最終更新 2019.1.26
ようこそ(^^)/
お金を通じて、人生を豊かに生きるヒントを考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんはブログを楽しんでいますか?
私事ながら、管理人はブログが楽しくてしょうがないです。(^^;
本日は、と或る美術館のロビーで、子供のテニス大会を待ちながら当ブログを書いています。
ノマドブログは、楽しすぎます。
ノマドブログを書きながら、海外を放浪しているブロガーにはあこがれます。
そんな楽しすぎるブログですが、ブログには画像挿入が必須アイテムであることは全ブロガーの支持するところではないでしょうか。
ブログは文章だけでは読みにくいものです。
アクセントをつけるためにも画像やイラスト挿入は必須です。
当サイトでも無料画像サイトから画像を入手して、挿入しています。
ほとんどのブログは、管理人と同様に画像無料サイトから転用しているブロガーがほとんどだと思います。
しかし、ネットサーフィンをしていると、テレビや芸能人サイトからおそらくは無断で使用していると思われる画像をUPして、ブログに貼り付けてあるサイトもかなりあります。
いわゆるトレンドブログという奴です。
これは怖ろしい。
著作権法では、録音と録画については著作権法によりダウンロードは禁止されていますが、画像のダウンロードは禁止されてはいません。
しかし、静止画であっても権利者に無断でインターネット上にアップロードすることは、公衆送信権の侵害に当たるとされ、すでに何件も提訴されて、判例も出ています。
安易な気持ちで著作権のある画像をアップすることは、絶対に止めた方がいいと思います。
さらに輪をかけて、著作権法改正の動きがあります。
インターネット上のダウンロードにおいて、画像も著作物に加えて、違法とする動きです。
個人的にダウンロードして楽しむ分には、何も問題がないはずです。
今後法制化となった日が来るとします。
或る日、自宅に警察官若しくは検察官がやってきます。
いついつ、あなたはネット上で、〇〇の画像をダウンロードしましたね。
著作権法違反の疑いで逮捕(検挙)します。
こんな日が訪れないことを切に切に祈ります。
- 1 海賊版静止画のダウンロード規制の動き
- 2 著作権法改正のスケジュール
- 3 静止画像の公衆送信権の厳罰化の可能性
- 3-1 ハワイ写真事件
- 3-2 検索エンジン写真事件
- 4 安全な静止画像は?
- 4-1 写真AC
- 4-2 ぱくたそ
- 4-3 いらすとや
- 5 まとめ
1 海賊版静止画のダウンロード規制の動き
2018年12月7日、文化審議会著作権分科会の法制・基本問題小委員会において、驚くべき著作権法改正に関する意見がまとまりました。
違法と知りながらの静止画像が掲載してあるネット上からのダウンロードを禁止する動きです。
漫画や写真、雑誌の誌面、ブログに載ったイラスト、ツイッターのアイコン、コンピュータープログラムなどネット上のすべてのコンテンツが対象。
著作権侵害だと知りながら、パソコンやスマホなどの端末にダウンロードしたり、画面を撮影してそのまま保存したりすることを違法にするとしている。
違反した場合です。
有償で売られているコンテンツ(漫画や写真集や小説雑誌など)の海賊版をダウンロードした際には、懲役2年以下か200万円以下の罰金、または両方の罰則の適用となります。
ゲゲゲ!
著作権法改正は、もろに「漫画村」や「はるか夢の跡」など違法サイトの影響大です。
ネット上にはたくさんの違法サイトが溢れています。
ついダウンロードして楽しんでしまった読者の方もいると思います。
( ゚Д゚)
最悪、懲役2年を喰らったら、会社は首、学校は退学、一家は離散です。
なんという怖ろしい著作権法改正なのでしょうか!
2 著作権法改正のスケジュール
文化審議会著作権分科会の法制・基本問題小委員会において、著作権法改正に関する意見が、2018年12月7日にまとまりました。
今後の動きです。
文化庁では、平成30年12月10日(月)~平成31年1月6日(日)にかけてパブリックコメントを募集中です。
パブリックコメントを受けて、2019年第198回通常国会に上程されます。
通常国会の予定は、1月23日前後から6月27日前後までの150日間です。
2019年6月末には著作権法改正の運びとなります。
怖ろしい監視国家となる可能性があります。
なお、あまりにも厳しすぎるので、小委員会では厳しい要件を付帯しています。
ネット利用が萎縮するとの声があるため、海賊版だと「確定的に知っている場合のみ」と厳しい要件を求めた。
当然です。(-"-)
なお、パブリックコメントは、言ってみれば国の言い訳です。
審議会の決定事項を覆すことは到底不可能です。
パブコメに対する意見は、他の例でもほとんどありません。
3 静止画像の公衆送信権の厳罰化の可能性
公衆送信権とダウンロード違法化は表裏一体です。
これまでは、著作権のある著作物を公衆に送信することは違法とされてきました。
実際にテレビの録画、試合や講演会の違法アップロードでは、1,000万円を超える罰金刑の裁決もあります。
今後の著作権法改正で、海賊版静止画像のダウンロード違法化が決定すれば、これまで黙認してきた著作権のある静止画像のアップロードが摘発される可能性が高まることは間違いないと思います。
3-1 ハワイ写真事件
東京地判平24.12.21(平23ワ32584号)
ハワイ在住の写真家が写した写真が、ライセンス業者のHPに掲載され、フリー写真としてアップされました。
そこで、利用者がダウンロードして、ブログに使用したところ、著作権法違反として写真家より提訴された事件です。
判決はたとえ海外の写真であっても、無断使用は著作権法違反であり、ライセンス業者がフリーにしていたのも問題であるとしました。
ブログに掲載した人へは罰金7万円の支払い、ライセンス業者に対しては8万円の罰金が科せられました。
たとえ、海外の写真であっても、しかもライセンス業者のフリー写真であっても、提訴される可能性があるとは・・・。
まるで罠のような事件です。
3-2 検索エンジン写真事件
東京地判平27.4.15(平26ワ24391)
写真家が写した写真(6枚)が、検索エンジンに掲載され、その写真を使ってネット上に掲載した会社が、著作権の侵害と訴えられました。
判決は著作権の侵害に当たるとして、著作権を有する写真家に対し、検索コンテンツサービス会社と掲載した会社の両方に対し、1枚につき1万円から17万6400円を支払うように命じました。
指摘を受け、掲載した会社はすぐに削除しましたが、損害賠償に応じなかったため、裁判になったものです。
さらに弁護士費用も加算されます。
こんな罠のような怖ろしい事件には、身震いしてしまいます。
管理人も検索エンジンからお目当ての写真を探すことがあります。
グーグル神にしろ、bingにしろ、検索した写真にはフィルターがついていて、共有できるセーフサーチができます。
しかし、実はこれだけでは著作権法対策には足りていません。
静止画像は最新の注意を払わなければならない教訓の事件です。
4 安全な静止画像は?
