人が、魂を削って得ている幾ばくかのアドセンスの収益を遥かに超えた額を叩き出し、鼻で笑われています。
傷ついた狼は、静かに傷を回復するしかありません。
唯一のストレス解消と副業のパチンコができず、ブーブーいってますが、寝ていなさいと休ませています。
妻が怪我したのなら、妻の分を管理人が代わりにやるしかありません。
理由は簡単です。
夫婦だからです。(^^;
妻を愛しているからです。(^^;
夫婦は最高のセーフティネットです。
そんな大変なときに一昨日中学生時代の友人Eから電話が入りました。
友人のYの父親が亡くなったとの報せです。
新幹線を使って、お通夜に駆けつけました。
奥さんと会うのも結婚披露宴以来だなと思いました。
Yは喪主で、1人で会葬者の相手をしていました。
嫁さんは?
しばらく別居している。
子供が大学を卒業する来年には離婚することにしている。
・・・。
Yが、熟年離婚など管理人は想像もしていませんでした。
Yは勤務先の同じビルに入居していた別会社の評判の美人受付嬢を口説いて結婚した男です。
人もうらやむ女性をGETし、幸せな人生を歩んでいたはずです。
しかし、そこにはやつれ果て、頭の禿げあがった中肉中背のおっさんがいました。
決して、お互い浮気も不倫もしていなかったそうです。
仕事に熱中し、お互いにすれ違う人生が、いつの間にか亀裂を深めてしまい、もはや修復困難となり、離婚することになったそうです。
我が家とYと2組の夫婦を通じて、夫婦に見る幸せの形を考えてみます。
1 熟年離婚が年間6万組の衝撃
熟年離婚とは、結婚して20年以上経った夫婦が離婚した場合を指すそうです。
我が家は今年で26年目となりますが、今でもラブラブです。(^^;
離婚という言葉の存在自体理解できません。
しかし、厚生労働省の統計に寄れば、熟年離婚数は、年間60,000組前後で、離婚組数の15~17%を占めているそうです。
(引用:厚生労働省HPを加工)
離婚はせいぜい10年未満のカップルが主体と思っていましたが、10年以上のカップルが4割も占めているのは衝撃です。
(引用:厚生労働省HP)
統計によると、平成27年の離婚件数は22万6,198組で、前年の22万2107組より4,091組増加。
離婚率(人口千対)は1.80で、前年の1.77より上昇している。
2 熟年離婚の理由
理由はさまざまです。
◆退職後、自宅にゴロゴロするようになり、存在自体が邪魔という濡れ落ち葉離婚。
◆現役時代まで我慢に我慢を重ねてきたが、退職金を慰謝料に充てるために我慢してきた退職金離婚。
若い頃、幾久しく添い遂げることを誓ったはずなのに、月日はとても残酷です。
なんとなく、お互いの生き方が別々で、いつの間にか心も離れてしまって、離婚につながっているような気がします。
友人Yは酒飲みが好きで夜な夜な飲み歩いていました。
また、営業をやっていたことから、接待ゴルフや接待麻雀で土日を開けがちでした。
時間を共有できず、それが夫婦のすき間を広げて行き、ついには修復できなくなってしまったからかもしれません。
3 ビジネスとしての熟年離婚
熟年離婚が急激に増えた理由は、平成19年4月にスタートした「年金分割制度」です。
夫婦の財産は、夫婦で築いたものであり、夫婦共有の財産です。
妻が家庭を守ったから今の財産があるという考え方です。
働けるのも妻のおかげという発想です。
したがって、夫の年金の1/2は妻に権利があり、平成20年5月以降に専業主婦が離婚した場合、自動的に夫の1/2の年金を分割することができるようになりました。
また、退職金も同じです。
夫が無理やり離婚しようとしても、退職金の半分と年金の半分は妻のものです。
勝手な人生は許されません。
現在のサラリーマンの標準的な退職金は2,000万円で、厚生年金は19万円程度です。
妻を捨て、新たな人生を歩もうにも、1,000万円と約10万円の年金暮らしでは何にもできません。
病気やケガそして認知症などのリスクを考えれば、いかに離婚することが大損するかがおわかりかと思います。
4 戦略的離婚法まである衝撃
本当に悲しくなりますが、どうしても離婚したいという場合の裏マニュアルが、なんとプレジデントでも紹介されているのは、衝撃です。
何年もかけて、隠し預金を作り、妻や妻側の弁護士に気づかれないようにするなど一体何のための夫婦であったのでしょうか?
悲しすぎる現実です。
5 先輩O氏の場合
O氏は、大恩ある管理人の師ともいうべき人です。
人生の歩き方を学びました。
一度の人生は一度切りと、お金は使うときに使え、快楽を優先しろと学びました。
退職した今でも月に1度は石垣島に行っています。
また、クラシックが趣味で、年に4回ウィーンフィルやミラノ座、ニューヨークフィルを聴きに海外にビジネスクラスで行っています。
その代償が離婚です。
家庭を顧みず、自分の快楽を優先し、家庭を顧みることがありませんでした。
最近彼は良く言います。
海外のどこかでのたれ死するのが俺の夢だ。
線香はいらない。
6 友人Yの場合
友人Yも恩師O氏に似たところがありました。
万事仕事優先、趣味優先で家庭を顧みませんでした。
今は、某会社の営業所長にまで登りつめているので、管理人よりも給料は高いはずです。
しかし、別居中の妻と子供(東京一人暮らし)の仕送りで、手取りは10万円しかなく、暮らしていけないとボヤいていました。
だったら何故離婚する!
気持ちを入れ替えて、復縁できるようにがんばったらいいじゃないか!
20数年連れ添ってきたんだ。
心を入れ替えて、再出発しろ!
通夜の前の時間にこんな説教も変でしたが、背中を一押ししてやりたかったんです。
ですが、無理だの一言で話は終了しました。
7 結婚の意味
夫婦間の問題は、それこそ個人的な問題であり、外野がどうこう騒ぐ話ではありません。
ですが毎年22万組も離婚する現実に戦慄を覚えます。
結婚とは、これまでまったく別な人生を歩んできた男女が、縁あって2人で家庭を作り、子供を育て、次の世代につないでいくものです。
それが、破たんしてしまうのは、一体何故なんでしょうか。
性格の不一致、わがまま、身勝手、DV、浮気、一族、家族、病魔などさまざまな理由があることはわかりますが、管理人にはどうしてもわかりません。
これまでもいくつか記事にはしてきました。
しかし、結婚をリスク管理、人生のセーフティネットという位置づけで考えると、離婚することは大損することは間違いありません。
もし管理人が、離婚して自宅を追われ、退職金1,000万円と年金10万円で死ぬまで生きろといわれたら、間違いなくのたれ死してしまいます。
結婚は最強のセーフティネットであることは間違いありません。
8 まとめ
いかがでしたか。
友人Yそして、恩師O氏のことを考えると、管理人は幸せ者なんだとつくづく思います。
ただし、妻が女神だと一方的に崇め奉っているからではありません。
お互いがお互いを尊重し、信頼という絆で結びつくことが、夫婦間では一番大切なんだと思います・・・。
のろけ話ではありません。(^^;
それでは
↓ スピンオフサイトを更新しました。よろしければ遊びに来てください。