ようこそ(^^)/
お金を通じて、人生を豊かに生きるヒントを考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、2019年ブログ界は揺れに揺れています。
無料HPの先駆けであったYahoo!ジオシティーズが、2019年3月末で終了します。
(出典:ヤフーHP)
1997年に日本法人ジオシティーズ株式会社が設立されました。2000年からはYahoo!ジオシティーズとして運営しております。
インターネット初期から現在までに作成された膨大なホームページを維持するためスタッフ一同努力を続けて参りましたが、2019年3月末をもちましてサービスを終了させていただくことにいたしました。
そしてまた、Yahoo!ブログも2019年12月15日を持って終了します。
(出典:ヤフーHP)
Yahoo!ブログは、「誰もが情報発信できる」をコンセプトに、約13年間運営してまいりました。
しかしながら、サービスを取り巻く現在の市場環境や技術的な運用課題、今後の事業方針など、様々な要因をふまえて総合的に検討した結果、これ以上の継続が難しいと判断し、2019年12月15日をもちまして、サービスを終了することにいたしました。
まさか、今や我が国を代表するIT企業となった天下のYahoo!が、ひとつの文化遺産ともいえるYahoo!ジオシティーズとYahoo!ブログを一方的に切り捨てるとは夢にも思いませんでした。
無料ブログや商用ブログは、運営会社が止めればそれで終了です。
あらためて、サービスに永遠というものはないということを痛感します。
Yahoo!ジオシティーズとYahoo!ブログの終了は、はてなブロガーに深甚の影響を与えることが予想されます。
1,000万人以上のブロガー大移動の可能性があります。
黒船がやって来る前には準備が必要です。
私がはてなブログHTTPS地獄から脱出した個人的な方法を報告します。
はてなブログで、SEO対策唯一のツールといえるグーグルサーチコンソールの旧バージョンは、2019年3月27日を持って終了です。
黒船襲来を前にできるだけのことはしておきたいです。
ただし、時すでにお寿司かもしれません。
(´Д`)
- 1 2018年6月11日はてなブログHTTPS実装化
- 2 当ブログの煉獄
- 3 https地獄から脱出するツール
- 4 実際使用した方法
- 4-1 記事をリクエストする方法
- 4-1-1 検索結果を表示
- 4-1-2 URLを検査
- 4-1-3 Fetch as Google
- 4-2 サイトマップを再送信する方法
- 5 httpsにしてから、148日目の結果
- 6 時すでにお寿司
- 7 まとめ
1 2018年6月11日はてなブログHTTPS実装化
2018年6月11日以前より、独自ドメインで運営していたはてなブロガーが熱望していたHTTPSの実装化がついに実現しました。
はてなブログにおけるHTTPからHTTPSへの変更は、実に簡単でボタンを一つ押して、終了です。
一度しかできない301リダイレクトです。
SEOのルールは、グーグル神のルールに等しいものです。
URLがhttpとhttpsは、グーグルBOTはまったく別物と認識しますが、それまでのリンクやPV数などで培ったドメインパワーを受け継ぎます。
そのため、URLが変わってもPV数に影響はほとんど及ぼさないとされています。
管理人も慎重に下準備を行いました。
2018年10月18日、グーグル神のChrome70がリリースされました。
httpのURLの場合、アドレスバーに赤字で「保護されていない通信」と表示されるようになりました。
これじゃ誰も見てくれません。
当ブログも、満を持して、2018年10月18日にhttpsにするのボタンをポチっと押しました。
何らかの理由で301リダイレクトが失敗することは、ネット上では数多く報告されています。
当ブログもまた完全に失敗しました。
HTTPS地獄の始まりです。
2 当ブログの煉獄
当ブログのURLをhttpsに配信してから37日後の結果です。
ブログ記事のインデックス登録済みは、148/721です。
わずか20.53%です。(´Д`)
インデックスに登録しても、肝心のサイトマップが保留ラッシュとなり、登録記事が有効となりません。
有効な登録記事は、なんと48記事です。
生きている記事は、48/721です。
わずか6.66%という地獄モードに突入してしまいました。
どうしてくれる!
はてなああああ!