管理人がよく使う静止画像フリーサイトは、次のとおりです。
4-1 写真AC
会員数350万人を誇る日本最大の無料写真素材を提供するサイトです。
人物以外は何でもありの巨大サイトで、探したい画像がほぼ見つかります。
まずその規模からいっても、これまで提訴沙汰にもなっていないことからも安心して使えるサイトです。
ただし、無料の場合は、年々使いづらくなっているような気もします。
「写真AC」のフリー写真素材は、個人、商用を問わず無料でお使いいただけます。クレジット表記やリンクは一切不要です。
4-2 ぱくたそ
写真ACで唯一足りない部分は、人物画像です。
それを補うのが、グラビアアイドルの画像がふんだんに用意されている神サイト「ぱくたそ」です。
二押しは、茜さやさんと河村友歌さんです。
当ブログでもたくさん利用させてもらっています。
↓ 茜さやさんです。
いつの間にかアイドル画像が増えている油断ならないサイトです。(^-^;
高品質・高解像度の写真を無料で配布しているフリー素材サイトです。
めんどうな利用報告や会員登録、ダウンロードの枚数制限はありません!
どんどん充実してきて、現在20349枚がフリーです。
モデルの茜さやさんや河村友歌さんの画像は、いつも利用させてもらっています。
4-3 いらすとや
ウェブを巡回して見ないことはないといえるほど、普及している無料イラスト素材集です。
ニコニコ大百科が、日本を影から支配しているとまで言わしめるどこででも見かけるイラストの定番中の定番です。
作者はみふねたかし氏です。
なお、イラストはリクエストにも応じてくれるそうです。
ほのぼのとして、実は尖った刃が隠されている闇の部分があるところが、人気の理由だと思っています。
↓ この毒が魅力です。ボッチクリスマスと残業クリスマス・・・。
「1つの制作物あたり20点まで」「いらすとやのイラスト自体をコンテンツとしたものではなくあくまでデザインの一部」などのいくつかの条件を守れば、商用目的にも無償で使用することができる。
20点を超える利用や高解像度での利用も、安価な有償にて受け付けている。
(引用:ニコニコ大百科)
www.irasutoya.com
5 まとめ
いかがでしたか?
2019年6月末には、著作権法が改正され、海賊版コンテンツの画像のダウンロードは著作権法違反となります。
何が海賊版かというと相当に判断が難しいところに、法改正の怖さを感じます。
これまでは、個人で楽しむ分は違法性はあっても許されていたダウンロードが、即違反とするには、監視体制の強化が求められます。
IPがわかれば、アクセス先とserverの容量から、ダウンロードは速やかにわかってしまいます。
なんとも恐ろしい時代が目の前に近づいています。
また、現在も違法ではある公衆送信権の侵害も、海賊版サイトの画像のダウンロード違法化を受けて、厳しくなる可能性は大です。
これまでは黙認や親告罪的な扱いで、厳格な適用はありませんでした。
しかし、判例はどんどん増えています。
人気の弁護士ドットコムでも、画像の公衆送信権違反の相談は、少なくとも335件以上にも増えていて、どんどんと提訴沙汰の案件が増えていることは間違いありません。
これまではよかったから、これからも大丈夫。
見つからなければいい。
少しだけの弱小ブログだから多めに見てもらえるはず。
というのは、甘すぎる考え方だと思います。
注意に越したことはないと思います。
ただし、判断はあくまでも自己責任です。
ある日突然提訴でもされたら、人生終わりなので、管理人は絶対にできません。
以前JASRACから、数年前のブログに歌詞を掲載していると通報があり、あわてふためいたことがありました。
休載して2年以上経過し、ブログ数も30程度で、合計PV数も数千のレベルのゴミのようなブログでした。
中島みゆきの「化粧」を4小節使っただけでしたが、著作権法違反だと通告してきました。
期日までにブログを削除しなければ、提訴し、損害賠償を請求すると一方的に通告されました。
寝耳に水のでき事に、あわてふためいてブログを削除しました。
JASRACが、一体どうやって調べているのかと思うと、ぞっとしました。
ブログに愛と真の情報を
それでは