3 https地獄から脱出するツール
301リダイレクトで失敗した場合、Word Pressであれば、いろいろ方法はあります。
◆再度301リダイレクトを行う。
◆httpサイトのヘッダーにcanonical タグを書き込んで、強制的にhttpsが正規だとグーグルに交通案内する。
◆ROBOTS.TXTを書き換える。
しかし、いずれもはてなブログではブロガーは操作できません。
(´Д`)
唯一できる方法は、グーグルサーチコンソールで、登録されない記事をグーグルBOTに知らせて、クロールしてもらって、インデックス登録してもらうことです。
検索アナリティクスでコンテンツを最適化する
どのようなクエリでユーザーがサイトにアクセスしているかを確認できます。Google 検索でのサイトのインプレッション数、クリック数、掲載順位を分析できます。コンテンツを Google のインデックスに登録する
クロール用にサイトマップや個別 URL を送信します。インデックス カバレッジで、Google に最新のサイトが表示されることを確認できます。問題が検出されたら通知を受け取り、サイトを修正する
サイト上で問題が検出されると、メールで通知が届きます。その問題の影響を受ける URL を確認し、修正が完了したら Google にお知らせください。Google 検索でのページの表示を確認する
URL 検査ツールを使用すると、各ページのクロール、インデックス登録、検索結果に関する詳細情報を Google インデックスから直接入手できます。
4 実際使用した方法
方法は2つあります。
1 記事をリクエストする方法
2 サイトマップを再送信する方法
ただ、闇雲にやっていたのでは、記事数が多いブロガーは大変です。
最も強大なツールであるFetch as Googleには利用制限があります。
1つの記事だけをレンダリングしてリクエストする場合は、1日10本までです。(1か月に300記事)
また記事内のリンク記事もレンダリングしてリクエストする場合は、1日2本までです。
しかも、記事はPC用とモバイル携帯用が別です。(2019.3.28に統合予定)
つまり、1日6本の記事がMAXです。
当サイトの場合、毎日UPを原則としているので、1日最大5本しかリクエストできません。
未登録記事は、664記事!
どんなに頑張っても、133日・・・約4か月半かかります。
(´Д`)
ものすごく効率が悪いです。
4-1 記事をリクエストする方法
そこで、闇雲にFetch as Googleでリクエストするのは、止めました。
新コンソールを利用することにしました。
注目したのは、「クロール済みーインデックス未登録」のカテゴリーです。
現状未登録にはなっているけれど、とにかくグーグルBOTはクロールはしてくれたので、いずれ登録される可能性は高いと考えました。
「重複しています。Google により、ユーザーがマークしたページとは異なるページが正規ページとして選択されました」
「重複しています。送信された URL が正規 URL として選択されていません」
この2つが、圧倒的に多い記事数のはずです。グーグル神は、httpとhttpsの記事が二つあってどっちが正規か戸惑っているわけです。
管理人の場合、Fetch as Googleで、これらのカテゴリーをリクエストしても、効果はまったくといっていいほどありませんでした。
そこで、「クロール済みーインデックス未登録」を最優先で作業を進めることとしました。
「クロール済みーインデックス未登録」のカテゴリーをクリックすると次の画面が出てきます。
さらに優先順位を決めます。
管理人の場合は、次の工程としました。
1 検索結果を表示
2 URLを検査
3 Fetch as Google
4-1-1 検索結果を表示
URLの前にinfo:とつけると、グーグル神が記事を検索エンジンに掲載しているかがわかります。
はてなブログにUPしていれば、未掲載なんてありえないと思いますが、現実には違います。
誰にも読まれない過去記事や品質の低い記事は、グーグル神は検索エンジンから削除します。
おそるおそる調べてみると、真っ白になって、検索エンジンから削除されていた記事がいくつも出てきました。
(._.)
これじゃインデックス未掲載どころの騒ぎじゃありません。
地球上で誰からも検索されない状態になっています。
最優先で、Fetch as Googleでインデックス登録をリクエストします。
4-1-2 URLを検査
次に新サーチコンソールで、URLを検査します。
「URLがGoogleに登録されていません」と表示されるURLが見つかります。
この時できる方法は、同一画面でできる新サーチコンソール新機能の「インデックス登録をリクエスト」です。
順番としては、右上にある「公開URLをテスト」をした上で、「インデックス登録をリクエスト」を行うべきなのでしょうが、差支えはないようです。
4-1-3 Fetch as Google
しかし、4-1-2 URLを検査の新機能は、管理人が試した範囲においては、即効的な効果は見られませんでした。
第一にFetch as Googleで作業し、1日の利用枠を超えた後に、新機能URLを検査機能でインデックス登録をリクエストの方が、効果的だと思います。
4-2 サイトマップを再送信する方法
この方法は、残念ながら2019年3月27日で終了です。
時すでにお寿司かもしれません。
記事をインデックス登録しても、サイトマップが何らかの理由で保留となるケースは、しばしば見られます。
サイトマップは、ブログの地図であり、記事ごとにグーグルBOTがクロールするよりも、はるかに効率よくクロールしてくれるので、必然的にSEO順位が上がります。
最低レベルとしては、インデックス登録に記事が掲載されることですが、さらにPV数を増やすには、サイトマップが保留にならないようにテストし、再送信する必要があります。
旧サーチコンソールのサイトマップの右上に「サイトマップの送信テスト」があるので、クリックしてテストの結果問題がなければ、再送信をクリックして、保留を解除するようリクエストします。
注意点は、毎日やると逆効果になるらしいです。
あまりにするとグーグル神の怒りに触れるともっぱらのうわさですので、数日に1回レベルでよろしいかと思います。
5 httpsにしてから、148日目の結果
はてなブログHTTPS地獄に陥ってから、毎日ひたすらにFetch as Googleの作業を進めてきました。
また、サイトマップ送信も数日に一度進めてきました。
一方で、モバイルフレンドリーにするために画像差し替え、リンク先見直し、内容の精査を続けてきました。
毎日の記事の更新とこれらHTTPS地獄脱出作業の並行作業は、聞くも涙語るも涙の作業の日々でした。
その結果です。
インデックス登録数は、763/842となりました。
登録率90.62%に回復です。
サイトマップです。
9つのサイトマップに706記事登録となりました。
登録率は、83.4%となりました!
(^^)/
ブログ初期の記事は、クオリティは悪いので、100%と言っていいと思います。
苦節148日間の地獄から脱出できました!
6 時すでにお寿司
時すでにお寿司とは、10代で静かなブームのキャラクターグッズです。
我が娘も密かに集めています。
時すでにお寿司。 プルームテック ケース 手帳型 プリント手帳 いろいろ寿司B (es-022) カード収納 WN-LC087406
我がはてなブログHTTPS地獄148日戦争は、ようやく終わりを告げそうですが、時すでにお寿司です。
グーグル神は、2019年3月12日(小さいのは3月2日と6日)に強力なコアアルゴリズムアップデートを行いました。
Google は2019年3月13日、検索エンジンのコアアルゴリズムを更新したことを公式 Twitter にて告知した。コアアルゴリズム更新は検索品質改善を目的に、年間を通じて定期的に実施されている。
同社によると昨日(12日)に実施した。日本国内でも12~13日にかけて一部の検索クエリで検索結果が大きく変わったことを確認している。
一昨年末の健康と医療に続いて、金融が中心らしいアップデートです。
お金に関する特化ブログの当サイトは、アップデートのおかげで、銀河の彼方に吹っ飛ばされてしまいました・・・。
時すでにお寿司・・・。
嗚呼!
グーグル神はなぜこのような試練を当弱小ブログに与えるのでしょうか。
2017年12月に、グーグル神は健康と医療のガセ情報の検索順位を吹っ飛ばしました。
ブログで生計を立てていた人が喰えなくなるほど影響は大きかった大事件です。
管理人がファンだった「アフィリエイト体験談 9割は失敗だった」も閉鎖に追い込まれました。
その後、グーグル神は、次に続くものは、YMYLとE-A-Tと予告していました。
YMYLとは「Your Money, Your Life」の略です。
お金と人生のような大切なことを適当に書くのは許さないよ!という意味です。
E-A-T
専門性(Expertise)
権威性(Authoritativeness)
信頼性(Trustworthiness)
どこの馬の骨が書いているような信ぴょう性のない記事は許さないよ!という意味です。
これでは、個人ブロガーはとても上位には行けそうもありません。
まさに当記事は、ガッツリ当てはまるので、今回のアップデートで銀河の彼方に飛ばされたのだと思います。
これからどうやって生きていけばいいのでしょう?
7 まとめ
いかがでしたか?
148日間かけて、ようやくHTTPS化に伴う地獄から脱出できました。
1 新グーグルサーチコンソールで、info:で検索
2 info:で見つからない記事は、できれば手直し後にFetch as Googleで登録をリクエスト
3 新グーグルサーチコンソールで、クロール済みーインデックス未登録一覧を検索
4 一覧からURLを検査し、「URLがGoogleに登録されていません」となったら、Fetch as Googleで登録をリクエスト
5 Fetch as Google利用枠を超えた場合は、「インデックス登録をリクエスト」でリクエスト
6 旧サーチコンソールでサイトマップを再送信(2019.3.27まで)
モバイルフレンドリーになるようブログを手直ししながらの作業は、先の見えない地獄の日々でしたが、なんとかインデックス登録復活もサイトマップ保留解除も行うことができました。
本当につらかったですが、達成感でいっぱいです。
参考になれば幸いです。
しかし、当サイトには、新たにコアアルゴリズムアップデートが襲いかかり、踏んだり蹴ったりが続いています。
はてなブログHTTPS地獄からの脱出に関しましては、元CAバンビ (id:zuboraca) さんとみにまる (id:minimalgreen) さんより多大なるアドバイスをいただきましたことに心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
ブログに愛と真の情報を
それでは